ポケモンのバトルで相手に大ダメージを与えたいとき、あるいは思わぬ一撃で倒されるのを防ぎたいとき、最初に確認したいのがタイプ相性です。2026年10月現在、ポケモンの本編シリーズでは全18タイプの相性を理解することが、ストーリー攻略から対戦まで幅広い場面で役立ちます。
この記事では、ポケモン公式サイトのタイプ相性表や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)、『Pokémon LEGENDS Z-A』(ポケモンZA)の公式情報を踏まえ、全18タイプの弱点・耐性・無効タイプを一覧化。攻撃側と防御側の相性倍率、複合タイプの4倍弱点・4分の1耐性、ゲーム中に相性を見分けるコツまで、実戦で使いやすい形で整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 全18タイプの相性:弱点は原則2倍、耐性は0.5倍、無効は0倍。まずは基本倍率を覚える。
- 複合タイプの計算:2つのタイプの相性を掛け合わせるため、4倍弱点や0.25倍の耐性が生まれる。
- ゲーム別の注意点:SVやZAなどの本編シリーズとポケモンGOでは、相性倍率やバトルの仕組みが異なる。
【基本ルール】ポケモンのタイプ相性は攻撃技と相手のタイプで決まる
ポケモンのタイプ相性を正しく理解するには、「攻撃する技のタイプ」と「攻撃を受けるポケモンのタイプ」を分けて考えることが大切です。例えば、ほのおタイプの技はくさタイプに強い一方、みずタイプには弱いという関係があります。
ポケモン公式サイトの「ポケモンずかん」に掲載されているタイプ相性表も、攻撃側の技タイプと防御側のポケモンタイプの組み合わせを基準に構成されています。ポケモン自身のタイプだけで、すべての攻撃の有利・不利が決まるわけではありません。
通常の本編シリーズにおける基本的なダメージ倍率は、次の4段階です。
- 2倍:「こうかはばつぐんだ!」。相手の弱点を突いている。
- 1倍:等倍。タイプ相性による増減がない。
- 0.5倍:「こうかはいまひとつだ……」。相手に耐性がある。
- 0倍:タイプ相性によって技が無効になる。
例えば、みずタイプの技でほのおタイプを攻撃すると2倍、くさタイプを攻撃すると0.5倍の相性になります。じめんタイプの技はでんきタイプに2倍のダメージを与えますが、ひこうタイプには通常の相性ではダメージを与えられません。
ただし、実際に表示されるダメージはタイプ相性だけでは決まりません。技の威力、攻撃側と防御側の能力値、タイプ一致ボーナス、特性なども影響します。タイプ相性表は、ダメージ計算の土台として活用しましょう。
【全18タイプ相性早見表】弱点・耐性・無効タイプを一括確認
以下は、通常の本編シリーズにおけるタイプ相性を整理した一覧です。各行の「攻撃時」は、そのタイプの技を使ったときの相性。「防御時」は、そのタイプのポケモンが攻撃を受けるときの相性を示します。
例えば、ほのおタイプの行で「攻撃時2倍」を見れば、ほのお技が有効なくさ・こおり・むし・はがねタイプを確認できます。一方、「防御時の弱点」を見れば、ほのおタイプのポケモンが警戒すべきみず・じめん・いわタイプが分かります。
| タイプ | 攻撃時2倍 | 攻撃時0.5倍 | 攻撃時無効 | 防御時の弱点 | 防御時の耐性 | 防御時の無効 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ノーマル | なし | いわ・はがね | ゴースト | かくとう | なし | ゴースト |
| ほのお | くさ・こおり・むし・はがね | ほのお・みず・いわ・ドラゴン | なし | みず・じめん・いわ | ほのお・くさ・こおり・むし・はがね・フェアリー | なし |
| みず | ほのお・じめん・いわ | みず・くさ・ドラゴン | なし | でんき・くさ | ほのお・みず・こおり・はがね | なし |
| でんき | みず・ひこう | でんき・くさ・ドラゴン | じめん | じめん | でんき・ひこう・はがね | なし |
| くさ | みず・じめん・いわ | ほのお・くさ・どく・ひこう・むし・ドラゴン・はがね | なし | ほのお・こおり・どく・ひこう・むし | みず・でんき・くさ・じめん | なし |
