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「+62」はどこの国番号?知らない着信は詐欺か、折り返し料金と対処法を2026年最新解説

黒瀬 亮 黒瀬 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
目次

スマートフォンの着信履歴に「+62」から始まる見知らぬ電話番号が表示されたら、どう対応すればよいのでしょうか。結論から言うと、「+62」はインドネシアの国番号です。ただし、番号がインドネシアを示しているからといって、電話の相手が現地の知人や正規の企業であるとは限りません。詐欺や迷惑電話に利用されている可能性もあるため、心当たりのない着信には慎重な対応が必要です。

2026年10月現在、警察庁は国際電話番号を悪用した特殊詐欺への対策として、国際電話の着信ブロックを呼びかけています。国民生活センターも、海外からの不審な電話に出たり、着信履歴から折り返したりしないよう注意喚起しています。この記事では、+62の意味、電話番号の見分け方、折り返し料金、インドネシアの番号形式、WhatsAppの登録方法、着信拒否の手順まで解説します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:「+62」はインドネシアの国番号。表示だけで詐欺と断定はできませんが、心当たりのない着信には注意が必要です。
  • 要点2:日本国内で着信を受ける場合と、インドネシアへ折り返す場合では料金の扱いが異なります。折り返しは国際通話料金が発生する可能性があります。
  • 要点3:不審な電話は無視し、折り返さないことが基本です。固定電話は国際電話の利用休止、スマートフォンは着信拒否や迷惑電話対策機能を活用しましょう。

【+62はどこの国?】国番号の正体と知らない着信の注意点

+62

「+62」は、東南アジアに位置するインドネシア共和国の国番号です。国際電話では、電話番号の先頭に「+」と国番号を付けることで、どの国・地域の電話番号へ接続するかを指定します。

例えば、日本の国番号は「+81」、米国・カナダなどの国番号は「+1」、英国は「+44」です。インドネシアの電話番号は「+62」から始まる形式で表示されることがあります。

着信履歴に「+62 812……」「+62 21……」などと表示されていた場合、番号の形式からインドネシアの携帯電話や固定電話に関連する番号である可能性を考えられます。ただし、先頭の数字だけで、発信者の身元や電話の目的まで特定することはできません。

特に注意したいのは、国番号は発信者の信用性を証明するものではないという点です。インドネシアに家族や知人、取引先がいる人にとっては正当な着信可能性があります。一方、まったく心当たりがない場合は、詐欺電話や迷惑電話の可能性を考えて行動する必要があります。

また、電話番号の表示自体が偽装されるケースもあります。警察庁は、実在する警察署などの電話番号を着信画面に表示させる特殊詐欺の手口について注意喚起しています。したがって、+62と表示されていても、必ずインドネシアから直接電話がかかってきたと判断できるわけではありません。

海外との取引や旅行の予定がない人は、見知らぬ国際電話に応答する必要があるか、いったん立ち止まって考えることが大切です。

【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:numerologist.com)

【+62からの着信は詐欺?】見分け方とよくある不審電話の特徴

「+62から電話が来たら詐欺なのか」という疑問に対する答えは、国番号だけでは判定できないものの、心当たりのない国際電話には警戒すべきということです。

国民生活センターは2025年8月、海外からの知らない国際電話について注意喚起を公表しました。加えて、2026年にも自治体などを通じて、無言電話や自動音声を使った不審な国際電話への注意が呼びかけられています。

不審な電話を見分ける際は、番号の先頭だけでなく、電話の内容や相手が求めてくる行動に注目しましょう。

注意したい電話の特徴

  • 短い呼び出し音だけで切れ、折り返しを促すような着信
  • 応答すると無言だったり、不自然な自動音声が流れたりする電話
  • 「数時間後に電話が使えなくなる」「未納料金がある」などと不安をあおる電話
  • 警察、行政機関、通信会社などを名乗り、個人情報や金銭を要求する電話
  • 電話口で指定された番号を押すよう指示し、その後に氏名や生年月日などを聞き出そうとする電話
  • SMSやメッセージアプリに誘導し、認証コード、銀行口座情報、パスワードなどを求める連絡

これらは、国際電話を悪用する詐欺で警戒すべき典型的な特徴です。特に「電話が停止する」「逮捕される」「口座が犯罪に使われている」といった緊急性の高い説明を受けても、その場で相手の指示に従ってはいけません。

警察庁は、警察官を名乗る相手が電話で捜査対象になっていると告げ、金銭を要求する手口などについても注意を呼びかけています。相手が実在する機関の名前や電話番号を示していても、それだけで本物とは判断できません。

