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おにぎらずの折りたたみ方を徹底解説!ご飯の量・具材配置・断面をきれいにするコツ【2026年版】

早瀬 結衣 早瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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おにぎらずは、ご飯と具材を海苔で包み、握らずに仕上げる手軽なメニューです。なかでも、海苔に切り込みを入れてパタパタと折りたたむ方法なら、具材を複数組み合わせやすく、断面も彩り豊かに仕上がります。一方で、初めて作ると「海苔の折り方が分からない」「ご飯が多くて閉じられない」「切ったら具材が崩れた」と悩むことも少なくありません。

おにぎらずをきれいに作る秘訣は、折りたたむ順番だけでなく、ご飯の量、具材の高さ、切る方向まで最初に決めておくことです。この記事では、初心者でも実践しやすい折りたたみ式のおにぎらずの作り方を中心に、四角く包むコツ、おすすめの具材、断面を整える切り方、お弁当に持っていく際の注意点まで解説します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:海苔に切り込みを1本入れ、4つの区画にご飯と具材を配置すると折りたたみやすい。
  • 要点2:ご飯は1個120〜150gを目安にし、具材を高く盛りすぎず、折りしろを残す。
  • 要点3:ラップで包んで形をなじませ、具材の位置に合わせて包丁を引くと断面が整いやすい。

【基本を解説】折りたたみ式おにぎらずとは?通常の包み方との違い

おにぎらず作り方折りたたみ

折りたたみ式のおにぎらずは、海苔の一部に切り込みを入れ、4つの区画にご飯や具材を置いて、順番に重ねる作り方です。一般的なおにぎらずのように海苔の四隅を中央へ集める必要がなく、折る方向が分かりやすいのが特徴です。

具材を区画ごとに分けて置けるため、卵、肉、野菜などを組み合わせやすく、切ったときの断面も計画的に作れます。1個の中に異なる具材を組み合わせたい人や、見た目にもこだわったお弁当を作りたい人に向いています。

ただし、折りたたみ式にはいくつかのバリエーションがあります。海苔1枚に切り込みを入れる方法と、海苔を2枚重ねて折る方法は、見た目が似ていても手順が異なります。今回は、家庭で取り組みやすい「海苔1枚に切り込みを入れる方法」を基本に解説します。

海苔の四隅を折り込む従来型も、具材を中央に重ねて包むだけなので、もちろん簡単です。具材を1〜2種類に絞りたいなら従来型、複数の具材を区画ごとに組み合わせたいなら折りたたみ式を選ぶとよいでしょう。

【材料と分量】ご飯の量・具材の置き方で仕上がりが変わる

折りたたみ式のおにぎらずを成功させるには、海苔の上に何を置くかだけでなく、どの程度の量を置くかが重要です。ご飯や具材が多すぎると、折りたたんだ際に海苔が閉じず、反対に少なすぎると形が安定しにくくなります。

まずは、次の分量を1個分の目安にしてみてください。具材の大きさや種類によって調整するのがポイントです。

材料・項目 1個分の目安 きれいに仕上げるポイント
焼き海苔 全形1枚 破れにくい海苔を選び、乾いた状態で切り込みを入れる
ご飯 120〜150g 薄く均一に広げ、端まで盛りすぎない
主菜の具材 1〜2種類 肉、卵、ツナなどを平らに配置する
野菜・彩りの具材 1〜2種類 水気をよく拭き取り、厚みを抑える
ラップ 海苔全体を包める大きさ 折りたたんだ後に四角く形を整える

ご飯120〜150gは、あくまで作りやすさを重視した目安です。具材が大きい場合はご飯を少なめにし、具材が少ない場合は少し増やすなど、海苔が無理なく閉じる量に調整してください。

岐阜大学医学部附属病院の栄養管理室が公開しているおにぎらずのレシピでは、2人分の焼き海苔2枚に対してご飯300gを使用しています。1枚当たり150gという分量は、家庭で作る際の参考になります。同レシピでは、ハムやチーズ、鮭フレーク、レタスなどを組み合わせています。

なお、折りたたみ式では、ご飯を海苔全体に敷き詰める必要はありません。区画ごとにご飯を置く場合は、折りたたんだ際に重なる位置を考え、薄く均等に広げることを優先しましょう。

