2026年、九州と四国を結ぶ移動手段として押さえておきたいのが、大分県大分市の佐賀関港と愛媛県伊方町の三崎港を結ぶ「国道九四フェリー」です。航路の距離は約31km、所要時間は約70分。車やバイクを載せて移動できるため、九州・四国間のドライブ旅行やツーリングにも利用されています。
一方で、乗船料金には車両の長さや人数に応じた運賃に加え、月ごとに変わる燃料油価格変動調整金が加算されます。ネット予約による割引、乗船締切、臨時便の運航日なども、出発前に把握しておきたいポイントです。国道九四フェリー公式サイトの時刻表・運賃表・予約案内をもとに、2026年10月28日時点の情報を整理します。
> 【この記事の重要ポイントまとめ】
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> - 所要時間は約70分: 佐賀関港と三崎港を結び、通常は各港から1時間おきに出航します。
> - 運賃は燃料調整金込みで考える: 大人の一般席基本運賃は1,200円ですが、2026年10月は旅客1人につき120円の燃料油価格変動調整金が加算されます。
> - 予約と締切に注意: ネット予約は乗船日の59日前から前日23時まで。予約済みの場合は、出航30分前までに乗り場へ到着する必要があります。
【2026年最新】佐賀関三崎フェリーの時刻表と所要時間約70分の実態
国道九四フェリーは、国道197号の海上区間にあたる航路を運航しています。九州側の佐賀関港と四国側の三崎港を結び、通常ダイヤでは各港から1日16便ずつ運航。所要時間は約70分です。
通常ダイヤの出航時刻
2026年の基本的な運航パターンは、佐賀関発が毎時00分、三崎発が毎時30分です。ただし、正午前後には通常ダイヤに含まれない時間帯があるため、単純に「毎時運航だから何時でも乗れる」と考えるのは禁物です。
佐賀関港発・三崎港行き
- 7:00、8:00、9:00、10:00、11:00
- 13:00、14:00、15:00、16:00、17:00
- 18:00、19:00、20:00、21:00、22:00、23:00
三崎港発・佐賀関港行き
- 7:30、8:30、9:30、10:30、11:30、12:30
- 14:30、15:30、16:30、17:30、18:30
- 19:30、20:30、21:30、22:30、23:30
通常ダイヤの最終便は、佐賀関発が23:00、三崎発が23:30です。到着時刻はそれぞれ翌日の0:10、0:40となるため、深夜の移動を予定している場合は、到着後の道路事情や宿泊先のチェックイン時間も確認しておきましょう。
2026年11月の臨時便はいつ運航する?
国道九四フェリーは、2026年10月23日付のお知らせで、11月21日(土)と11月23日(月)に臨時便を運航すると発表しています。
| 日付 | 佐賀関港発 | 三崎港発 |
|---|---|---|
| 2026年11月21日(土) | 12:00 | 13:30 |
| 2026年11月23日(月) | 12:00 | 13:30 |
この2便は通常ダイヤとは別に設定された臨時便です。対象日以外に12:00発や13:30発があると考えて予定を組むと、乗船計画にずれが生じます。臨時便を利用する場合も、予約画面で希望する便が選択できるかを確認してください。
運航状況は出発当日にも確認する
2026年10月28日時点で、国道九四フェリーの公式サイトには「通常運航」と掲載されています。ただし、これは今後の運航を保証するものではありません。強風や荒天などの影響で運航状況が変わる可能性があるため、当日の運航情報を出発前に確認することが基本です。
