「よってこやが閉店したのはなぜ?」「岡崎店はいつ閉店した?」「2026年現在、営業している店舗は残っているの?」――。京都屋台味のラーメンで知られる「よってこや」をめぐり、閉店理由や現在の店舗状況を調べる人が増えています。
2025年3月25日には、東海地方の店舗として知られたよってこや岡崎店が閉店しました。一方、湘南台駅前店は2020年、長堀上町店は2012年に閉店しており、恵比寿本店も現在は営業していません。ただし、これらの閉店がすべて同じ理由によるものだと裏付ける公表資料は確認できません。2026年9月1日時点の運営会社の公式店舗一覧では、国内の「よってこや」ブランドの店舗も掲載されています。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 閉店の現状:よってこやは全店閉店したわけではなく、2026年9月1日時点の公式店舗一覧には国内5店舗が掲載されています。
- 閉店理由:岡崎店、湘南台駅前店、恵比寿本店、長堀上町店には閉店事例がありますが、各店の具体的な閉店理由は公表情報から特定できません。
- 運営会社の動向:イートアンドホールディングスの連結業績は2026年2月期に増収・営業増益となっており、よってこやの閉店だけを根拠にグループ全体の経営危機と判断することはできません。
【2026年最新】よってこやは全店閉店した?現在の店舗一覧と店舗数の推移
2026年10月時点で、よってこやが全国一斉に営業を終了したという事実は確認できません。株式会社イートアンドホールディングスが公開する公式店舗一覧では、2026年9月1日時点の「よってこや」ブランドの店舗として、次の5店舗が掲載されています。
- 東京都:新宿南口店
- 神奈川県:川崎藤崎店
- 神奈川県:センター北あいたい店
- 大阪府:城北工大前店
- 奈良県:平群店
この一覧には、よってこやと同じラーメン事業の区分に「つけ麺工房浅草製麺所」も掲載されています。ただし、これは別の店名であるため、よってこやの店舗数にそのまま加えるのは適切ではありません。
店舗数の推移を考えるうえで参考になるのが、2025年3月に岡崎店の閉店を報じた地域メディアの情報です。当時の記事では、よってこやは国内7店舗、海外3店舗と紹介されていました。その後、2026年9月1日時点の公式一覧では国内の同ブランド店舗が5店となっています。
ただし、両者は情報の基準日や集計方法が異なる可能性があります。掲載数の差を、そのまま閉店数と断定することはできません。それでも、少なくとも国内で確認できる店舗網が限られていることは明らかです。
なお、運営会社の公式店舗一覧には、開店・閉店の情報が更新のタイミングによって反映されていない場合があるとの注意書きもあります。来店を予定している場合は、店舗の営業情報を事前に確認するのが確実です。
【閉店店舗一覧】岡崎店・湘南台駅前店・恵比寿本店・長堀上町店の閉店日
「よってこや閉店」という検索で特に関心を集めるのが、岡崎店、湘南台駅前店、恵比寿本店、長堀上町店の4店舗です。各店舗の閉店時期について、地域メディアの報道、店舗の発信として紹介された情報、食べログの店舗掲載情報などを整理しました。
| 店舗名 | 閉店時期 | 確認できる情報 | 閉店理由 |
|---|---|---|---|
| よってこや岡崎店 | 2025年3月25日 | 店頭の閉店告知を地域メディアが報道 | 具体的な理由は確認できず |
| よってこや湘南台駅前店 | 2020年4月末 | 店舗の公式Xで閉店を告知。約17年の営業への感謝を伝えた | 具体的な理由は確認できず |
| よってこや恵比寿本店 | 閉店日不詳 | 食べログで閉店表示。1999年3月のオープン記録がある | 具体的な理由は確認できず |
| よってこや長堀上町店 | 2012年5月30日 | 食べログの店舗情報に閉店日と当時の告知への記載がある | 具体的な理由は確認できず |
※上記は確認できた主な閉店事例です。よってこやの全閉店店舗を網羅した公式一覧ではありません。
よってこや岡崎店:2025年3月25日に閉店
愛知県岡崎市上和田町にあったよってこや岡崎店は、2025年3月25日を閉店日として告知されました。2025年3月に公開された岡崎にゅーすなどの地域メディアが、店頭の張り紙をもとに閉店予定を報じています。
岡崎店は、東海地方にあったよってこやの店舗として知られ、人気YouTubeグループ「東海オンエア」のファンにとっても思い出のある場所として紹介されました。閉店のニュースが地域で取り上げられた背景には、単にラーメン店が一つなくなる以上の意味があったと考えられます。
よってこや湘南台駅前店:2020年4月末に閉店
神奈川県藤沢市の湘南台駅前店については、店舗の公式Xによる閉店告知が地域情報サイトで紹介されています。2020年4月30日付の投稿として伝えられた文面では、開店から約17年にわたって利用客に支えられたことへの感謝が述べられていました。