一方、インドネシアに知人がいる場合や、海外のホテル、航空会社、取引先などと連絡を取っている場合は、正規の電話である可能性もあります。不審な着信を受けたときは、着信履歴にある番号へ安易に折り返すのではなく、以前から把握している連絡先や公式アプリなど、別の経路で相手を確認してください。

警察庁が公表している2025年中のデータでは、特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約75.5%が国際電話番号でした。これは+62だけの割合でも、すべての国際電話が詐欺だという意味でもありません。しかし、国際電話番号を悪用する詐欺への対策が必要であることを示す数字です。

【インドネシアの電話番号形式】+62と0812の変換方法を解説

インドネシアの電話番号を正しく理解するには、国内向けの番号と海外から発信するときの番号の違いを知っておく必要があります。

インドネシア観光省の旅行情報では、固定電話と携帯電話で番号の仕組みが異なること、また、海外からインドネシアに電話をかける場合には、国内番号の先頭に付く「0」を省略して国番号「+62」を付けることが説明されています。

例えば、国内向けに「0812……」と表示される携帯電話番号を国際形式に変換する場合、先頭の「0」を取り除き、「+62」を付けます。

変換の考え方は、次のとおりです。

国内形式:0812-3456-7890

国際形式:+62 812-3456-7890

上記は番号の変換方法を示す例です。実在する加入者の番号を示すものではありません。

固定電話も基本的な考え方は同じです。例えば、国内向けの市外局番が「021」で始まる番号は、海外から発信する場合には、先頭の「0」を省略して「+62 21……」という形式にします。

ただし、これはあくまで海外へ電話をかけるための番号形式です。着信画面に表示された番号を見ただけで、相手の所在地や本人確認ができるわけではありません。

確認項目 番号の例 ポイント
インドネシアの国番号 +62 インドネシアの国際電話用の国番号
国内向け携帯電話番号 0812-3456-7890 国内形式では先頭に0が付く例
国際形式への変換 +62 812-3456-7890 先頭の0を省略し、+62を付ける
国内向け固定電話番号 021-XXXX-XXXX 番号の形式は地域や加入者によって異なる
国際形式の固定電話番号 +62 21-XXXX-XXXX 海外から発信する際は市外局番の先頭の0を省略する
日本の国番号 +81 日本の電話番号を海外向けに表記する際に使用する

ここで間違えやすいのが、「+62 0812……」という表記です。国際形式に変換するときに、元の番号の先頭の0を残すのは原則として誤りです。通常は「+62 812……」のように変換します。

なお、携帯電話の番号帯だけで、現在の通信事業者や電話の利用者を確実に特定することはできません。番号の形式は発信先を理解するための手掛かりであり、相手の信頼性を判定するためのものではない点に注意しましょう。

【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:i.ytimg.com)

【+62に折り返すと料金はかかる?】国際電話の仕組みと注意点

「+62からの知らない着信に折り返すと高額請求されるのではないか」と不安に感じる人もいるでしょう。料金については、着信を受ける場合と、自分からインドネシアへ発信する場合を区別することが重要です。

日本国内で着信を受けた場合、一般的には、海外の番号から電話がかかってきたという理由だけで、受信側に国際通話料金が発生するわけではありません。ソフトバンクも、日本国内で海外からの電話を受ける場合、着信側に通話料はかからないと案内しています。

ただし、海外で日本の携帯電話を利用している場合は事情が異なります。海外ローミング中は、着信を受けるだけでも着信料が発生することがあります。渡航中の人は、契約している通信会社の海外利用料金を確認してください。

一方、日本から+62の番号へ折り返す場合は、国際電話として通話料金が発生する可能性があります。料金は契約している通信会社、発信方法、通話先などによって異なります。無料通話の対象外となるケースもあるため、具体的な料金は契約先の公式案内で確認する必要があります。

また、「折り返しただけで必ず数万円の請求が発生する」という説明も正確ではありません。実際の請求額は、通話が接続されたか、どのくらいの時間通話したか、どの料金体系が適用されるかなどによって変わります。国番号が+62であること自体が、特別な高額料金を意味するわけではありません。

それでも、不審な着信に折り返さない方がよい理由はあります。国際通話料金が発生する可能性があるうえ、相手が詐欺目的なら、会話を通じて氏名や住所などを聞き出されたり、別のメッセージアプリへ誘導されたりするおそれがあるためです。

