2026年10月現在の寺田蘭世さんを理解するうえで欠かせないのが、芸能活動とファッション事業を分けて考えることです。
寺田さんは乃木坂46卒業後、俳優やタレントとして別の芸能事務所に所属する道を選びませんでした。一方で、ファッションに関わる仕事という長年の希望を実現するため、2023年に「HONEY ROSIE HOUSE」を立ち上げています。
現在の主な活動はセレクトショップの運営
2023年3月16日、寺田さんは自身のInstagramでセレクトショップのオープンを発表しました。開業にあたっては、全国各地でポップアップ形式の販売を行いたいという構想も明らかにしています。
この事業について、本人はファッションデザイナーだけが洋服に関わる仕事ではないと考え、商品を選び、届けるセレクトショップという形を選んだと説明しました。
2024年10月1日には、ブランドの公式noteで自ら文章を発信する活動も開始。本人は「まだまだ社長としては新米」と表現し、事業を少しずつ育てていく姿勢を示しています。
2026年も続くポップアップと顧客との交流
2026年の活動を示す具体的な記録として注目したいのが、1月23日付のHONEY ROSIE HOUSE公式noteです。
この投稿では、ポップアップへの応募が毎回多く寄せられていることを紹介。より多くの人に参加してもらうため、有料枠に加えて無料入場枠を設ける初めての試みについて説明しています。
有料枠では寺田さん自身がレジで接客する予定とし、来店者の入れ替えを25分単位にするなど、イベント運営についても具体的に案内していました。
また、2026年1月24日・25日には原宿でポップアップが開催されたことが、来場者による当時の記録でも確認できます。アイドル卒業後も、商品を販売するだけでなく、購入者と直接接する事業を続けていることが分かります。
オンラインでも情報発信を継続
HONEY ROSIE HOUSEは、公式noteでメンバーシップサービスも展開しています。スタンダードプランは月額660円で、買い付け情報やショップの最新情報などを届ける内容です。
2026年10月末時点でも、公式メンバーシップの掲示板には直近の更新が表示されています。芸能メディアへの出演とは異なる形で、ブランドを通じた読者・顧客との交流が続いています。
つまり、寺田蘭世さんの現在を「芸能界を引退して何もしていない」と捉えるのは正確ではありません。表舞台でのタレント活動を終えた一方、ファッション事業の運営者として新しいキャリアを築いています。
【プロフィール・経歴】寺田蘭世の生年月日や出身地、乃木坂46時代の歩み
てらだ・らんぜ
2026年10月30日時点
1998年9月23日生まれ・東京都出身
寺田蘭世さんは、1998年9月23日生まれの東京都出身です。乃木坂46の2期生として加入し、研究生時代を経て正規メンバーに昇格しました。
基本プロフィールは、集英社クリエイティブが刊行した1st写真集の公式紹介にも掲載されています。
寺田蘭世の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 寺田蘭世(てらだらんぜ) |
| 生年月日 | 1998年9月23日 |
| 年齢 | 28歳(2026年10月30日時点) |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 155cm |
| 所属していたグループ | 乃木坂46 |
| 加入期 | 2期生 |
| 卒業日 | 2021年12月12日 |
| 卒業後の活動 | HONEY ROSIE HOUSEの運営 |
| 主な写真集 | 『なぜ、忘れられないんだろう?』 |
乃木坂46加入から卒業までの年表
| 年月 | 出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2013年3月 | 乃木坂46加入 | 2期生オーディションに合格 |
| 2015年 | 正規メンバー昇格 | 2期生による楽曲「ボーダー」でセンターを経験 |
| 2016年 | アンダーセンター | 「ブランコ」でセンターを担当 |
| 2017年3月 | 初選抜入り | 17thシングル「インフルエンサー」 |
| 2018年 | 2度目の選抜入り | 「シンクロニシティ」に参加 |
| 2019年 | アンダーセンター | 「滑走路」でセンターを担当 |
| 2021年9月 | 卒業発表 | 28thシングルの活動をもって卒業 |
| 2021年11月 | 芸能界引退を発表 | 卒業後は芸能事務所に所属しない意向 |
