熊本対神戸の試合結果を振り返るうえで、今も語り継がれる一戦が、2023年8月30日に行われた天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会の準々決勝です。ロアッソ熊本とヴィッセル神戸が対戦し、90分間を1-1で終えた後、延長戦でも決着がつかず、PK戦4-3で熊本が勝利しました。
日本サッカー協会(JFA)の公式記録を基に、熊本対神戸のスコア、得点者、スタメン、試合経過、PK戦の全容を整理します。加えて、過去の対戦成績と2026年10月26日時点の両クラブの最新日程を確認し、試合結果を正しく理解するためのポイントを解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 試合結果:2023年8月30日の天皇杯準々決勝は、ロアッソ熊本がヴィッセル神戸をPK戦4-3で下して4強入り。
- 得点者:熊本は平川怜が60分に先制。神戸はジェアン・パトリッキが87分に同点ゴールを決めた。
- 2026年最新日程:熊本は10月31日に鹿児島と対戦予定。神戸は10月27日のACLEに続き、10月31日に名古屋戦を予定している。
【試合結果】熊本対神戸は1-1、PK戦4-3で熊本が勝利

2023年8月30日、熊本県のえがお健康スタジアムで行われた天皇杯準々決勝は、ロアッソ熊本がヴィッセル神戸をPK戦で破る結果となりました。
当時、J2所属だった熊本に対し、神戸はJ1で優勝争いを繰り広げていたチームです。カテゴリーの異なる両者の対戦で、熊本は先制点を奪い、終盤に追いつかれながらも延長戦を耐え抜きました。最後はPK戦で神戸を上回り、準決勝進出を決めています。
重要なのは、公式記録上の試合結果が単なる「1-1の引き分け」ではないことです。90分間と延長戦を通じて決着がつかなかったものの、PK戦の結果は熊本の4-3。大会の勝ち上がりを決めたのは熊本でした。
会場には10,512人が来場。JFAの試合レポートでは、雨の中で行われた一戦で、熊本がJ1勢を相手に堂々と戦い、天皇杯の醍醐味を示した試合として紹介されています。
【試合経過】平川怜の先制弾とパトリッキの同点ゴール
熊本対神戸の試合経過を追うと、熊本の先制、神戸の追い上げ、延長戦での粘りという3つの局面が勝負のポイントになります。
前半:両チームとも無得点
前半は0-0で終了しました。熊本は神戸の攻撃をしのぎながら、ボールをつないで攻撃の機会を探りました。JFAの試合レポートによると、熊本は果敢なパスサッカーで神戸に挑み、互角の展開に持ち込んでいます。
60分:平川怜が熊本に先制点
試合が動いたのは後半15分、時計表示では60分です。熊本の平川怜がゴールを決め、ホームチームが1-0とリードしました。
JFAに掲載された平川の試合後コメントでは、大本祐槻がドリブルで仕掛けたタイミングに合わせ、相手の対応が遅れたスペースへ斜めに走り込んだことが得点につながったと説明されています。熊本の攻撃が狙いどおりに機能した場面でした。
87分:ジェアン・パトリッキが同点弾
神戸も終盤に反撃します。87分、ジェアン・パトリッキがゴールを決め、スコアは1-1に。熊本はあと一歩のところで90分以内の勝利を逃しました。
神戸は大迫勇也や武藤嘉紀らを途中投入して攻撃を強化。JFAの試合レポートによると、神戸はゴールネットを揺らした場面がオフサイド判定になるなど、熊本を攻略しきれない展開もありました。それでも終盤に追いつき、試合を延長戦へ持ち込みました。
延長戦:両チームとも得点できず
延長前半、延長後半ともに0-0。120分を戦ってもスコアは1-1のままで、勝敗はPK戦に委ねられました。
JFAの試合レポートでは、熊本は延長戦の途中から選手の負傷により1人少ない状態で戦うことになったと伝えられています。交代枠を使い切った後も守備を続けたことが、この試合の厳しさを物語っています。
【公式記録】熊本対神戸のスコア・得点者・試合データ
日本サッカー協会とJリーグの公式記録を照合すると、試合結果の詳細は次のとおりです。検索時に確認したいスコア、得点者、延長戦、PK戦の情報をまとめました。
| 項目 | 公式記録・内容 |
|---|---|