この告知から読み取れるのは、長期間にわたって営業していたことと、閉店時に利用客へ感謝を伝えていたことです。閉店に至った経営上の事情や、採算面の問題があったかどうかまでは明らかになっていません。
よってこや恵比寿本店:閉店日は特定できるか
東京都渋谷区恵比寿南にあった恵比寿本店は、食べログで閉店店舗として掲載されています。店舗情報には1999年3月のオープン記録があり、ラーメン、つけ麺、餃子などを提供していたことも確認できます。
一方、今回確認できた掲載情報からは、最終営業日を特定できません。閉店した事実と、閉店した年月日を確定できることは別です。閉店日を検索している場合は、日付を断定した二次情報よりも、当時の店舗告知などの記録を優先する必要があります。
よってこや長堀上町店:2012年5月30日に閉店
大阪市天王寺区上本町にあった長堀上町店は、食べログの店舗情報に2012年5月30日をもって閉店した旨が記載されています。当時の公式サイトに掲載された閉店告知への言及もあり、今回の4店舗のなかでは閉店日を具体的に確認できる事例の一つです。
ただし、ここでも閉店日は確認できても、なぜ営業を終了したのかという理由までは分かりません。2012年の閉店と2025年の岡崎店の閉店を、同じ経営判断によるものとして一括りにする根拠はありません。
【閉店理由の真相】よってこやは不採算店舗の整理を進めているのか
よってこやの閉店理由を調べる際に注意したいのは、「閉店したこと」と「不採算だったために閉店したこと」を区別する点です。
今回取り上げた4店舗について、店舗ごとの売上高、営業利益、賃料、人件費、契約期間、運営形態など、閉店の直接的な原因を特定できる公表資料は確認できません。したがって、これらを一律に「不採算店舗の整理」と説明することはできません。
一般に、飲食店の閉店には複数の要因が関係します。たとえば、次のような事情です。
- 原材料費や人件費の上昇による利益率の低下
- 賃料や設備更新費など固定費の負担
- 近隣の競合店との競争や商圏の変化
- 店舗運営者の事情やフランチャイズ契約の変更
- 企業全体のブランド構成や出店戦略の見直し
しかし、これらは飲食店一般で考えられる要因であり、岡崎店や湘南台駅前店などの閉店理由として確認された事実ではありません。
「よってこやの閉店が続いている」という現象を分析するには、各店の閉店日だけでなく、同時期の新規出店、運営会社の決算資料、ブランド別の店舗数も見る必要があります。店舗が減少しているからといって、直ちにブランド全体の赤字や経営破綻を意味するわけではないためです。
現段階で押さえておきたいのは、よってこやでは複数の閉店事例が確認できる一方、それぞれの直接的な原因や、全店舗を対象とした一斉整理が実施されたかどうかは、公開情報からは断定できないという点です。
【運営会社の実態】イートアンドホールディングスは経営危機なのか
よってこやを展開するイートアンドホールディングスは、「大阪王将」やベーカリー・カフェ「R Baker」などを手がける企業グループです。外食事業に加えて食品の製造・販売も展開しており、よってこやの閉店だけでグループ全体の経営状況を判断することはできません。
同社の公式業績ハイライトによると、2026年2月期の連結売上高は404億5,600万円、営業利益は11億4,200万円でした。前期の売上高373億3,500万円、営業利益10億9,000万円と比較すると、いずれも増加しています。
この数字は、少なくとも2026年2月期の連結業績が増収・営業増益だったことを示しています。ただし、グループ全体の数字であり、よってこや単独の売上高や利益を示すものではありません。
店舗の出退店にも同じ注意が必要です。イートアンドホールディングスの2026年2月期の開示では、外食事業全体で33店舗を出店し、31店舗を閉店したとされています。これは複数ブランドを合算した数字で、よってこやだけの出店・閉店数ではありません。
また、同社の会社概要では、2026年8月末時点の連結店舗数を459店舗としています。2026年2月末の471店舗から変動していますが、この差にはグループ内のさまざまなブランドや店舗の動きが含まれます。
ここから読み取れるのは、イートアンドホールディングスが複数業態の出店・退店を続けながら事業を運営しているということです。よってこやの店舗数が限られていることと、グループ全体が経営危機にあることは、分けて考える必要があります。
「不採算店舗の整理」がよってこやの閉店に関係した可能性は、経営上の一般論としては考えられます。しかし、個別店舗の閉店理由を裏付ける資料がない以上、同社がよってこやの店舗を不採算と判断して閉店させたと断定することはできません。
【東海オンエアと岡崎店の跡地】岐阜タンメンの2号店ができたのか
よってこや岡崎店の閉店をめぐっては、店舗の跡地に何ができたのかという点も関心を集めています。岡崎市上和田町の同店跡地には、岐阜タンメン系列のラーメン店「カプサイメン岡崎店」が2025年9月19日にオープンしました。
