2026年10月現在、東京ヤクルトスワローズの二軍本拠地は、埼玉県戸田市の「戸田球場」から茨城県守谷市への移転という大きな節目を迎えています。1977年から約50年間使用されてきた戸田球場は、2026年9月23日に最後の公式戦を開催。2027年3月には、新ファーム施設「Swallows Wings Square(スワローズ ウィングス スクエア)」が開業する予定です。
新施設は、観客席3,000席のメイン球場に加え、サブグラウンド、全天候型の室内練習場、40室の選手寮などを備える大規模な育成拠点です。戸田球場の所在地やアクセス、駐車場情報、移転理由、守谷駅からの交通手段、年間試合数まで、球団・自治体・NPBの公式発表と最新の報道をもとに整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】 - 現在の本拠地: 2026年シーズンまで埼玉県戸田市の戸田球場が二軍の本拠地。9月23日に最後の公式戦が行われた。 - 移転先: 茨城県守谷市野木崎の「Swallows Wings Square」。2027年3月開業予定。 - 新球場の規模: 観客席3,000席、両翼100m、中堅122m、ナイター照明を備える。 - 新施設の設備: サブグラウンド、室内練習場、40室の選手寮、食堂、大浴場、サウナなど。 - 戸田球場の駐車場: 球場専用駐車場はなく、隣接する彩湖・道満グリーンパークの有料駐車場を利用。 - 守谷駅からのアクセス: 駅から約4km。駅前発のバスを整備中で、運行ダイヤは今後発表予定。 - 移転の理由: 戸田の選手寮の老朽化と施設の手狭さを解消し、選手育成環境を充実させるため。
【2026年最新】ヤクルト二軍球場は現在どこ?戸田から守谷への移転を解説
2026年10月30日時点の答えは、埼玉県戸田市から茨城県守谷市への移転準備が進んでいる、という状況です。
これまでヤクルトの二軍選手が練習や公式戦で使用してきたのが、埼玉県戸田市の戸田球場です。
荒川沿いの河川敷に位置し、彩湖・道満グリーンパークに隣接するこの球場は、1977年から東京ヤクルトスワローズの二軍本拠地として使われてきました。
しかし、2027年シーズンからは茨城県守谷市の新施設に拠点を移すことが決まっています。
2026年9月23日、戸田球場で最後の公式戦
2026年9月23日、戸田球場ではヤクルト対ハヤテベンチャーズ静岡のファーム公式戦が開催されました。
この試合は1977年から続いた戸田での公式戦の最後を飾る一戦でした。
ところが、試合は思いがけない結末を迎えます。
ヤクルト打線は初回に10得点を挙げ、3回表までに13対5とリード。しかし、雨脚が強まったため試合は一時中断され、その後も再開できず、最終的に降雨ノーゲームとなりました。
日刊スポーツの2026年9月23日の報道によると、最後の公式戦を見届けようと多くのファンが来場し、スタンドは満員に近い状態となっていました。
勝利で締めくくることはできませんでしたが、約50年間にわたる戸田球場の公式戦の歴史を象徴する出来事となりました。
2027年3月からは守谷が新しい本拠地に
新しい二軍施設の名称は、Swallows Wings Square(スワローズ ウィングス スクエア)です。
所在地は茨城県守谷市野木崎。
東京ヤクルトスワローズと守谷市などが進めてきた移転計画の中心となる施設で、2027年3月の供用開始が予定されています。
2026年6月17日には守谷市が施設名称を正式発表。同年9月には球団が施設ロゴを公表し、茨城県も9月25日付の発表で工事が順調に進んでいると報告しています。
つまり、2026年は戸田球場での最終シーズンであり、2027年からは守谷を新しい育成拠点とする転換期なのです。
【戸田球場への行き方】場所・電車アクセス・駐車場を詳しく紹介
戸田球場は、埼玉県戸田市美女木の荒川沿いにあります。
神宮球場のような都市型の大規模スタジアムとは異なり、河川敷の環境を生かしたコンパクトな野球場です。
球団の施設案内などでは、所在地は次のように掲載されています。
- 所在地:埼玉県戸田市美女木4638-1
- 周辺施設:彩湖・道満グリーンパーク
- 最寄りの主要駅:JR武蔵浦和駅
電車・バスでのアクセス
球団公式のアクセス案内では、JR武蔵浦和駅から国際興業バスを利用する方法が案内されています。
具体的な経路は次のとおりです。
1. JR埼京線・武蔵野線の武蔵浦和駅で下車。
2. 東口の駅前ロータリーへ向かう。
3. 2番乗り場から国際興業バス「武浦01」下笹目行きに乗車。
4. 「美谷本小学校入口」で下車。
5. バス停から徒歩約10分で戸田球場に到着。
球団公式案内によると、バス停から球場までは徒歩約10分です。
特に初めて訪れる人は、武蔵浦和駅からのバス利用を基本に考えると分かりやすいでしょう。
戸田球場に専用駐車場はある?