【写真なしでも分かる】おにぎらずの作り方と海苔の折りたたみ方

ここからは、海苔1枚を4つの区画に分けて折る基本手順を紹介します。最初に具材を切り、加熱が必要なものは火を通しておくと、組み立てがスムーズです。

手順1:ラップの上に海苔を置く

清潔な作業台に大きめのラップを敷き、その上に全形の焼き海苔を置きます。海苔は四角形のまま、辺が水平・垂直になるように置くと、区画をイメージしやすくなります。

手順2:海苔に切り込みを1本入れる

海苔の下辺の中央から中心に向かって、切り込みを1本入れます。切り込みは海苔の中央までを目安にし、向かい側の辺まで切り離さないようにしましょう。この切り込みが折りたたむ際の起点になります。

手順3:海苔を4区画に分けて考える

海苔全体を、左上・右上・左下・右下の4区画に分けて考えます。基本形では、下辺の中央から中心に向けて切り込みを入れた場合、左下の区画を空けておき、ほかの3区画にご飯や具材を置くと折りやすくなります。

例えば、左上にハムとチーズ、右上に卵焼き、右下にレタスとツナを配置し、具材が重なりすぎないように調整します。ご飯を使う区画では、具材と一緒に食べたときにバランスが取れるよう、薄く広げておきましょう。

手順4:切り込みを起点に順番に折る

空けておいた区画を隣の区画に重ね、続けて横方向、最後に残った区画を重ねるように折ります。下辺中央から切り込みを入れた基本形では、左下を左上へ、左側全体を右側へ、最後に下側を上側へ重ねるイメージです。

折る順番を変えると、具材がずれたり、海苔の端が足りなくなったりすることがあります。最初は一つずつ、区画の角を合わせながら折ってみてください。

手順5:ラップで包み、四角く整える

折りたたんだおにぎらずをラップで包み、両手で軽く押さえて形を整えます。強く押しつぶすのではなく、海苔とご飯を密着させる程度に力を加えるのがコツです。少し置いてなじませれば、完成です。

なお、macaroniが2024年6月28日に紹介したレシピでは、海苔を2枚重ねて具材を挟み、パタパタと折る方法も紹介されています。こちらは4個分でご飯600g、焼き海苔8枚を使用する構成です。海苔2枚を使う方法は、1枚に切り込みを入れる方法とは配置や包み方が異なるため、同じ手順を混ぜずに作ると失敗しにくくなります。

【崩れない作り方】四角く包むコツと失敗しやすいポイント

おにぎらずが崩れる原因は、単に包み方が悪いからとは限りません。ご飯の量、具材の高さ、水分、折りたたむ際の位置が重なることで、形が崩れやすくなります。

ご飯は薄く均等に広げる

ご飯の厚みが場所によって違うと、折りたたんだときに一部分だけが膨らみます。区画の中央にご飯を置き、指先やスプーンで軽く広げましょう。目安としては、厚さ1cm程度を意識すると扱いやすくなります。

具材は高く積最初に、平らに並べる

大きな唐揚げや厚い卵焼きなどを重ねすぎると、折りたたんだときに海苔が閉じなくなります。具材を適度な大きさに切り、海苔の端まで余裕を残して置いてください。薄い具材を重ねる場合も、山のように盛り上げないことが大切です。

折りしろを確保する

海苔の端までご飯や具材を敷き詰めると、折りたたんだ際に中身がはみ出します。海苔の縁には余裕を残し、重ねる部分に具材が集中しないように調整しましょう。見栄えをよくするために具材を端まで詰めるよりも、閉じやすさを優先したほうが結果的に整った形になります。

水分の多い具材は下処理する

レタス、きゅうり、トマトなどは、水気を十分に拭き取ってから使います。ツナ缶は汁や油を切り、炒め物や焼き肉は余分なタレを落としておくと、ご飯が水分を吸って崩れるのを防ぎやすくなります。

ラップで包んだら、軽く形を固定する

ラップを使う目的は、海苔を包むことだけではありません。折りたたんだ部分を密着させ、四角い形を安定させる役割もあります。ラップの上から軽く押さえ、角を整えてから少し置くと、切るときにも扱いやすくなります。

どうしても四角く作れない場合は、具材を減らして練習するのがおすすめです。最初から具だくさんにするより、卵とハムなど2種類程度で折りたたみ方を覚えたほうが、失敗の原因を把握しやすくなります。

【断面をきれいに】具材の置き方・切る向き・ラップの使い方

おにぎらずの見栄えは、切る前にほぼ決まります。断面をきれいにしたいなら、具材を置く段階で「どこを切るか」を考えておくことが重要です。

切りたい位置に具材の断面が来るよう配置する

卵焼き、ハム、カニカマなど、断面に色が出る具材は、包丁を入れる予定の線に沿って配置します。細長い具材は切る方向に合わせて置き、切ったときに具材の断面が見えるようにすると、見栄えが整います。

