2026年5月22日から24日にかけて、サンフランシスコ・ジャイアンツとシカゴ・ホワイトソックスがオラクル・パークでMLBインターリーグの3連戦を戦った。シリーズの結果は、初戦をホワイトソックスが9-4で制した後、ジャイアンツが10-3、8-5と連勝。最終的にジャイアンツが2勝1敗でシリーズを勝ち越した。
この3連戦は、ホワイトソックスの4回表の大量9得点、ハリソン・ベイダーの満塁本塁打、ケイシー・シュミットの2試合連続本塁打、ラファエル・デバースの満塁本塁打と、見逃せない場面が続いた。村上宗隆の打撃成績や先発投手の内容、救援陣の働きにも注目すると、初戦から最終戦までの流れがより鮮明になる。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 3連戦の結果:5月22日はホワイトソックスが9-4で勝利、23日と24日はジャイアンツが10-3、8-5で連勝。
- 注目の本塁打:ベイダーが23日に満塁弾を放ち、シュミットは2試合連続本塁打。24日にはデバースも満塁弾を記録した。
- シリーズの結論:ジャイアンツは最終2試合で計5本塁打を記録。打線の長打力と救援投手の安定が逆転の鍵になった。
【2026年最新結果】ジャイアンツ対ホワイトソックスは2勝1敗で決着
2026年5月22〜24日の3連戦は、3試合すべてジャイアンツの本拠地オラクル・パークで開催された。
初戦はホワイトソックスが9-4で勝利したものの、ジャイアンツは翌日に10-3と大勝。最終日も8-5で逃げ切り、2連勝でシリーズを締めくくった。
3試合の合計得点はジャイアンツ22点、ホワイトソックス17点。初戦で5点差をつけられたジャイアンツが、残る2試合で合計15得点を挙げて逆転した構図だ。MLB公式のスコア記録とシーズン日程でも、この3試合の結果が確認できる。
【3連戦スコア一覧】先発投手・勝敗・決定的なプレーを比較
各試合のスコアと投手の結果を整理すると、シリーズの展開がよく分かる。特に注目したいのは、ジャイアンツが第2戦と第3戦で本塁打による大量得点を生み出した点だ。
| 日付 | スコア(SF-CWS) | 先発投手(SF/CWS) | 勝敗投手 | 主な見どころ |
|---|---|---|---|---|
| 5月22日 | 4-9 | トレバー・マクドナルド/デービス・マーティン | 勝:マーティン 敗:マクドナルド |
ホワイトソックスが4回に9得点。村上宗隆の3打点二塁打。 |
| 5月23日 | 10-3 | エイドリアン・ハウザー/ブライアン・ハドソン(オープナー) | 勝:マット・ゲージ 敗:エリック・フェッデ |
シュミットの本塁打、ベイダーの満塁本塁打。 |
| 5月24日 | 8-5 | ロビー・レイ/ノア・シュルツ | 勝:キートン・ウィン 敗:シュルツ セーブ:ケイレブ・キリアン |
シュミットの本塁打とデバースの満塁本塁打。 |
第1戦はホワイトソックスの先発マーティンが勝利投手となり、第2戦はジャイアンツの救援ゲージ、第3戦はウィンが勝利投手となった。3試合の勝敗を分けたのは、先発投手の投球内容だけでなく、中盤以降の継投と長打による得点力だった。
【第1戦・5月22日】ホワイトソックスが4回に9得点の猛攻
試合結果:ジャイアンツ4-9ホワイトソックス
初戦最大の見どころは、ホワイトソックスが4回表に集中させた9得点だ。
試合序盤は両チームとも無得点で進んだが、4回にホワイトソックス打線が一気に爆発。チェイス・メイドロスの押し出し四球、アンドリュー・ベニンテンディの2点適時二塁打、デレク・ヒルの適時打などで得点を重ねた。
加えて、村上宗隆が左翼線への走者一掃二塁打を放ち、3人の走者を生還させた。続くミゲル・バルガスの適時打で、この回の得点は合計9点に達した。
MLB公式のゲームストーリーによると、ホワイトソックスが1イニングで9点以上を記録したのは球団史上5度目。ジャイアンツにとっても、1イニング9失点は2020年8月以来の出来事だった。
先発投手の明暗
ホワイトソックスのデービス・マーティンは5回2/3を投げ、6安打4失点、7奪三振。大量リードを生かして7勝目を挙げた。
