マイバディ(mybuddy)とは、目標達成やキャリア形成、自己理解、組織づくりなどを支援するコーチングサービスです。かつては個人とコーチをつなぐオンラインコーチングプラットフォームとして展開され、現在は運営会社の事業展開に伴い、企業の人材開発や組織開発、経営層向けコーチングにも力を入れています。
2026年10月時点で注目したいのは、マイバディが単なる相談サービスではなく、自己認識を深め、具体的な行動や組織の変化につなげる支援へと事業領域を広げている点です。一方、過去に公表された個人向けプランの料金と、現在の経営層向けサービスの料金は異なります。運営会社、現在のサービス内容、料金・費用、評判・口コミ、利用の流れを整理し、申し込み前に押さえておきたい判断基準を解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- サービスの正体:マイバディは、個人のコーチングから企業の人材開発・組織開発までを支援するサービスブランドです。
- 運営会社:and company株式会社が運営。2023年1月に株式会社スパイサーから事業を譲り受けました。
- 料金・費用:過去の個人向け体験料金は3,000円、自分軸キャリアコーチングは開始時に12万5,000円から公表。経営層向けは1回5万5,000円(税込)からです。
- 評判・口コミ:公式サイトには経営者らの肯定的な体験談が掲載されていますが、独立した口コミ評価とは区別して判断する必要があります。
- 利用前の注意点:2025年9月の公式サイトリニューアル以降は人材開発・組織づくりが前面に出ており、個人向けサービスの現行プランと料金は個別確認が欠かせません。
【マイバディとは】一般的な「バディ」と何が違う?サービスの仕組みを解説
マイバディは、英語の「my buddy(自分の相棒)」を思わせる名称ですが、一般的な友人や仲間を指す言葉とは異なり、目標達成や成長を専門的に支援するサービスです。
コーチとの対話を通じて、自分が本当に達成したいこと、行動を妨げている要因、大切にしたい価値観などを整理し、具体的な行動へと落とし込みます。単に悩みを聞いてもらうだけではなく、自分自身で考え、選択し、実行する力を育てることが基本的な考え方です。
マイバディで相談できる主なテーマ
- キャリア形成、転職、今後の働き方
- 自分の強みや価値観の理解
- 目標設定と行動計画の具体化
- リーダーシップやマネジメント能力の向上
- 経営上の意思決定や組織運営の課題
- チーム内のコミュニケーションや人材育成
これらは従来の個人向けコーチングから、現在の企業向けサービスまでに見られる支援テーマです。ただし、すべてのテーマがすべてのプランで扱えるわけではありません。担当コーチの専門性や契約するプログラムによって、対応範囲は変わります。
一般的な相談サービスとの違い
コーチングでは、相談者の話を聞くだけでなく、質問やフィードバックを通じて本人の考えを深め、行動を促します。カウンセリングが心理的な苦痛や感情の整理などを扱う場合があるのに対し、コーチングは目標や成長、行動変容に重点を置くのが一般的です。
また、コンサルティングは専門家が分析や解決策を提示することに重点を置きます。マイバディの経営層向けコーチングでは、必要に応じてティーチングやコンサルティングも組み合わせると公式サイトで説明されています。したがって、一般的なコーチングと実践的な経営支援を組み合わせたサービスも提供している点が特徴です。
【2026年最新】運営会社and company株式会社とサービスの変遷
マイバディの運営会社は、東京都中央区銀座に本社を置くand company株式会社です。代表取締役は孫慶子氏。個人と組織の成長を支援する事業を展開しています。
サービスの沿革を確認すると、マイバディは当初のオンラインコーチングマッチングサービスから、企業の人材開発や組織開発を含む事業へと展開してきました。現在のサービス内容を理解するうえでは、運営会社の変更と公式サイトのリニューアルが重要な節目です。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容・意味 |
|---|---|---|
| 2020年11月 | マイバディ正式リリース | 株式会社スパイサーが個人とコーチをつなぐオンラインサービスを展開 |
| 2023年1月24日 | 事業譲渡を公表 | 株式会社スパイサーからand company株式会社へ事業を譲渡 |
| 2024年10月31日 | 自分軸キャリアコーチング開始 | 自己理解や価値観の整理、行動強化を組み合わせたプログラムを発表 |
| 2024年8月29日 | 経営層向けコーチング開始 | 経営経験者による対話と実践的な課題解決を組み合わせたサービスを発表 |
| 2025年9月30日 | 公式サイトをリニューアル | セルフグロース型の人材開発・組織づくりを前面に打ち出す構成へ移行 |