| 2021年12月12日 | 乃木坂46卒業 | 約9年間のアイドル活動に区切り |
| 2023年3月 | 事業を開始 | HONEY ROSIE HOUSEを発表 |
| 2024年10月 | noteで発信開始 | ブランド運営や日常について発信 |
| 2026年1月 | ポップアップ開催 | 入場枠を拡大する新しい運営方式に挑戦 |
年表から分かるのは、乃木坂46での活動終了とファッション事業の開始が、別々のキャリアとしてつながっていることです。特に2023年以降は、本人が以前から関心を持っていた洋服の仕事を具体的な事業へと発展させています。
【乃木坂46・2期生時代】寺田蘭世が残した代表曲と存在感
寺田蘭世さんのアイドル時代を振り返ると、表題曲の選抜回数だけでは語りきれないキャリアが浮かび上がります。
特に印象的なのが、アンダー楽曲や2期生楽曲でセンターを務めた経験です。グループの中で自分の立ち位置を模索しながら、パフォーマンスを通して存在感を確立していきました。
「ボーダー」は寺田蘭世の原点
2015年に発表された「ボーダー」は、研究生から正規メンバーへ昇格した2期生メンバーによる楽曲です。寺田さんにとって初めてセンターを経験した重要な作品でもあります。
2021年10月28日の卒業前ラストライブでも、この楽曲は最後のパフォーマンスとして披露されました。ENCOUNTのライブレポートによると、寺田さんは「ボーダー」を選んだ理由について、2期生の存在や乃木坂46の過去も愛してほしいという思いを込めたと説明しています。
アンダー楽曲で発揮した表現力
寺田さんがセンターを務めた代表的な楽曲には、次の作品があります。
- 「ボーダー」:2期生の昇格組によるユニット曲。
- 「ブランコ」:2016年発売の16thシングル収録アンダー楽曲。
- 「その女」:アンダーアルバムに収録された楽曲。
- 「滑走路」:2019年発売の23rdシングル収録アンダー楽曲。
- 「マシンガンレイン」:卒業前最後の28thシングル期にセンターを務めた楽曲。
また、2017年3月発売の17thシングル「インフルエンサー」で初めて選抜メンバーに入り、2018年の「シンクロニシティ」でも選抜入りを果たしています。
ファッションへの関心はアイドル時代から
寺田さんは、グループ内でもファッションセンスに注目されていたメンバーです。写真集の制作ではセルフプロデュースによる衣装選びにも取り組み、洋服に対するこだわりを作品に反映しました。
2021年11月9日に発売された1st写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』では、本人がテーマや衣装に関わり、22歳当時の自分らしさを表現しています。
現在のショップ運営は突然始まった方向転換というより、アイドル時代から育ててきたファッションへの関心を、別の仕事として形にしたものと見ることができます。
【芸能界引退の理由】寺田蘭世はなぜ乃木坂46卒業後に表舞台を去ったのか
寺田蘭世さんの引退理由を知るうえで重要なのは、2021年11月8日に更新された本人の卒業ブログです。
同年9月17日に乃木坂46からの卒業を発表していた寺田さんは、11月8日のブログで、卒業後は芸能事務所に所属する予定がなく、芸能界を引退する意向を明らかにしました。
「今のところ芸能事務所に入るといった予定はなく、引退という形になります」
この発表はオリコンなど複数の報道機関でも取り上げられました。
理由1:アイドル以外の世界を知りたかった
本人が説明した大きな理由の一つは、乃木坂46以外の世界を経験してみたいという気持ちです。
中学2年生でオーディションを受けて以来、約9年間にわたってアイドルとして活動してきた寺田さん。自身のブログでは、多感な時期を乃木坂46に捧げてきたという思いを振り返り、自分自身がまだアイドルとしての姿しか知らないことにも触れていました。
そのため、一度芸能活動から離れ、自分の目で新しいものを見て、肌で感じて学ぶ時間を持ちたいと考えたのです。
理由2:自分自身を見つめ直す時間が必要だった
2021年11月9日のマイナビニュースのインタビューでは、引退後の時間を「人生の夏休み」と表現しています。
同インタビューでは、学生生活も十分に経験できていなかったことや、一般的な生活を自分なりに知りたいという気持ちも語られました。
ここで重要なのは、芸能界に対する否定的な発言ではなく、これまで経験してこなかった世界を知りたいという前向きな考えが中心だったことです。
また、将来については最初からすべてを決めるのではなく、新しい経験を通じて自分の価値観を確かめたいという考えも示していました。
