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血液型が珍しいのはどれ?2026年最新ランキングと割合、占いの真相を徹底解説

天海 凛 天海 凛 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

「自分の血液型は珍しいの?」「AB型やRhマイナスは、どのくらいの割合で存在するの?」と気になったことはありませんか。血液型が珍しいかどうかは、A型・B型・O型・AB型というABO式血液型だけでなく、Rh式血液型や、さらに細かな血液型の分類によっても変わります。

2026年時点で確認できる日本赤十字社などの公開情報によると、日本人ではAB型がABO式の4種類のうち最も少なく、Rhマイナスは全体の約0.5%です。一方、「珍しい血液型」と「血液型による性格判断」は、まったく異なる話題です。1970年代に広まった血液型占いと、2004年に放送倫理・番組向上機構(BPO)が示した懸念を振り返りながら、医学的な事実と社会に定着したイメージを整理します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 血液型の珍しさ:ABO式ではAB型が約10%と最少。Rhマイナスを組み合わせると、AB型Rhマイナスは約0.05%、約2,000人に1人です。
  • 珍しい血液型の実態:Rhマイナス以外にも希少な血液型は存在します。輸血で重要なのは、血液型の出現頻度だけでなく、抗原や抗体の適合性です。
  • 血液型と性格の関係:血液型で性格や相性が決まるという説には、確立した科学的根拠がありません。BPOは2004年、性格を血液型で決めつける見方を助長しないよう放送各局に要望しました。

【結論】珍しい血液型とは?ABO式とRh式で意味が変わる

血液型珍しい

「珍しい血液型」という言葉には、主に2つの意味があります。ひとつは、日本人におけるABO式血液型の出現頻度が低いこと。もうひとつは、ABO式にRh式などの分類を組み合わせた結果、該当する人が少なくなることです。

一般的な血液型の会話ではA型、B型、O型、AB型の4種類を指します。しかし、医療現場ではそれだけで血液型の特徴をすべて説明できません。赤血球の表面にはABO式やRh式を含む多くの血液型抗原が存在し、その組み合わせによって輸血時の適合性が変わります。

日本赤十字社の輸血情報では、日本人のABO式血液型の割合はA型約40%、O型約30%、B型約20%、AB型約10%とされています。この比率を基準にすれば、AB型が4種類の中で最も少ない血液型です。

ただし、AB型だからといって、医学的に「希少な血液型」に該当するとは限りません。ABO式だけで考える場合と、Rh式などを含めて考える場合では、珍しさの基準が異なります。

また、日本赤十字社が説明する「まれな血液型」は、出現頻度がおおむね1%以下で、輸血に必要な血液の確保が難しくなるおそれのある血液型を指します。これは単純な人気ランキングのような分類ではなく、輸血医療上の確保の難しさを考慮したものです。

【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:tsunagaru-mugen.or.jp)

【珍しい血液型ランキング】日本人の割合と比較を一覧で解説

血液型の珍しさを数字で比較するには、ABO式の4種類と、Rhマイナスを含む組み合わせを分けて考える必要があります。日本赤十字社の血液センターが公表している割合を参考に、代表的な血液型を比較します。

血液型 日本人における割合の目安 人数に換算した目安 珍しさの見方
AB型Rhマイナス 約0.05% 約2,000人に1人 一般的なABO・Rhの組み合わせでは特に少ない
B型Rhマイナス 約0.1% 約1,000人に1人 Rhマイナスの中でも少ない
O型Rhマイナス 約0.15% 約670人に1人 日本人では比較的少ない
A型Rhマイナス 約0.2% 約500人に1人 ABO式では多いA型でもRhマイナスなら少数
Rhマイナス全体 約0.5% 約200人に1人 日本人では少数派
AB型(Rh式を区別しない) 約10% 約10人に1人 ABO式の4種類では最少

出典:日本赤十字社の血液センターが公開する血液型情報。割合は公表値に基づく概算であり、個々の地域や集団の実測比率を示すものではありません。

この比較からわかるのは、珍しさには段階があるということです。AB型はABO式の中では少数ですが、約10人に1人という割合です。一方、AB型Rhマイナスは約2,000人に1人とされ、単純にAB型と呼ぶ場合よりも該当する人が大幅に少なくなります。

なお、表の「AB型Rhマイナス」などは、ABO式とRh式を組み合わせた分類です。Rhマイナス全体の割合と、AB型Rhマイナスの割合は別の指標なので、ランキングを比較するときは何を数えているのかを確認する必要があります。

