『ドキドキ!プリキュア』に登場するレジーナは、キングジコチューの娘を名乗りながら、主人公・相田マナに強い関心を寄せる謎めいた少女です。わがままで自由奔放な敵キャラクターとして登場しますが、物語が進むにつれて、その出生や父親との関係、マナに対する本当の気持ちが明らかになっていきます。
レジーナの声を担当するのは、声優の渡辺久美子。初登場は第13話で、第16話ではマナとの友情をめぐる重要なエピソードが描かれます。そして第46話「エースとレジーナ!誕生の真実!」では、円亜久里(キュアエース)やアン王女との驚くべき関係が判明します。
2026年現在、レジーナの物語を振り返るうえで見逃せないのが、テレビシリーズ最終回の先を描いた2024年刊行の公式小説です。ここでは、東映アニメーションの公式あらすじや講談社の作品情報をもとに、レジーナの正体、登場回、マナとの友情、キングジコチューとの関係、最終回後の姿まで詳しく解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- レジーナの声優:渡辺久美子が担当。『ケロロ軍曹』のケロロ役などでも知られる声優。
- 本当の正体:第46話でアン王女のプシュケーから生まれた存在だと判明する。
- マナとの関係:独占欲から始まった友情が、物語を通じて本当の愛情へと変化する。
- 円亜久里との関係:アン王女から生まれた光と影という対になる存在。
- 最終回後の現在:2024年刊行の公式続編小説では、マナたちと学校生活を送る姿が描かれている。
【レジーナは何者?声優・渡辺久美子とキャラクターの基本プロフィール】

レジーナは、2013年から2014年にかけて放送された『ドキドキ!プリキュア』に登場する重要キャラクターです。プリキュアたちと敵対するジコチュー側の少女で、キングジコチューの娘を名乗っています。
金髪の長い髪と特徴的なリボンが印象的で、明るく無邪気な振る舞いを見せる一方、非常にわがままな性格の持ち主です。自分が欲しいものは何としてでも手に入れようとし、他人の気持ちを考えずに行動することも少なくありません。
特に特徴的なのが、人間のプシュケーに働きかけ、人々をジコチューに変えてしまう能力です。敵としては非常に危険な存在ですが、単純に悪意だけで行動しているわけではありません。人間界の文化や食べ物に興味を示すなど、子どものような純粋さも持ち合わせています。
レジーナの声優は渡辺久美子
レジーナを演じるのは、声優の渡辺久美子(わたなべ・くみこ)です。
所属事務所のシグマ・セブンが公開しているプロフィールによると、10月7日生まれ、千葉県出身。代表的な出演作品には、次のようなものがあります。
- 『ケロロ軍曹』:ケロロ軍曹役
- 『あたしンち』:母役
- 『サザエさん』:花沢さん役
- 『犬夜叉』:七宝役
- 『ドキドキ!プリキュア』:レジーナ役
渡辺久美子の魅力は、コミカルな演技から感情のこもったシリアスな演技まで幅広く表現できることです。
レジーナの場合、わがままを言うときの子どもらしい勢い、マナに嫉妬するときの不安定な感情、そして父親への愛情を捨てられない苦しさが重要になります。こうした異なる感情を一人のキャラクターとして成立させている点も、演技の見どころです。
なお、東映アニメーションの関連CD情報でも、レジーナのキャラクターソング「あたしが一番」の歌唱キャラクターとして渡辺久美子の名前が記載されています。
【レジーナの初登場は第13話!重要な登場回と物語の変化】
レジーナの初登場回については、第12話と紹介されることがありますが、東映アニメーションの公式エピソード情報で確認すると、正しくは第13話「ついに発見!? 王女様の手がかり!」です。
第12話「マナの決意!あたし弟子をとります!」は、マナが早乙女純という少年を弟子にするエピソードです。レジーナが登場するのは、その次の第13話。ローズレディコンテストの会場でマナたちの前に現れ、物語に新たな緊張感をもたらします。
初登場時のレジーナは、マナたちのラビーズに興味を示し、意味深な言葉を残します。そして物語の最後に、自らをキングジコチューの娘だと名乗るのです。
レジーナの重要エピソード一覧
| 話数・時期 | エピソード・出来事 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 第12話・2013年4月21日 | マナが弟子をとる | レジーナはまだ登場しない |
| 第13話・2013年4月28日 | 初登場 | キングジコチューの娘を名乗る |