着信履歴に見覚えがない場合は、すぐに折り返すのではなく、次の点を確認してください。

  • インドネシアにいる知人や取引先との連絡予定があるか
  • 海外の予約、配送、サービス利用などに心当たりがあるか
  • 留守番電話やSMSなどに、相手の用件が残されているか
  • 相手を確認するための別の連絡先が手元にあるか

心当たりがなければ、折り返さずに着信を無視するのが基本です。正当な用件であれば、相手が別の方法で連絡してくる可能性もあります。

【不審な+62着信への対処法】出てしまった場合と個人情報を伝えた場合

不審な電話への対応で大切なのは、相手の話に巻き込まれないことです。着信に出てしまったからといって、直ちに詐欺被害が確定するわけではありません。慌てず、状況に応じて対応しましょう。

電話に出てしまっただけの場合

相手が無言だったり、心当たりのない自動音声が流れたりした場合は、通話を終了してください。相手の正体を確かめるために、個人情報を答えたり、音声ガイダンスの指示に従って番号を押したりする必要はありません。

氏名や生年月日などを伝えてしまった場合

これ以上の情報は伝えず、相手との連絡を止めてください。銀行や通信会社などのアカウントに関係する情報を伝えた場合は、公式アプリや正規の問い合わせ窓口から状況を確認し、必要に応じてパスワード変更などの対策を行いましょう。

認証コードやパスワードを伝えてしまった場合

認証コードは、アカウントへのログインや登録を認証するために使われる重要な情報です。第三者に伝えてしまった場合は、対象サービスの公式窓口でアカウントの保護や復旧手続きを確認してください。銀行口座や決済サービスに関係する場合は、金融機関にも速やかに連絡しましょう。

金銭を振り込んだ、カード情報を入力した場合

銀行振込やカード決済をしてしまった場合は、金融機関やカード会社へすぐに連絡し、利用停止や取引確認などの対応を相談してください。警察への相談も検討しましょう。

相談先としては、警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」があります。国民生活センターも、不審な電話に個人情報を伝えないこと、心配な場合は消費生活センターなどへ相談することを案内しています。

なお、相手が警察官や行政機関の職員を名乗っても、電話で口座の暗証番号や認証コードを伝える必要はありません。金銭の振り込みや、相手が指定するアプリのインストールなどを求められた場合は、いったん通話を終了し、公式に確認できる窓口へ連絡してください。

【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:i.ytimg.com)

【2026年最新の着信対策】+62を着信拒否する方法と国際電話ブロック

+62を含む不審な国際電話への対策は、個別の番号を着信拒否する方法と、国際電話そのものの着信を制限する方法に分けられます。

1.スマートフォンで個別の番号を着信拒否する

iPhoneでは、電話アプリの履歴から対象の番号の詳細を開き、「発信者を着信拒否」などの項目を選ぶことで、特定の番号からの着信を拒否できます。iOSのバージョンによって表示は異なる場合があります。

Androidでは、電話アプリの履歴から対象番号を選び、「ブロック」や「迷惑電話として報告」などの項目を利用する方法が一般的です。機種や電話アプリによって操作が異なるため、画面に表示される案内を確認してください。

この方法は、同じ番号から繰り返し着信がある場合に便利です。ただし、相手が別の電話番号を使えば、個別の着信拒否だけでは防ぎきれない場合があります。

2.知らない番号からの着信を制限する

スマートフォンの機種やOSによっては、連絡先に登録していない番号からの着信を消音したり、迷惑電話の可能性がある番号を識別したりする機能があります。携帯電話会社が提供する迷惑電話対策サービスや、国際電話の着信規制に対応したアプリを利用する方法もあります。

ただし、連絡先に登録していない番号を一律に拒否すると、病院、配送業者、仕事関係者など、必要な電話まで受けられなくなる可能性があります。利用する機能の範囲を確認し、自分の使い方に合った設定を選びましょう。

3.固定電話・ひかり電話は国際電話の利用休止を検討する

警察庁が推進する「国際電話着信ブロック」では、国際電話を悪用した特殊詐欺を防ぐため、国際電話を利用しない人に対して利用休止の申し込みなどを呼びかけています。

固定電話やひかり電話については、国際電話不取扱受付センターで国際電話の利用休止を申し込めます。案内されている電話番号は0120-210-364です。オペレーターによる案内は平日9時から17時まで、自動音声案内は土日祝日を含めて24時間利用できます。