戸田球場には、一般観戦者向けの専用駐車場がありません。
車で訪れる場合は、隣接する彩湖・道満グリーンパーク内の有料駐車場を利用する形になります。
球団公式案内に掲載されている普通車の料金は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車場所 | 彩湖・道満グリーンパーク |
| 4~10月の利用時間 | 7:30~18:30 |
| 11~3月の利用時間 | 7:30~17:30 |
| 最初の2時間 | 200円 |
| 以降4時間まで | 1時間ごとに100円加算 |
| 5時間を超える場合 | 1時間ごとに200円加算 |
| 1日の最大料金 | 1,100円 |
出典:東京ヤクルトスワローズ公式「アクセス情報・球場案内」。
駐車場の営業時間は季節によって異なります。また、球場の試合時間と駐車場の利用可能時間は必ずしも一致しないため、観戦前に確認しておくと安心です。
戸田球場の観戦環境はどんな特徴があった?
戸田球場の特徴は、選手との距離が近いことでした。
NPBの球場史に関する記事では、初期の戸田球場には観客席がなく、荒川の土手に腰を下ろして試合を観戦していた歴史が紹介されています。
その後、ネット裏や外野の一部に常設スタンドが設けられ、観戦環境が変化していきました。
大規模球場にはない選手との近さや、河川敷ならではの開放感が、戸田球場を特徴づけていたのです。
【50年の歴史】戸田球場から守谷への移転経緯と関係者の役割
戸田球場の歴史を理解するには、1977年の本拠地移転から振り返る必要があります。
日本野球機構(NPB)の公式記事によると、戸田球場がヤクルトの二軍施設として使用され始めたのは1977年です。
前年の1976年に完成した球場を、練習場および試合開催球場として利用するようになりました。
NPBによると、戸田はイースタン・リーグの本拠地として最長の歴史を持ち、使用期間中にリーグ最多となる1,837試合を開催しています。
戸田球場と守谷移転の主な年表
| 時期 | 出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 1976年 | 戸田球場が完成 | 荒川沿いに球場が整備される |
| 1977年 | ヤクルト二軍が戸田へ移転 | 二軍の練習・試合拠点となる |
| 1989~2001年 | 近隣球場との併用期間 | 公式戦開催地が一時的に分散 |
| 2002年以降 | 戸田での公式戦開催に回帰 | 戸田が再び中心的な本拠地に |
| 2022年4月 | 守谷市への移転協議を開始 | 新施設候補地の検討が本格化 |
| 2023年11月10日 | 四者間で基本協定を締結 | ヤクルト本社・球団・守谷市・茨城県が連携 |
| 2025年8月8日 | 新施設の起工式 | 守谷で建設工事が本格化 |
| 2026年9月23日 | 戸田球場で最後の公式戦 | 降雨ノーゲームとなる |
| 2027年3月予定 | 新施設開業 | 守谷へ二軍拠点を移転 |
出典:NPB、東京ヤクルトスワローズ、守谷市、茨城県の公表資料。
移転計画を支える4者の関係
今回の移転は、単純に球団が別の土地へ引っ越すだけの計画ではありません。
ヤクルト本社、ヤクルト球団、守谷市、茨城県がそれぞれ役割を担っています。
| 主体・施設 | 主な役割 | 具体的な関係 |
|---|---|---|
| 東京ヤクルトスワローズ | 二軍施設の運営・使用 | 選手の育成と練習環境の整備 |
| ヤクルト本社 | 施設建設・事業主体 | 球場、室内練習場などの建設を担当 |
| 守谷市 | 土地・地域開発 | 施設用地の整備と地域活性化 |
| 茨城県 | 広域的な連携 | 県内のスポーツ振興・地域経済活性化 |
| Swallows Wings Square | 新しい育成拠点 | 球場、サブグラウンド、寮などを集約 |
2023年11月10日の基本協定では、ヤクルト本社が本球場、サブグラウンド、室内練習場を建設して守谷市に寄付し、球団側が専用使用する仕組みが示されました。