| こおり | くさ・じめん・ひこう・ドラゴン | ほのお・みず・こおり・はがね | なし | ほのお・かくとう・いわ・はがね | こおり | なし |
| かくとう | ノーマル・こおり・いわ・あく・はがね | どく・ひこう・エスパー・むし・フェアリー | ゴースト | ひこう・エスパー・フェアリー | むし・いわ・あく | なし |
| どく | くさ・フェアリー | どく・じめん・いわ・ゴースト | はがね | じめん・エスパー | くさ・かくとう・どく・むし・フェアリー | なし |
| じめん | ほのお・でんき・どく・いわ・はがね | くさ・むし | ひこう | みず・くさ・こおり | どく・いわ | でんき |
| ひこう | くさ・かくとう・むし | でんき・いわ・はがね | なし | でんき・こおり・いわ | くさ・かくとう・むし | じめん |
| エスパー | かくとう・どく | エスパー・はがね | あく | むし・ゴースト・あく | かくとう・エスパー | なし |
| むし | くさ・エスパー・あく | ほのお・かくとう・どく・ひこう・ゴースト・はがね・フェアリー | なし | ほのお・ひこう・いわ | くさ・かくとう・じめん | なし |
| いわ | ほのお・こおり・ひこう・むし | かくとう・じめん・はがね | なし | みず・くさ・かくとう・じめん・はがね | ノーマル・ほのお・どく・ひこう | なし |
| ゴースト | エスパー・ゴースト | あく | ノーマル | ゴースト・あく | どく・むし | ノーマル・かくとう |
| ドラゴン | ドラゴン | はがね | フェアリー | こおり・ドラゴン・フェアリー | ほのお・みず・でんき・くさ | なし |
| あく | エスパー・ゴースト | かくとう・あく・フェアリー | なし | かくとう・むし・フェアリー | ゴースト・あく | エスパー |
| はがね | こおり・いわ・フェアリー | ほのお・みず・でんき・はがね | なし | ほのお・かくとう・じめん | ノーマル・くさ・こおり・ひこう・エスパー・むし・いわ・ドラゴン・はがね・フェアリー | どく |
| フェアリー | かくとう・ドラゴン・あく | ほのお・どく・はがね | なし | どく・はがね | かくとう・むし・あく | ドラゴン |
表を覚えるときは、まず自分がよく使うタイプの「攻撃時2倍」と、手持ちポケモンの「防御時の弱点」を確認するのがおすすめです。全18タイプの関係を一度に暗記するよりも、攻撃と防御を分けて少しずつ覚えたほうが、実際のバトルで使いやすくなります。
なお、ここで示したのは通常のタイプ相性です。特性、技固有の効果、フォルムやバトル中のタイプ変更などによって、実際の結果が変わる場合があります。
【相性倍率の仕組み】「こうかはばつぐん」と「こうかはいまひとつ」の違い
ポケモンタイプ相性の基本は、攻撃側の技が防御側のタイプに対してどの倍率になるか、という考え方です。相性の表示を見れば、攻撃が有効だったかどうかを判断できます。
- 2倍:弱点を突いた攻撃。通常より大きなダメージが期待できる。
- 1倍:等倍。相性による増減はない。
- 0.5倍:耐性を持つ相手への攻撃。ダメージが半減する。
- 0倍:通常の相性ではダメージが発生しない。
「こうかはばつぐんだ!」と表示されても、必ず一撃で倒せるわけではありません。相手のHPや防御能力、技の威力などによって結果は変わります。反対に、等倍の技でも十分な威力や能力差があれば、大きなダメージを与えられます。
また、タイプ一致も押さえておきたい要素です。ポケモン自身のタイプと使用する技のタイプが一致していると、通常の本編シリーズではダメージにタイプ一致ボーナスが加わります。弱点を突くこととタイプ一致を組み合わせれば、攻撃の威力をより引き出せます。
ただし、タイプ一致ボーナスと弱点倍率は別の仕組みです。例えば、みずタイプのポケモンがみず技を使ってほのおタイプを攻撃する場合、タイプ一致による補正と相性による補正がそれぞれ計算に関係します。
【複合タイプ弱点一覧】4倍弱点・4分の1耐性が生まれる理由
