今井絵理子参議院議員は、2026年現在、どの派閥に所属しているのでしょうか。検索では「今井絵理子は麻生派なのか」「志公会に所属しているのか」「無派閥という情報は本当なのか」といった疑問が浮かびます。背景には、自民党の派閥解散問題や、総裁選での支持候補をめぐる動きがあります。
参議院と自民党の公式プロフィール、2024年の上川陽子氏の総裁選、2025年の小泉進次郎氏をめぐる動き、2026年の派閥再編に関する報道を照らし合わせると、現在の立ち位置を理解するための重要な手がかりが見えてきます。要点は、国会での「所属会派」と、自民党内部の「派閥」を区別することです。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:今井絵理子氏は、参議院の公式プロフィールで「自由民主党・無所属の会」に所属すると記載されています。
- 要点2:2025年9月の日刊スポーツは、今井氏を麻生派(志公会)の所属議員として報じています。ただし、参議院の公式プロフィールには所属派閥の記載がありません。
- 要点3:2026年も麻生派は自民党内で存続する派閥として報じられています。「無所属の会」という会派名だけで、今井氏が無派閥だと判断することはできません。
【結論】今井絵理子の派閥は麻生派?2026年現在の所属を整理

最初に、現時点で最も根拠のある答えは、今井絵理子氏は麻生派(志公会)の所属議員として報道されてきたということです。日刊スポーツは2025年9月22日付の記事で、今井氏を「自民党で唯一現存する派閥、麻生派の所属」と紹介しています。
一方、参議院の公式議員プロフィールで確認できる所属会派は「自由民主党・無所属の会」です。自民党の公式プロフィールには、比例代表選出の参議院議員であることや、内閣府副大臣などの役職が記載されていますが、所属派閥の名称は明記されていません。
この違いを踏まえると、2026年現在の情報は次のように整理できます。
- 国会での所属会派:自由民主党・無所属の会
- 自民党内の派閥:過去の報道では麻生派(志公会)所属
- 無派閥説:公式プロフィールに派閥名がないことだけでは、無派閥とは判断できない
- 現在の役職:2026年秋の自民党公式プロフィールでは内閣府副大臣
つまり、「今井絵理子派閥」という検索への回答では、公式に確認できる会派と、報道で示されてきた党内の所属を分けて理解する必要があります。特に、公式プロフィールに派閥の記載がないことと、本人が派閥に所属していないことは、同じ意味ではありません。
【まず整理】自民党の派閥と参議院の会派は何が違う?
今井氏の所属をめぐる混乱の大きな原因は、「派閥」と「会派」が異なる組織であることです。どちらも政治家同士のまとまりを表しますが、目的や活動の場が違います。
会派は、国会の議院内で議員がつくるグループです。議会運営や委員会の構成、質問や審議への対応など、国会活動に関係します。参議院の公式サイトでは、議員ごとの所属会派や会派別の議員数が公表されています。
これに対して、派閥は、同じ政党の内部で形成される議員グループです。政策研究や議員同士の連携に加え、党内人事や総裁選などの政局でも影響力を持ってきました。麻生太郎氏が率いる志公会は、一般に「麻生派」と呼ばれています。
両者の違いを整理すると、次のとおりです。
- 所属会派:国会内での議員グループ。参議院の公式プロフィールで確認できる。
- 所属派閥:政党内部のグループ。党内人事や政策活動、総裁選などとの関係が焦点になる。
- 無所属:政党への所属などを表す政治上の区分として使われる言葉。「自由民主党・無所属の会」という会派名に含まれる「無所属」とは、文脈を分けて考える必要がある。
- 無派閥:党内の派閥に所属していない状態を指す。会派名だけから判定できるものではない。
「自由民主党・無所属の会」という名称は、今井氏が自民党の会派に所属していることを示す情報です。これを根拠に「今井氏は無所属議員だ」「自民党の派閥にも入っていない」と解釈するのは正確ではありません。
所属情報を調べるときは、参議院の議員プロフィールで会派を確認し、派閥については本人の発信や報道など別の情報を照合する。この二段階の確認が基本になります。
【年表で確認】今井絵理子の政治経歴と派閥をめぐる経緯
今井氏は、音楽活動を経て政界入りし、参議院議員として2期の当選を重ねてきました。派閥との関係を理解するには、政治経歴と、総裁選などでの具体的な動きを時系列で追うことが有効です。
| 時期 | 出来事 | 所属・派閥を考えるうえでのポイント |
|---|---|---|
| 1996年 | 音楽グループ「SPEED」のメンバーとしてデビュー | 政界入り以前の経歴 |
| 2016年7月 | 第24回参議院議員通常選挙で初当選 | 自民党公認の全国比例代表候補として政界入り |
| 2019年9月 | 第4次安倍第2次改造内閣で内閣府大臣政務官に就任 | 党内での役職や人事への関心が高まった時期 |
| 2022年7月 | 第26回参議院議員通常選挙で再選 | 参議院議員として2期目へ |
| 2024年9月 | 自民党総裁選で上川陽子氏の推薦人を務める | 推薦人としての政治的な立ち位置が公表された |
