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【結論】2026年現在も日本メガネベストドレッサー賞は開催されている?

橘 蒼 橘 蒼 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

最初に答えを整理すると、日本メガネベストドレッサー賞は2025年に復活しています。ただし、2026年も従来どおり毎年開催されていると判断できる状況ではありません。

【検証資料 1】日本メガネベストドレッサー 賞の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

2025年9月19日、運営を担うRX Japanが第34回の受賞者を発表しました。表彰式は同年10月1日、東京ビッグサイトで開催。2020年の第33回以来、5年ぶりの実施となりました。

一方、2026年10月30日現在、第35回に当たる2026年版の受賞者や表彰式について、確認できる主催者の正式発表は見当たりません。したがって、最新の開催実績は2025年の第34回です。

2026年には、眼鏡業界の展示会として日本国際眼鏡展(JEX)の開催も案内されています。一般社団法人日本メガネ協会が公表した開催案内では、10月7日・8日の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催する予定とされていました。ただし、JEXの開催と日本メガネベストドレッサー賞の開催は別の話です。

つまり、2025年の復活は事実ですが、今後も毎年継続するかどうかは別途確認が必要です。「完全終了した」という見方も、「毎年必ず開催される」という見方も、現状を正確に表していません。

【歴史年表】1988年の第1回から2025年の第34回まで

日本メガネベストドレッサー賞

日本メガネベストドレッサー賞の始まりは1988年です。国際メガネ展iOFTとともに発展し、政界、経済界、文化界、芸能界、スポーツ界など、さまざまな分野から受賞者を選んできました。

時代によって部門構成や受賞者の顔ぶれは変化しています。特に2010年代以降は、テレビや映画で活躍する俳優、アーティスト、モデルなどが注目を集めるようになりました。

開催の変遷を一覧で整理すると、次のようになります。

時期 開催・出来事 主なポイント 1988年 第1回開催 安倍晋太郎、逸見政孝、陣幕勝昭らが受賞 2014年 第27回 石原さとみ、甘利明、高嶋ちさ子らが受賞 2017年 第30回 高橋一生、土屋太鳳、吉田沙保里、宮藤官九郎らが受賞 2020年 第33回 中井貴一、吉田羊、藤田ニコル、古舘伊知郎らが受賞 2021〜2024年 開催の空白期間 2020年以降、5年間の中断 2025年 第34回・復活 石破茂、木村文乃、成田悠輔、加賀美ハヤトが受賞 2026年10月 最新状況 第35回の正式な開催・受賞者発表は確認できず

出典:RX Japanの公式発表、眼鏡業界の受賞記録、各回の報道資料をもとに整理。

1988年の第1回は誰が受賞した?

第1回の受賞者として知られるのが、政治家の安倍晋太郎、アナウンサー・タレントとして活躍した逸見政孝、相撲界の陣幕勝昭らです。

1988年当時は、メガネが単なる視力矯正器具ではなく、知性や個性、社会的な印象を演出するファッションアイテムとしても認識され始めていた時期でした。

政治家や文化人、スポーツ選手などを表彰対象にしたことには、眼鏡を特定の職業や年齢層に限らない存在として広める狙いも読み取れます。

2014年に第27回を迎えた際の業界記事でも、1988年の第1回受賞者として安倍晋太郎や逸見政孝の名前が紹介されています。

第30回の2017年には高橋一生や土屋太鳳が受賞

2017年の第30回では、俳優の高橋一生と土屋太鳳、脚本家・監督・俳優の宮藤官九郎、レスリング選手の吉田沙保里、モデルの森星らが選ばれました。

この年は欅坂46も特別賞を受賞。芸能人だけでなく、スポーツや経済など幅広い分野の著名人を取り上げる賞の特徴がよく表れています。

RX Japanの当時の発表資料では、受賞者の顔ぶれだけでなく、受賞者が実際にメガネを掛けて登場することや、業界関係者に向けた製品のPR効果も紹介されていました。

第33回・2020年の受賞者一覧

休止前最後の開催となった第33回は、2020年10月27日に東京ビッグサイトで表彰式が行われました。

主な受賞者は次のとおりです。

- 政界部門:加藤勝信
- 文化界部門:古舘伊知郎
- 芸能界部門・男性:中井貴一
- 芸能界部門・女性:吉田羊
- サングラス部門・男性:滝藤賢一
- サングラス部門・女性:藤田ニコル
- 特別賞・SDGs部門:生見愛瑠
- 芸人部門・よしもと選抜:銀シャリ・橋本直、アインシュタイン・稲田直樹、相席スタート・山﨑ケイ、ミキ

