2026年10月現在、映画『キングダム』の実写版で昌平君(しょうへいくん)を演じているのは、俳優の玉木宏です。2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』で初登場し、2023年の『運命の炎』、2024年の『大将軍の帰還』を経て、2026年7月17日公開の最新作『キングダム 魂の決戦』にも続投しています。
昌平君は、秦国の政治と軍事を支える天才軍師であり、原作でも物語の行方を左右する重要人物です。アニメ版では諏訪部順一が声を担当しており、実写版とはまた異なる魅力があります。加えて、史実では楚の王族に連なる人物とされ、最終的には秦に反旗を翻すという驚きの運命をたどりました。
この記事では、玉木宏のキャスティングが決まった経緯、映画シリーズの出演歴、アニメ版との違い、2026年最新の人気評価、そして昌平君の裏切りや最期に関する史実まで詳しく整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 実写版の昌平君は玉木宏。 2022年の『キングダム2』から2026年の『魂の決戦』まで出演している。
- アニメ版の声優は諏訪部順一。 実写版とアニメ版では表現方法が異なる。
- 昌平君は史実にも登場する人物。 楚の王族出身とされ、最終的には楚王に擁立されて秦と敵対した。
- 2026年の最新映画でも玉木宏が続投。 秦国軍総司令という重要な役柄を担っている。
- 漫画と史実の結末は別に考える必要がある。 史実では紀元前223年に死亡したが、漫画での展開とは区別される。
【2026年最新】昌平君の実写キャストは玉木宏!初登場は『キングダム2』

映画『キングダム』シリーズで昌平君を演じているのは、俳優の玉木宏です。
昌平君役への起用が正式に発表されたのは、2022年5月6日。映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の新キャスト発表において、呂不韋役の佐藤浩市、蒙武役の平山祐介とともに名前が公表されました。
ここで押さえておきたいのは、2019年公開の第1作には昌平君が登場せず、玉木宏の出演は第2作から始まったという点です。
玉木宏が演じる昌平君とは?
昌平君は、秦国の軍総司令を務める軍略家です。
作中では、政治的な権力を握る呂不韋の陣営に属する重要人物として登場します。優れた知略を持ち、軍事面だけでなく政治面でも大きな影響力を発揮します。
一方、単なる頭脳派ではありません。冷静な判断力に加えて、武人としての実力も備えています。
実写版の公式キャラクター紹介でも、昌平君は「秦国を軍事と政治の両面で支える、最強の頭脳を持つ、秦国軍総司令」と紹介されています。
玉木宏の落ち着いた雰囲気や存在感は、この人物の持つ知性、威厳、複雑な立場を表現するうえで大きな魅力になっています。
2026年の最新作にも続投
2026年公開の『キングダム 魂の決戦』でも、玉木宏が昌平君を演じています。
本作は原作の人気エピソード「合従軍編」を軸に、秦と六国の連合軍による大規模な戦いを描いた作品です。
2026年6月2日に開催されたワールドプレミアにも玉木宏が登壇し、昌平君役として作品への参加を続けていることが紹介されました。
同年7月17日に全国公開されており、2026年10月現在、玉木宏版の昌平君は最新作でも正式に確認できるキャラクターです。
【出演歴一覧】『キングダム2』から『魂の決戦』まで玉木宏の出演作品を整理
玉木宏の昌平君役は、一度限りの出演ではありません。映画シリーズの続編ごとに同じ役を演じ続けています。
ここでは、映画の公開順に出演歴を整理します。
| 公開日 | 映画タイトル | 昌平君・玉木宏の出演 |
|---|---|---|
| 2019年4月19日 | キングダム | 昌平君の登場なし |
| 2022年7月15日 | キングダム2 遥かなる大地へ | 昌平君役で初登場 |
| 2023年7月28日 | キングダム 運命の炎 | 昌平君役で続投 |
| 2024年7月12日 | キングダム 大将軍の帰還 | 昌平君役で続投 |