【料金一覧】旅客運賃・車両料金と燃料油価格変動調整金
佐賀関三崎フェリーの運賃を調べる際に注意したいのは、公式運賃表に掲載された基本運賃と、乗船時に適用される燃料油価格変動調整金が別であることです。
国道九四フェリー公式サイトの基本運賃表は2023年4月10日改定の料金を掲載しており、2026年10月から2027年1月までの燃料調整金も公表されています。実際の支払額は、車両の長さ、乗船人数、利用する月などによって変わります。
基本運賃と燃料調整金の一覧
| 区分 | 基本運賃 | 2026年10月の調整金 | 2026年11月の調整金 | 2026年12月〜2027年1月の調整金 |
|---|---|---|---|---|
| 普通自動車・3m未満 | 5,700円 | 車両1台につき1,200円 | 1,000円 | 900円 |
| 普通自動車・4m未満 | 7,900円 | 車両1台につき1,200円 | 1,000円 | 900円 |
| 普通自動車・5m未満 | 9,800円 | 車両1台につき1,200円 | 1,000円 | 900円 |
| 普通自動車・6m未満 | 11,700円 | 車両1台につき1,200円 | 1,000円 | 900円 |
| トラック・バス・6m以上10m未満 | 長さにより13,600円〜19,300円など | 車両1台につき1,800円 | 1,500円 | 1,350円 |
| 車両・10m以上 | 長さにより異なる | 車両1台につき2,400円 | 2,000円 | 1,800円 |
| 大人・一般席 | 1,200円 | 1人につき120円 | 100円 | 90円 |
| 小人・一般席 | 600円 | 1人につき120円 | 100円 | 90円 |
| 自転車・その他の軽車両 | 700円 | 車両1台につき600円 | 500円 | 450円 |
| 原動機付自転車 | 1,500円 | 車両1台につき600円 | 500円 | 450円 |
| 自動二輪車・750cc未満 | 2,200円 | 車両1台につき600円 | 500円 | 450円 |
| 自動二輪車・750cc以上 | 2,900円 | 車両1台につき600円 | 500円 | 450円 |
出典:国道九四フェリー公式「運賃・料金」。車両の基本運賃には運転手1名分の一般席運賃が含まれます。燃料調整金は車両・二輪車について1台ごと、旅客について1人ごとに適用されます。車両の長さ区分や適用条件は公式運賃表で確認してください。
車両料金は車検証の全長で決まる
普通自動車の基本運賃は、車両の長さに応じて区分されています。車種の通称だけで判断せず、車検証に記載された全長を確認が必要です。
トラック・バスは7m未満が13,600円、8m未満が15,600円、9m未満が17,500円、10m未満が19,300円、11m未満が21,200円、12m未満が23,100円です。12mを超える場合は1m増すごとに2,000円が加算され、12m超の端数は切り上げとなります。車幅が2.5mを超える場合は別途割増運賃があり、車高の上限は3.8mです。
展望席・個室を利用する場合
一般席以外の設備を利用する場合は、追加料金がかかります。
- 展望席: 大人500円、小人250円の追加料金。一般席運賃も必要です。
- 個室: 1室3,000円。一般席運賃も必要で、利用人数は6名までです。
基本運賃と燃料調整金に加え、展望席や個室の追加料金も含めて予算を立てましょう。
燃料油価格変動調整金とは?