この情報は、岡崎市の地域情報メディア「オカザキチューブ」などが報じています。カプサイメンは、唐辛子の辛さと旨み、卵のまろやかさを特徴とする岐阜タンメンの姉妹ブランドです。
ここで整理しておきたいのが、「岐阜タンメン岡崎2号店」という表現との違いです。よってこや岡崎店の跡地に開業した店舗の名称は、正確にはカプサイメン岡崎店です。
岐阜タンメン岡崎店は、岡崎市井田南町に2024年8月26日にオープンした別店舗です。つまり、よってこやの跡地に岐阜タンメンの同名店舗がそのまま移転したわけでも、同じブランドの2号店が直接入居したわけでもありません。
閉店した店舗の跡地に別のラーメン店が出店したことは、地域の飲食需要がなくなったわけではないことを示す一例です。ただし、後継店が開業した事実だけから、よってこやの閉店理由や旧店舗の採算性を推測することはできません。
東海オンエアとの関係についても同様です。地域メディアでは岡崎店を東海オンエアのメンバーも訪れた店として紹介しています。ファンにとっての思い出の場所だったことは、閉店が話題になった背景の一つですが、グループの訪問歴が閉店の経営判断に影響したとする根拠はありません。
【評判・口コミ】よってこやの人気は落ちていたのか
閉店理由を探る際には、口コミサイトの評価も気になるところです。食べログには、閉店した恵比寿本店や長堀上町店の店舗ページが残っており、過去のメニューや写真、利用者の口コミなどを確認できます。
掲載ページの表示では、恵比寿本店は評価3.13、口コミ247人、長堀上町店は評価3.06、口コミ20人となっています。これらは各店舗の掲載ページに表示された数値であり、閉店時点の売上や利益、利用客数を示すものではありません。
口コミの評価には、料理の味、接客、店内の雰囲気、価格に対する満足度など、さまざまな要素が反映されます。また、投稿時期や利用者の好みも異なるため、評価点だけを見て店舗の人気が落ちていたと結論づけるのは適切ではありません。
よってこやは、京都屋台味を掲げ、鶏ガラとんこつを特徴とするラーメンを提供してきたブランドです。ラーメンの味やメニュー構成に対する個々の評価と、店舗を継続できるだけの経営条件が整っているかどうかは、別の問題です。
閉店の背景を考える際には、口コミの内容を店舗の評判を知る手掛かりとして利用しつつ、経営上の理由については公式発表や決算資料など、別の種類の情報と照らし合わせる必要があります。
【よってこや閉店】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:よってこやは2026年現在、全店閉店したのですか?
A1:いいえ。イートアンドホールディングスの公式店舗一覧では、2026年9月1日時点で新宿南口店、川崎藤崎店、センター北あいたい店、城北工大前店、平群店の5店舗が掲載されています。ただし、一覧の更新時期によって最新の営業状況が反映されていない場合があります。
Q2:よってこや岡崎店の閉店理由は何ですか?
A2:岡崎店は2025年3月25日に閉店しましたが、閉店の直接的な理由を特定できる公表資料は確認できません。跡地には2025年9月19日にカプサイメン岡崎店がオープンしていますが、この出店の事実から旧店舗の閉店理由を判断することはできません。
Q3:よってこやの閉店は、運営会社の経営不振が原因ですか?
A3:そのようには断定できません。イートアンドホールディングスの2026年2月期連結決算は増収・営業増益でした。ただし、グループ全体の業績はよってこや単独の収益状況を示すものではなく、各店舗の閉店理由については個別の情報を確認する必要があります。
まとめ:【プロの結論】よってこや閉店の真相を正しく見極めるには
2026年10月時点で整理すると、よってこやは全店閉店したわけではありません。2026年9月1日時点の公式店舗一覧には国内5店舗が掲載されている一方、岡崎店、湘南台駅前店、恵比寿本店、長堀上町店など、過去に閉店した店舗も複数確認できます。
岡崎店は2025年3月25日に閉店し、その跡地には岐阜タンメンの姉妹ブランドであるカプサイメン岡崎店がオープンしました。湘南台駅前店は約17年の営業を経て2020年4月末に閉店し、長堀上町店は2012年5月30日に閉店しています。恵比寿本店も閉店していますが、確認できた情報だけでは最終営業日を特定できません。
閉店理由については、個別店舗の不採算や経営不振を裏付ける公表資料がないため、確定した事実と推測を混同しないことが大切です。イートアンドホールディングスの連結業績が増収・営業増益だったことも、グループ全体の状況を把握するための重要な材料になります。
プロの結論は、「閉店した店舗の数」だけでなく、「現在営業している店舗」「各店の閉店告知」「運営会社の業績」を分けて確認することです。閉店の事実、閉店日、閉店理由はそれぞれ別の情報です。この3点を切り分ければ、よってこやが消滅したという誤解や、根拠のない経営危機説に惑わされず、2026年現在の実態を把握できます。