| 2026年7月17日 | キングダム 魂の決戦 | 昌平君役で続投 |
『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)
初登場作品
玉木宏が昌平君を演じ始めた作品です。
この映画では、秦軍の総司令官としての立場に加え、呂不韋陣営の中心人物という政治的な側面も描かれます。
物語の中心となる信の初陣とは別の場所で、秦国の権力構造を動かす人物として登場しました。
『キングダム 運命の炎』(2023年)
2023年公開の第3作でも玉木宏が続投。
本作では、嬴政の過去を描く紫夏編と、趙との馬陽の戦いが物語の中心となっています。
昌平君は秦国の軍略を支える立場にあり、戦況を読み解く知将としての存在感を示します。
公式キャラクタービジュアルでも「軍略家として名高い文武両道の名将」と紹介されています。
『キングダム 大将軍の帰還』(2024年)
第4作でも玉木宏が昌平君を演じています。
本作は秦と趙の馬陽の戦いを中心に、王騎と龐煖の因縁を描いた作品です。
昌平君は秦国の軍総司令という立場から戦局に関わります。
2024年の公式キャラクタービジュアルでも、秦軍総司令としての役割が明確に紹介されました。
『キングダム 魂の決戦』(2026年)
2026年最新作
2026年7月17日に公開されたシリーズ最新作です。
原作の合従軍編を中心に、秦国と六国の連合軍による国家存亡を懸けた戦いが描かれます。
玉木宏は引き続き昌平君役を担当。秦国軍総司令として、政治と軍事の両面から国家を支える人物を演じています。
2026年の公式キャラクター紹介にも玉木宏の名前が掲載されており、キャスト変更や別の俳優への交代は発表されていません。
【キャスティングの理由】玉木宏が昌平君に選ばれた背景と役柄の魅力
玉木宏の昌平君が印象に残る理由は、単に外見が似ているからではありません。
キャスティングの経緯をたどると、制作側が昌平君という人物に求めていたイメージが見えてきます。
制作プロデューサーが以前から希望していた配役
映画『キングダム 運命の炎』の公式サイトに掲載されたプロデューサー松橋真三のインタビューでは、昌平君のキャスティングについて興味深い発言が紹介されています。
昌平君は『キングダム』に続編があれば玉木宏さんに演じてほしいとずっと前から思っていたんです。
つまり、玉木宏の起用は続編制作に伴う単純な配役変更ではなく、制作側が以前から思い描いていたキャスティングだったのです。
松橋プロデューサーは、玉木宏について大人の色気と知性を評価しており、撮影現場でも人気が高かったと振り返っています。
玉木宏本人も原作と映画への思い入れを語っていた
2022年のキャスト発表時、玉木宏も出演決定への喜びを明かしています。
嬉しさのあまり、すぐに吉沢亮君に連絡をしました。
これはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの公式発表に掲載されたコメントです。
玉木宏は原作だけでなく、映画第1作も公開後すぐに劇場で鑑賞していたと語っています。
作品への理解や参加意欲が、キャラクターの表現にもつながっていることがうかがえます。
昌平君の役柄と玉木宏の演技が合う理由
昌平君の魅力は、大きく分けて3つあります。
- 知略: 戦況を先読みし、秦国の軍事戦略を組み立てる能力。
- 政治力: 呂不韋や嬴政といった権力者の間で重要な役割を果たす立場。
- 武力: 頭脳だけでなく、自ら戦うことのできる武人としての強さ。
玉木宏の演技では、こうした複数の要素を一つの人物像にまとめている点が見どころです。
特に、声を荒らげずに周囲を圧倒する場面や、相手の言葉を受け止めてから判断を示す場面では、昌平君の冷静さと威厳が伝わります。
2026年のワールドプレミアでは、玉木宏自身も、戦場から離れた王宮にいる昌平君について、入ってくる情報をもとに状況を把握する緊張感を大切にして演じたと説明しています。
派手な戦闘だけではなく、情報を読み、決断を支える人物としての表現も、この役の重要な部分です。
【アニメ版と実写版を比較】昌平君の声優は諏訪部順一!評判は?