理由3:自分の意思で新しい夢を実現したかった
寺田さんは、乃木坂46での活動を通して、夢を実現することの難しさや、思いどおりにならない経験も重ねてきました。
それでも、自分の中にある将来像や、こういう人間でありたいという思いは揺らがなかったと卒業ブログで説明しています。
2023年にファッション事業を始めたことを考えると、引退は単に仕事を辞めるための決断ではなく、次の目標を探すための転換点だったことがうかがえます。
引退発表時に本人が明らかにしたのは、自分探しと新しい経験への希望です。特定のトラブルや結婚などを理由とする公式発表はありません。
【HONEY ROSIE HOUSEとは?】寺田蘭世が経営するセレクトショップの全貌
寺田蘭世さんの卒業後のキャリアを象徴するのが、セレクトショップ「HONEY ROSIE HOUSE」です。
2023年3月16日、本人がInstagramを通じて開業を発表。芸能活動とは異なる形で、ファッションへの思いを仕事にする新たな挑戦が始まりました。
HONEY ROSIE HOUSEを始めたきっかけ
2023年の開業発表で寺田さんは、人生で初めて自分の意思で実現したいと思った夢が、洋服に関わる仕事だったと説明しました。
幼少期にはファッションデザイナーを夢見ていたものの、アイドル活動を経験する中で、洋服に関わる仕事にはさまざまな形があると知ったといいます。
その中で選んだのが、商品を自分の視点で選び、お客さんに届けるセレクトショップでした。
洋服には、気分を変えたり、普段とは違う自分になれたりする力がある。そんな経験を多くの人に届けたいという考えが、事業を始める原動力になっています。
古着とオリジナル商品を組み合わせた展開
HONEY ROSIE HOUSEでは、古着とオリジナルアイテムを組み合わせた販売が行われています。
これまでのポップアップでは、トートバッグ、Tシャツ、キャップ、ネックレス、ステッカーなどが取り扱われました。2026年1月の公式案内では、オリジナルパーカーやポストカード、ライターなども紹介されています。
同年1月のポップアップで案内された価格は、パーカーが22,000円、ステッカー・ポストカード・ライターが各600円でした。これらは当該イベント時の価格であり、2026年10月現在の販売在庫や価格を示すものではありません。
ポップアップ形式を採用する理由
HONEY ROSIE HOUSEの特徴の一つが、期間限定のポップアップを中心とする販売スタイルです。
2023年の開業発表では、東京だけでなく日本全国のさまざまな地域に足を運びたいという目標が示されていました。その後、東京や福岡などで開催実績を重ねています。
2025年7月には原宿でポップアップを開催。さらに同年11月には、友人のアーティストとのコラボレーションによる個展形式のイベントにも参加したことが来場者の記録から確認できます。
2026年1月の公式noteでは、従来の抽選制に加えて無料入場枠を設けるなど、来店できる人を広げる工夫も紹介されました。
経営者としての寺田蘭世
寺田さんは2024年10月の公式noteで、自身を「社長」と表現しています。ブランド運営だけでなく、買い付けや商品の企画、イベント準備、顧客とのコミュニケーションにも関わっていることが本人の発信から読み取れます。
2026年1月のポップアップ案内でも、有料枠では本人がレジに立つ予定であることを説明していました。事業の運営者でありながら、現場で顧客と接する姿勢が特徴的です。
なお、本人が社長と名乗っていることと、法人登記上の代表取締役であることは別の情報です。会社組織や法人登記の詳細については、公開情報だけでは判断できません。
【誤解を解消】寺田蘭世の引退後について知っておきたいこと
寺田蘭世さんの現在を調べると、芸能界引退という言葉と、ショップ運営やSNSでの発信が混同されているケースがあります。ここでは、事実関係を整理します。
芸能界引退後に芸能活動へ復帰したのか
乃木坂46卒業後、寺田さんが芸能事務所に所属してタレント活動を再開したという公式発表は確認できません。
一方、HONEY ROSIE HOUSEの運営者として本人が情報を発信し、ポップアップに立つことはあります。
したがって、ショップ運営や顧客との交流を芸能界復帰と同じ意味で捉えるのは適切ではありません。仕事の分野そのものが変わっています。
常設店舗があるのか
確認できる活動の中心は、期間限定のポップアップとオンラインでの情報発信です。公式オンラインショップにはポップアップチケットの掲載があり、開催ごとに案内を行う形式が確認できます。