| 大会・ラウンド | 天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・準々決勝 |
| 開催日 | 2023年8月30日 |
| 会場 | えがお健康スタジアム |
| 最終結果 | ロアッソ熊本 1-1 ヴィッセル神戸(PK戦4-3) |
| 前半 | 0-0 |
| 後半 | 1-1 |
| 熊本の得点者 | 平川怜(60分) |
| 神戸の得点者 | ジェアン・パトリッキ(87分) |
| 延長前半・後半 | ともに0-0 |
| シュート数 | 熊本12本、神戸16本 |
| コーナーキック | 熊本8本、神戸7本 |
| 入場者数 | 10,512人 |
シュート数は神戸が16本、熊本が12本で、神戸が上回りました。一方、試合の勝敗はシュート数だけでは決まりません。熊本は先制点を奪い、同点に追いつかれた後も延長戦を戦い抜き、PK戦で勝利をつかみました。
なお、得点者と時間を調べる場合は、JFAの大会公式記録が基準になります。試合中の速報表示や各種データページでキックオフ時刻の表記に差がある場合でも、開催日、スコア、得点者を照合すれば、対象の試合を取り違えずに確認できます。
【熊本対神戸のスタメン】両チームの先発メンバーを確認
JFAが公表した公式記録によると、熊本は田代琉我、神戸は前川黛也がゴールキーパーとして先発しました。両チームの先発メンバーは以下のとおりです。
ロアッソ熊本のスタメン
- GK:田代琉我
- DF:黒木晃平、江﨑巧朗、阿部海斗
- MF:藤田一途、上村周平、平川怜、田辺圭佑
- FW:島村拓弥、竹本雄飛、松岡瑠夢
ヴィッセル神戸のスタメン
- GK:前川黛也
- DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮
- MF:扇原貴宏、山口蛍、川﨑修平、汰木康也
- FW:佐々木大樹、ジェアン・パトリッキ
熊本は平川を中心に攻撃を組み立て、神戸は試合途中から大迫勇也や武藤嘉紀を投入して反撃を図りました。交代選手を含めた試合の流れを確認すると、先発メンバーだけでは見えにくい両チームの狙いも理解しやすくなります。
特に熊本にとっては、J1の強豪を相手に先制し、その後も勝負を諦めなかった点が重要です。神戸の攻撃力に対して守備を維持し、PK戦まで持ち込んだことが勝利につながりました。
【熊本対神戸のPK戦】4-3の決着を分けたGK田代琉我
熊本対神戸のPK戦で大きな注目を集めたのが、熊本のゴールキーパー田代琉我です。JFAの試合レポートによると、田代はPK戦の3人目のキッカーを務め、ゴール上部へ強烈なシュートを決めました。
ゴールキーパーがキッカーを務める展開は珍しく、田代の成功はホームの観客を大いに沸かせました。加えて、田代は神戸の武藤嘉紀のシュートをセーブ。キッカーとしても守護神としても、勝敗を左右する働きを見せています。
PK戦のキック順と結果は次のとおりです。
- 神戸1人目・大迫勇也:成功
- 熊本1人目・黒木晃平:成功
- 神戸2人目・武藤嘉紀:失敗。田代がセーブ
- 熊本2人目・東山達稀:失敗。前川がセーブ
- 神戸3人目・山口蛍:成功
- 熊本3人目・田代琉我:成功
- 神戸4人目・大﨑玲央:失敗
- 熊本4人目・粟飯原尚平:成功
- 神戸5人目・井出遥也:成功
- 熊本5人目・平川怜:成功
神戸は5人中3人が成功し、熊本は5人中4人が成功。最終スコアは4-3となりました。両チームとも2人目が失敗した後、3人目は成功していますが、4人目の大﨑の失敗と粟飯原の成功によって熊本が優位に立ちました。
PK戦は単にゴールキーパーがシュートを止める競技ではありません。キッカーの成功率、相手の心理、蹴る順番、そして失敗の直後にチームがどう対応するかが結果を左右します。この試合では、田代のセーブと得点、さらに後続のキッカーの成功が勝利を支えました。
【過去対戦成績と2026年最新日程】熊本・神戸の現在を追う
2013年のJ2リーグでも対戦していた
熊本対神戸の過去対戦成績を振り返ると、両クラブは2013年のJ2リーグでも対戦しています。ヴィッセル神戸の公式試合日程によると、同年6月29日の熊本対神戸は1-2、11月24日の神戸対熊本は3-0で、いずれも神戸が勝利しました。