| 2025年9月 | 小泉進次郎氏の総裁選出陣式に出席 | 日刊スポーツが麻生派所属と報道。小泉氏の推薦人ではなかった |
| 2026年 | 自民党公式プロフィールで内閣府副大臣と記載 | 公的プロフィールで確認できる役職と、派閥の所属情報は別に扱う必要がある |
この年表で注目したいのは、今井氏の政治的な立場が、所属派閥の情報だけで決まるわけではないことです。総裁選では候補者ごとに推薦人が公表され、議員個人が誰を支援したかを確認できます。一方で、その行動だけから所属派閥を逆算することはできません。
また、2019年に内閣府大臣政務官へ起用された際には、当時の報道で麻生派との関係が取り上げられました。ただし、当時の人事をめぐる報道上の評価と、起用の理由についての公式な説明は区別して読む必要があります。
経歴の基礎情報は、参議院公式プロフィール、こども家庭庁の略歴、自民党の公式議員プロフィールで確認できます。これらの公的資料は政治家としての経歴や役職を把握するうえで有用ですが、派閥の所属を網羅的に証明する名簿とは役割が異なります。
【麻生派・志公会とは】派閥解散後も残った自民党内のグループ
麻生派の正式な名称は「志公会(しこうかい)」です。麻生太郎氏を中心とする自民党内の政策集団で、報道では「麻生派」と呼ばれています。志公会の公式サイトでも、麻生太郎政策集団として紹介されています。
自民党では2024年、政治資金パーティー収入の不記載問題を背景に、派閥のあり方が大きく変化しました。安倍派、岸田派、二階派などが解散方針を決め、2024年4月には茂木派も政治団体としての届け出を取り下げる方針を決定しました。麻生派は同年1月、政策集団として活動を続ける方針を確認していました。
その後、解散を決めた派閥の一部は政治団体としての解散手続きを進めました。テレビ朝日系の報道は2025年6月、安倍派と二階派の解散届が総務省に受理され、派閥として活動を続けるのは麻生派だけになったと伝えています。
加えて、2026年2月19日には、毎日新聞やTBS NEWS DIGなどが、麻生派が衆院選後に新人議員らを受け入れ、所属議員が計60人になったと報じました。報道によって加入人数の内訳には違いがありますが、麻生派が2026年にも存続していたことは確認できます。
ただし、派閥解散後の自民党が、派閥間の人間関係まで完全に失ったわけではありません。TBS NEWS DIGは2026年3月、旧派閥の議員同士による懇談会や勉強会などの動きも紹介しています。正式な派閥として存続することと、従来の人脈や政策上の連携が残ることは別の問題です。
この点は、今井氏の所属を調べる際にも重要です。麻生派の所属議員一覧は、加入や離脱、衆参の異動などによって変化します。ある時点の議員数だけで、個々の議員の所属を確定することはできません。今井氏については、2025年9月の日刊スポーツが麻生派所属と報じたことが、具体的な根拠の一つになります。
【総裁選で検証】今井絵理子と上川陽子・小泉進次郎の関係
今井氏の政治的な立ち位置を考えるうえで、2024年と2025年の自民党総裁選は重要な手がかりです。ただし、推薦人になったことと、出陣式に出席したことは同じではありません。
2024年9月の総裁選では、今井氏は上川陽子氏の推薦人を務めました。自民党の総裁選公式ページには、今井氏の名前と推薦理由が掲載されています。今井氏は、上川氏が法務大臣や外務大臣を歴任したことに触れ、難聴対策議員連盟の提言を取りまとめた際の調整力などを評価していました。
翌2025年9月22日には、小泉進次郎氏の総裁選出陣式に今井氏が出席したと日刊スポーツが報じました。同記事によると、今井氏は小泉氏の推薦人にはなっていませんでしたが、選挙対策本部で副事務総長の一人に名を連ねていました。
ここから分かるのは、今井氏が総裁選で異なる候補者に関わってきたということです。2024年には上川氏の推薦人となり、2025年には小泉氏の陣営の出陣式に出席しました。
この動きを見て、「麻生派なのに小泉氏を支援したのか」と疑問を持つ人もいる可能性があります。しかし、派閥への所属と、総裁選での個々の行動は必ずしも一致するとは限りません。出陣式への出席だけで、麻生派全体の方針や、派閥内の正式な意思決定を説明することはできないのです。
また、2025年の総裁選で今井氏が小泉氏の推薦人ではなかったことも、報道で確認できる事実です。「推薦人だった」「陣営に出席した」「派閥全体が支援した」という三つの情報は、混同せずに扱う必要があります。
【無派閥説の真相】公式プロフィールに派閥名がない理由
「今井絵理子は無派閥なのではないか」という説を考える際、まず押さえておきたいのは、参議院や自民党の公式プロフィールが、議員の所属派閥を必ずしも掲載していないことです。
参議院の公式プロフィールで確認できるのは、今井氏の所属会派が「自由民主党・無所属の会」であること、全国比例代表選出であること、2016年と2022年に当選していることなどです。プロフィールに派閥名が記載されていないからといって、派閥に所属していないことの証明にはなりません。