燃料油価格変動調整金は、船舶の燃料となるA重油の価格変動に応じて運賃に加算される料金です。国道九四フェリーでは、基準燃料油価格を1キロリットル当たり6万円とし、燃料価格の水準に応じて調整金を計算しています。
ここで押さえておきたいのは、燃料調整金は往復割引などの割引対象にならないことです。ネット予約や往復購入で基本運賃が割引されても、燃料調整金まで同じ割合で安くなるわけではありません。
【ネット予約がお得】予約方法と割引を使い分けるコツ
国道九四フェリーでは、インターネット予約のほか、電話予約や旅行代理店を通じた予約方法が案内されています。車やバイクを載せる場合、希望する便の積載枠を確保しやすくするためにも、事前予約を検討しましょう。
ネット予約は59日前から前日23時まで
インターネット予約の受付期間は、乗船日の59日前から前日23:00までです。当日の予約や変更は受け付けていません。
予約の基本的な流れは次のとおりです。
1. 出発港と乗船日を選択する。
2. 空席照会で希望する便を選ぶ。
3. 車両や乗船人数などの情報を入力する。
4. 会員登録の有無を選び、必要事項を入力する。
5. 内容を確認して予約を確定し、予約確認メールを確認する。
車両を載せる場合は、車検証に記載された車両の長さなどが必要になります。予約確定証はスマートフォンの画面でも提示できます。
ネット予約割引と事前決済割引の違い
公式運賃ページでは、条件を満たした利用者に対して、次の割引が案内されています。
- インターネット割引: 対象となる6m未満の車両、自動二輪車・自転車、同乗者の一般席運賃などが3%割引。
- 事前決済割引: インターネット予約後にクレジットカードで事前決済した場合、対象区分が6%割引。
- 往復の事前決済: 条件を満たして往復を同時購入した場合、往路・復路それぞれ10%割引。
- 窓口での往復購入: 車両と一般席旅客運賃について、復路5%割引。
割引には適用条件があり、原則として重複適用はできません。往復の事前決済割引は、往路と復路で同じ車両を利用することも条件です。予約時に表示される料金と適用割引を確認してから決済しましょう。
電話予約と予約なしの乗船
電話予約の受付時間は9:00〜18:00で、乗船日の前月の同日から前日までです。電話番号は佐賀関営業所が097-575-1020、三崎営業所が0894-54-0173です。
車や二輪車については、積載スペースに空きがあれば予約なしでも乗船できる場合があります。ただし、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、三連休などは混雑し、希望する便に乗れない可能性があります。
一方、徒歩で乗船する場合は通常、事前予約は不要です。乗船券の購入時に人数を伝えれば利用できます。
【港へのアクセス】佐賀関港・三崎港の乗り場と駐車場
佐賀関港と三崎港では、アクセス方法や駐車場の条件が異なります。特に車を港に置いて徒歩で乗船する場合は、駐車場の有無を事前に確認しておきましょう。
佐賀関港へのアクセス
- 所在地:大分県大分市佐賀関太田750-69
- 電話番号:097-575-1020
- 駐車場:会社管理の有料駐車場があり、料金は1日500円
佐賀関港へは車のほか、JRや大分バスを利用するルートもあります。公共交通機関で向かう場合は、JR九州と大分バスの時刻表を確認し、港への接続時間に余裕を持たせてください。
三崎港へのアクセス
- 所在地:愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700-2
- 電話番号:0894-54-0173
- 駐車場:国道九四フェリーが管理する駐車場はありません
三崎港へは車で向かうほか、JR四国や伊予鉄バスの案内を参照して公共交通機関を利用する方法があります。会社管理の駐車場がないため、車を港に置いて徒歩で乗船する予定なら、利用可能な駐車場所を別途確認する必要があります。
乗船締切は出航30分前が基準
予約済みの利用者は、出航時刻の30分前までに乗り場へ到着してください。公式案内では、30分前までに到着しなかった場合、予約が無効になるとされています。
乗船開始は出航の約15分前が目安ですが、これを到着時刻と考えるのは危険です。乗船手続きや車両の誘導があるため、予約者は30分前を到着期限として計画するのが確実です。
【徒歩・バイク・自転車】乗船方法と見落としやすい注意点
国道九四フェリーは、車だけでなく徒歩、自転車、バイクでも利用できます。ただし、二輪車・自転車には積載台数や予約方法に関する制限があります。
徒歩で乗船する場合
徒歩の利用者は、乗船券を購入する際に人数を伝えて乗船します。通常、徒歩客の事前予約は不要です。