一方、選手寮とクラブハウスについては、ヤクルト本社が用地を取得して建設し、球団が専用使用する計画です。
つまり、公共性のあるスポーツ施設の整備と、プロ球団専用の育成設備を組み合わせた事業になっています。
戸田球場の最後の日に残されたエピソード
2026年9月23日の最後の公式戦は、単なる球場移転の節目ではありませんでした。
この日、スタンドや土手には多くのファンが集まり、試合が雨で中断された後も再開を待ちました。
試合は13対5とヤクルトがリードしていたものの、最終的にはノーゲーム。
日刊スポーツの同日報道では、城石憲之二軍監督が、長い歴史の中で多くの選手がプレーした場所であることに触れ、新しい歴史をつくってほしいという趣旨の言葉を伝えたことが紹介されています。
また、今季限りで現役を引退する石川雅規投手も、この日の最後のセレモニーに参加しました。
石川投手にとっても戸田は、プロ野球人生のスタートを支えた思い出深い場所でした。
【なぜ移転する?】ヤクルト二軍施設の移転理由と守谷市を選んだ背景
今回の移転で最も重要なのは、単に新しい球場を建設することではなく、選手育成の環境を根本から改善することです。
東京ヤクルトスワローズが2022年4月15日に公表した移転協議開始のお知らせでは、移転を検討する理由が明確に説明されています。
球団が挙げた主な課題は2つです。
理由1:選手寮の老朽化
戸田の二軍施設では、選手寮の老朽化が課題になっていました。
二軍の選手は、技術練習だけでなく、筋力トレーニング、コンディショニング、栄養管理、休養などを日常的に繰り返します。
そのため、選手寮は単なる居住施設ではありません。
身体づくりや生活習慣を含めて選手を支える重要な育成設備です。
老朽化した寮を使い続けることは、若手選手の成長環境を考えるうえで大きな課題になります。
理由2:各施設が手狭になっていた
球団の公式発表では、戸田の各施設が手狭になっていたことも移転理由として挙げられています。
二軍は一軍昇格を目指す選手だけでなく、育成選手、故障からの復帰を目指す選手など、さまざまな立場の選手が活動する場所です。
練習スペースや設備が限られていると、複数の選手が同時に十分な練習を行うことが難しくなります。
新施設では、メイン球場、サブグラウンド、室内練習場を集約し、練習環境を大きく改善する計画です。
なぜ守谷市だったのか?
守谷市への移転が具体化した背景には、自治体側からの誘致提案がありました。
守谷市は茨城県南西部に位置し、東京都心からも比較的アクセスしやすい地域です。
つくばエクスプレスと関東鉄道常総線が利用でき、常磐自動車道にも接続しています。
2023年11月には守谷市、ヤクルト本社、ヤクルト球団、茨城県の四者が基本協定を締結しました。
球団にとっては育成環境を改善でき、守谷市にとってはプロ野球球団を通じた地域の知名度向上や交流人口の増加が期待できます。
守谷市のスポーツ資源を生かしたまちづくり事業では、球団施設の開業を地域活性化につなげる構想も示されています。
【新球場の設備を徹底解剖】観客席3,000席・室内練習場・選手寮の全貌
新しい二軍施設の中心となるのが、Swallows Wings Squareのメイン球場です。
球団が公開している施設情報では、単なる試合会場ではなく、選手が年間を通して成長できる総合的なトレーニング拠点として設計されています。
メイン球場の基本スペック
| 項目 | 新球場の計画内容 |
|---|---|
| 施設名称 | Swallows Wings Square |
| 所在地 | 茨城県守谷市野木崎 |
| 開業予定 | 2027年3月 |
| 建物 | 地上3階建て |
| 両翼 | 100m |
| 中堅 | 122m |
| 芝 | 全面人工芝 |
| 観客席 | 3,000席 |
| ナイター設備 | LED照明6基 |
特に注目したいのが、観客席3,000席という規模です。
従来の戸田球場は、球団の2025年会社案内で収容人数400人とされています。