2026年10月時点で、常設店舗の住所や営業時間を示す公式情報は確認できません。実際に商品を購入したい場合は、開催情報や販売案内を確認する必要があります。
結婚や恋愛に関する情報は公表されているのか
寺田さんの結婚や配偶者について、本人による公式発表や信頼できる報道は確認できません。
芸能界を引退したことと結婚を結びつける情報が出回ることがありますが、引退理由として本人が説明したのは、新しい経験を積み、自分自身を見つめ直す時間を持ちたいという考えでした。
公表されていない私生活を、引退の理由と結びつける根拠はありません。
【プロの結論】寺田蘭世のキャリアから読み取れること
寺田蘭世さんの歩みには、アイドルから事業運営者へのキャリア転換という特徴があります。
注目したいのは、ファッションという関心が、乃木坂46在籍中の自己表現から、卒業後の具体的な仕事へと発展している点です。
アイドル時代には衣装や私服、写真集のセルフプロデュースを通して自分の美意識を表現していました。現在は商品選びやブランド運営、ポップアップの企画を通じて、その美意識を顧客に届けています。
ここには、知名度を維持するために芸能活動を続けるのではなく、自分が本当に関わりたい分野を選び直すというキャリアの考え方があります。
また、期間限定の販売会やオンラインコミュニティを組み合わせることで、固定店舗だけに依存しない顧客との接点をつくっている点も興味深いところです。
寺田さんの事例から読み取れるのは、芸能界を離れることが、それまでの経験や能力を手放すことと同義ではないということです。表現の舞台がステージからショップへ変わっても、本人が大切にしてきた美意識や人との関わり方は、新しい仕事の中に引き継がれています。
【寺田蘭世の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:寺田蘭世は2026年現在、何をしていますか?
A1:セレクトショップ「HONEY ROSIE HOUSE」の運営に取り組んでいます。公式noteでの情報発信やポップアップイベントなどを通じて、ファッション事業を展開しています。
Q2:寺田蘭世が乃木坂46を卒業した日はいつですか?
A2:2021年12月12日です。2021年9月17日に卒業を発表し、同年11月8日に卒業後の芸能界引退を公表しました。
Q3:寺田蘭世の芸能界引退理由は何ですか?
A3:本人は、約9年間のアイドル活動を経て、新しい世界を自分の目で見て学び、自分自身を探す時間が欲しいと説明しています。
Q4:HONEY ROSIE HOUSEは寺田蘭世本人が経営していますか?
A4:はい。本人は公式noteで社長と名乗り、ブランド運営やポップアップでの接客について発信しています。
Q5:寺田蘭世の生年月日と出身地は?
A5:1998年9月23日生まれで、東京都出身です。2026年10月30日時点で28歳です。
Q6:寺田蘭世は芸能界に復帰していますか?
A6:芸能事務所への所属やタレント活動への復帰を示す公式発表は確認できません。現在確認できる主な活動は、HONEY ROSIE HOUSEの運営です。
Q7:HONEY ROSIE HOUSEの実店舗はどこにありますか?
A7:期間限定のポップアップを開催しており、常設店舗の所在地を示す公式情報は確認できません。開催場所や日時はブランドの公式発信で確認するのが確実です。
まとめ:寺田蘭世は乃木坂46卒業後も自分らしい道を歩んでいる
寺田蘭世さんは、乃木坂46の2期生として約9年間活動した後、2021年12月12日にグループを卒業し、芸能界からも引退しました。
その決断の背景にあったのは、アイドル以外の世界を知り、新しい自分を探したいという本人の思いです。
そして2023年、以前から夢だったファッション関連の仕事を実現するため、セレクトショップ「HONEY ROSIE HOUSE」を立ち上げました。2026年もポップアップや公式noteを通じて活動を続けています。
寺田さんの現在を理解する要点は、芸能界引退と社会的な活動の終了を混同しないことです。アイドルとしてのキャリアには一区切りをつけましたが、ファッションを通じて人と関わる新しい仕事に挑戦しています。
乃木坂46時代に培った自己表現へのこだわりを、今度は自らのブランドで形にしている寺田蘭世さん。今後のHONEY ROSIE HOUSEの展開や、新しい商品、ポップアップの開催にも注目が集まります。
彼女の歩みは、ひとつの肩書きにとらわれず、自分が本当にやりたいことを仕事にしていくキャリアの一例といえるでしょう。