ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 昆虫食自動販売機はどこにある?2026年最新の設置場所・商品・費用を徹底解剖

昆虫食自動販売機はどこにある?2026年最新の設置場所・商品・費用を徹底解剖

白石 澪 白石 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

昆虫食自動販売機は、コオロギスナックや昆虫の素揚げ・乾燥食品、タガメサイダーなどを購入できる、ちょっと珍しい自動販売機です。東京の秋葉原や高田馬場をはじめ、北海道から九州まで各地に設置記録があり、昆虫食を観光や地域活性化のきっかけにする取り組みも進められてきました。

2026年10月現在、設置場所を調べるうえで参考になるのが、昆虫食の普及活動を行う「セミたま」の全国設置場所まとめです。同サイトには「全国77ヶ所」と掲げられた一覧があり、2026年9月22日の更新表示も確認できます。ただし、過去の設置情報や撤去済みの場所も含まれるため、掲載されているすべての自販機が現在稼働しているとは限りません。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 設置場所:セミたまの全国一覧を起点に、秋葉原・高田馬場・渋谷などの設置記録と、各地の候補地を確認できます。
  • 商品と値段:MOGBUGの昆虫スナック、コオロギ加工食品、タガメサイダーなどが代表例。通販の参考価格は数百円の商品から1,000円を超える商品まで幅があります。
  • 導入費用:セミたまが2022年に公表した事例では、自販機本体が約120万円、リースは月額2万〜3万円が目安でした。現在の導入価格や利益は個別条件で変わります。

【2026年最新】昆虫食自動販売機はどこにある?全国の設置場所を整理

昆虫食自動販売機

全国の設置場所を探すなら、まず確認したいのが、セミたまの公式コラム「全国77ヶ所・昆虫食自動販売機の設置場所まとめ」です。北海道、東北、関東、中部、九州など、幅広い地域の設置事例が掲載されています。

ただし、「全国77ヶ所」という表記は、全国に77台が現在も稼働していることを保証する数字ではありません。設置時期が2018年や2019年の場所もあれば、2021〜2023年に設置された場所もあります。浅草地下街のように、撤去時期まで明記された事例も存在します。

設置先の傾向を見ると、昆虫食自販機は一般的な飲料自販機とは異なり、リサイクルショップ、観光施設、商店街、飲食店、地域の物販施設などに設置されてきました。普段の買い物のついでに立ち寄る場所だけでなく、珍しい商品を目当てに人が訪れる場所との相性もあります。

全国一覧に掲載されている主な設置記録は、次のとおりです。いずれも訪問前には現在の稼働状況を確認してください。

  • 北海道:札幌市の万代札幌藤野店、ジュンスポーツクラブ清田店、自販機ランド、函館市の函館山ロープウェイ周辺など。
  • 東北:青森県三沢市のスカイプラザミサワ前、八戸市の萬屋八戸城下店、秋田県大仙市など。
  • 関東:東京都の秋葉原・高田馬場・上野、群馬県高崎市のゲオ飯塚店前、千葉市の千葉スズキ販売アリーナ美浜、神奈川県横浜市の瀬谷駅前など。
  • 中部:山梨県昭和町、静岡市のジーンズショップオサダ東静岡店、藤枝市のオーレ藤枝、長野県中野市や阿智村など。
  • 九州:福岡県朝倉市・北九州市、長崎県佐世保市・大村市・平戸市、大分県別府市・中津市、熊本市、鹿児島県霧島市など。

特に注目したいのは、熊本市中央区北千反畑町の「ディスカバーバルーン」です。セミたまの一覧では、2018年9月29日に設置された事例として紹介されています。全国に昆虫食自販機が広がっていく過程を知るうえで、初期の設置例にあたります。

一方、現在の設置状況を調べる際には、設置日と営業中かどうかを分けて考える必要があります。住所が掲載されていても、店舗の移転、施設の閉鎖、自販機の撤去、商品補充の停止などが起きている可能性があるためです。

【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com)

【東京の注目スポット】秋葉原・高田馬場・渋谷とセミたまの取り組み

昆虫食自動販売機の話題を振り返るうえで、東京の秋葉原、高田馬場、渋谷は外せません。昆虫食の販売を専門とする取り組みだけでなく、商品を目立たせるデザインや、これまで昆虫を食べたことのない人に向けた商品構成が話題になりました。

