『ブルーロック』の凪誠士郎は、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)の最終年俸ランキングで24位となり、U-20日本代表の選考から外れました。天才と称された凪が、わずか100万円の差で代表入りを逃した展開は、物語の大きな転換点です。
しかし、凪の物語は脱落で終わったわけではありません。御影玲王との別れを経て、不乱蔦宏俊が主導する「SIDE-B」に参加。2026年10月26日時点の最新公開話である第365話「異界種」までに、凪は第1ステージを突破し、第2ステージ「タブーゲーム」へ進んでいます。ただし、U-20日本代表への復帰や第2ステージの突破は、まだ確定していません。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 脱落の理由:新英雄大戦の最終年俸は2,400万円で24位。才能の不足というより、プレーの再現性と競争への熱を失ったことが大きな問題だった。
- 玲王との別れ:第300話前後で2人が追いかけてきた世界一の夢はいったん別々の道へ。凪は自分自身のエゴを取り戻す必要に迫られた。
- 2026年の現在:SIDE-Bの第1ステージを突破し、第2ステージ「タブーゲーム」に進出。トラップ禁止という条件下での再起が焦点になっている。
【結論】凪誠士郎は脱落後どうなった?2026年最新話の現在

最初に押さえておきたいのは、凪誠士郎の「脱落」が、サッカー選手としての人生そのものの終了を意味するわけではないという点です。
凪が脱落したのは、絵心甚八が率いるブルーロックの新英雄大戦における選考です。最終年俸ランキングで上位23名に入れなかったため、U-20ワールドカップに臨む日本代表の当初の登録メンバーから外れました。
一方、物語では日本代表とは別の選考ルートとしてSIDE-Bが動き始めます。凪はこのプロジェクトで再び生き残りを懸けた勝負に挑み、2026年6月掲載の第349話「RE-LIVE」で第1ステージを突破。その後、第363話「TABOO GAME」では第2ステージの内容が発表されました。
講談社の公式漫画アプリ「マガポケ」の掲載情報によると、第365話「異界種」は2026年10月21日に配信されています。この最新公開話では本編の日本対イングランド戦が描かれており、凪のSIDE-Bにおける第2ステージの最終結果はまだ明らかになっていません。
つまり、2026年10月26日現在の凪は、U-20日本代表には選ばれていないものの、SIDE-Bで復活を目指している段階です。日本代表への再合流が決まったわけでも、選考から完全に消えたわけでもありません。
【脱落理由】新英雄大戦の最終年俸ランキングで凪が24位になったのはなぜ?
凪誠士郎の脱落が決まったのは、原作第298話から第299話にかけて描かれた新英雄大戦の最終査定です。上位23名がU-20日本代表に選ばれる仕組みのなかで、凪は24位に沈みました。
最も衝撃的なのは、凪が新英雄大戦の序盤から能力を発揮できなかった選手ではないことです。むしろ、ドイツのバスタード・ミュンヘンとの試合では、御影玲王との連携から生まれた驚異的なゴールによって、一躍注目を集めました。
その後の年俸推移を見ると、凪の問題は一度も活躍できなかったことではなく、突出したプレーを継続的な評価につなげられなかったことにあります。
| 時点・出来事 | 凪の年俸・順位 | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 新英雄大戦中盤・ドイツ戦後 | 8,800万円・2位 | 五連式の連続ボレーによる圧倒的なインパクト |
| 第6戦後 | 4,300万円・5位 | 序盤の高評価を維持できず、順位が下落 |
| 第8戦後 | 4,000万円・11位 | 継続的な活躍を示せず、代表ボーダーに接近 |
| 最終査定・第299話 | 2,400万円・24位 | 上位23名の代表選考ラインに届かず |
| 最終査定の当落比較 | 七星虹郎は2,500万円・23位 | 凪との差はわずか100万円 |
理由1:奇跡のゴールで目標を達成し、熱を失った
凪の失速を理解するうえで重要なのが、潔世一に勝つという目標です。
凪は玲王に誘われてサッカーを始め、当初は自分から何かを追い求めるタイプではありませんでした。しかし、潔との出会いを通じて競争心が芽生え、サッカーに熱中するようになります。