一方、日刊スポーツは2025年9月、今井氏を麻生派所属と明記しました。したがって、少なくとも当時の報道に基づく説明としては、「無派閥」と断定するよりも、「麻生派所属と報じられてきた」とするほうが実態に即しています。
ただし、ここには情報の性質の違いがあります。公式プロフィールは公的な経歴や役職、会派を確認するための資料です。報道記事は、取材時点での派閥所属などを伝える資料です。両者を組み合わせて読むことで、確認できる事実の範囲が広がります。
2026年現在の所属をより厳密に確認したい場合は、次の三つを区別してください。
- 公的に確認できる情報:参議院の所属会派、自民党の議員プロフィール、政府の役職名簿。
- 報道で確認できる情報:麻生派所属とされた時期、総裁選での行動、派閥をめぐる動き。
- 追加の確認が必要な情報:個人の派閥所属が現在も継続しているかどうかについて、最新の公表資料で直接裏付けられるかという点。
派閥の情報は、公式プロフィールに掲載される会派や役職とは異なり、報道時点や党内の動きによって更新されることがあります。そのため、2025年の報道を根拠に2026年の所属を説明する場合は、報道時点を明示することが大切です。
【プロの結論】今井絵理子の派閥を調べるときの判断基準
「今井絵理子派閥」という疑問に対する答えは、単純に一つの肩書だけで決められるものではありません。公式プロフィールで確認できる所属会派と、報道で伝えられてきた派閥所属を分けて整理することが、もっとも誤解の少ない方法です。
今回の情報から読み取れる要点は三つあります。
第一に、今井氏の参議院での所属会派は「自由民主党・無所属の会」です。これは参議院の公式プロフィールで確認できます。
第二に、今井氏は2025年9月の日刊スポーツの記事で、麻生派(志公会)所属と報じられています。派閥解散問題が進んだ後も、麻生派は2026年に存続していることが報道で確認されています。
第三に、今井氏の公式プロフィールには所属派閥が記載されていません。そのため、公式プロフィールだけを根拠に現在の所属を確定することはできませんが、派閥名の記載がないことを理由に無派閥だと判断するのも適切ではありません。
政治家の所属を調べるときは、「どの会派にいるか」「どの派閥に所属すると報じられているか」「いつの情報か」という三点を確認してください。特に総裁選では、推薦人、陣営への参加、派閥全体の支持はそれぞれ異なる情報です。これらを切り分けることで、政治家の立ち位置をより正確に理解できます。
【今井絵理子派閥】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今井絵理子は2026年現在、麻生派に所属していますか?
A1:2025年9月の日刊スポーツは、今井氏を麻生派(志公会)所属と報じています。ただし、2026年の公式プロフィールには所属派閥が明記されていないため、最新の個人所属については公的資料と報道の更新状況を分けて確認する必要があります。
Q2:「自由民主党・無所属の会」に所属しているなら、無派閥ということですか?
A2:いいえ。これは参議院での所属会派名です。党内の派閥とは別の区分であり、会派名に「無所属」が含まれていることだけでは、今井氏が無派閥だとは判断できません。
Q3:自民党の派閥が解散したのに、なぜ麻生派は残っているのですか?
A3:政治資金問題を受けて多くの派閥が解散を決める中、麻生派は2024年1月に政策集団として活動を続ける方針を確認しました。2026年2月にも所属議員の増加が報じられており、派閥として存続しています。
Q4:今井絵理子は小泉進次郎の総裁選で推薦人だったのですか?
A4:2025年9月の日刊スポーツによると、今井氏は小泉氏の出陣式に出席し、選挙対策本部で副事務総長の一人に名を連ねていましたが、推薦人ではありませんでした。前年の2024年総裁選では、上川陽子氏の推薦人を務めています。
Q5:今井絵理子の所属派閥は、どこで確認できますか?
A5:参議院の公式プロフィールでは所属会派や当選歴、自民党の公式プロフィールでは党内の役職などを確認できます。派閥については、日刊スポーツなどの報道も参照し、記事の掲載日と内容を確認するのが適切です。
まとめ:今井絵理子の派閥は公式情報と報道を分けて判断する
今井絵理子氏は、参議院の公式プロフィールで「自由民主党・無所属の会」に所属する議員として掲載されています。一方、2025年9月の日刊スポーツは、今井氏を麻生派(志公会)の所属議員として報じました。2026年にも麻生派が自民党内で存続していることは、複数の報道から確認できます。
したがって、「今井絵理子は無派閥なのか」という疑問については、公式プロフィールに派閥名が記載されていないことだけを根拠に無派閥と判断することはできません。過去の報道では麻生派所属とされている一方、2026年現在の個人所属を公式プロフィールだけで断定することもできない、というのが情報を整理した結論です。
今後、派閥や所属に関する新しい報道が出た場合も、参議院の会派情報、自民党の公式プロフィール、報道各社の記事を照合し、いつ時点の情報なのかを確かめることが大切です。会派と派閥、推薦人と陣営参加を区別すれば、今井氏の政治的な立ち位置だけでなく、自民党の派閥再編後の実態もより正確に読み解けます。