【血液型が珍しい理由】ABO式の仕組みとRhマイナスの正体

血液型が人によって異なるのは、赤血球の表面にある抗原などの違いによるものです。日本輸血・細胞治療学会や日本赤十字社は、ABO式血液型について、赤血球の抗原と血清中の抗体を調べて分類すると説明しています。

ABO式では、A型の赤血球にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはA抗原とB抗原の両方があります。O型にはA抗原もB抗原もありません。血清中の抗体にも違いがあり、A型は抗B、B型は抗A、O型は抗Aと抗Bを持ち、AB型は通常、抗A・抗Bを持ちません。

この違いは、輸血時に重要です。例えば、A型の人にB抗原を持つ赤血球を輸血すると、受血者の抗Bが反応し、赤血球が破壊されるなどの重い副反応につながる可能性があります。そのため、輸血ではABO式血液型の適合性を厳密に確認します。

ABO式血液型は遺伝によって決まります。A型の遺伝子型にはAAとAO、B型にはBBとBO、AB型にはAB、O型にはOOがあります。AとBは共優性で、Oは通常、AやBに対して劣性として働きます。親の血液型だけから子どもの血液型を単純に決めつけることはできず、親それぞれの遺伝子型が関係します。

一方、Rh式血液型では、複数ある抗原のうちD抗原の有無が一般的なRhプラス・Rhマイナスの区別に使われます。D抗原があればRhプラス、なければRhマイナスです。日本赤十字社によると、日本人のRhマイナスの割合は約0.5%で、白人では約15%とされています。集団によって出現頻度が異なる点も特徴です。

ここで注意したいのは、Rhマイナスが病気や体の弱さを意味するわけではないことです。Rhマイナスは血液型の特徴であり、それだけで健康状態や性格、能力が決まるものではありません。

【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:tiktok.com)

【珍しい血液型の実態と真相】Rhマイナス以外にも希少な型がある

珍しい血液型というとRhマイナスがよく知られていますが、血液型の分類はABO式とRh式だけではありません。日本赤十字社は、赤血球にはABO式やRh式を含め多くの抗原があると説明しています。日本赤十字社の医薬品情報では、赤血球の血液型抗原は400種類余りに及ぶとされています。

このため、ABO式とRh式が同じでも、ほかの血液型抗原や、血液中に存在する不規則抗体の違いによって、輸血に適した血液を選ぶ必要が生じる場合があります。

日本赤十字社の「特別な血液」に関する解説では、まれな血液型を、出現頻度がおおむね1%以下で輸血用血液の確保に支障が出るおそれのあるものと説明しています。血液センターでは検出頻度などに応じて管理し、必要に応じて希少な血液を凍結保存したり、献血者に登録への協力を依頼したりしています。

意外なのは、Rhマイナスであれば必ずしも日本赤十字社の定義する「まれな血液型」に含まれるわけではないことです。Rhマイナスは日本人では約200人に1人と少数ですが、献血された血液について検査が行われているため、同機関の説明では、輸血時に確保が困難になることが比較的少なく、まれな血液型の分類には含まれていません。

つまり、血液型の珍しさを考える際には、人口に占める割合だけでなく、必要な血液がどれほど確保しにくいかという医療上の事情も重要です。単純な人数の少なさと、輸血医療における希少性は、必ずしも一致しません。

また、希少な血液型を持っていること自体が、必ずしも健康上の問題を意味するわけではありません。重要なのは、輸血や妊娠などで必要となる場合に、本人の血液型や抗体の情報を正しく把握し、適切な医療につなげることです。

【珍しい血液型の見分け方】外見では判断できる?検査の注意点

血液型は、顔つきや体格、肌の色、性格などの外見的な特徴から判別できません。ABO式やRh式を正確に知るには、医療機関などで血液検査を受ける必要があります。

ABO式の判定では、赤血球表面の抗原を調べる検査と、血清中の抗体を調べる検査が用いられます。Rh式についても、必要な抗原の有無を検査して判定します。輸血では加えて、患者と輸血用血液の適合性を確認する検査などが行われます。

子どもの頃に家族から聞いた血液型や、母子健康手帳などに記載された情報だけでは、現在の血液型を医学的に確定する根拠として十分でない場合があります。輸血時には、本人の申告だけに頼らず、医療機関で必要な確認検査を行うのが原則です。

自分の血液型が気になる場合は、医療機関に検査の必要性や方法を相談するのが確実です。献血を通じて血液型を知る機会もありますが、献血には年齢や健康状態などの条件があるため、誰でも利用できる検査方法ではありません。