ところが、新英雄大戦のドイツ戦で、凪は玲王との連携によって常識外れの連続ボレーを成功させます。そのゴールで潔を上回ったという実感を得たことが、皮肉にも次の目標を見失うきっかけになりました。
第299話「BLUE TEARS」で絵心甚八が指摘したのは、凪が才能を持っていないということではありません。才能以上の結果を偶然生み出したにもかかわらず、その成功を自分の実力として受け止め、そこで満足してしまったことです。
絵心の評価を要約すれば、凪は成功を足掛かりにさらに上を目指すのではなく、成功そのものによって欲求が満たされてしまったのです。
理由2:天才的な一発を、再現可能な武器にできなかった
凪の最大の武器は、どんなボールでも自在に操るようなトラップ技術です。難しいボールを収め、予想外の角度からシュートにつなげる能力は、ほかの選手には簡単に真似できません。
しかし、ストライカーに求められるのは、一度だけ観客を驚かせることではありません。相手に研究され、対策されても、繰り返し得点を生み出せることが重要です。
五連式の連続ボレーは凪の才能を証明する一方、その成功を再現できるだけの自発的な意欲や戦術的な積み重ねが不足していたことも浮き彫りにしました。その後の試合では、序盤のような圧倒的な存在感を維持できず、評価は下がっていきます。
理由3:最終戦でも十分な評価を取り戻せなかった
新英雄大戦の最終戦では、マンシャイン・シティがFCバルチャに2対3で敗れました。この試合では玲王が得点を挙げて評価を伸ばした一方、凪は代表入りに必要なだけの結果を残せませんでした。
凪の最終年俸は2,400万円。23位の七星虹郎は2,500万円でした。差は100万円しかありませんが、選考基準が順位である以上、この差が代表入りと落選を分けました。
ここで重要なのは、24位という数字が凪のサッカー能力の絶対的な順位を意味するわけではないことです。あくまで新英雄大戦におけるクラブ側の査定結果であり、限られた試合のなかでどれだけ継続的な価値を示せたかが反映されています。
【御影玲王との別れ】凪と玲王はなぜ別々の道を選んだのか
凪誠士郎の脱落を語るうえで欠かせないのが、御影玲王との関係です。2人はサッカーを始めた当初から行動を共にし、世界一になるという夢を共有してきました。しかし、新英雄大戦では、その強い結びつきが成長を妨げる要因として描かれます。
玲王の献身が、凪の自立を難しくしていた
玲王は凪の才能を誰よりも信じ、凪と一緒に世界一になるために努力を続けてきました。凪が難しい局面に直面しても、玲王は連携によってその能力を引き出そうとします。
ところが、クリス・プリンスの指導のもとで新英雄大戦を戦うなか、アギは凪と玲王の関係に疑問を呈します。2人が互いを頼り続けることで、それぞれが単独で成長する機会を失っているのではないかという指摘です。
この問題は、単純に玲王が凪を甘やかしたという話ではありません。玲王にも凪と世界一になるという夢があり、凪も玲王とサッカーをすることに幸福を感じていました。2人の望みが一致していたからこそ、関係を変えることが難しかったのです。
第300話「イノセント」で描かれた決別
最終査定後、玲王は凪の脱落を受け入れられず、絵心に再評価を求めます。凪の才能を信じていた玲王にとって、2人で追いかけた夢が突然途切れることは耐え難い出来事でした。
しかし、凪は玲王に対して、潔に勝つことと玲王とサッカーを続けることに満足していた自分を認めます。2人で過ごした時間を否定するのではなく、その幸福に満足してしまったことが、自分の敗因だったと受け止めたのです。
そして凪は、玲王に自分抜きで世界一を目指してほしいと願い、別々の道へ進む決断をします。潔も凪にサッカーを続けるよう声をかけますが、凪は敗者の門をくぐり、ブルーロックの選考から去っていきました。
この別れは、玲王との友情を完全に断ち切ったという意味ではありません。2人で世界一を目指す関係をいったん終わらせ、互いが独立したエゴイストになるための区切りです。
実際、最終年俸で玲王は7,800万円の7位に入り、日本代表に選ばれました。対して凪は24位。2人の明暗が分かれた結果は、玲王が最後に自分自身のプレーで評価を取り戻したことと対照的です。
【SIDE-Bの現在】不乱蔦宏俊の選考で凪はどこまで進んだ?