一方、ジャイアンツのトレバー・マクドナルドは3回2/3で降板し、7失点。4回の大量失点が試合の流れを決定づけた。後を受けたライアン・ボルッキも失点を許し、ホワイトソックスの攻撃を止めきれなかった。
ジャイアンツは5回に3点、6回に1点を返したが、反撃はそこまで。ホワイトソックスの救援陣が終盤を無失点に抑え、9-4で初戦をものにした。
この試合は、村上の3打点二塁打を含む集中打と、ホワイトソックスの投手陣が序盤のリードを守り切ったことが勝因となった。
【第2戦・5月23日】ベイダーの満塁弾とシュミットの本塁打で10得点
試合結果:ジャイアンツ10-3ホワイトソックス
第2戦はジャイアンツが14安打を放ち、10-3で快勝した。前日の敗戦から打線が立て直され、4回と5回に集中して得点を挙げた試合だった。
ジャイアンツは4回に3点を先制。続く5回にはホワイトソックスが3点を返したものの、その裏にジャイアンツが6点を奪って試合を大きく動かした。
ケイシー・シュミットが先制攻撃を後押し
5回の攻撃では、ケイシー・シュミットがエリック・フェッデから2ラン本塁打を放った。さらにハリソン・ベイダーが救援投手ジョーダン・リージャーから満塁本塁打を記録。1イニングで長打による大量得点を実現した。
ベイダーの満塁弾は、この試合の象徴的なプレーとなった。ジャイアンツはその後も8回にウィリー・アダメスのソロ本塁打で追加点を挙げ、最終的に10点まで得点を伸ばした。
投手陣も試合を立て直す
ジャイアンツの先発エイドリアン・ハウザーは4回2/3を投げ、7安打3失点。大量失点こそ避けられなかったが、救援のマット・ゲージが1回1/3を無失点、4奪三振で切り抜けた。
その後はサム・ヘンゲスが1イニング、ジョエル・ペゲーロが2イニングを無失点でつなぎ、ホワイトソックスの反撃を封じた。ゲージは勝利投手となった。
ホワイトソックスはブライアン・ハドソンをオープナーとして起用し、エリック・フェッデにつなぐ継投策を採用。しかし、フェッデが3回1/3で8失点と崩れたことが大きく響いた。
MLB公式の試合記録でも、ジャイアンツの10-3の勝利と、ゲージの好救援、フェッデの8失点が記録されている。
【第3戦・5月24日】デバースの満塁本塁打でシリーズ勝ち越し
試合結果:ジャイアンツ8-5ホワイトソックス
シリーズ最終戦は、ジャイアンツが8-5で勝利。前日のベイダーに続き、今度はラファエル・デバースが満塁本塁打を放ち、2試合連続で満塁弾が飛び出す展開となった。
ジャイアンツは1回に2点、3回に2点を奪い、4-1とリードを広げた。3回にはケイシー・シュミットが本塁打を放ち、チームを勢いづけた。
しかし、ホワイトソックスも簡単には引き下がらない。5回表には3つの四球や守備のミスを絡めて2点を奪い、4-4の同点に追いついた。
デバースが満塁の好機を逃さない
試合を決めたのは5回裏だった。アダメスの二塁打、ルイス・アラエスの死球、シュミットの四球でジャイアンツが満塁の好機を作る。
ここで打席に入ったデバースは、グラント・テイラーの初球を捉えて満塁本塁打を放った。これでスコアは8-4。ジャイアンツが再び4点差をつけた。
MLB公式の試合記事によると、この本塁打はデバースにとって通算7本目の満塁本塁打で、ジャイアンツ移籍後初の満塁弾だった。推定飛距離は391フィート。オラクル・パークに集まった40,220人の観客が、この一打を見届けた。
ジャイアンツが2試合連続で満塁本塁打を記録したのは、球団史上6度目。2025年6月以来の出来事となった。
最終回までリードを守った継投
先発ロビー・レイは4回を投げて4失点。7四球を与え、制球面では苦しい内容だった。ホワイトソックス打線に得点機会を与えたことは、ジャイアンツにとって課題として残った。
しかし、2番手のキートン・ウィンが2イニングを無失点に抑え、勝利投手となった。その後、ゲージが1失点したものの、エリック・ミラーが8回を無失点でつなぎ、9回はケイレブ・キリアンが3奪三振で締めくくった。
ホワイトソックスの先発ノア・シュルツは4イニングで6失点。打線が追いついた直後に満塁弾を浴びたことが、最終的な敗因となった。