ポケモンの中には、2種類のタイプを持つ複合タイプのポケモンがいます。この場合、攻撃技に対する2つのタイプの相性を掛け合わせて、最終的なタイプ相性倍率を求めます。
そのため、単タイプでは2倍の弱点でも、複合タイプになると4倍になることがあります。反対に、2つのタイプが同じ攻撃に耐性を持っていれば、0.25倍、つまり4分の1までダメージが下がります。
代表的な相性の組み合わせは次のとおりです。
- 4倍弱点:いわ・じめんタイプに対するくさ技。いわとじめんの両方がくさ技に弱いため、2倍×2倍で4倍になる。
- 4倍弱点:みず・じめんタイプに対するくさ技。みずとじめんの両方がくさ技に弱い。
- 4分の1耐性:みず・ドラゴンタイプに対するほのお技。みずとドラゴンの両方がほのお技に耐性を持つ。
- 弱点と耐性が相殺:みず・じめんタイプに対するこおり技は、みず側が等倍、じめん側が弱点なので2倍になる。一方、みず技に対しては、みず側の耐性とじめん側の等倍が組み合わさり0.5倍になる。
相性倍率の組み合わせは、基本的に次のように整理できます。
- 2倍×2倍=4倍
- 2倍×1倍=2倍
- 2倍×0.5倍=1倍
- 1倍×0.5倍=0.5倍
- 0.5倍×0.5倍=0.25倍
- 0倍を含む組み合わせ=原則として無効
特に注意したいのが、弱点が重なった4倍ダメージです。単タイプの感覚で技を選ぶと、予想以上のダメージを受ける場合があります。相手のタイプが2つ表示されているときは、片方だけで判断せず、両方の相性を確認しましょう。
一方、無効タイプを持つポケモンは、通常の相性では特定タイプの技を受けません。例えば、じめんタイプはでんき技を無効にし、ひこうタイプはじめん技を無効にします。複合タイプでも、一方のタイプが無効なら、もう一方が弱点であっても通常は無効が優先されます。
【ポケモンの弱点の見分け方】SVとZAで実戦に生かすコツ
ポケモンSVでは、ポケモン自身と技の両方にタイプが設定されており、相性や特性を考慮して戦うことが公式サイトでも案内されています。弱点表は、次にどの技を選ぶべきか、交代するべきかを判断するための基本資料です。
例えば、相手がみずタイプなら、くさ技やでんき技を候補にします。相手がドラゴンタイプなら、こおり・ドラゴン・フェアリー技が有効です。ただし、相手が複合タイプの場合は、もう一方のタイプによって倍率が変わることを忘れてはいけません。
『Pokémon LEGENDS Z-A』は2025年10月16日に発売された作品です。ポケモン公式の紹介では、従来のターン制とは異なり、トレーナーとポケモンがリアルタイムで動くバトルが特徴とされています。技の発動までの時間や攻撃範囲、交代のタイミングなども戦闘の判断材料になります。
ZAでもタイプ相性は攻撃を選ぶうえで重要ですが、相性だけを見ていれば勝てるわけではありません。相手の攻撃範囲や行動を見ながら、弱点を突ける技を安全に当てることが大切です。
実戦では、次の手順を意識すると判断が速くなります。
- 1. 相手のタイプを確認:単タイプか複合タイプかを把握する。
- 2. 弱点を調べる:相性表の「防御時の弱点」から有効な技タイプを探す。
- 3. 自分の技を確認:弱点を突ける技を覚えているか、タイプ一致の技を使えるかを確認する。
- 4. 無効や耐性を確認:相手のタイプや特性によって技が無効化・軽減されないかを考える。
- 5. 状況に合わせて選択:相性が有利でも、HPや能力値、技の発動タイミングなどを踏まえて攻撃や交代を判断する。
この順序で考えれば、弱点表を単なる暗記資料ではなく、技選びやパーティ構築に役立つ判断材料として使えます。
【間違えやすいポイント】ポケモンGOや特性による相性の違い
ポケモン弱点表を使う際に気をつけたいのが、ゲームによるルールの違いです。ポケモンSVやZAなどの本編シリーズと『Pokémon GO』では、タイプ相性の倍率や無効の扱いが同じではありません。
本編シリーズでは、タイプ相性によって技が無効になる場合、通常はダメージが0になります。一方、Pokémon GOでは本編シリーズとは異なるダメージ倍率が採用されており、本編の「無効」と同じ感覚で計算することはできません。GO用の弱点表を使う場合は、GO専用の相性ルールを確認してください。