| 2026年10月 | 現在のサービスを確認する時点 | 人材開発、リーダー・経営層向けコーチング、研修、組織開発などを公式サイトで案内 |
上記の沿革は、株式会社スパイサーの事業譲渡発表、and company株式会社のプレスリリース、公式サイトのお知らせを基に整理しています。なお、2020年のサービス開始時期や2024年のプログラム開始日は、当時の発表に基づく情報です。
現在のサービスは個人向けだけではない
2025年9月30日の公式サイトリニューアル後、マイバディのトップページでは「セルフグロース型人材開発・組織づくり」を中心に掲げています。具体的には、性格分析などのアセスメント、リーダー層・経営層向けコーチング、各種研修やワークショップ、組織開発コンサルティングなどです。
この変化を踏まえると、マイバディを「1回数千円でコーチを探せる個人向けサービス」とだけ理解するのは十分ではありません。2026年に利用を検討する場合は、個人向けの従来型サービスを探しているのか、キャリア形成のための専用プログラムを希望するのか、企業・経営者向け支援を必要としているのかを最初に整理すると、プラン選びで迷いにくくなります。
【料金・費用】マイバディの料金はいくら?過去の価格と現行案内を比較
マイバディの料金は、サービスの種類によって異なります。特に注意したいのは、過去に公表された個人向けの料金を、2026年現在もすべての利用者に適用される料金だと考えないことです。
以下は、公式発表や公式サイトで確認できる料金情報を、サービスの時期とともに整理したものです。
| サービス・プラン | 公表料金 | 確認時の注意点 |
|---|---|---|
| 個人向けオンラインコーチングの体験 | 3,000円/回 | 従来の公式案内で公表された体験料金。2026年現在の提供条件は要確認 |
| 自分軸キャリアコーチング Aプラン | 12万5,000円(税込) | 2024年10月の提供開始時に公表された料金。アセスメントと3回のセッションを含む |
| 自分軸キャリアコーチング Bプラン | 19万7,000円(税込)から | 2024年の公表内容では、Aプラン相当の内容に行動強化コーチング6回以上を追加 |
| 経営層向けコーチング | 5万5,000円(税込)/回から | 公式サイトの案内では60分単位。事業規模により料金が異なる |
| 企業向け人材開発・組織開発 | 一律の料金表示なし | プログラムや企業の状況に応じて相談・見積もりを確認 |
自分軸キャリアコーチングの料金は、and company株式会社が2024年10月31日に発表した提供開始時の金額です。個人向け体験料金についても、従来の公式案内に基づいています。これらの料金が2026年10月現在も同じ条件で提供されているかは、申し込み前に確認してください。
自分軸キャリアコーチングで何をするのか
自分軸キャリアコーチングは、世間一般の評価や他人の期待だけで仕事を選ぶのではなく、自分の価値観を理解し、理想とするキャリアを考えるためのプログラムとして発表されました。
公表されたプログラムでは、英国ルミナラーニング社が開発した性格分析アセスメント「ルミナスパーク」と、Will・Can・Mustのフレームワークを活用します。自分がやりたいこと、できること、求められることを整理したうえで、キャリアの方向性や今後の行動を検討する構成です。
Aプランは事前アセスメントと3回のコーチングセッション、Bプランはそれらに加えて6回以上の行動強化コーチングを含む内容として公表されました。単発の相談よりも、自己理解から実行までの過程を段階的に進めたい人向けの設計です。
料金を比較するときに見るべきポイント
- 体験セッションと通常セッションの料金が異なるか
- アセスメントや教材、追加セッションの費用が含まれるか
- 契約する回数と有効期間はどのように設定されているか
- 途中解約、日程変更、キャンセル時の条件はどうなっているか
- 法人契約の場合、導入人数や実施内容によって料金がどう変わるか
費用対効果を判断する際は、1回あたりの価格だけでなく、目標達成までに必要な総額とサポート内容を比べることが大切です。初回料金が安くても、その後の継続費用が予算に合わなければ、長期的な利用は難しくなります。
【評判・口コミ】マイバディの評価は?公式掲載の利用者事例から見えること
マイバディの評判を確認する際は、利用者の体験談と、第三者が独立して集計した口コミ評価を分けて考える必要があります。公式サイトには経営者などの利用事例が掲載されていますが、それらはサービス提供側が公開する事例であり、利用者全体の満足度を示す統計ではありません。
公式サイトに掲載されている肯定的な評価
2026年に確認できる経営層向けコーチングの紹介ページには、複数の経営者による体験談が掲載されています。例えば、医療機器メーカーの大研医器株式会社の山田雅之氏は、コーチングを通じて物事を見る視野が広がり、小さな行動を積み重ねることが変化につながったという趣旨の経験を紹介しています。