これに対し、新球場は3,000席を計画しており、観戦環境の規模は大きく変わります。
さらにナイター設備も設けられるため、試合開催の柔軟性も高まることが期待されます。
サブグラウンドは2面の内野練習環境
新施設には、メイン球場とは別にサブグラウンドが設けられます。
公式施設情報によると、特徴は次のとおりです。
- 2面の内野グラウンド
- 土の内野グラウンド1面
- 人工芝の内野グラウンド1面
- トレーニングヒル
- メッシュフェンス
トレーニングヒルには、30m・傾斜5度と18m・傾斜8度の設備が計画されています。
野球の技術練習だけでなく、走力や身体能力を高めるトレーニングにも対応する設計です。
また、メッシュフェンスを採用することで、練習に取り組む選手を近くに感じられる空間を目指しています。
室内練習場は60m四方の大型施設
選手育成において、特に注目したいのが室内練習場です。
公式施設ページでは、60m×60mの全面人工芝エリアを中心とする大規模施設として紹介されています。
主な設備は次のとおりです。
| 設備 | 数量 |
|---|---|
| メイン練習エリア | 60m×60m |
| 打撃練習場 | 4レーン |
| ブルペン | 4レーン |
| ラボ | 1レーン |
雨天時や気温の高い日でも練習できる環境を整えることで、年間を通した練習の質を高める狙いがあります。
球団は「一振りに根拠を、一球に進化を」というテーマを掲げ、選手が自分の課題に向き合える施設を目指しています。
選手寮は40部屋!サウナや食堂も整備
選手の生活環境も大きく変わります。
新しい選手寮・クラブハウスは地上4階建てで、40部屋の寮室を備える計画です。
球団公式ページに掲載されている設備は以下のとおりです。
- 独立洗面台付きの寮室
- 独立シャワー
- 食堂
- 大浴場
- サウナ
- ウエイトトレーニング場
- クラブハウス機能
選手が野球に集中するには、グラウンドだけでなく、練習後の食事や休養も欠かせません。
特に若手選手は、身体の成長と技術向上を並行して進める必要があります。
新しい寮では、トレーニング、栄養補給、休養を一体的に支える環境が整備される予定です。
【守谷駅から球場まで】新球場のアクセス・駐車場・年間試合数
新球場への移転で、観戦するファンにとって気になるのが交通アクセスです。
戸田球場とは異なる地域になるため、電車や車での移動方法も変わります。
守谷駅から球場までは約4km
新施設の最寄り駅は、つくばエクスプレス・関東鉄道常総線の守谷駅です。
東京ヤクルトスワローズが2023年に公表した基本協定資料では、球場予定地までの距離は約4kmとされています。
また、つくばエクスプレスを利用すれば、秋葉原駅から守谷駅まで最短32分です。
ただし、守谷駅から球場までは徒歩圏内と断定できる距離ではありません。
球団の新施設公式FAQでは、守谷駅前発のバスを整備中と説明されています。
2026年10月30日時点では、具体的な運行ダイヤは決定後に発表される予定です。
新球場には300台の有料駐車場を計画
車で観戦する人にとって朗報なのが、駐車場の整備計画です。
球団公式FAQでは、施設敷地内に300台の有料駐車場を計画していると案内されています。
車いす専用スペースも含まれる予定です。
戸田球場では専用駐車場がなく、隣接公園の駐車場を利用する必要がありました。
それに対して新施設では、敷地内にまとまった駐車スペースを設ける計画となっています。
ただし、料金や利用方法などの詳細は、開業に向けた今後の発表を待つ必要があります。
車なら谷和原ICから約5km
自動車の場合は、常磐自動車道の谷和原ICが主要なアクセス拠点になります。
基本協定資料によると、谷和原ICから建設予定地までは約5kmです。
東京方面から車で訪れる場合も、高速道路を利用した移動が選択肢になります。
ただし、試合開催日には周辺道路の混雑が予想されるため、駐車場の利用方法や交通規制については開業後の案内を確認することが大切です。
ヤクルトファームの年間試合数は約70試合?