凪の物語は、ブルーロックからの脱落で終わりませんでした。U-20ワールドカップ編では、日本代表の試合が進む一方、裏側で日本フットボール連合会長の不乱蔦宏俊が主導する「SIDE-B」が動き始めます。
SIDE-Bは、代表から外れた選手たちが生き残りを懸けて戦う別ルートの選考です。凪にとっては、再び自分の力を証明し、日本代表への合流を目指すための機会となっています。
第1ステージ「鳥かご」では最初の挑戦に失敗
SIDE-Bの第1ステージは「鳥かご」です。11人がボールを回すなか、2人の「鳥」が136秒以内にボールを奪えばクリアとなり、突破できるのは先着3ペア、合計6人という厳しいルールが設けられています。
第348話「コレだよコレ」では、凪は吉良涼介と組んで最初の挑戦に臨みます。しかし、2人は制限時間内にボールを奪えず、突破を逃しました。
加えて、新導ハネルの予測しにくいプレーによって凪は顔面にボールを受けます。この出来事は、単なる身体的なダメージにとどまらず、凪のなかに久しく失われていた競争への熱を呼び起こすきっかけになりました。
第349話「RE-LIVE」で第1ステージを突破
再挑戦では、凪は水木しげおと組みます。水木の運動量と、凪の状況を読み取る能力がかみ合い、2人は相手のパス回しを崩していきました。
最後は凪が空中でボールを奪い、第1ステージを突破。アニメイトタイムズが紹介した第349話の展開でも、凪が水木と連携して鳥かごをクリアしたことが大きなポイントとして取り上げられています。
この場面で注目したいのは、凪が潔や玲王と一緒にいない状況で、再び勝負そのものに熱を感じ始めたことです。これまでの凪は、誰かとの関係や特定の目標によって能力を引き出される場面が目立ちました。SIDE-Bでは、自分自身が競争の渦中にいることによって、サッカーへの意欲を取り戻し始めています。
第363話「TABOO GAME」で第2ステージが始動
第1ステージを突破した選手たちは、第363話「TABOO GAME」で次の選考へ進みます。不乱蔦が発表した第2ステージの名称は「タブーゲーム」です。
ルールは、選手たちが自由に6人組のチームを作り、トーナメント形式のミニゲームを戦うというもの。各ブロックで優勝したチームだけが第3ステージへ進めます。
加えて、選手ごとに禁止プレーが設定されていることも大きな特徴です。凪に課された禁止事項は、最大の武器ともいえるトラップ。得意な技術を封じられた状態で、どのようにチームに貢献するのかが問われます。
2026年10月26日時点では、第365話までにタブーゲームの最終結果は描かれていません。凪が第2ステージを突破したのか、どの選手とチームを組むのか、そして第3ステージへ進めるのかは、今後の展開を待つ必要があります。
【凪誠士郎の復活可能性】U-20日本代表に戻るための条件とは
凪の復活を考えるうえで、まず区別したいのは「才能を取り戻すこと」と「日本代表に復帰すること」は別の問題だという点です。
凪がSIDE-Bで再び輝きを取り戻したとしても、それだけで代表への合流が確定するわけではありません。選考を勝ち抜き、用意された合流の機会をつかむ必要があります。
復活の鍵1:トラップ以外でも勝負できるか
凪の武器を封じるタブーゲームは、復活の可能性を占ううえで重要な試験です。トラップが禁止されることで、これまでの凪のプレーは大きな制約を受けます。
ここで問われるのは、得意技を封じられたときに何ができるかということです。味方の動きを利用する判断、ボールを奪うための予測、状況に応じた連携など、トラップ以外の要素で価値を示せれば、凪のプレーは新しい段階へ進む可能性があります。
第1ステージで水木と連携して突破したことは、その兆しとして注目できます。自分一人の技術を披露するだけでなく、状況に応じて相手を崩すプレーを選べたことは、過去の凪との違いを考える材料になります。
復活の鍵2:誰かに満足させてもらうのではなく、自分で目標を持てるか
新英雄大戦での凪の失速は、玲王と組んだこと自体が悪かったからではありません。問題は、潔に勝つという目標を達成した後、その先にある欲望を見つけられなかったことでした。
そのため、凪が再起するには、玲王との関係を元に戻すことだけでは不十分です。潔を倒すことや玲王と一緒にプレーすること以外に、自分が何を望み、なぜ勝ちたいのかを見つける必要があります。
SIDE-Bでの競争は、これまでの仲間がいない環境で、凪自身の意思が試される場です。そこで生まれる勝ちたいという感情が一時的なものにとどまらず、継続的な成長につながるかどうかが大きな焦点になります。
復活の鍵3:SIDE-Bを勝ち抜き、代表合流の機会をつかめるか
精神面やプレー面で変化が見られても、選考で結果を出さなければ代表入りには届きません。タブーゲームでは、凪自身の能力に加え、チーム編成や味方との連携も重要になります。
加えて、SIDE-Bで選考を勝ち抜くことと、日本代表側の大会進出状況も関係します。現段階では、凪が代表に復帰するための条件をすべて満たしたわけではありません。