実写映画版の昌平君を玉木宏が演じている一方、テレビアニメ版では声優の諏訪部順一が担当しています。
両者は同じ昌平君を表現していますが、媒体によって魅力の伝わり方が異なります。
アニメ版の声優は諏訪部順一
アニメ版の昌平君を担当するのは、声優の諏訪部順一です。
エイベックス・ピクチャーズの公式作品情報でも、昌平君役として諏訪部順一の名前が掲載されています。
アニメでは声の抑揚、台詞の間、声質によって人物の知性や威厳を表現します。
一方、実写版では玉木宏の表情、視線、立ち姿、声のトーンが加わり、人物の存在感を視覚的にも伝えます。
玉木宏版と諏訪部順一版の違い
| 比較項目 | 実写映画版 | アニメ版 |
|---|---|---|
| 担当者 | 玉木宏 | 諏訪部順一 |
| 表現方法 | 実際の表情・身体表現・台詞 | 声の演技・アニメーション |
| 魅力 | 威厳、落ち着き、存在感 | 声の深み、抑揚、台詞の説得力 |
| 人物像 | 実在感のある軍総司令 | 原作の人物像を声で表現 |
どちらが優れているかは、視聴者が重視するポイントによって異なります。
原作のイメージを声から楽しみたい人にはアニメ版、昌平君の容姿や立ち振る舞いまで含めて楽しみたい人には実写版が向いています。
2026年の人気評価でも昌平君は上位
昌平君の人気を示す参考データとして注目したいのが、2026年9月30日に公開された電撃オンラインのキャラクター人気ランキングです。
同企画は2026年8月8日から8月23日まで実施された独自の人気投票で、昌平君は全体8位にランクインしました。
投票者のコメントには、次のような評価が見られます。
- 頭脳と武力を兼ね備えているところが魅力。
- 冷静な普段の姿と、熱い信念を見せる場面のギャップが好き。
- 玉木宏が演じたことをきっかけに、昌平君に興味を持った。
- アニメと実写の両方を見ることで、さらに好きになった。
特に注目したいのは、実写版の玉木宏がキャラクターそのものへの関心を高めるきっかけになっていることです。
このランキングは全国民を対象にした世論調査ではなく、電撃オンライン独自の投票企画です。それでも、漫画・アニメ・映画を横断して昌平君が支持されていることを示す興味深い結果です。
【史実の正体】昌平君はなぜ秦を裏切った?楚王になった理由と真相
昌平君について検索される疑問の中でも、特に関心が高いのが「裏切り」と「史実」です。
実は、昌平君は架空の人物ではありません。
中国の歴史書『史記』に名前が登場する実在の人物です。
ただし、漫画『キングダム』で描かれる性格や人間関係のすべてが史実に基づいているわけではありません。
昌平君の正体は楚の王族出身とされる人物
昌平君は、秦に仕えた重臣であり、楚の公子(王族の男子)だったと伝えられています。
ただし、実名や正確な家系は明らかになっていません。
楚の考烈王の子だったという説もありますが、これは後世の研究・推論に基づくもので、『史記』本文に明確な記載があるわけではありません。
「昌平君」は一般的な個人名というより、称号として理解される呼称です。
昌平君の史実における重要な出来事
史料に残る主な出来事を時系列で整理します。
紀元前238年:嫪毐の乱を鎮圧
秦王政の時代、嫪毐(ろうあい)が反乱を起こしました。
『史記』秦始皇本紀には、昌平君と昌文君が兵を率いて反乱の鎮圧に関わった記録があります。
この時点で、昌平君は秦の中枢に関わる重要人物でした。
紀元前226年:郢へ移される
次に記録されるのは、昌平君が郢(えい)へ移されたという出来事です。
この時期、秦では旧韓の都・新鄭で反乱が発生していました。
昌平君がなぜ移されたのかについて、史料には明確な理由が記されていません。
左遷だったのか、政治的な配置転換だったのかは断定できない部分です。
紀元前224年:項燕によって楚王に擁立される
昌平君の運命が大きく変わったのがこの時期です。
楚の将軍・項燕が昌平君を楚王として擁立し、淮南で秦に反旗を翻しました。
秦の重臣だった人物が、今度は秦と敵対する立場に変わったのです。
紀元前223年:秦軍との戦いで死亡
秦の将軍・王翦と蒙武が楚を攻め、楚軍を破りました。
『史記』には昌平君が死亡したと記されています。
ただし、具体的な死因や最期の状況までは記録されていません。
昌平君が秦を裏切った理由は何だったのか?
最大の疑問は、なぜ秦に仕えていた昌平君が楚王になったのかという点です。
考えられる背景として、次の事情があります。
1. 昌平君は楚の王族出身と伝えられている。
2. 紀元前226年に楚の旧都である郢へ移されている。
3. 楚が秦の侵攻によって滅亡の危機に直面していた。
4. 楚の将軍・項燕が昌平君を王として擁立した。
これらの事情を踏まえると、楚の王族としての立場や秦による楚の征服が、彼の決断に関係した可能性があります。
しかし、昌平君本人がなぜ秦に反旗を翻したのか、その具体的な動機は史料に残されていません。
ここが、史実と漫画の創作を分ける要点です。
原泰久の『キングダム』では、昌平君の政治的な立場や嬴政との関係が丁寧に描かれています。そのため、史実の結末を知っている読者ほど、今後の決断に関心を持つ構造になっています。
【最後は死亡する?】昌平君の現在と2026年の漫画・実写の違い
昌平君については「死亡した?」「最後はどうなる?」「実写版でも裏切る?」という疑問も多く見られます。
ここでは、史実・漫画・映画を分けて整理します。
史実では紀元前223年に死亡
史実上の昌平君は、楚王として秦と戦い、紀元前223年に死亡しています。
この出来事は『史記』秦始皇本紀に記録されています。
一方、王翦と蒙武が楚軍を破ったことは記されていますが、昌平君がどのような状況で命を落としたのかは詳しく書かれていません。
したがって、具体的な戦死の状況や自害説などを確定した歴史的事実として扱うことはできません。
2026年の漫画ではどうなっている?