| 第16話・2013年5月19日 | レジーナ猛アタック! | マナとの友情と独占欲が描かれる |
| 第18話・2013年6月2日 | 最後のロイヤルクリスタル | ロイヤルクリスタルをめぐる謎が深まる |
| 第21話・2013年6月23日 | トランプ王国での戦い | 父親に反抗し、マナを守ろうとする |
| 第39話・2013年11月10日 | レジーナふたたび! | 再登場し、プリキュアと敵対する |
| 第44話・2013年12月15日 | マナのいないクリスマス | マナへの特別な感情が表面化する |
| 第46話・2014年1月5日 | 誕生の真実 | アン王女との出生の秘密が判明する |
| 第49話・2014年1月26日 | テレビシリーズ最終回 | プリキュアとともに最後の敵に立ち向かう |
特に注目したいのは、第16話、第21話、第44話、第46話、第49話です。
これらのエピソードを順番に見ることで、レジーナが単なる敵キャラクターから、マナたちにとって欠かせない仲間へと変化していく過程を理解できます。
【レジーナと相田マナの関係は?第16話で描かれた友情の真実】
レジーナの人物像を理解するうえで欠かせないのが、主人公・相田マナとの関係です。
レジーナは初めてマナと接したときから、彼女に強い興味を持ちます。そして第16話「レジーナ猛アタック!マナはあたしのモノ!」では、マナを自分の友達にしようと積極的に行動します。
第16話で明らかになるレジーナの独占欲
レジーナはマナに友達になろうと持ちかけます。マナもその申し出を受け入れますが、問題はレジーナが考える友情の形でした。
彼女はマナが六花やありす、真琴とも仲良くしていることを気に入りません。自分だけを見てほしいと考え、ほかの友達との関係を断つように求めます。
さらには、マナの周囲にいる人たちを遠ざけようとするなど、友情を独占しようとする行動まで見せます。
これに対してマナは、レジーナの要求を受け入れません。本当の友達なら、相手の間違いを指摘することも必要だと考えているからです。
東映アニメーションの第16話公式あらすじでは、マナがレジーナとの友情を続けたいと考えながらも、真琴や六花たちとの関係を大切にする姿が描かれています。
マナはなぜレジーナを信じ続けたのか
マナの特徴は、相手の立場や過去だけでその人を判断しないことです。
レジーナがキングジコチューの娘を名乗っていることを知っても、マナは彼女自身と向き合おうとします。悪い行動を許すわけではありませんが、相手の中にある善意や変化の可能性を信じています。
この姿勢は、レジーナにとって大きな意味を持ちます。これまで父親の愛情を中心に生きてきた彼女にとって、マナは自分の存在を認めてくれる特別な相手になっていくからです。
第44話で表面化するマナへの本当の気持ち
二人の関係が大きく動くのが第44話「ジコチューの罠!マナのいないクリスマス!」です。
レジーナはマナをプリキュアの仲間から引き離そうとします。しかし、六花たちの絆は離れていても変わらず、マナを大切に思う気持ちは揺らぎません。
その様子を見たレジーナは、自分の中にある感情に気づきます。そして、マナのことが好きだという気持ちを思わず口にします。
ただし、ここでレジーナは父親への愛情も捨てられません。マナを好きでありながら、パパも好き。この二つの気持ちの間で揺れ動く姿が、彼女の葛藤を象徴しています。
レジーナの成長は、単に敵から味方になるという変化ではありません。誰か一人に依存するような愛情から、複数の人を大切にする気持ちを学んでいく過程なのです。
【レジーナと円亜久里の関係は?アン王女の出生の秘密を解説】
レジーナの正体をめぐる最大の謎が解き明かされるのが、第46話「エースとレジーナ!誕生の真実!」です。
このエピソードによって、レジーナがキングジコチューの娘を名乗る理由だけでなく、円亜久里やアイちゃんとの関係まで明らかになります。
アン王女とキングジコチューの過去
物語の鍵を握るのは、トランプ王国のアン王女と、その父親である国王です。
アン王女は幼いころに母親を亡くしましたが、父親から深い愛情を受けて成長しました。しかし、ある日、王女が原因不明の病に倒れてしまいます。
娘を救いたいと願った国王は、伝説の戦士プリキュアが封印していた闇の力を解放する決断をします。その結果、王女は助かりますが、闇に取り込まれた国王はキングジコチューへと変貌してしまいます。