秋葉原:MOGBUGの自動販売機

秋葉原では、昆虫料理を扱う「米とサーカス」がプロデュースした昆虫食ブランド「MOGBUG(モグバク)」の自動販売機が、2019年7月9日から稼働したと当時の報道に記録されています。設置先として報じられたのは、東京都千代田区神田佐久間町2-14-7の「ラフィーネ秋葉原」店頭です。

当時の自販機では、乾燥させて味付けした昆虫スナックやプロテインバーなどを販売。2019年の報道では13種類の商品が紹介され、価格帯は500〜1,000円でした。商品にはコオロギ、スーパーワーム、サゴワーム、オケラ、カイコ、カブトムシ、サソリなどが含まれていました。

なお、設置場所の紹介ページでは「米とサーカス」の名称で掲載されている記録もあります。過去の設置情報と当時の報道では表記に違いがあるため、現在も同じ場所で買えると考えるのは早計です。MOGBUGの当時の販売実績と、2026年の現地での購入可否は区別して確認しましょう。

高田馬場:米とサーカスの設置記録

新宿区高田馬場2-19-8にも、2019年4月27日に昆虫食自販機が設置された記録があります。飲食店と昆虫食の販売を結びつけた事例で、秋葉原の自販機と比較する紹介記事も公開されていました。

飲食店に関連する設置場所は、食事や観光のついでに商品を購入できる点が特徴です。ただし、過去の設置日が分かっていても、現在の機械の稼働状況や販売商品までは保証されません。

渋谷:セミたまが2020年11月にプロデュース

セミたまは2020年11月18日、東京都渋谷区本町4-43-5に設置された昆虫食自動販売機について活動レポートを公開しました。設置場所は、はんこ店「晶美堂」の前と紹介され、都営大江戸線の西新宿五丁目駅や京王線の初台駅からアクセスするエリアです。

この取り組みの特徴は、昆虫を珍しい見世物としてだけでなく、日常の食事やおやつとして取り入れてもらうことを目指した点にあります。セミたまの公式レポートでは、国内製造・国産昆虫の商品を中心に、コオロギせんべい、コオロギのおつまみ、タガメサイダー、コオロギのゴーフレット、蚕糞茶、スズメバチやバッタを使った商品などが紹介されました。

姿の分かる昆虫食品だけでなく、粉末やフレーバーを使った加工食品を並べたのも、このコンセプトに沿った工夫です。見た目への抵抗感を抑えながら、食べるきっかけを増やすことを狙っていました。

【商品ラインナップ比較】MOGBUG・バグズファーム・タガメサイダーの違い

昆虫食自販機の商品は、昆虫の姿をそのまま楽しむタイプから、粉末やエキスを使った加工食品まで幅広くあります。何を選ぶかは、昆虫食の経験だけでなく、見た目への抵抗感、味の好み、購入目的によっても変わります。

代表的な商品を比較すると、次のようになります。価格は、過去の自販機報道またはバグズファームの通販サイトで確認できる参考価格です。自販機での現在価格や在庫を示すものではありません。

商品・ブランド 商品タイプ 参考価格 選ぶ際のポイント
MOGBUG(モグバク) 乾燥昆虫スナック、プロテインバーなど 500〜1,000円(2019年の自販機報道) 昆虫の姿を楽しむ商品が中心。現在の自販機販売状況は別途確認が必要。
未来コオロギオツマミ コオロギを使った加工食品 346円(バグズファーム通販の表示価格) 少額から試しやすい加工食品。味付けや原材料表示を確認したい。
香る昆虫 タガメサイダー タガメ由来の香りを特徴とする飲料 481円/200ml(バグズファーム通販の表示価格) 昆虫の姿そのものではなく、香りや飲み物としての体験を楽しむ商品。
セミ幼虫 10g セミを使った昆虫食品 1,675円(バグズファーム通販の表示価格) 昆虫そのものを食べてみたい人向け。見た目や内容量を確認して選びたい。
昆虫食初心者セット 飲料やスナックなどの組み合わせ 1,057円の商品例(バグズファーム通販の表示価格) 複数の商品を試せるセット。組み合わせや在庫によって価格は変わる。

MOGBUGは昆虫の姿を楽しむ商品が特徴

MOGBUGの秋葉原での展開は、昆虫の形を残した食品を、ポップなパッケージで販売した点が特徴でした。2019年当時の報道では、コオロギやカイコだけでなく、カブトムシやサソリなどもラインナップに含まれていました。

こうした商品は、初めて昆虫食を試す人にとって心理的なハードルが高い一方、珍しいものを体験したい人には分かりやすい魅力があります。現在の取り扱い商品については、過去のラインナップをそのまま現行商品とみなさないことが大切です。