例えば、黄色い卵焼き、ピンク色のハム、緑色のレタスを組み合わせれば、色の違いがはっきりした断面になります。ツナや鮭フレークのような細かい具材は、卵焼きやチーズなど形を保ちやすい具材と組み合わせると、断面が散らかりにくくなります。

ラップで包んだまま、少し置いてから切る

折りたたんですぐに切ると、海苔とご飯がなじんでおらず、具材が動くことがあります。ラップで包んだまま少し置き、形が落ち着いてから切りましょう。時間を置きすぎる必要はありませんが、包んだ状態を安定させることが大切です。

包丁は濡らし、押しつぶさずに引く

包丁を軽く濡らしてから切ると、ご飯粒が刃につきにくくなります。ラップをしたまま、切りたい位置を確かめて、包丁を前後に動かしながら切り進めてください。真上から力をかけて押し切ると、ご飯や具材がつぶれやすくなります。

切る方向が分からなくなりそうな場合は、ラップを巻く前に目印を付けておく方法もあります。ただし、マスキングテープなどの目印は食材に直接触れないようにし、切る位置を確認したうえで取り除きましょう。

なお、切り方は必ずしも縦半分に限りません。お弁当箱に入れやすい大きさや、具材がきれいに見える方向に合わせて切り分けると、見た目と食べやすさの両方を整えられます。

【具材おすすめ】初心者でも作りやすい定番からアレンジまで

おにぎらずの具材は、味の相性に加えて「水分が少ない」「平らに置ける」「切ったときに形が残る」という点を意識して選ぶと、作りやすさが変わります。

ハム・卵・チーズ

初心者におすすめの組み合わせです。ハムとチーズは形を整えやすく、卵焼きを加えると断面に黄色が入ります。具材の厚みを調整しやすいため、折りたたみ式を初めて作るときにも向いています。

ツナマヨ・きゅうり

ツナマヨは手軽ですが、油や水分が多いとご飯が崩れる原因になります。ツナ缶の油や汁をよく切り、マヨネーズを入れすぎないようにしましょう。きゅうりは薄切りにし、表面の水気を拭き取ってから組み合わせます。

焼き肉・卵焼き・葉物野菜

ボリュームを出したいときにおすすめです。肉は十分に加熱し、タレを煮詰めるか余分な汁気を切ってから使います。卵焼きと葉物野菜を合わせれば、味と彩りのバランスも取りやすくなります。

鮭フレーク・チーズ・大葉

鮭のうま味とチーズのコクに、大葉の香りを加えた組み合わせです。鮭フレークは細かく広がるため、チーズなど形を保ちやすい具材を合わせると断面がまとまりやすくなります。

きんぴらごぼう・卵焼き

作り置きのおかずを活用したいときに便利な組み合わせです。ただし、きんぴらの汁気は十分に切り、長い具材は食べやすい長さに整えます。お弁当に入れる場合は、保存状態や再加熱などの衛生面にも注意しましょう。

具材を選ぶときは、味の好みだけでなく、折りたたんだ際に厚みが均等になるかも確認してください。汁気の多い具材や、形が崩れやすいものを多く入れると、海苔が閉じにくくなります。まずは主菜1種類と彩り用の具材1〜2種類から始めると失敗を減らせます。

【お弁当・作り置き】前日に準備するときの衛生管理と保存の注意点

おにぎらずはお弁当に便利ですが、ご飯と具材を直接組み合わせるため、作ってから食べるまでの保存方法にも気を配る必要があります。形がきれいに仕上がっても、衛生管理が不十分では安心して食べられません。

農林水産省は、お弁当による食中毒を防ぐため、調理前の手洗い、食品や器具を清潔に保つこと、料理を十分に加熱すること、温かいまま詰めないことなどを案内しています。ご飯やおかずが温かいうちに包んだり容器に詰めたりすると、蒸気が水分となり、傷みの原因になることがあります。

お弁当用のおにぎらずを作る場合は、次の点を守りましょう。

  • 調理前に手を洗い、まな板や包丁などの調理器具を清潔にする。
  • 卵や肉などの加熱が必要な具材は、中心まで十分に火を通す。
  • 野菜はよく洗い、水気をしっかり拭き取る。
  • ご飯や加熱した具材は十分に冷ましてから包み、容器に詰める。
  • 長時間持ち歩く場合は保冷剤や保冷バッグを使い、できるだけ涼しい場所で保管する。