第33回は従来の個人受賞に加え、吉本興業所属の芸人による選抜チームも表彰された点が特徴です。

【2025年第34回】石破茂・木村文乃・成田悠輔・加賀美ハヤトが受賞

2025年10月1日開催

5年ぶりの復活となった2025年の第34回は、従来の受賞者構成から一歩踏み出した顔ぶれになりました。

政界、芸能界、経済界に加え、VTuber部門が設けられたことが大きな特徴です。特に、バーチャルタレントが眼鏡業界の歴史ある賞に選ばれた点は、エンターテインメントの変化を象徴する出来事でした。

2025年の受賞者と選考理由

1.政界部門:石破茂

当時の内閣総理大臣だった石破茂は、政界部門で受賞しました。普段から眼鏡を掛けて公務に臨む姿が印象的で、業界関係者から支持が集まったことが選考理由として紹介されています。

現職の内閣総理大臣が受賞するのは、1996年の橋本龍太郎以来29年ぶりでした。

2025年10月1日の表彰式では、石破氏が実際に登壇。副賞として贈られたサングラスも披露し、話題になりました。

2.芸能界部門:木村文乃

ドラマやCMなどで眼鏡を掛けた役柄を演じてきた木村文乃が選ばれました。

公式発表では、眼鏡が生み出す知的な印象と、実力派女優としての活躍が評価されています。


3.経済界部門:成田悠輔

経済学者の成田悠輔は、特徴的な眼鏡姿でメディアに出演するスタイルが評価されました。

学問と実社会をつなぐ存在としての知名度も選考理由に挙げられています。


4.VTuber部門:加賀美ハヤト

にじさんじ所属のVTuber、加賀美ハヤトが受賞しました。

本人モデルの眼鏡が即完売した実績や、若年層を中心とした支持が選考理由として紹介されています。


従来の俳優や政治家、文化人とは異なるデジタル上の著名人を表彰対象に加えたことは、賞の対象領域が広がったことを示しています。

4人の受賞者と選考理由は、2025年9月19日に公開されたRX Japanの公式プレスリリースに記載されています。

加賀美ハヤトの受賞が象徴するもの

加賀美ハヤトの受賞は、単にVTuberが有名になったという話にとどまりません。

かつてはテレビ番組や映画、新聞、スポーツなどを中心に著名人の知名度が形成されていました。しかし、現在は動画配信プラットフォームやバーチャルタレントも、ファッションや商品文化に影響を与える存在になっています。

自身のモデルを使用した眼鏡が商品として支持されていたことは、メディア上のイメージと実際の購買行動が結び付いていることを示す事例です。

5年ぶりの復活に際してVTuber部門を設けたことは、単に昔の形式に戻すのではなく、新しい時代の眼鏡文化を取り込もうとする姿勢としても受け止められます。

【主催団体の正体】日本医用光学機器工業会・RX Japan・福井県眼鏡協会の関係

日本メガネベストドレッサー賞を調べる際、混乱しやすいのが主催団体の表記です。

業界の紹介記事などでは、日本医用光学機器工業会、リード エグジビション ジャパン(現在のRX Japan)、一般社団法人福井県眼鏡協会の3団体が主催者として紹介されています。

ただし、開催時期によって展示会の主催者や関係団体の表記は異なります。2025年の公式プレスリリースでは、RX Japanが表彰式の開催主体として案内しており、併催イベントとなる国際メガネ展iOFTの主催者もRX Japanとされています。

それぞれの団体は何をしている?



日本医用光学機器工業会

医用光学機器の製造・輸入・販売に関わる事業者が集まる業界団体です。眼鏡レンズや関連機器を含む光学分野の産業活動に関わっています。

1984年設立。公式の団体紹介による。




RX Japan

展示会や商談イベントの企画・運営を行う企業です。国際メガネ展iOFTを主催し、2025年の第34回表彰式についても公式発表と開催案内を担当しました。

2025年の運営主体として公式資料に記載。




一般社団法人福井県眼鏡協会

福井県の眼鏡産業の振興を目的とする団体です。鯖江を中心とした産地の技術や製品のPR、展示会運営、ブランド育成などに取り組んでいます。

1982年9月30日設立。




特に福井県眼鏡協会の存在は、賞の産業的な背景を理解するうえで重要です。福井県は国内の眼鏡生産を支える代表的な産地であり、チタンフレームなどの素材開発や加工技術でも知られています。

この賞は芸能イベントのように見えますが、その背後には眼鏡メーカー、産地、卸売業者、展示会運営会社などの産業ネットワークがあります。

受賞者をメディアに登場させることで、眼鏡そのものの認知度を高め、業界全体の需要を広げる仕組みが成立しているのです。

【休止理由の真相】なぜ2020年から2025年まで5年間も空いたのか?