バグズファームは昆虫食を幅広く扱う通販ショップ

バグズファームは、昆虫食に加え、昆虫をモチーフにした雑貨やアパレルも扱うショップです。公式通販の商品分類には、コオロギ・バッタ、セミ・タガメ、ミルワーム、アリ・ハチなどの種類別カテゴリーのほか、スナック、パウダー、麺、バー、飲料、レトルト食品などの加工状態別カテゴリーがあります。

通販で取り扱いが確認できることと、特定の自動販売機に商品が入っていることは別です。目当ての商品がある場合は、現地で購入できると決めつけず、商品名と販売場所を分けて確認しましょう。

タガメサイダーは「昆虫の姿」に抵抗がある人にも選択肢

タガメサイダーは、タガメ由来の香りを特徴とする飲料です。昆虫の形をそのまま見せるスナックとは異なり、飲み物という形で昆虫由来の風味を体験できます。

ただし、タガメを使った商品だからといって、すべての商品が同じ香りや味とは限りません。原材料や内容量、販売元の商品説明を確認してから購入するのがおすすめです。

【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:townnews.co.jp)

【値段・購入方法】昆虫食自販機で買う前に知っておきたいこと

昆虫食自販機の値段は、商品によって大きく異なります。2019年のMOGBUGの報道では500〜1,000円の商品が紹介され、バグズファームの通販では数百円の加工食品から、1,000円を超える昆虫食品まで販売されています。

ただし、通販価格と自販機の販売価格は同じとは限りません。自販機では設置者による価格設定や商品構成が異なるうえ、包装や容器の仕様、販売方式によっても違いが生じます。特定の自販機の現在価格を知りたい場合は、その機械に掲示された価格を確認する必要があります。

購入時に確認したい4つのポイント

  • 販売場所:住所だけでなく、設置施設名、入口や店頭の位置、施設の営業状況を確認する。
  • 商品ラインナップ:コオロギスナック、乾燥昆虫、タガメサイダーなど、目当ての商品があるかを確認する。
  • 支払い方法:現金のみか、キャッシュレス決済に対応しているかを現地の表示で確認する。
  • 食品表示:原材料、内容量、賞味期限、保存方法、アレルギーに関する注意事項を確認する。

昆虫食自販機のなかには、商品の重量が軽いために、飲料用の自販機に対応させる工夫をした事例もあります。セミたまの設置ノウハウ記事では、飲料系と食品系の自販機で商品を収納する方法や、軽量商品の販売に必要な工夫が異なると説明されています。

購入する側にとって重要なのは、珍しさだけで選ばないことです。初めてなら、味付けされたスナックや加工食品から試す方法もあります。昆虫の姿が分かる商品に興味がある場合は、内容物や見た目を事前に確認し、自分が無理なく楽しめるものを選びましょう。

【導入費用・設置条件】昆虫食自販機ビジネスの仕組みと売上の実態

昆虫食自販機を導入したい事業者にとって、最初に考えるべきなのは、機械の購入費用だけではありません。設置場所の確保、電源、商品の仕入れ、賞味期限の管理、補充作業、販売促進まで含めて収支を組み立てる必要があります。

セミたまが2022年3月に公開した設置ノウハウ記事では、同団体が扱った食品系自販機の本体価格について約120万円と紹介しています。また、リースの月額は2万〜3万円、電気代は月額3,000〜4,000円程度、ラッピング費用はデザイン費を除いて約10万円という参考値が示されていました。

これらは2022年時点の運営者による事例であり、2026年の最新見積もりではありません。機種、冷蔵・保冷機能、決済方式、設置工事、契約内容によって費用は変わります。導入を検討する際は、複数の事業者から現在の条件で見積もりを取ることが必要です。

導入方法は「独自運営」「一部委託」「全委託」

セミたまの説明では、運営方法は大きく3つに整理できます。どこまで自分で管理するかによって、初期投資、日々の作業、利益の受け取り方が異なります。

  • 独自運営:自分で自販機を用意し、商品を仕入れ、価格設定や補充を行う。自由度が高い一方、売れ残りや維持費のリスクも自分で負担する。
  • 一部委託:機械や商品構成などの一部を委託し、補充などを自分で担当する方式。初期投資を抑えやすいが、契約によって担当範囲が異なる。
  • 全委託:自販機や商品補充などの運営を委託し、設置場所を提供する方式。管理負担を減らしやすい一方、収益条件は契約次第となる。

