ジェラードンを語るうえで欠かせないのが、海野裕二の休養と脱退です。
現在のジェラードンは、アタック西本とかみちぃの2人で活動しています。しかし、かつては海野を含めた3人組でした。
ジェラードンはトリオからコンビへ変わった
メンバーの変遷を理解するには、2021年から2025年までの経緯を押さえる必要があります。
2021年12月:海野裕二が体調不良で休養
吉本興業は2021年12月14日、海野が体調不良のため13日から一時休養すると発表しました。
当時は医師の診断結果などを踏まえた判断で、3人での活動は海野の復帰まで一時休止となりました。
一方、アタック西本とかみちぃは2人での活動を続けました。
2022年7月:一度は舞台復帰するも再び休養
海野は2022年7月11日のトークライブで復帰しましたが、そのわずか3日後に再び休養することになります。
その後、長期にわたって3人そろって活動することが難しい状態が続きました。
2025年1月:海野が約3年ぶりに舞台復帰
2025年1月6日のトークライブで海野の復帰が発表されました。
3人での活動再開に期待が集まりましたが、翌月には大きな発表がありました。
2025年2月:吉本興業との契約終了と脱退
2025年2月7日、吉本興業は海野裕二とのマネジメント契約を同月9日付で終了すると発表しました。
理由は、海野本人からの申し出でした。
所属事務所は、以前から体調不良による休養と復帰を繰り返していたことを説明し、本人とメンバーで話し合った結果、体調の改善を最優先することになったと報告しています。
その後、ジェラードンはアタック西本とかみちぃの2人で活動する体制になりました。
海野裕二の脱退は不仲が原因だった?
海野の脱退をめぐって、ファンの間で気になるのがメンバー同士の関係です。
しかし、吉本興業が公表した契約終了の理由は、体調の改善を優先するためというものです。
かみちぃも自身のSNSで、3人でしっかり話し合った結果だと説明し、海野について感謝の気持ちを伝えました。
特に印象的なのが、海野との関係について語った言葉です。
「海野とは普通の友達に戻ります」
加えて、海野のツッコミを称賛し、3人で活動した時間を大切に振り返っていました。
この発言からも、脱退を単純なメンバー間の対立として捉えるのは適切ではありません。公表された経緯は、本人の体調と今後の生活を優先した話し合いによるものです。
アタック西本とかみちぃの現在は?
- 本名:西本武徳
- 生年月日:1987年7月14日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 身長:168cm
- NSC東京校12期
アタック西本は、現在もジェラードンのメンバーとして活動しています。
かみちぃとの2人体制になってからも、キャラクターの強さと大胆なコントを持ち味に、賞レースへの挑戦を続けています。
2026年のキングオブコント優勝後のインタビューでは、西本が今後出演したいものとしてコント番組を挙げました。
かみちぃも、キャラクターの濃い芸人と一緒にキャラコントをやりたいという展望を語っています。つまり、2人はジェラードンとしての活動を続けるだけでなく、ユニットコントなど新しい可能性にも目を向けています。
【キングオブコント2026でジェラードン優勝!かみちぃの現在と快進撃】
2026年10月17日、TBS系で生放送された「キングオブコント2026」でジェラードンが優勝しました。
第19代キングに輝き、エントリーした3445組の頂点に立ちました。
トリオ時代に決勝を経験した2人が、コンビとして再び決勝に戻り、念願の優勝を手にしたのです。
キングオブコント2026の決勝結果
2026年大会のジェラードンは、ファーストステージから圧倒的な得点を獲得しました。
| 順位 | 芸人 | 1st | Final | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ジェラードン | 671点 | 671点 | 1342点 |
| 2位 | 蛙亭 | 661点 | 648点 | 1309点 |
| 3位 | ヤッホイ | 653点 | 629点 | 1282点 |
ジェラードンはファーストステージで671点を獲得して1位通過。ファイナルステージでも同じく671点を記録し、合計1342点で優勝しました。
2位の蛙亭とは33点差。優勝賞金は1000万円です。
優勝を決めた2本のコントは「酔っ払い」と「マジックバー」
今回の優勝を象徴するのが、決勝で披露した2本のコントです。
1本目:酔っ払い
1本目は「酔っ払い」というコントでした。
もともとは3人時代にYouTubeで公開していたネタです。
アタック西本の提案をきっかけに、2人でも成立するようにブラッシュアップされました。
特徴的なのは、一般的なボケとツッコミの役割に必ずしも縛られない構成です。2人の身体表現やキャラクターを前面に出し、セリフ以外の部分でも笑いを生み出すスタイルになっています。
2本目:マジックバー
ファイナルステージでは「マジックバー」を披露しました。
アタック西本が演じる独特なマジシャンと、かみちぃが演じる女性キャラクターのやり取りが印象的なネタです。