日本メガネベストドレッサー賞の検索で特に多い疑問が、2020年の第33回以降、なぜ開催されなくなったのかという点です。

ここで押さえておきたいのは、2020年に賞が突然消滅したわけではないということです。第33回の表彰式は実際に開催され、受賞者も正式に発表されています。

休止の理由は新型コロナウイルスだった?

2021年以降は新型コロナウイルス感染症の影響が社会全体に及んでいたため、感染対策やイベント運営環境の変化を連想する人も少なくありません。

しかし、2025年の復活を案内した主催者側の発表では、2021年から2024年まで開催しなかった具体的な理由について、明確な説明は示されていません。

そのため、休止の原因を新型コロナウイルスだけに限定することはできません。開催体制や展示会の運営方針など、複数の事情が関係した可能性は考えられますが、公式に説明された確定理由とは区別する必要があります。

また、2025年の復活については、一般社団法人日本メガネ協会が2025年8月25日の告知で、iOFTにおける日本メガネベストドレッサー賞の復活を紹介しています。

2025年の再開はどのように決まった?

再開に向けた動きが明確になったのは2025年です。

RX Japanは9月19日、受賞者と表彰式の開催予定を公式発表しました。開催日は10月1日、会場は東京ビッグサイト東7ホールのiOFT展示場内特設会場です。

そして予定どおり表彰式が実施され、第34回として5年ぶりに賞が復活しました。

この再開には、展示会の集客や眼鏡業界のPRという従来の役割に加え、VTuberなど新しい分野の著名人を表彰することで、若年層への接点を増やす狙いも見て取れます。

終了説が広がった背景

休止期間中に賞の公式サイトから関連ページが削除されたことも、終了説が広がった一因として報じられています。

毎年ニュースになるイベントが数年間更新されなくなれば、読者が「もうなくなったのでは」と考えるのは自然なことです。

しかし、2025年の第34回開催によって、少なくとも完全に消滅したという見方は正しくなかったことが明らかになりました。

【評判と評価】日本メガネベストドレッサー賞は本当に価値がある?

日本メガネベストドレッサー賞は、長年にわたり著名人を表彰してきた眼鏡業界の顕彰イベントです。ただし、その評価を理解するには、単純な人気投票や客観的なファッションランキングとは異なる性格を持つことを知っておく必要があります。

選考方法は人気投票なのか

過去の主催者資料では、業界関係者と一般消費者からの支持に基づいて受賞者を選ぶ賞と説明されています。2013年のGLAFASの記事では、眼鏡業界関係者からの投票結果をもとに選考する方法も紹介されていました。

一方、2025年の公式発表では、受賞者ごとの選考理由は公表されていますが、投票数や配点、評価項目ごとの詳細な割合までは公開されていません。

したがって、受賞者を日本で最も眼鏡が似合う人物の客観的な順位と解釈するのは適切ではありません。業界からの支持や著名人としての存在感、眼鏡とのイメージの結び付きなどを評価する顕彰イベントとして見るのが自然です。

石破茂の受賞には賛否両論があった

2025年の受賞者のなかでも、石破茂の選出は特に大きな反響を呼びました。

授賞式で披露されたサングラス姿には、似合っている、普段と印象が違うといった好意的な反応が報じられました。一方、政治的な立場や当時の政権への評価を背景に、受賞の妥当性を疑問視する声も一部のネットユーザーから出ています。

週刊女性PRIMEは、受賞後にX上で「忖度」や「茶番」といった批判的な投稿があったと報道しました。対照的に、デイリースポーツはサングラス姿に対する肯定的な反応やユーモラスなコメントを紹介しています。

このように、評判は一枚岩ではありません。賞そのものへの評価と、個別の受賞者に対する政治的・社会的な評価が混ざりやすい点には注意が必要です。

歴代受賞者から見える賞の変化

歴代受賞者を振り返ると、賞の役割が時代とともに変わってきたことが分かります。

- 1980年代:政治家、文化人、スポーツ選手など社会的な知名度を持つ人物が中心。
- 2000年代:俳優、歌手、モデルなど、テレビや広告での発信力が強い人物が目立つ。
- 2010年代:高橋一生、土屋太鳳、石原さとみ、藤田ニコルなど、ファッション面での影響力を持つ著名人が受賞。
- 2020年代:SDGs部門やVTuber部門など、社会的テーマやデジタル文化も対象に加わる。

こうした変化は、眼鏡が視力矯正の道具だけでなく、個性を表現するファッションアイテムとして広く認知されてきたこととも関係しています。

受賞歴を参考にするなら、どこを見るべき?