それから約10年後の2023年、両者は天皇杯準々決勝で再び対戦。今度は熊本がPK戦を制しました。2013年のリーグ戦と2023年のカップ戦では、所属カテゴリーや大会形式が異なります。過去の対戦結果を比較するときは、大会と開催年をそろえて見ることが大切です。
2026年10月26日時点の最新日程
2026年はJリーグの2026/27シーズンが進行中です。ロアッソ熊本はJ3リーグ、ヴィッセル神戸はJ1リーグに所属しており、2023年の天皇杯準々決勝と現在のリーグ戦は別の大会・シーズンとして扱う必要があります。
ロアッソ熊本の次戦は、クラブ公式の試合日程によると、2026年10月31日(土)18時キックオフ予定の鹿児島ユナイテッドFC戦です。会場は白波スタジアムで、熊本にとってはアウェーゲームとなります。
ヴィッセル神戸の次戦は、10月27日(火)19時開始予定のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、大田ハナ・シチズンとのアウェー戦です。続いて10月31日(土)15時には、J1リーグで名古屋グランパスとのホームゲームが予定されています。
日程は大会運営や追加発表などによって変更される可能性があります。最新情報を調べる場合は、次の公式情報を確認するのが確実です。
- ロアッソ熊本公式サイトの「試合日程・結果」
- ヴィッセル神戸公式サイトの「試合日程・結果一覧」
- Jリーグ公式サイトの各クラブ日程・結果ページ
- 天皇杯の過去の試合結果やハイライトは、日本サッカー協会の大会公式ページ内にある試合記録・JFATV欄
【プロの結論】熊本対神戸から読み取れる3つのポイント
この試合を振り返る際に押さえておきたいのは、次の3点です。
第一に、スコアと勝ち上がりの結果を区別すること。90分間と延長戦のスコアは1-1ですが、PK戦は4-3で熊本が勝利しました。「引き分け」とだけ記録すると、大会の勝者を見誤ります。
第二に、試合内容はシュート数だけでは評価できないこと。神戸は熊本を上回る16本のシュートを放ちましたが、最終的に勝ち上がったのは熊本です。得点のタイミング、守備の粘り、PK戦への対応まで含めて試合を評価する必要があります。
第三に、2023年の結果を2026年の勢力図と混同しないこと。2023年当時は熊本がJ2、神戸がJ1でしたが、2026/27シーズンは熊本がJ3、神戸がJ1で戦っています。過去の対戦結果は重要な記録である一方、現在のチーム状況や今後の試合結果をそのまま予測できるものではありません。
【熊本対神戸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:熊本対神戸の試合結果はどうなりましたか?
A1:2023年8月30日の天皇杯準々決勝は、90分間と延長戦を1-1で終え、PK戦4-3でロアッソ熊本がヴィッセル神戸に勝利しました。
Q2:熊本対神戸の得点者は誰ですか?
A2:熊本は平川怜が60分に先制し、神戸はジェアン・パトリッキが87分に同点ゴールを決めました。延長戦では両チームとも得点がありませんでした。
Q3:熊本対神戸のハイライトはどこで確認できますか?
A3:日本サッカー協会の天皇杯第103回大会の公式ページに、JFATVの「ロアッソ熊本 vs ヴィッセル神戸」ハイライトが掲載されています。得点シーンだけでなく、公式記録や試合経過と合わせて確認すると、PK戦までの流れも把握できます。
まとめ:熊本対神戸の名勝負と今後の試合日程を正確に把握する
熊本対神戸の天皇杯準々決勝は、2023年8月30日にえがお健康スタジアムで行われ、ロアッソ熊本がPK戦4-3でヴィッセル神戸を下しました。平川怜の先制点、ジェアン・パトリッキの同点弾、そしてGK田代琉我のセーブとPK成功が、勝敗を分けた重要な場面です。
この試合をもう一度楽しむなら、JFAの公式記録で得点時間やスタメンを確認し、JFATVのハイライトでプレーを振り返る方法がおすすめです。2026年の両クラブの動向を追う場合は、過去の天皇杯の記録と現在のリーグ戦を区別し、各クラブやJリーグの公式日程を確認してください。
カップ戦の一発勝負では、リーグ順位やシュート数だけでは測れない粘り強さが勝敗を左右します。熊本対神戸の一戦は、そのことを示す試合記録として、今後も振り返る価値のある対戦です。