この勝利でジャイアンツはシリーズ2勝1敗。MLB公式記事によれば、チームにとって4月24〜26日のマーリンズ戦以来となる本拠地でのシリーズ勝ち越しだった。
【選手別打撃成績】村上宗隆・シュミット・ベイダーの活躍
3連戦を個人の成績から振り返ると、ホワイトソックスでは村上宗隆、ジャイアンツではケイシー・シュミットとハリソン・ベイダーが大きな存在感を示した。
村上宗隆は初戦で3打点、シリーズ通算1安打
村上宗隆は5月22日の第1戦で3打数1安打、3打点、2得点を記録。4回の満塁に近い好機で走者一掃の二塁打を放ち、ホワイトソックスの9得点を支えた。
翌23日は4打数無安打、2三振。24日も4打数無安打、2三振だった。3試合を通算すると、11打数1安打、3打点、3得点、2四球、6三振という成績になる。
数字だけを見ると、初戦の活躍に対して残り2試合では苦戦した形だ。ただし、初戦の二塁打は一挙に3点を生み出す重要な一打であり、シリーズ全体の得点経過に大きく影響した。
ケイシー・シュミットは2試合連続本塁打
シュミットは23日に2ラン本塁打を放ち、24日にも本塁打を記録した。2試合連続の一発で、ジャイアンツ打線の長打力を象徴する選手となった。
MLB公式の5月24日付記事では、24日の本塁打が今季11号と紹介されている。守備位置を複数こなしながら打撃でも結果を出している点が、チームにとって大きな強みになっていた。
ハリソン・ベイダーは第2戦で満塁本塁打
ベイダーの5月23日の満塁本塁打は、ジャイアンツが10得点を挙げた試合のハイライトだった。2死から飛び出した一発で4点を追加し、ホワイトソックスの反撃を難しくした。
また、ベイダーは初戦でも外野守備で好プレーを披露している。5月22日の試合では7回と9回に好捕を記録しており、打撃だけでなく守備面でもチームに貢献した。
ラファエル・デバースは最終戦で5打点
デバースは24日に満塁本塁打を放ち、最終的に5打点を記録した。試合を再びジャイアンツ優位に戻す一撃であり、ベイダーに続く2試合連続の満塁弾という歴史的な展開を完成させた。
ジャイアンツが最後の2試合で記録した本塁打は合計5本。シュミット、ベイダー、アダメス、デバースらが異なる場面で長打を放ち、打線全体の厚みを示した。
【投手成績と試合分析】勝敗を分けた先発投手と救援陣の働き
今回の3連戦では、先発投手の安定感と救援投手の役割が試合ごとに異なる結果を生んだ。
ホワイトソックスは初戦の投手運用が成功
初戦のマーティンは5回2/3を投げて4失点。大量リードを背負いながらも、試合を壊さずにまとめた。その後の救援陣もジャイアンツに追加点を許さず、リードを守った。
対照的に、ジャイアンツはマクドナルドが4回途中で大量失点。序盤から試合を作れなかったことが、最終的な敗戦につながった。
第2戦はフェッデの大量失点を救援陣がカバーできず
第2戦のホワイトソックスは、先発投手を早い段階で交代させるオープナー方式を採用した。ハドソンの後を受けたフェッデが8失点し、ジャイアンツの攻撃を止められなかった。
一方、ジャイアンツはハウザーが3失点した後、ゲージ、ヘンゲス、ペゲーロが無失点でつないだ。先発が完璧でなくても、救援陣が試合を立て直せることを示した一戦だった。
第3戦はレイの制球難をブルペンが補う
最終戦ではレイが7四球を与え、4回で降板した。大量失点を防ぐために救援陣への交代が必要となったが、ウィンが2イニングを無失点で抑えたことで試合の流れを維持できた。
さらにミラーとキリアンが終盤を無失点でつなぎ、最後はキリアンがセーブを記録。先発投手の調子が悪い日でも、救援陣が役割を果たせば勝利につなげられることを証明した。
オラクル・パークで際立った長打力
3連戦の舞台となったオラクル・パークは、ジャイアンツの本拠地だ。今回のシリーズでは、最終2試合で満塁本塁打が連続して飛び出すなど、長打による試合展開の変化が目立った。
特にジャイアンツは、単打を積み重ねるだけでなく、走者をためてから一振りで複数得点を奪う攻撃を実現した。ベイダーとデバースの満塁弾は、その象徴だった。
ただし、3連戦全体を通して投手陣が安定していたわけではない。初戦の9失点や最終戦のレイの7四球は、今後の改善点として残る。打線の爆発力と投手陣の安定性を両立できるかが、ジャイアンツの次の課題となる。