父親と戦わなければならなくなったアン王女は、父への愛情と世界の人々を守りたいという気持ちの間で苦悩します。
第46話で判明したレジーナとキュアエースの正体
アン王女は、自分のプシュケーを二つに分けます。
一つは、父親から受け取った愛に由来する黒い部分。もう一つは、世界の人々の笑顔を守ろうとする純粋な愛の部分です。
その二つのプシュケーから生まれた存在が、レジーナと円亜久里でした。
つまり、レジーナはアン王女の心の影の部分から生まれた存在であり、円亜久里は光の部分から生まれた存在なのです。
加えて、アン王女自身は卵となり、アイちゃんへと生まれ変わります。
この設定によって、レジーナ、円亜久里、アイちゃんの三者が、すべてアン王女に由来する存在であることが明らかになります。
レジーナは本当にキングジコチューの娘なのか
ここは誤解されやすいポイントです。
レジーナは物語の序盤からキングジコチューの娘を名乗っています。しかし、第46話で明らかになる出生の秘密を踏まえると、一般的な意味での生物学的な父娘関係とは異なります。
キングジコチューの正体は、もともとアン王女の父親だったトランプ王国の国王です。そしてレジーナは、その父親からアン王女が受け取った愛情の黒い側面から誕生しました。
したがって、レジーナがキングジコチューを父親として慕う感情には、物語上の明確な背景があります。
彼女がパパの愛を信じ続けたことは、単なる敵側への忠誠ではありません。自分の存在の根源にある愛情を守ろうとする行動でもあったのです。
ロイヤルクリスタルが示していた伏線
出生の秘密を理解するうえでは、ロイヤルクリスタルにも注目したいところです。
ロイヤルクリスタルは、トランプ王国に伝わる5つの宝石です。すべてを集めることで奇跡の切り札が現れるとされ、第18話では最後のクリスタルをめぐる争いが描かれます。
レジーナもクリスタルの一つを所有しており、ほかのクリスタルも手に入れようとします。
この宝石をめぐる物語は、トランプ王国の王家に関係する秘密へとつながる重要な伏線です。第46話で出生の真実が明かされると、それまでのレジーナの不可解な行動にも新たな意味が生まれます。
【キングジコチューとの関係はどう変わった?最終回の結末】
レジーナの物語をさらに深く理解するには、父親であるキングジコチューとの関係の変化を追う必要があります。
彼女は父親を心から愛しています。しかし、父親の望むことが必ずしも正しいとは限らないことを、マナとの交流を通じて学んでいきます。
第21話:父親に反抗してマナを守る
トランプ王国を訪れる第21話「トランプ王国へ!王女様を救え!」は、レジーナの成長を象徴する重要な回です。
キングジコチューは、人間界の人々までジコチューに変えようとします。しかし、レジーナはその計画に反対します。
父親から攻撃を受け、もう娘ではないと突き放されても、レジーナはマナを守ろうとします。
加えて、危険な状況でマナを助けようと自分を犠牲にする行動も見せます。この場面は、彼女の中にマナを大切にする気持ちが確かに育っていることを示しています。
第46話:出生の真実を知っても父親を選ぶ
自分がアン王女から生まれた存在だと知ったレジーナ。しかし、その事実を知ったからといって、すぐにキングジコチューへの愛情を捨てられるわけではありません。
第46話の終盤では、レジーナはパパの愛を感じていることを示し、最後までキングジコチューのもとで戦うと宣言します。
ここがレジーナの物語の難しいところです。マナを大切にしたい気持ちと、父親を愛する気持ちは、彼女の中で簡単に整理できるものではありません。
第47話・第48話:父親との決別と救済
第47話「キュアハートの決意!まもりたい約束!」では、キングジコチューが人間界に現れ、プリキュアたちとの戦いが本格化します。
レジーナの心も揺れ動きます。イーラからプシュケーの状態を指摘されるなど、彼女が抱える葛藤が表面化していきます。
続く第48話「ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!」では、マナたちの働きかけによってレジーナの心に再びドキドキが戻ります。
父親の怒りが爆発する中、レジーナはプリキュアたちとともにキングジコチューの内部へ向かい、国王を救うために行動します。
この展開で重要なのは、レジーナが父親を嫌いになったから敵対したのではないという点です。父親を大切に思うからこそ、闇に支配された父親を救おうとする方向へ変化したのです。
第49話:レジーナは最後の戦いでどうなった?