また、株式会社Driving forceの柚木佑佳氏の事例では、自分の考え方の癖に気づき、理想の状態を日常の行動に落とし込むことへの手応えが紹介されています。株式会社ネイビーグループの岡田駿之氏の事例でも、自己理解を深め、自分が目指す姿と現状のギャップを把握できたという内容が掲載されています。
これらの事例から読み取れる共通点は、コーチングの価値が単なる悩み相談にとどまらず、自己認識の向上、意思決定の見直し、具体的な行動の実践にあるという点です。
口コミを読むときに注意したいこと
一方で、公式サイトの体験談だけを根拠に、誰でも同じ効果が得られると判断することはできません。紹介されているのは肯定的な事例であり、効果の感じ方は本人の課題、担当コーチとの相性、取り組む期間、実際に行動を変えられるかどうかによって異なります。
また、公開情報だけでは、独立した口コミの総件数や満足度の平均、利用者全体の継続率などを一律に評価することは困難です。SNSや口コミサイトで感想を探す場合も、投稿者が実際の利用者なのか、どのプランを利用したのか、体験時期はいつなのかを確認すると判断材料の質が上がります。
「良い口コミがあるから必ず効果が出る」「第三者の口コミが少ないからサービスの質が低い」といった極端な判断は避け、公式のサービス内容と利用条件、自分が達成したい目標を照らし合わせて検討するのが現実的です。
【仕組み・利用方法】申し込みからコーチング開始までの流れ
コーチングを効果的に活用するには、申し込む前に相談したいテーマを整理し、セッション後にどのような行動を取るのかまで考えておくことが大切です。マイバディの具体的な申し込み手順はサービスによって異なりますが、一般的には次の流れで進めると利用目的を明確にできます。
- 目的を整理する:キャリアの方向性、リーダーシップ、経営課題など、相談したいテーマを具体化する。
- 対応するサービスを確認する:個人向けコーチング、キャリア支援、経営層向け、企業向け人材開発のどれが適しているかを確認する。
- 料金と条件を問い合わせる:料金、回数、担当コーチ、キャンセル条件、追加費用などを確認する。
- 体験・初回セッションを受ける:相談内容を共有し、コーチの質問や進め方が自分に合うかを確かめる。
- 目標と行動計画を決める:セッションで得た気づきを、期限や具体的な行動に落とし込む。
- 振り返りと改善を繰り返す:実行できたこと、難しかったことを次のセッションで振り返り、必要に応じて計画を修正する。
コーチングの効果を高めるには
コーチングは、話を聞いてもらうだけで自動的に目標が達成されるサービスではありません。対話によって自分の考えを整理し、行動を試し、その結果を振り返るというサイクルを継続することで、実生活や仕事に変化を反映させやすくなります。
例えば、転職を検討している人なら、単に転職すべきかどうかを尋ねるのではなく、自分が仕事で大切にしたいこと、得意な業務、避けたい環境、今後試せる行動などを具体化すると、セッションの成果を日常に持ち帰りやすくなります。
企業の管理職であれば、部下への接し方、意思決定の癖、チーム内のコミュニケーションなどを題材に、次の会議で試す行動や、部下との対話方法を決めておくと、行動変容を振り返りやすくなります。
【オンラインコーチング比較】mybuddy for businessと利用前の注意点
オンラインコーチングを比較するときは、価格だけでなく、誰を対象としているか、どのような専門性を持つコーチが担当するか、セッション後の行動をどう支援するかを確認する必要があります。
マイバディの現在の公式サイトでは、個人の成長だけでなく、企業の人材開発と組織開発を一体で支援する考え方が打ち出されています。企業向けサービスを検討する場合は、mybuddy for businessに関する相談や資料請求を通じて、自社の課題に対応するプログラムを確認するのが適切です。
mybuddy for businessで扱う主な領域
- 人材開発:性格分析やリーダーシップに関するアセスメント、コーチング、研修、ワークショップ
- リーダー育成:管理職やリーダー層の自己認識、対人関係、マネジメント能力の向上
- チームづくり:個々の強みや違いを理解し、協働しやすい関係を育てるプログラム
- 組織開発:組織診断、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定、人事評価制度などの支援
- ウェルビーイング:瞑想や呼吸法などを扱うワークショップ
これらは公式サイトで案内されているプログラムの例です。すべてのサービスが一律のパッケージで提供されるわけではなく、企業ごとの状況やニーズに応じて相談する形式もあります。
他社のオンラインコーチングと比較するときの基準
オンラインコーチングの比較では、サービスの知名度や広告上の実績だけで判断するのではなく、自分の課題とサービスの設計が合っているかを見極めることが重要です。