眼鏡選びの参考として受賞者を調べる場合は、受賞者の顔立ちだけでなく、どのようなフレームを着用していたのか、どのような印象を作っているのかを見ることが役立ちます。

特に参考になるのは次の3点です。

1. フレームの形状: 丸型、スクエア型、ウェリントン型など、顔の輪郭との組み合わせを見る。
2. 色と素材: 黒やブラウンの定番色だけでなく、メタルや透明感のあるフレームも比較する。
3. 着用シーン: ビジネス、普段着、フォーマルなど、実際に使用する場面に合うかを考える。

受賞者と同じモデルを選ぶことだけが正解ではありません。顔の幅や鼻の高さ、掛け心地、レンズの用途などを踏まえて選ぶことが大切です。

【よくある質問】日本メガネベストドレッサー賞に関するFAQ

Q1:日本メガネベストドレッサー賞は現在も続いていますか?

A1:2025年に第34回が5年ぶりに開催され、賞は復活しました。ただし、2026年の第35回開催や受賞者については、10月30日現在、正式な発表を確認できていません。

Q2:日本メガネベストドレッサー賞の第1回はいつ開催されましたか?

A2:1988年です。第1回の受賞者には安倍晋太郎や逸見政孝などが名を連ねています。

Q3:2020年の第33回の受賞者は誰ですか?

A3:加藤勝信、古舘伊知郎、中井貴一、吉田羊、滝藤賢一、藤田ニコル、生見愛瑠などです。また、よしもとメガネ選抜も受賞しています。

Q4:2025年の第34回では誰が受賞しましたか?

A4:石破茂、木村文乃、成田悠輔、加賀美ハヤトの4人です。政界、芸能界、経済界、VTuberの各部門から選出されました。

Q5:日本メガネベストドレッサー賞の休止理由は何ですか?

A5:2020年の第33回から2025年の第34回まで開催に空白がありましたが、主催者側から具体的な休止理由は明確に説明されていません。新型コロナウイルスの影響だけが原因だったと断定することもできません。

Q6:日本メガネベストドレッサー賞は誰が主催していますか?

A6:過去の業界資料では、日本医用光学機器工業会、リード エグジビション ジャパン(現RX Japan)、一般社団法人福井県眼鏡協会などが主催団体として紹介されています。2025年の公式開催案内ではRX Japanが主催者として記載されています。

Q7:2026年の最新受賞者は誰ですか?

A7:2026年の第35回については、確認できる正式な受賞者発表がありません。そのため、最新の確定した受賞者は2025年第34回の石破茂、木村文乃、成田悠輔、加賀美ハヤトです。

まとめ:日本メガネベストドレッサー賞は復活したが、今後の継続開催が焦点

日本メガネベストドレッサー賞は、1988年に第1回が始まって以来、眼鏡が似合う著名人を表彰してきた歴史あるイベントです。2020年には第33回が開催され、その後5年間の空白を経て、2025年に第34回として復活しました。

再開を象徴したのは、石破茂、木村文乃、成田悠輔、加賀美ハヤトという幅広い受賞者の顔ぶれです。特にVTuber部門の設置は、眼鏡文化が従来の芸能・ファッションの枠を越えて広がっていることを示しました。

休止理由については、主催者による明確な説明がなく、新型コロナウイルスだけを原因とする見方には慎重さが必要です。また、2026年の第35回についても正式な開催情報が確認できないため、2025年の復活をもって毎年の開催が確定したと考えることはできません。

【プロの結論】この賞を理解するうえで大切なのは、単なる芸能人の人気ランキングとして捉えないことです。日本の眼鏡産業、展示会、産地の技術、著名人によるファッション発信が交差する業界イベントとして見ると、その存在意義がより明確になります。

今後の注目点は、第35回の開催が発表されるかどうか、そしてVTuberなど新しい分野を取り込んだ選考方式が定着するかどうかです。2025年の復活は歴史の再開を示す重要な節目でしたが、賞の将来を判断するには、次回開催の正式発表と継続的な運営実績を見守る必要があります。

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橘 蒼
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