したがって、現時点で「凪は必ず復活する」と断定するのは早計です。一方で、SIDE-Bの第1ステージ突破や、トラップ禁止という具体的な試練が描かれていることから、物語が凪の再起を重要なテーマとして扱っていることは読み取れます。
【よくある誤解を整理】凪誠士郎の脱落後について知っておきたいこと
凪の脱落をめぐっては、順位の意味やSIDE-Bの位置づけについて混同しやすい点があります。ここでは、原作の展開を理解するために押さえておきたいポイントを整理します。
24位は凪のサッカー能力が24番目という意味ではない
新英雄大戦の年俸ランキングは、参加選手の能力をあらゆる面から測定した絶対評価ではありません。試合でのパフォーマンスや継続的な活躍をもとにした査定であり、凪はその選考において24位となりました。
実際、凪は序盤に8,800万円の評価を受けています。最終的に2,400万円まで下がったことは、潜在能力が急に消えたというよりも、試合を通じて期待された成果を継続できなかったことを示しています。
SIDE-Bへの参加は、日本代表復帰の確定を意味しない
SIDE-Bは、脱落した選手が再び選考に挑戦するための別ルートです。第1ステージを突破した凪には次の勝負へ進む機会が残されていますが、代表入りが決まったわけではありません。
第2ステージの結果や、その先の選考を経て、凪がどこまで勝ち進むかが重要です。復活の可能性と復活の確定は、明確に分けて考える必要があります。
玲王と別れたからといって、2人の関係が完全に消えたわけではない
第300話「イノセント」で描かれた別れは、2人が共有してきた夢をいったん終わらせ、それぞれが自分自身の道を歩むための決断です。友情や過去の絆そのものを否定したわけではありません。
今後、凪が自分のエゴを取り戻し、玲王も独立した選手として成長したとき、2人がどのような関係を築くのかは大きな見どころです。ただし、以前と同じ形でコンビを再結成するかどうかは、まだ確定していません。
【凪誠士郎脱落その後】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:凪誠士郎は本当にブルーロックを脱落したのですか?
A1:はい。新英雄大戦の最終年俸ランキングで24位となり、上位23名のU-20日本代表選考から外れました。ただし、物語から完全に退場したわけではなく、現在はSIDE-Bで再起を目指しています。
Q2:凪誠士郎が脱落した理由は何ですか?
A2:大きな理由は、潔世一に勝つという目標を達成したことで満足し、その後の試合で継続的な活躍を示せなかったことです。天才的な技術がなくなったというより、成功を次の成長につなげられなかった点が問題でした。
Q3:凪誠士郎と御影玲王は別れてしまったのですか?
A3:第300話「イノセント」で、2人は一緒に世界一を目指す関係にいったん区切りをつけました。玲王は日本代表に選ばれ、凪はSIDE-Bで再起を目指しています。今後の関係がどう変化するかは、まだ確定していません。
Q4:2026年最新話で凪はどこまで進んでいますか?
A4:2026年10月26日時点の最新公開話は第365話「異界種」です。凪はSIDE-Bの第1ステージ「鳥かご」を突破し、第2ステージ「タブーゲーム」へ進んでいます。ただし、第2ステージの突破はまだ確認できません。
Q5:凪誠士郎はU-20日本代表に復帰できますか?
A5:復帰の可能性は残されています。SIDE-Bは再起を目指す選考ルートですが、凪がこの先の選考を勝ち抜き、代表合流の機会をつかめるかは未確定です。現時点では、復帰を確定事項として扱うことはできません。
Q6:SIDE-Bの第2ステージで凪に課された禁止事項は何ですか?
A6:凪に課された禁止事項はトラップです。最大の武器を封じられた状態で、どのようにボールを奪い、味方と連携し、勝利に貢献するかが注目されています。
まとめ:凪誠士郎の復活は「天才の証明」から「自分のエゴの確立」へ
凪誠士郎の脱落は、才能が足りなかったから起きた出来事ではありません。新英雄大戦で一度は圧倒的な結果を残しながら、その成功に満足し、継続的に勝利を追い求める姿勢を失ったことが大きな要因でした。
最終年俸は2,400万円の24位。七星虹郎との差はわずか100万円でしたが、凪はU-20日本代表の当初の選考から外れ、御影玲王とも別々の道を歩むことになります。
それでも、凪にはSIDE-Bという再挑戦の場が残されています。第1ステージの鳥かごを突破し、第2ステージではトラップ禁止という厳しい条件に直面しています。自分の武器が使えない環境で、どこまで新しい価値を生み出せるかが今後の焦点です。
今後の展開を追う際に注目したいのは、単に凪が代表に戻るかどうかだけではありません。自分自身の意思で勝利を求め、誰かとの連携に頼り切らずに結果を出せる選手へ変化できるかどうかです。
2026年10月26日時点では、凪の代表復帰もSIDE-B第2ステージの突破も確定していません。しかし、かつて成功に満足してしまった天才が、もう一度自分の欲望を見つけられるのか。その過程こそが、凪誠士郎の脱落後を読むうえで最も要点です。