- 目的との一致:キャリアの自己理解を深めたいのか、具体的なスキルを身につけたいのか、経営課題を解決したいのか。
- コーチの専門性:資格だけでなく、実務経験や専門領域、同様の課題を支援した経験があるか。
- 支援方法:対話中心なのか、アセスメントや研修、コンサルティングも組み合わせるのか。
- 費用の透明性:初回料金だけでなく、契約全体の金額や追加費用が明確か。
- 成果の確認方法:目標設定や定期的な振り返りなど、進捗を確かめる仕組みがあるか。
- 相性と継続性:率直に話せるか、無理なく日程を確保できるか、継続可能な費用か。
利用前に確認したい注意点
1.現在の料金とプランを確認する。 過去のプレスリリースに記載された価格が、そのまま現在の申込条件に適用されるとは限りません。公式サイトの最新案内と問い合わせで、総額や提供条件を確認しましょう。
2.コーチとの相性を確かめる。 コーチングの成果は、対話の進め方や信頼関係にも左右されます。初回や体験の機会がある場合は、自分の話を理解してくれるか、質問が具体的な気づきにつながるかを確かめることが大切です。
3.成果の保証と支援内容を混同しない。 コーチングは、本人の考えや行動を変えるための支援です。転職成功、昇進、売上増加などの結果が必ず保証されるわけではありません。期待する成果と、サービスが実際に提供する支援を区別しておきましょう。
4.守秘義務や情報管理を確認する。 キャリアや経営に関する話題には、個人情報や社内の機密情報が含まれる場合があります。個人向けと法人向けでは契約条件が異なることもあるため、情報の取り扱い、共有範囲、秘密保持契約の有無を確認してください。経営層向けサービスの公式案内では、契約時の秘密保持契約(NDA)について説明されています。
5.医療・心理支援が必要な悩みと区別する。 コーチングは、医療行為や精神疾患の診断・治療を代替するものではありません。強い心理的苦痛などで専門的な医療支援が必要な場合は、適切な専門機関への相談を優先してください。
【マイバディとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイバディは個人でも利用できますか?
A1:マイバディは、従来、個人向けのオンラインコーチングプラットフォームとして展開されてきました。自分軸キャリアコーチングなどの個人向けプログラムも公表されています。ただし、2025年9月の公式サイトリニューアル後は人材開発・組織づくりが前面に出ているため、2026年現在の個人向けプランの提供状況や申込条件は公式窓口で確認してください。
Q2:マイバディの料金は3,000円ですか?
A2:3,000円は、従来の個人向けオンラインコーチングで公表されていた体験料金です。すべての現行サービスが3,000円で利用できるという意味ではありません。自分軸キャリアコーチングや経営層向けコーチングには別の料金体系があり、現在の提供条件を確認する必要があります。
Q3:マイバディの評判や口コミは信用できますか?
A3:公式サイトには、自己理解や行動変容に関する肯定的な利用者事例が掲載されています。ただし、公式掲載の体験談は利用者全体の評価を示す統計ではありません。第三者の口コミや評価も参考にしつつ、担当コーチの専門性、契約内容、料金、体験セッションでの相性を総合的に判断することをおすすめします。
まとめ:マイバディを選ぶなら「目的・料金・支援内容」の3点を確認
マイバディは、個人向けのオンラインコーチングから始まり、現在はand company株式会社のもとで、人材開発、リーダー・経営層向けコーチング、研修、組織開発などへと事業領域を広げています。2026年の利用を検討するなら、過去の「1回3,000円」という情報だけでサービス全体を判断しないことが大切です。
自分軸キャリアコーチングや従来の個人向け体験料金については、過去に公表された金額と現在の申込条件を区別して確認しましょう。経営層向けコーチングでは、公式サイトに1回60分・5万5,000円(税込)からの料金が掲載されていますが、事業規模によって異なります。企業向けサービスについても、必要な支援内容や導入規模に応じて相談する必要があります。
【プロの結論】 マイバディを利用する価値があるのは、悩みを誰かに解決してもらうことだけでなく、自分の考え方や行動を見直し、具体的な変化につなげたい人です。企業にとっては、社員個人の成長と組織全体の仕組みを同時に見直したい場合に、検討する余地があります。
一方、短期間で確実な成果を求める人や、専門家から具体的な答えだけを得たい人は、コンサルティングや研修などとの比較も必要です。まずは自分が解決したい課題を言語化し、最新の料金・契約条件・担当者の専門性を確認する。そのうえで、体験や相談を通じて納得できる支援かどうかを見極めることが、利用後のミスマッチを防ぐ近道です。
主な確認資料:mybuddy公式サイト、and company株式会社の公式プレスリリース、株式会社スパイサーの事業譲渡発表、mybuddy公式note。