前日に準備する場合は、具材をあらかじめ調理して適切に冷蔵保存し、当日に使う方法が便利です。作り置きのおかずを弁当に使う際は、農林水産省の案内に従い、詰める前に十分に再加熱し、再び冷ましてから使用してください。

ただし、完成したおにぎらずを常温で長時間置くことは避けましょう。作り置きの可否は具材や保存環境によって変わるため、一律に何日間保存できるとは考えず、食べるまでの時間を短くすることを基本にしてください。特に気温が高い時期は、保冷対策を徹底することが大切です。

【プロの結論】失敗しないおにぎらずは「量・順番・切り方」で決まる

おにぎらずをきれいに仕上げるために、特別な道具や複雑な技術は必要ありません。重要なのは、ご飯と具材の量を調整し、海苔の折りたたみ方を決め、最後に切る方向まで考えて組み立てることです。

初心者がまず押さえたいのは、次の3点です。

  • ご飯は適量にする:1個120〜150gを出発点にし、具材のボリュームに応じて増減する。
  • 折りたたむ順番を守る:切り込みを起点に区画を順番に重ね、折りしろを残す。
  • 切る方向を先に決める:具材の断面が見えるように配置し、ラップで形を整えてから切る。

最初から具材を何種類も詰め込む必要はありません。ハムと卵、ツナとチーズなど、形を整えやすい組み合わせで基本を覚えれば、焼き肉や鮭、野菜を使ったアレンジにも応用できます。

見た目を重視するなら具材の色と配置、食べやすさを重視するなら厚みとご飯の量、お弁当用なら水分と保存方法を優先しましょう。目的に合わせて作り方を調整することが、失敗を減らし、おにぎらずを日々の食事に取り入れる近道です。

【おにぎらずの作り方・折りたたみ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:おにぎらずのご飯は1個何グラムが適量ですか?
A1:全形の海苔1枚で作る場合は、120〜150gを目安にすると扱いやすくなります。具材が大きい場合はご飯を少なめにし、海苔が無理なく閉じる量に調整してください。

Q2:海苔の折りたたみ方は、どこから始めればよいですか?
A2:海苔の下辺の中央から中心に向けて切り込みを1本入れ、4区画に分けて考えます。基本形では左下を空け、残りの区画にご飯や具材を配置して、切り込みを起点に順番に折り重ねると作りやすくなります。

Q3:おにぎらずの断面をきれいに切るにはどうすればよいですか?
A3:具材を切る方向に合わせて配置し、ラップで包んで形をなじませてから切ります。包丁を軽く濡らし、上から押しつぶさずに前後へ引くように切ると、断面が崩れにくくなります。

Q4:折りたたみ式のおにぎらずが崩れる原因は何ですか?
A4:ご飯や具材の量が多すぎる、具材に高さがある、水分が多い、折りしろが足りないといった原因が考えられます。ご飯を薄く均等に広げ、具材の汁気を切り、海苔の縁に余裕を残して折りたたみましょう。

Q5:おにぎらずは前日に作り置きできますか?
A5:具材を前日に準備して適切に冷蔵保存し、当日に組み立てる方法が便利です。完成品を保存する場合は、具材や保存環境によって傷みやすさが異なるため、常温で長時間放置せず、衛生管理と保冷を徹底してください。作り置きのおかずは十分に再加熱し、冷ましてから詰めましょう。

まとめ:折りたたみ方を覚えればおにぎらずのアレンジが広がる

おにぎらずの折りたたみ方は、海苔に切り込みを入れ、4区画にご飯と具材を配置し、順番に重ねるのが基本です。ご飯の量は1個120〜150gを目安にしながら、具材の高さや水分を調整すると、四角く包みやすくなります。

断面をきれいに仕上げるには、切る方向を決めてから具材を配置し、ラップで形を整えてから包丁を入れることが大切です。ハムと卵、ツナときゅうり、焼き肉と野菜など、扱いやすい具材から試せば、初心者でも作り方を覚えやすくなります。

お弁当に持っていく場合は、見た目だけでなく、加熱・水分・冷却・保冷にも注意しましょう。基本の折りたたみ方を身につけたら、具材の組み合わせや切り方を工夫して、自分に合ったおにぎらずを楽しんでみてください。

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コンテンツディレクター 早瀬 結衣
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全記事の校正と事実確認を担当。固有名詞・日付・数値を公式発表と照合し、確認できない箇所は公開前に差し戻す運用をしています。

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