ただし、徒歩客であっても、乗船手続きや港までの移動に時間がかかることがあります。繁忙期は窓口の混雑も想定し、余裕を持って到着してください。
バイク・自転車は事前予約が必要
バイクや自転車を載せる場合、公式サイトでは次の条件が案内されています。
- 予約はインターネットのみで受け付ける。
- 予約期限は乗船前日の23:00まで。
- 1便当たりの最大積載台数は5台。
- 満車の便には当日枠がなく、予約なしでは乗船できない。
- 予約時または窓口で「二輪車固縛等同意書」への同意が必要。
特にツーリングや自転車旅行では、旅客の乗船枠と二輪車の積載枠を同じ感覚で考えないことが重要です。徒歩客が乗れる状況でも、バイクや自転車の枠が満車なら、その便には載せられません。
自転車の積載料金は700円で、旅客運賃は別途必要です。自動二輪車も排気量に応じた車両料金に加えて旅客運賃が必要になります。また、ビンディングシューズで船内に入ると床を傷つけるおそれがあるため、公式案内ではカバーの装着または履き替えを求めています。
乗船・下船の順番にも注意
公式FAQによると、乗船時は二輪車、徒歩客、車両の順に案内されるのが基本です。一方、下船時は車両、二輪車、徒歩客の順です。実際の順番は当日の状況によって前後する場合があります。
乗船順が予約番号順になるわけではないため、予約を済ませたからといって、希望する順番で乗船できるとは限りません。係員の案内に従いましょう。
【プロの結論】佐賀関三崎フェリーをお得・確実に利用する判断基準
佐賀関三崎フェリーを利用する際は、運賃だけでなく、車両の積載枠、予約割引、港までの移動時間をまとめて考えることが大切です。
車で九州・四国間を移動する人は、車両料金に加えて同乗者の運賃と燃料調整金を計算し、ネット予約の事前決済割引が使えるか確認しましょう。車両運賃に含まれるのは運転手1名分の一般席運賃であり、追加の同乗者は別途料金が必要です。
バイク・自転車で移動する人は、乗船日だけでなく、二輪車の予約枠を先に確認するのが合理的です。1便5台という制限があるため、当日港へ行けば必ず載せられるわけではありません。
徒歩で移動する人は事前予約が原則不要ですが、出航直前の到着を前提にするのは避けたいところです。港までのバス接続や乗船券購入に必要な時間を見込み、余裕を持って行動しましょう。
また、臨時便や燃料調整金の金額は時期によって変わります。過去の旅行ブログや古い料金表をそのまま使うのではなく、乗船日が決まった段階で公式の時刻表・運賃表・運航情報を照合することが、料金面でも時間面でも失敗を減らす方法です。
【佐賀関三崎フェリー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:佐賀関三崎フェリーの所要時間は何分ですか?
約70分です。佐賀関港から三崎港まで、また三崎港から佐賀関港までも、基本的な所要時間は約70分となっています。天候や運航状況は出発前に確認してください。
Q2:大人1人の運賃はいくらですか?
一般席の基本運賃は1,200円です。2026年10月は旅客1人につき120円の燃料油価格変動調整金が加算されるため、合計は1,320円です。2026年11月は調整金が100円となり、合計は1,300円です。
Q3:予約なしでも車やバイクで乗船できますか?
車は積載スペースに空きがあれば予約なしで乗船できる場合がありますが、混雑時は希望便に乗れない可能性があります。バイク・自転車は事前のインターネット予約が必要で、満車の便には当日枠がありません。
Q4:予約した場合、何分前までに港へ行けばよいですか?
出航時刻の30分前までに乗り場へ到着してください。30分前までに到着しなかった場合、予約が無効になることがあります。
まとめ:2026年は時刻表・総額・予約枠の3点を確認
佐賀関三崎フェリーは、佐賀関港と三崎港を約70分で結ぶ、九州・四国間の便利な航路です。通常は各港から1日16便ずつ運航し、2026年11月21日と23日には臨時便も予定されています。
利用前に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 時刻表: 正午前後の臨時便を通常ダイヤと混同しない。
- 料金: 基本運賃だけでなく、乗船月の燃料調整金と同乗者の料金を含めて計算する。
- 予約: ネット予約の締切、割引条件、二輪車の積載枠、出航30分前の到着期限を守る。
2026年10月28日時点では公式サイトに通常運航の案内が掲載されていますが、実際に利用する日の運航状況や空席は変わる可能性があります。出発前に最新の公式情報を確認し、料金と時間の両方に余裕を持った移動計画を立ててください。