新球場について、もう一つ気になるのが年間の試合数です。
守谷市が2025年12月24日に公表したスポーツ資源活用プロジェクトでは、新施設の開業後、約3,000人収容のスタジアムで年間約70試合の二軍公式戦が開催される見込みと説明されています。
ここで注意したいのは、約70試合は新球場で開催されるホームゲームの目安だということです。
2026年度のNPBファーム・リーグでは、1リーグ3地区制が導入され、各球団の公式戦予定数は年間135~146試合となっています。
したがって、ヤクルトの年間公式戦すべてが守谷で開催されるわけではありません。
ホームゲームとビジターゲームを合わせたシーズン全体の試合数と、守谷で開催される試合数は区別して考える必要があります。
守谷市にもたらされる地域活性化の効果
Swallows Wings Squareの開業は、球団だけでなく守谷市にも影響を与える計画です。
守谷市は、球団施設の開業をきっかけにスポーツを生かしたまちづくりを進めています。
具体的には次のような取り組みが公表されています。
- 守谷駅周辺での球団関連装飾
- 市内小中学校への出前講座
- スポーツ教室の開催
- 開業イベントの実施
- 開業1周年記念イベントの開催
- 総合公園整備事業との連携
年間約70試合が開催されれば、対戦相手の球団関係者やファンも守谷市を訪れることになります。
試合観戦を目的とした来訪者が飲食店や周辺施設を利用すれば、地域経済への波及効果も期待できます。
【プロの結論】ヤクルト二軍球場の移転で何が変わる?戸田と守谷を比較
今回の移転は、単純な球場の大型化ではありません。
選手の育成環境、ファンの観戦体験、地域との関係という3つの観点で変化が生まれます。
戸田球場と新球場の違い
| 比較項目 | 戸田球場 | Swallows Wings Square |
|---|---|---|
| 所在地 | 埼玉県戸田市 | 茨城県守谷市 |
| 使用開始・開業 | 1977年 | 2027年3月予定 |
| 観客収容人数 | 400人(2025年球団資料) | 3,000席 |
| 両翼 | 99m | 100m |
| 中堅 | 120m | 122m |
| ナイター設備 | 新施設のようなLED6基の仕様は公表されていない | LED照明6基 |
| 練習設備 | 既存の練習環境 | サブグラウンド2面・大型室内練習場 |
| 選手寮 | 既存施設 | 40室の新寮 |
| 専用駐車場 | なし | 300台を計画 |
| 最寄りの主要駅 | 武蔵浦和駅 | 守谷駅 |
出典:東京ヤクルトスワローズ会社案内、球団公式施設ページ、守谷市公表資料。
選手にとっての最大のメリットは育成環境の改善
新球場の価値は、3,000席という観客収容人数だけではありません。
本当に注目すべきなのは、練習設備と生活環境が一体的に整備される点です。
室内練習場では天候に左右されにくい練習が可能になり、サブグラウンドでは複数の選手が同時にトレーニングできます。
また、新しい選手寮には食堂やサウナ、大浴場なども設置される予定です。
これらは、若手選手が一軍を目指して成長するための基盤になります。
特に投手のコンディショニングや野手の反復練習など、日々の積み重ねが重要な二軍では、設備の充実が大きな意味を持ちます。
ファンにとっては観戦環境と交通手段が重要
一方、観戦する側にとっては、3,000席のスタンドが大きな変化です。
戸田球場には、選手との距離が近く、河川敷で気軽に観戦できる独特の魅力がありました。
新施設では、より多くのファンを受け入れられるようになります。
ただし、守谷駅から球場まで約4kmあるため、駅前発のバスの運行ダイヤや駐車場の利用条件が、実際の観戦のしやすさを左右します。
開業直後に観戦を計画する人は、施設そのものだけでなく、交通アクセスの最新情報にも注目しておきたいところです。
よくある誤解を整理
移転に関して、特に混同されやすい点があります。
- 2026年に守谷へ完全移転した? いいえ。守谷の新施設は2027年3月開業予定です。
- 新球場は3,000人規模の大型スタジアム? はい。観客席は内野に3,000席を計画しています。
- 年間70試合しか開催されない? いいえ。約70試合は新球場のホームゲームの目安で、シーズン全体の公式戦数とは異なります。
- 守谷駅から球場まで徒歩で簡単に行ける? 駅から約4kmあり、球団は駅前発バスを整備中です。
- 戸田球場の最後の試合はヤクルトの勝利だった? いいえ。13対5でリードしていたものの、降雨ノーゲームとなりました。
こうした違いを把握しておくと、移転に関する情報を正確に理解できます。
【ヤクルト二軍球場の現在と移転】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヤクルトの二軍球場は2026年現在どこにありますか?