特に珍しい血液型かどうかを調べたい場合は、ABO式だけでなくRh式や、必要に応じてその他の血液型抗原についても医療機関で相談するとよいでしょう。ただし、通常の健康管理で、珍しい血液型かどうかを知ること自体が必須というわけではありません。

【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:newsdig.ismcdn.jp)

【1970年代から2026年へ】血液型占いとBPOの声明を検証

血液型が珍しいかどうかという医学的な話題とは別に、日本では血液型を性格や相性と結びつける文化が広く知られています。その普及の背景をたどると、1970年代の出版文化やテレビ番組、雑誌などの影響が見えてきます。

国立国会図書館の書誌情報によると、能見正比古の著書『血液型でわかる相性』は1971年に刊行されています。血液型を相性や人間関係の解釈に用いる考え方は、こうした出版物などを通じて広まり、性格占いや今日の運勢といった娯楽として定着していきました。

しかし、血液型占いが広く親しまれていることと、血液型が性格を科学的に予測できることは別問題です。2004年には、血液型と性格を結びつけるテレビ番組について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が懸念を示しました。

BPOの公式発表によると、同委員会は2004年6月以降、非科学的な事柄を扱う番組について検討していました。血液型関連番組に対する視聴者からの批判的な意見が増えたことを受け、同年12月8日に「血液型を扱う番組」に対する要望を公表しました。

要望では、血液型によって人間の性格が規定されるという見方を助長しないよう、放送各局に求めています。BPOは、血液型と性格の関係が科学的に実証されたかのように番組で扱われることや、血液型を理由に人を分類・評価することが、学校などでの偏見や差別につながる危険性を指摘しました。

当時のBPO発表では、日本民間放送連盟の放送基準「第8章 表現上の配慮」54条が取り上げられています。この条項は、占いや運勢判断などを断定的に扱ったり、無理に信じさせたりしないよう定めたもので、BPOは血液型番組の現状が基準に抵触するおそれがあると判断しました。

ただし、2026年時点で参照できる日本民間放送連盟の現行放送基準では、条番号が改定されています。2023年5月24日改正、2024年4月1日施行の基準では、占いや運勢判断に関する規定は第8章の53条です。54条は残虐・悲惨・虐待などの情景表現に関する規定となっています。2004年当時の条番号と現行の条番号を混同しないことが大切です。

この経緯が示しているのは、血液型占いそのものを楽しむことと、血液型によって人の価値や性格を決めつけることには明確な違いがあるという点です。BPOが特に問題視したのは、娯楽としての占いが、子どもたちの間で固定観念や差別意識を生む可能性でした。

【血液型と性格の関係】科学的根拠と血液型ステレオタイプ

「A型は几帳面」「B型はマイペース」「O型はおおらか」「AB型は個性的」といったイメージは、日本の血液型占いでよく見られる典型的な分類です。しかし、これらは広く流通しているイメージであって、血液型だけで個人の性格を確実に説明できるという科学的な根拠が確立されているわけではありません。

性格は、遺伝的な要因だけでなく、育った環境、経験、人間関係、文化など、多様な要因の影響を受けます。4種類の血液型だけで複雑な性格を分類しようとすると、個人差を見落とし、先入観に合う行動ばかりを意識してしまうおそれがあります。

この問題を考えるうえで参考になるのが、横田晋大による論文「血液型と相性(2)―配偶者選択の道具としての血液型ステレオタイプ―」です。同論文は2013年9月30日刊行の『広島修大論集』第54巻第1号、23~34ページに掲載され、広島修道大学学術交流センターの学術リポジトリで公開されています。

論文では、血液型による性格判断が、性格そのものを予測する道具というより、相手との相性を判断するための手がかりとして使われている可能性を検討しています。161人を対象にシナリオを用いた調査を行い、血液型情報が今後の関係構築に役立つと思う程度と、嫌悪刺激への敏感さとの関連を分析しました。その結果、女性では正の相関が見られた一方、男性では同様の関係が確認されず、研究で検討した仮説は女性についてのみ支持されました。

この研究は、血液型が性格を決定することを証明したものではありません。むしろ、血液型に対する信念が、人間関係や配偶者選択における判断材料として機能する可能性を検討したものです。調査の対象者数や研究方法にも限界があるため、結果をすべての人に当てはめることはできません。

血液型ステレオタイプの問題は、占いが当たるかどうかだけではありません。「この人はB型だから自分勝手だろう」「AB型だから付き合いにくいだろう」といった先入観が、相手の実際の言動を正しく評価する機会を奪うことです。血液型を会話のきっかけとして楽しむことと、血液型を根拠に相手を評価することは、分けて考える必要があります。