この窓口は、国際電話を利用しない固定電話などの契約者向けの対策です。スマートフォンの国際電話着信を一律に停止する窓口ではないため、携帯電話の場合は端末設定や契約先のサービスを確認してください。

4.迷惑電話対策サービスを利用する

通信会社によっては、迷惑電話の識別や着信拒否を支援するサービスを提供しています。サービスによって利用条件や料金が異なるため、契約中のプランで利用できる機能を確認するとよいでしょう。

また、知らない番号からの電話は、すぐに応答せず留守番電話で用件を確認する方法も有効です。警察庁も、留守番電話機能の活用や、国際電話番号・見知らぬ番号からの着信を無視することなどを対策として案内しています。

海外の取引先や家族と国際電話を利用する人は、一律に国際電話を遮断すると必要な連絡まで受けられなくなる場合があります。個別の着信拒否や迷惑電話識別機能を中心に、自分の利用状況に合わせて設定してください。

【+62とWhatsApp】インドネシアの電話番号を登録する方法

インドネシアの知人や取引先とWhatsAppで連絡を取りたい場合は、国際形式の電話番号を使って登録・連絡先追加を行います。WhatsAppの公式ヘルプセンターでは、電話番号を国際形式で入力し、SMSまたは電話で受け取った6桁の登録コードを入力する手順が案内されています。

インドネシアの番号を登録する場合、国内形式が「0812……」なら、先頭の0を省略して「+62 812……」の形式にします。国際形式の番号を入力する際に、先頭の0や不要な国際発信識別番号を重ねて入力しないよう注意してください。

基本的な登録手順は次のとおりです。

  1. WhatsAppを開き、電話番号の登録画面へ進む。
  2. 国の選択画面でインドネシアを選び、国番号「+62」を設定する。
  3. 先頭の0を省いた電話番号を入力する。
  4. SMSまたは電話で届く6桁の認証コードを入力する。
  5. 画面の案内に従って登録を完了する。

ただし、登録したい番号を自分で認証できることが前提です。自分の日本の電話番号を登録するのであれば、日本を選択して国番号「+81」を使用します。インドネシアの番号を使う必要があるのは、その番号を正当に利用し、SMSや電話による認証を受けられる場合です。

また、+62から電話がかかってきたという理由だけで、相手のWhatsAppアカウントが安全だと判断することはできません。知らない相手からメッセージが届いた場合は、リンクを開いたり、認証コードを送信したりする前に、相手の身元を確認してください。

【+62】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:+62からの電話は、出ただけで料金が発生しますか?
A1:日本国内で通常の携帯電話サービスを利用している場合、海外からの着信に応答したことだけを理由に、受信側に国際通話料金がかかるのが一般的な仕組みではありません。ただし、海外ローミング中は着信料が発生する場合があります。契約先の料金案内を確認してください。

Q2:+62 0812という電話番号は正しい形式ですか?
A2:インドネシアの国内形式で「0812……」と始まる番号を国際形式に変換する場合は、先頭の0を省略して「+62 812……」とします。+62の後ろに元の先頭の0を残さないのが基本です。

Q3:+62からの着信を無視したり、着信拒否したりしても大丈夫ですか?
A3:心当たりのない電話であれば、無視して折り返さないことが基本です。同じ番号から繰り返し着信がある場合は、端末の着信拒否機能を利用できます。海外の知人や仕事関係者からの電話を受ける必要がある場合は、個別の番号を拒否する方法などを選ぶとよいでしょう。

まとめ:+62の着信は番号だけで判断せず、折り返さないことが基本

「+62」はインドネシアの国番号です。インドネシアに関係する正規の電話である可能性もありますが、知らない相手からの着信であれば、詐欺や迷惑電話の可能性を考えて慎重に対応する必要があります。

特に押さえておきたいのは、国番号だけでは相手の身元や電話の目的を確定できないこと、日本国内で着信を受ける場合と海外へ折り返す場合では料金の扱いが異なること、そして不審な電話に個人情報や認証コードを伝えないことです。

2026年も、警察庁は国際電話を悪用した特殊詐欺への対策を呼びかけています。固定電話を利用していて海外との通話が不要なら国際電話の利用休止を検討し、スマートフォンでは着信拒否や迷惑電話対策機能を活用しましょう。

見知らぬ+62からの着信には、まず出ない、折り返さない、個人情報を伝えない。この3つを基本にし、相手を確認する必要がある場合は、着信履歴とは別の信頼できる連絡経路を使うことが、安全な対応につながります。

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