特に話題となったのが、「今、君は何を思う!?」という決めゼリフ。
このフレーズは、ネタ合わせ中に西本がマジックを披露した後、即興でしゃべり続けたことから生まれたと、かみちぃが優勝後のインタビューで明かしています。
また、マジシャンのキャラクターは、前年に準決勝を辞退するきっかけとなった「女子プロレスラー」というネタのビジュアルを再利用したものだったそうです。
一度はうまくいかなかったキャラクターを、別の設定に転用して完成させたという制作過程も興味深いところです。
2021年の5位から2026年の優勝へ
今回の優勝をさらに印象深くしているのが、2021年大会とのつながりです。
2021年、ジェラードンはトリオとして初めてキングオブコント決勝に進みました。
結果は5位。決勝の舞台を経験したものの、頂点には届きませんでした。
その後、海野の休養と脱退を経て、コンビとして活動を継続。2026年には5年ぶり2回目の決勝進出を果たし、ついに優勝しました。
MANTANWEBの大会結果報道でも、コンビになって初めて決勝に進出し、19代目キングになったことが伝えられています。
優勝後にかみちぃが語った喜び
優勝決定後、かみちぃは次のように語りました。
「トリオでもコンビでも面白いんだぞ!っていうところを見せられてよかったです」
日刊スポーツの優勝後の報道で紹介されたコメントです。
この言葉には、3人で積み重ねてきた歴史と、2人になってからの挑戦の両方が込められています。
2026年10月29日公開の週刊プレイボーイのインタビューでも、2人は優勝後の反響やコント制作の裏側を語っています。
かみちぃは、優勝によってキングオブコントに向けた勝負ネタを作り続ける期間が一区切りし、これからどんなネタを作れるのか楽しみだという趣旨の話もしています。
賞レース優勝をゴールにせず、新しいコントに挑戦しようとする姿勢が印象的です。
【ジェラードンかみちぃに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ジェラードンのかみちぃの本名は何ですか?
人物情報サイトなどでは、上村宜史(かみむら・たかふみ)と紹介されています。ただし、吉本興業の公式プロフィールでは芸名の「かみちぃ」が使用されています。
Q2:かみちぃは2026年現在何歳ですか?
1987年7月24日生まれで、2026年10月31日現在は39歳です。宮崎県高鍋町出身で、身長は172cmです。
Q3:かみちぃの結婚相手は誰ですか?
女性お笑いコンビTEAM BANANAの山田愛実です。2025年6月7日に結婚を公表しました。交際期間は15~16年ほどで、プロポーズは交際12年目だったと山田が明かしています。
Q4:かみちぃと山田愛実の馴れ初めは?
ユニットコントライブでの共演がきっかけです。山田が困っていたときに、かみちぃがマジックペンで顔に落書きをして助けたことから、山田が好意を持つようになったとされています。
Q5:ジェラードンはなぜ3人から2人になったのですか?
海野裕二が体調改善を最優先するため、2025年2月9日付で吉本興業との契約を終了し、グループを脱退したためです。現在はアタック西本とかみちぃの2人で活動しています。
Q6:ジェラードンはキングオブコント2026で優勝しましたか?
はい。2026年10月17日の決勝で優勝し、第19代キングになりました。ファーストステージ671点、ファイナルステージ671点、合計1342点を獲得しています。
まとめ:かみちぃの魅力はキャラクター表現と挑戦を続ける姿勢
ジェラードンのかみちぃは、宮崎県高鍋町出身の39歳。NSC東京校12期生として芸人の道に進み、2008年からジェラードンのメンバーとして活動してきました。
プライベートではTEAM BANANAの山田愛実と長い交際を経て結婚。仕事と私生活の両面で充実した歩みを続けています。
ジェラードンの歴史には、海野裕二の休養と脱退という大きな変化もありました。しかし、アタック西本との2人体制になってからもコントを磨き続け、2026年10月17日にはキングオブコント優勝という最高の結果を残しました。
【プロの結論】
かみちぃを知るうえで注目したいのは、次の3つです。
1. 身体表現の豊かさ: バスケットボールやダンスで培った身体能力を、マイム芸やキャラクターコントに生かしている。
2. 人物を演じ分ける表現力: 独特な表情、声、動作によって、短い時間でも強烈なキャラクターを成立させる。
3. 変化に対応する創作力: トリオからコンビへの転換を乗り越え、既存ネタを2人用に作り直して賞レース優勝につなげた。
特に2026年のキングオブコント優勝は、ジェラードンが単なるキャラクター芸人ではなく、構成や演技、身体表現を組み合わせて笑いを作れるコント師であることを証明した出来事でした。
これからの注目要点は、優勝後にどのような新作コントを生み出すのか、そしてかみちぃ個人としてのキャラクター表現がどこまで広がるのかという点です。
トリオ時代から応援してきたファンにも、2026年の優勝で初めてジェラードンを知った人にも、今後の2人の活動は見逃せません。