2026年10月現在、集英社から発売されている『キングダム』の最新刊は80巻です。
80巻は2026年8月19日に発売され、紀元前229年の趙完全攻略戦が描かれています。
史実で昌平君が楚王に擁立されるのは紀元前224年、死亡するのは紀元前223年です。
つまり、既刊80巻で描かれている時代と史実上の最期には時間的な隔たりがあります。
史実で死亡していることと、漫画の現在の昌平君が死亡したことは同じではありません。
この違いを理解しておくと、ネタバレや検索結果による混乱を避けられます。
2026年の実写映画では昌平君は健在
2026年7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』では、玉木宏が昌平君を引き続き演じています。
公式キャラクター紹介にも昌平君の名前が掲載され、秦国軍総司令として紹介されています。
したがって、実写映画における2026年の昌平君は、史実の最期を迎えた人物として描かれているわけではありません。
今後の作品で楚との戦いがどのように描かれるのかは、昌平君のキャラクターを考えるうえで大きな注目点です。
【昌平君の実写版】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:実写版『キングダム』で昌平君を演じている俳優は誰ですか?
A1:玉木宏です。2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』から昌平君を演じ、2026年公開の『キングダム 魂の決戦』にも続投しています。
Q2:昌平君が初めて登場した実写映画は何ですか?
A2:2022年7月15日公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』です。2019年公開の第1作には昌平君役の出演はありません。
Q3:アニメ版の昌平君の声優は誰ですか?
A3:諏訪部順一です。実写版の玉木宏とは異なり、アニメでは声の演技によって昌平君の知性や威厳を表現しています。
Q4:昌平君は史実で秦を裏切ったのですか?
A4:史実では、紀元前224年に楚の将軍・項燕によって楚王に擁立され、秦に反旗を翻しました。ただし、本人がなぜその決断をしたのか、具体的な動機は史料に記されていません。
Q5:昌平君は最後に死亡するのですか?
A5:史実では紀元前223年に死亡しています。一方、漫画では既刊80巻の物語時点と史実の最期を区別する必要があります。また、史料には具体的な死因までは記録されていません。
Q6:2026年の『キングダム 魂の決戦』にも玉木宏は出演していますか?
A6:出演しています。2026年7月17日公開の最新作でも昌平君役を続投しており、公式キャラクター紹介にも玉木宏の名前が掲載されています。
まとめ:昌平君の実写版は玉木宏!史実を知ると今後の展開がさらに面白い
実写版『キングダム』の昌平君を演じているのは玉木宏です。
2022年の『キングダム2 遥かなる大地へ』で初登場して以来、『運命の炎』『大将軍の帰還』と出演を重ね、2026年の『魂の決戦』にも続投しています。
アニメ版では諏訪部順一が声を担当しており、実写とアニメでは異なる表現の魅力があります。2026年の電撃オンラインの人気投票でも昌平君は8位に入り、漫画・アニメ・実写を通じた人気を示しました。
さらに興味深いのが、昌平君の史実です。
楚の王族出身とされながら秦に仕え、最終的には項燕によって楚王に擁立され、秦と敵対する立場になりました。そして紀元前223年に死亡しています。
ただし、裏切りの具体的な理由や最期の状況は史料だけでは明らかになっていません。
昌平君という人物の最大の魅力は、秦国を支える忠臣としての姿と、史実に残された楚王としての運命が交差していることです。
玉木宏が演じる実写版の昌平君を楽しむ際には、映画の役柄だけでなく、原作漫画やアニメ、そして史実との違いにも注目すると、キャラクターへの理解がさらに深まります。
2026年の『魂の決戦』をきっかけに、昌平君が今後どのような選択をするのか、引き続き注目したいところです。