今回の修斗復帰までには、予定変更と負傷による空白期間があった。
2025年9月21日、倉本は修斗のニューピアホール大会で宮口龍鳳と対戦する予定だった。しかし、練習中に右膝を負傷。修斗協会の公式発表では、右内側側副靭帯損傷と骨挫傷で全治2か月と診断され、大会欠場が発表された。
倉本本人も欠場について謝罪し、治療を終えて必ず修斗に戻る意向を示していた。
その後、2026年10月19日にパク・チウとの試合が実現した。2025年の欠場から約1年、MMAの試合からは約2年半という時間を経ての復帰だった。
【今後の展望】倉本一真はRIZINに戻るのか?王座防衛の可能性
2026年10月31日時点で、倉本の次戦について具体的な日程や対戦相手の公式発表は確認できない。
ただし、今後のキャリアを考えるうえで注目すべき要点は3つある。
1. KNOCK OUT-UNLIMITED王座の防衛
現在の倉本には、KNOCK OUTの初代UNLIMITEDスーパーフェザー級王者という肩書がある。タイトルを獲得しただけでなく、王者としてどのような試合を見せるかが次の評価につながる。
UNLIMITEDではレスリングと打撃の融合が強みになる。MMA復帰戦で見えた課題を修正できれば、王座防衛戦でも新しい戦い方を見せる余地がある。
2. 修斗での再起とMMAへの継続参戦
パク・チウ戦の敗北によって、倉本のMMAキャリアが終わったわけではない。むしろ、久しぶりの実戦で明らかになった課題をどう改善するかが焦点になる。
特に重要なのは、テイクダウン後のポジション維持と、相手が立ち上がる前に有効な攻撃を続ける技術だ。投げる能力に加え、倒した後の支配力を高められるかが再起の鍵になる。
3. RIZIN再参戦の可能性
RIZINでは4勝3敗という実績を残し、ヤン・ジヨンにも勝利している。過去に太田忍や元谷友貴と対戦した経験もあり、知名度と実績の両方を持つ選手だ。
ただし、RIZINへの復帰が決定したという公式発表はない。KNOCK OUTでの王座防衛、修斗での再起、RIZINへの再参戦は、それぞれ別の可能性として考える必要がある。
40歳という年齢を踏まえると、今後は試合数を増やすだけでなく、コンディション管理と競技ごとの準備をどう両立するかも重要になる。
【倉本一真に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:倉本一真の現在の年齢と身長は?
A1:1986年10月29日生まれで、2026年10月31日時点では40歳。身長163cm、リーチ164cm。バンタム級を中心に活動している。
Q2:倉本一真の現在の所属ジムはどこ?
A2:リバーサルジム新宿Me,We。RIZIN公式プロフィールではMAJESTICも併記されている。
Q3:倉本一真の最新試合は誰との対戦?
A3:2026年10月19日の修斗「Lemino修斗.9」でパク・チウと対戦。判定1対2で敗れた。
Q4:倉本一真のMMA通算戦績は10勝5敗?
A4:Mニュースのデータベースでは10勝5敗と掲載されている。一方、RIZIN公式の4勝3敗と修斗公式の7勝2敗を合算すると11勝5敗になる。集計元によって数字が異なる点に注意したい。
Q5:倉本一真は太田忍に勝ったことがある?
A5:RIZINでの対戦は2023年4月29日。1ラウンド27秒、太田忍のパンチによるKO勝ちで、倉本は敗れている。
Q6:倉本一真はKNOCK OUTのチャンピオン?
A6:はい。2025年6月22日に栗秋祥梧を判定3対0で下し、初代KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王者となった。2026年10月31日時点でも公式チャンピオン一覧に掲載されている。
まとめ:倉本一真の現在地と今後を見極めるポイント
倉本一真は、全日本レスリング選手権3連覇という実績を持ち、MMAでRIZINに参戦し、さらにKNOCK OUT-UNLIMITEDの初代王者にまで上り詰めた異色の格闘家だ。
2026年10月19日の修斗復帰戦ではパク・チウに判定負けを喫したものの、2年半ぶりのMMA復帰を果たした。今回の敗戦だけで、これまで積み上げてきた実績が失われるわけではない。
プロの視点から倉本のキャリアを評価するなら、重要なのは次の3点だ。
- 競技実績:グレコローマンレスリング全日本3連覇とKNOCK OUT王座獲得。
- MMAでの課題:テイクダウン後の支配力、長いリーチを持つ相手への距離の詰め方。
- 今後の注目点:KNOCK OUT王座の防衛、修斗での再起、RIZINへの再参戦。
倉本一真の魅力は、単に投げ技が強いレスラーということではない。レスリングという確かな土台を持ちながら、MMAやUNLIMITEDという異なる競技に挑み、自分の武器を進化させてきた点にある。
40歳で迎えた2026年。パク・チウ戦の敗北をどう次の試合に生かすのか。そして、KNOCK OUT王者としてどのような戦いを見せるのか。「投神」の次なる挑戦は、今後も格闘技ファンが注目すべきテーマだ。