委託方式なら必ず利益が出る、あるいは初期費用が一切かからないとは限りません。設置地域、契約条件、設置先の役割、売上に対する配分などを確認する必要があります。商品の仕入れや補充まで委託できる事業者は限られ、対応エリアも一律ではありません。

売上を左右するのは立地と在庫管理

昆虫食自販機の売上は、通行量だけで決まるものではありません。セミたまの設置ノウハウ記事では、人目につきやすい場所が有利である一方、同じ場所に長く設置すると売上が鈍化することや、賞味期限のある商品を適切に補充する必要性が説明されています。

同記事では、販売商品の賞味期限について3〜4か月程度の商品が多いとし、セミたま自身はおおむね月1回の追加購入を行う運営例を紹介しています。商品を大量に仕入れれば単純に効率が上がるわけではなく、売れ残りや廃棄のリスクも考慮しなければなりません。

また、珍しい商品を扱う自販機は、話題性やメディア露出が集客につながる可能性があります。しかし、設置直後に注目されても、その後も同じ販売量が続くとは限りません。機械の費用、電気代、設置場所の費用、商品の原価、補充の人件費、決済手数料、廃棄損失などを計算し、利益が残るかを判断する必要があります。

全国共通の売上実績や利益率を示す確かな数字がなければ、「昆虫食自販機なら必ず儲かる」と判断することはできません。事業として導入するなら、設置候補地の人通り、ターゲットとなる客層、商品の回転率、競合する自販機の有無を調べ、小規模な試験運用から始めるのが現実的です。

【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:mebuku.city)

【設置方法・法規制】食品衛生とアレルギーの注意点

昆虫食自販機を設置する場合は、機械の購入や商品の仕入れに加え、食品の販売に関する法令や衛生管理を確認する必要があります。特に、包装済みの商品をそのまま販売する場合と、自販機の内部で食品を調理・加工して販売する場合では、適用される手続きや衛生上の要件が異なる可能性があります。

設置前に確認すべき条件

  • 設置スペース:機械本体だけでなく、商品補充のために扉を開けるスペースや、通行の妨げにならない配置が必要。
  • 電源と温度管理:機種に応じた電源を確保し、商品の表示に従って適切に保管できる環境を整える。
  • 固定と安全性:転倒防止、屋外設置時の雨風対策、商品補充時の作業スペースを確認する。
  • 食品衛生上の手続き:販売する商品の形態と運営方式を整理し、設置先を管轄する保健所に営業許可・届出の要否を相談する。
  • 食品表示:仕入れた商品の表示を確認し、必要な原材料情報や賞味期限などが購入者に分かる状態を維持する。

厚生労働省の食品衛生法関連規定では、食品の販売にあたり、衛生的な取り扱いが求められています。自動販売機だから特別に規制がなくなるわけではありません。実際に必要な手続きは、販売する食品や機械の構造、営業形態によって変わるため、自治体の保健所への事前相談が欠かせません。

昆虫食はアレルギーにも注意

購入者が特に気をつけたいのは、原材料とアレルギーに関する情報です。消費者庁が公開した昆虫食に関するQ&Aでは、2021年8月時点で、昆虫は食物アレルギー表示の対象となる特定原材料等には該当しないと説明されていました。同資料では、昆虫由来原料と甲殻類に似た成分との関係について、注意喚起表示を行うことも可能としています。

昆虫食品そのものや、製品に含まれるほかの原材料によってアレルギー反応が起きる可能性があります。甲殻類やダニなどにアレルギーがある人は、商品表示を慎重に確認し、不安がある場合は購入や摂取を避けて医療機関に相談してください。原材料やアレルギー表示の制度は変更される可能性があるため、購入時には商品の最新表示を優先しましょう。

また、「昆虫由来の原料が含まれている」ことと、「昆虫そのものを食べる」ことは同じではありません。コオロギ粉末を使った加工食品、タガメ由来の香りを使った飲料、昆虫の形が残ったスナックでは、原材料や食べ方が異なります。商品名だけで判断せず、実際の原材料表示を確認することが大切です。

【評判・実態】昆虫食自販機はゲテモノ需要だけなのか?