【プロの結論】珍しさは医学的な事実、性格判断は別の問題

血液型が珍しいかどうかを正しく判断するには、まず分類の基準を明確にすることが大切です。ABO式の4種類だけを比べればAB型が最少ですが、Rh式を組み合わせると、AB型Rhマイナスのように、さらに出現頻度が低い血液型があります。さらに細かな血液型抗原まで含めれば、分類は一段と複雑になります。

一方、血液型が珍しいことから、性格、才能、恋愛傾向、相性などを推測することはできません。医学的な血液型分類は、赤血球の抗原や抗体、遺伝などに関する知識であり、血液型占いは文化や娯楽として広まった考え方です。

2026年に血液型に関する情報を調べるなら、次の3点を判断基準にすると、事実とイメージを混同しにくくなります。

  • 割合を確認する:「珍しい」と書かれていたら、ABO式だけの割合なのか、Rh式などを組み合わせた割合なのかを確認する。
  • 医療情報と占いを区別する:輸血に関する情報は日本赤十字社や日本輸血・細胞治療学会などの医学的な資料を参考にし、性格占いは科学的な診断と同じように扱わない。
  • 人を血液型で決めつけない:血液型は人の性格や価値を評価する尺度ではない。相手の個性は、実際の言動や関係性を通して理解する。

珍しい血液型を知ることには、輸血医療や血液型の仕組みへの理解を深める意味があります。しかし、希少性をそのまま特別な能力や性格に結びつける根拠はありません。医学的な分類と社会に広まったイメージを分けて考えることが、血液型の情報を正しく受け取るための基本です。

【血液型珍しい】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:日本人で最も珍しい血液型は何ですか?
A1:ABO式だけならAB型が最少で、割合は約10%です。Rh式も組み合わせると、AB型Rhマイナスは約0.05%、約2,000人に1人とされています。ただし、さらに細かな血液型抗原まで含めると、より希少な血液型も存在します。

Q2:Rhマイナスの血液型は珍しいのですか?
A2:はい。日本人のRhマイナスは約0.5%で、約200人に1人とされています。ただし、Rhマイナスだから必ずしも健康上の問題があるわけではありません。また、日本赤十字社の分類では、Rhマイナス全体は輸血用血液の確保が比較的可能なため、「まれな血液型」には含まれていません。

Q3:珍しい血液型かどうかは、どうすればわかりますか?
A3:外見や性格では判断できません。医療機関などで血液型検査を受け、必要に応じてRh式やその他の血液型抗原について確認します。輸血では、本人の申告だけでなく、医療機関による血液型判定や適合性の検査が重要です。

Q4:血液型が珍しい人は、性格も珍しいのですか?
A4:そのような科学的根拠は確立されていません。血液型は赤血球の抗原などによる分類であり、性格や能力を決めるものではありません。血液型占いは娯楽として楽しむことはできますが、個人の性格を判断する医学的な方法ではありません。

Q5:BPOはなぜ2004年に血液型占いへ懸念を示したのですか?
A5:血液型と性格の関係が科学的に実証されているかのような番組が相次ぎ、視聴者から批判的な意見が寄せられたためです。BPOの青少年委員会は2004年12月8日、血液型で性格が決まるという固定観念や、子どもたちの間での偏見・差別につながる危険性を指摘し、放送各局に配慮を求めました。

まとめ:2026年に知っておきたい血液型の正しい見方

血液型の珍しさは、ABO式の分類だけでなく、Rh式やその他の血液型抗原まで考慮することで見え方が変わります。日本人ではAB型がABO式の4種類の中で最も少なく、Rhマイナスは約0.5%です。AB型Rhマイナスは約2,000人に1人とされ、一般的なABO・Rhの組み合わせでは特に少ない血液型です。

一方、血液型占いは1970年代以降、日本の出版物やメディアを通じて広まりましたが、血液型で性格や相性が決まるという考え方に確立した科学的根拠はありません。2004年のBPOの要望も、血液型そのものを問題視したのではなく、血液型による決めつけが偏見や差別につながる危険性を指摘したものでした。

珍しい血液型について調べるときは、出現頻度と医学的な希少性を区別し、性格に関するイメージを事実と混同しないことが大切です。血液型を知識として理解しながら、一人ひとりの個性を血液型だけで判断しない姿勢を持ちたいものです。

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トレンドリサーチャー 天海 凛
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美容・ファッション領域のライター。ブランドの公式発表、商品の成分表示、取材先の一次コメントをもとに構成し、体験談と公開情報を区別して記載します。

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