テレビシリーズ最終回は、第49話「あなたに届け!マイスイートハート!」です。
キングジコチューだったジャネジーを取り込んだベールは、逆にその力に取り込まれ、かつて宇宙を支配していたプロトジコチューへと変貌します。
プリキュアたちは最後の敵に立ち向かいます。この戦いにはレジーナも参加し、マナたちと力を合わせます。
プロトジコチューは圧倒的な力を持っていますが、プリキュアたちは仲間や家族との絆を力に変え、最後まで諦めません。
最終的にプロトジコチューは浄化され、大貝町とトランプ王国には平和が戻ります。国王も救われ、アン王女との別れを経て物語は幕を閉じます。
レジーナは最後までマナたちとともに戦う存在として描かれています。敵として登場した少女が、最終決戦では仲間として同じ方向を向いて戦う。この変化こそ、レジーナというキャラクターの大きな魅力です。
【レジーナの最終回後の現在は?2024年の公式小説で描かれたその後】
テレビシリーズが終了した後、レジーナがどうなったのか気になっているファンも多いはずです。
その疑問に答える作品が、講談社から2024年9月に刊行された『小説 ドキドキ!プリキュア』です。
著者はテレビシリーズのシリーズ構成も担当した山口亮太、原作は東堂いづみ、イラストは高橋晃。テレビシリーズ最終回の後を描く完全新作小説として発表されました。
最終決戦から1年後のレジーナ
講談社の公式作品紹介によると、小説の舞台は最後の戦いから1年後です。
マナ、六花、真琴、ありすの4人は日常生活を取り戻しています。そして、マナと六花が通う中学校にレジーナが入学してきます。
レジーナの騒がしい性格は相変わらずですが、亜久里も一緒に過ごす平穏な日々が描かれます。
ところが、かつての決戦で倒したはずのジコチューが再び現れ、マナたちの中学校生活最後の夏に新たな戦いが始まります。
小説はテレビシリーズの第50話から始まる
この小説の大きな特徴は、テレビアニメの最終話である第49話の続きとして、第50話から物語が始まることです。
つまり、単なるキャラクター紹介や番外編ではありません。テレビシリーズで描き切れなかった登場人物たちのその後を描く、正統な続編として位置づけられています。
加えて、物語の語り手は菱川六花です。これまでマナやレジーナを中心に描かれてきた関係性を、六花の視点から楽しめる点も特徴です。
書誌情報は次のとおりです。
- 書名:『小説 ドキドキ!プリキュア』
- 著者:山口亮太
- 原作:東堂いづみ
- イラスト:高橋晃
- 出版社:講談社
- 発売:2024年9月
- ページ数:453ページ
- ISBN:978-4-06-535699-9
2026年現在、レジーナの最終回後を知るうえでは、この公式続編小説が重要な作品です。テレビシリーズだけでは見られなかった、マナや亜久里と学校生活を送るレジーナの姿を楽しめます。
【ドキドキプリキュアのレジーナに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:レジーナの声優は誰ですか?
A1:渡辺久美子です。『ケロロ軍曹』のケロロ役や『あたしンち』の母役などでも知られる声優で、レジーナのわがままな一面や繊細な感情を演じています。
Q2:レジーナの初登場は第12話ですか?
A2:いいえ。東映アニメーションの公式エピソード情報では、第13話「ついに発見!? 王女様の手がかり!」が初登場回です。第12話はマナが弟子をとるエピソードです。
Q3:レジーナと円亜久里は姉妹なのですか?
A3:二人はアン王女のプシュケーから生まれた光と影の存在です。一般的な姉妹というより、同じ存在から分かれた対になるキャラクターと理解すると正確です。
Q4:レジーナは最終回でプリキュアになるのですか?
A4:テレビシリーズでは、レジーナがプリキュアに変身する展開はありません。ただし、第49話ではプリキュアたちと協力し、最後の敵プロトジコチューとの戦いに参加します。
Q5:最終回後のレジーナはどうなりましたか?
A5:2024年刊行の公式続編小説では、最後の戦いから1年後、マナと六花の中学校に入学しています。亜久里とも一緒に過ごす日常が描かれています。
まとめ:【プロの結論】レジーナの正体を知るとドキドキプリキュアの物語がもっと深くなる
『ドキドキ!プリキュア』のレジーナは、キングジコチューの娘を名乗る敵キャラクターとして登場します。しかし、その正体は第46話で明かされるアン王女の心から生まれた影の存在でした。
円亜久里が光の側面を担い、レジーナが影の側面を担う。そしてアン王女自身はアイちゃんとして生まれ変わる。この出生の秘密によって、作品全体に流れる「愛」と「自己中心的な感情」の対立が、より明確になります。
また、相田マナとの関係も重要です。最初は友達を独占しようとするわがままな少女でしたが、マナとの交流を通じて、誰かを大切にすることや、自分とは異なる気持ちを受け入れることを学んでいきました。
レジーナの物語を理解するために、特におすすめしたいのは第16話、第21話、第44話、第46話、第49話です。友情の始まり、父親との葛藤、出生の真実、そして最後の戦いまで、彼女の変化を一通り追うことができます。
加えて、テレビシリーズのその後を知りたい場合は、2024年刊行の『小説 ドキドキ!プリキュア』も見逃せません。マナたちと学校生活を送るレジーナの姿は、テレビシリーズの結末を知ったファンにとってうれしい続編です。
敵か味方かという単純な区分では語れない、愛情と葛藤を抱えた少女。それがレジーナというキャラクターの本質です。彼女の出生の秘密を知ったうえで作品を見返すと、初登場時の言動から最終決戦まで、数々の場面が違った意味を持って見えてくるはずです。
主な事実確認資料:東映アニメーション公式エピソード・キャラクター情報、シグマ・セブン公式プロフィール、講談社公式書誌情報。