昆虫食自販機が話題になった背景には、昆虫を食べるという意外性があります。2019年の秋葉原の設置事例や、2020年の静岡市の自販機を取り上げた報道では、コオロギやバッタからサソリ、タランチュラまで、普段の食料品売り場ではあまり見かけない商品が紹介されていました。

セミたまの設置ノウハウ記事でも、当時の販売傾向として、サソリやタランチュラなど、昆虫の姿がそのまま分かる商品が注目されやすいと説明されています。珍しいものを試したい、話題づくりをしたいという需要が、昆虫食自販機の集客を支える要素になっていたことがうかがえます。

一方で、セミたまが2020年11月にプロデュースした渋谷区本町の自販機は、昆虫食を「ゲテモノ」としてだけでなく、日常の食事やおやつとして取り入れてもらうことをコンセプトにしていました。コオロギの加工食品や飲料などを揃えたのは、昆虫の姿を食べることに抵抗がある人にも選択肢を用意するためです。

この2つの方向性は矛盾しているわけではありません。まず珍しさで関心を持ってもらい、その後、味や食べやすさを重視した商品へ選択肢を広げることもできます。昆虫食自販機は、商品を売る機械であると同時に、普段は手に取らない食品を知るきっかけにもなっています。

購入者が失敗しないための判断基準

初めて昆虫食自販機を利用する人は、まず加工食品や味付けされたスナックなど、自分が食べやすそうな商品から試す方法があります。昆虫そのものの姿を楽しみたい人は、原材料や内容物を確認したうえで選ぶとよいでしょう。

一方、昆虫食を単に高タンパクな食品として購入したい人は、商品ごとの栄養成分表示を確認する必要があります。昆虫の種類や加工方法によって栄養成分は異なり、「昆虫食なら必ず高タンパク」「どの肉や魚よりも優れている」と一括りにはできません。

設置場所を探す人も、商品を購入する人も、判断基準は共通しています。話題性だけではなく、現在の稼働状況、価格、商品表示、管理状態を確認することです。設置記録があることと、今そこで買えることを区別すれば、無駄足や購入時の行き違いを減らせます。

【昆虫食自動販売機】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、昆虫食自販機は全国に何ヶ所ありますか?

A1:セミたまの公式設置場所まとめには「全国77ヶ所」と掲げられています。ただし、掲載情報には過去の設置例や撤去済みの場所も含まれるため、77ヶ所すべてが現在稼働中という意味ではありません。訪問前に設置先の最新情報を確認してください。

Q2:昆虫食自販機では何が買えますか?

A2:コオロギスナック、乾燥昆虫、プロテインバー、コオロギを使った加工食品、タガメサイダーなどが代表例です。ただし、商品は自販機ごとに異なります。MOGBUGの過去のラインナップと、現在販売されている商品は区別して確認しましょう。

Q3:昆虫食自販機の導入にはいくらかかりますか?

A3:セミたまが2022年に公開した事例では、自販機本体が約120万円、リースが月額2万〜3万円、電気代が月額3,000〜4,000円程度でした。ラッピング費用の参考値はデザイン費を除いて約10万円です。いずれも当時の目安であり、2026年の実際の費用は機種や契約、工事内容などによって異なります。

まとめ:昆虫食自動販売機を探すなら現在の稼働状況を確認しよう

昆虫食自動販売機は、秋葉原や高田馬場などの東京の設置事例から、北海道、東北、中部、九州の各地に広がってきました。セミたまの2020年11月の渋谷での取り組みは、昆虫食を珍しい体験にとどめず、日常の食品として普及させようとした事例です。

商品も、MOGBUGのように昆虫の姿を楽しむスナックから、コオロギ加工食品、タガメサイダーまで幅広くなっています。購入価格は商品や販売場所によって異なり、通販の価格がそのまま自販機の価格になるわけではありません。

導入を検討する事業者にとっては、本体価格やリース料だけでなく、設置場所、電源、仕入れ、賞味期限、補充頻度、販売促進まで含めた収支計画が欠かせません。食品衛生に関する手続きや商品表示も、設置前に確認する必要があります。

【プロの結論】 昆虫食自販機を利用するなら、まずは現在稼働している場所を確かめ、商品名・価格・原材料を見て選ぶこと。ビジネスとして導入するなら、珍しさによる一時的な集客だけに期待せず、継続的に売れる商品構成と管理コストを検討が必要です。全国の設置一覧は有力な手がかりですが、最終的な判断は、現地の稼働状況と最新の商品情報に基づいて行いましょう。

同じカテゴリの記事

白石 澪
デジタルマーケター 白石 澪
プロフィールを見る →

アイドルグループと音楽シーンの取材を担当。公式サイトのスケジュール、リリース情報、 Billboard JAPAN などの公開チャートを照合してから記事を構成します。

おすすめの関連記事