【通算対戦成績】ジャイアンツとホワイトソックスの歴史的な関係
2026年5月の3連戦を含め、両チームの対戦成績を振り返ると、ジャイアンツが常に優勢だったわけではない。
スポーツ・リファレンスのStatheadによる対戦記録では、レギュラーシーズンの通算対戦は28試合。ジャイアンツは11勝17敗で、ホワイトソックスが勝ち越している。
一方、2026年の3連戦ではジャイアンツが2勝1敗。過去の対戦成績で劣勢にあるジャイアンツが、本拠地で勝ち越したことになる。
1917年のワールドシリーズでも対戦
両球団の歴史を語るうえで欠かせないのが1917年のワールドシリーズだ。当時のニューヨーク・ジャイアンツとシカゴ・ホワイトソックスが対戦し、ホワイトソックスが4勝2敗でシリーズを制した。
このポストシーズンの6試合を現代のレギュラーシーズンの対戦記録と区別することが重要だ。両方を合算すると、全34試合でジャイアンツ13勝21敗、ホワイトソックス21勝13敗となる。
つまり、通算成績を紹介する際には、レギュラーシーズンだけなのか、1917年のワールドシリーズまで含めるのかによって数字が異なる。
今回の2026年シリーズは、こうした歴史を持つ両球団による新たな対戦記録として加わった。ジャイアンツにとっては、過去の対戦成績を縮める意味でも価値のある2勝だった。
【ジャイアンツ対ホワイトソックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年5月のジャイアンツ対ホワイトソックスの試合結果は?
A1:5月22日はホワイトソックスが9-4で勝利。23日はジャイアンツが10-3、24日は8-5で勝利した。シリーズ全体ではジャイアンツが2勝1敗で勝ち越した。
Q2:村上宗隆の3連戦の打撃成績は?
A2:3試合合計で11打数1安打、3打点、3得点、2四球、6三振。5月22日の試合では3打点の二塁打を放った。
Q3:ハリソン・ベイダーは本塁打を打った?
A3:5月23日の第2戦で満塁本塁打を記録した。この一発はジャイアンツの10-3の勝利を大きく後押しした。
Q4:ケイシー・シュミットは何本塁打を記録した?
A4:5月23日と24日に2試合連続本塁打を記録した。24日の本塁打は今季11号だった。
Q5:ジャイアンツとホワイトソックスの通算対戦成績は?
A5:レギュラーシーズンでは28試合でジャイアンツ11勝17敗。1917年のワールドシリーズ6試合も含めると、通算34試合でジャイアンツ13勝21敗となる。
Q6:2026年の3連戦で最も印象的だったプレーは?
A6:5月23日のハリソン・ベイダーの満塁本塁打と、24日のラファエル・デバースの満塁本塁打が特に印象的だった。ジャイアンツが2試合連続で満塁弾を放ったことは、シリーズを象徴する出来事となった。
まとめ:2026年の3連戦はジャイアンツの長打力と継投が勝敗を決めた
2026年5月22〜24日のジャイアンツ対ホワイトソックスは、初戦をホワイトソックスが制しながらも、ジャイアンツが残る2試合を連勝してシリーズを勝ち越した。
初戦では村上宗隆が3打点の二塁打を放ち、ホワイトソックスが4回に9得点を挙げた。第2戦ではベイダーの満塁本塁打とシュミットの一発、第3戦ではデバースの満塁本塁打が勝利を引き寄せた。
シリーズ全体を通して見えてきたのは、ジャイアンツの攻撃力が終盤に向けて高まったこと、そして救援陣が先発投手の失点を補う働きを見せたことだ。一方のホワイトソックスは初戦の集中打で力を示したものの、2戦目以降は相手の長打攻勢を止められなかった。
今後の両チームを比較する際には、単純な勝敗だけでなく、村上宗隆の出塁と長打、シュミットやベイダーの本塁打、先発投手の投球回数、救援陣の失点数まで確認したい。2026年5月の3連戦は、打線の爆発力と投手運用の両方がシリーズの勝敗を左右することを示した対戦だった。
主な参照資料:MLB公式の2026年5月22日ゲームストーリー、5月23日・24日の試合記録および公式レポート、Baseball-Referenceの試合別ボックススコア、Sports Reference Statheadの通算対戦記録。