A1:2026年シーズンまでの二軍本拠地は、埼玉県戸田市の戸田球場です。ただし、2026年9月23日に最後の公式戦が開催され、2027年3月からは茨城県守谷市の新施設に移転する予定です。
Q2:ヤクルト二軍球場の新しい場所はどこですか?
A2:茨城県守谷市野木崎です。新施設の名称は「Swallows Wings Square(スワローズ ウィングス スクエア)」です。
Q3:新しいヤクルト二軍球場はいつ開業しますか?
A3:2027年3月の開業予定です。2026年9月25日には茨城県も工事が順調に進んでいると公表しています。
Q4:新球場の観客収容人数は何人ですか?
A4:メイン球場の内野に3,000席を計画しています。ナイター設備も備える予定です。
Q5:戸田球場へのアクセスはどうすればよいですか?
A5:JR武蔵浦和駅東口から国際興業バス「武浦01」下笹目行きに乗り、「美谷本小学校入口」で下車します。そこから徒歩約10分です。
Q6:戸田球場に駐車場はありますか?
A6:球場専用駐車場はありません。隣接する彩湖・道満グリーンパークの有料駐車場を利用する形でした。
Q7:守谷の新球場には駐車場がありますか?
A7:球団公式FAQでは、敷地内に300台(車いす専用を含む)の有料駐車場を計画していると案内されています。
Q8:守谷駅から新球場までのアクセス方法は?
A8:守谷駅から球場予定地までは約4kmです。球団は守谷駅前発のバスを整備中で、運行ダイヤは決定後に発表するとしています。
Q9:ヤクルトの二軍は年間何試合を新球場で開催しますか?
A9:守谷市の公表資料では年間約70試合を見込んでいます。これはホームゲームの目安であり、ビジター戦を含む年間の公式戦総数とは異なります。
Q10:ヤクルトが戸田球場から移転する理由は何ですか?
A10:球団が2022年4月に公表した説明では、戸田二軍施設の選手寮の老朽化と、各施設が手狭になっていたことが主な理由です。新しい育成環境を整えるため、守谷市への移転を進めてきました。
まとめ:ヤクルト二軍球場は戸田から守谷へ、2027年が新時代の始まり
2026年10月現在、東京ヤクルトスワローズの二軍施設は、約50年間にわたる戸田球場での歴史を終え、守谷市への移転という新たな段階に入っています。
1977年から使用された戸田球場は、イースタン・リーグの歴史に残る1,837試合を開催してきました。2026年9月23日の最後の公式戦は降雨ノーゲームとなりましたが、長年にわたって多くの選手を支えてきた球場として、その存在はファンの記憶に残り続けるでしょう。
一方、2027年3月に開業予定のSwallows Wings Squareは、3,000席のメイン球場、サブグラウンド、60m四方の室内練習場、40室の選手寮を備える新しい育成拠点です。
今後の注目点は、完成後の施設運用だけではありません。
- 守谷駅からのバス運行ダイヤの正式発表
- 300台の駐車場の利用料金と運用方法
- 2027年シーズンの試合日程
- 開業イベントや地域連携事業
- 新しい練習環境が若手選手の育成に与える影響
戸田球場が築いた50年の歴史を受け継ぎ、守谷から新しいスワローズの歴史が始まる。
今回の移転は、ヤクルトの二軍施設の刷新にとどまらず、球団の将来を担う選手たちの育成環境と、地域スポーツのあり方を変える大きなプロジェクトです。
2027年3月の開業と、新しい本拠地で迎える最初のシーズンに注目が集まります。