また、本編シリーズでも特性や技固有の効果が相性に影響することがあります。例えば、ひこうタイプには通常じめん技が無効ですが、技や特性などの効果によって通常とは異なる結果になる場合があります。
加えて、テラスタルなど、バトル中にタイプの扱いが変化する仕組みもあります。ポケモンSVでは、相手の現在のタイプを確認が必要です。通常の弱点表だけで判断できない場合は、ゲーム内の表示や技・特性の説明も併せて確認しましょう。
つまり、弱点表は万能なダメージ計算機ではなく、基本となる相性を把握するための資料です。どの作品をプレイしているのか、相手がどのタイプなのか、特殊な効果が発生していないかを合わせて見ることが、判断ミスを減らすポイントです。
【プロの結論】弱点表は「攻撃」と「防御」を分けて覚える
ポケモン弱点表を効率よく使いこなすために、最初から18タイプすべての相性を暗記する必要はありません。まずは、よく使うポケモンの弱点と、手持ちの技が有効な相手をセットで覚えることが実践的です。
攻撃側の相性だけを覚えると、相手の弱点を突けても自分のポケモンが倒されやすい場面があります。反対に、防御側の耐性だけに注目すると、相手に十分なダメージを与えられない場合があります。攻撃と防御の両方を意識することで、技選びと交代判断を一体で考えられるようになります。
複合タイプの4倍弱点や4分の1耐性は、特に覚えておきたい要素です。2つのタイプの相性を掛け合わせるという原則さえ理解すれば、すべての組み合わせを丸暗記しなくても、初めて見るポケモンの相性を推測しやすくなります。
ストーリー攻略を中心に遊ぶ人は、相手の弱点を突ける技をパーティに用意することを優先しましょう。対戦を重視する人は、それに加えて、複数のポケモンで弱点を補い合える構成や、相手の技を無効化・軽減できる組み合わせまで考えると、より幅広い状況に対応できます。
【ポケモン弱点表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ポケモンのタイプ相性で「こうかはばつぐん」は何倍ですか?
A1:通常の本編シリーズでは2倍です。相手が複合タイプで、2つのタイプが同じ技に弱い場合は、相性が重なって4倍になることがあります。
Q2:4倍弱点と4分の1耐性はどうやって見分けますか?
A2:複合タイプの2つのタイプについて、それぞれの相性倍率を掛け合わせます。両方が弱点なら2倍×2倍で4倍、両方が耐性なら0.5倍×0.5倍で0.25倍になります。
Q3:ポケモンZAとポケモンSVで同じ弱点表を使えますか?
A3:通常のタイプ相性を確認する基本表としては役立ちます。ただし、ZAはリアルタイムで戦う仕組みを採用しているため、技の発動時間や攻撃範囲など、相性以外の要素も判断に関係します。特殊な技や効果については、それぞれのゲーム内の説明を確認してください。
Q4:ポケモンGOでも同じタイプ相性倍率ですか?
A4:いいえ。本編シリーズとPokémon GOではダメージ倍率や無効の扱いが異なります。GOをプレイする場合は、GO専用のタイプ相性表を参照してください。
Q5:弱点を突けば必ず相手を一撃で倒せますか?
A5:必ずしもそうではありません。実際のダメージは技の威力、攻撃側と防御側の能力値、タイプ一致ボーナス、特性などにも左右されます。弱点倍率は重要ですが、勝敗を決める唯一の要素ではありません。
まとめ:2026年も全18タイプの相性を攻略の基本に
ポケモン弱点表は、全18タイプの弱点・耐性・無効タイプを確認し、攻撃と防御の判断を助ける基本資料です。通常の本編シリーズでは、弱点が2倍、耐性が0.5倍、無効が0倍という仕組みを理解しておくと、技選びや交代判断がしやすくなります。
特に重要なのは、攻撃技のタイプと相手のタイプを分けて考えること、複合タイプでは倍率を掛け合わせること、そして作品ごとのルールの違いを把握することです。4倍弱点や4分の1耐性まで理解すれば、単タイプの表だけでは判断しにくい相手にも対応しやすくなります。
ポケモンSVのストーリー攻略でも、ZAのリアルタイムバトルでも、まずは手持ちの弱点と有効な技を確認するところから始めましょう。相性表を見ながら実際のバトルで経験を重ねることが、タイプ相性を自然に使いこなす近道です。