2026年現在、俳優・山下リオのグラビアを振り返るうえで欠かせないのが、2024年4月の『FRIDAY』での初挑戦と、同年12月13日に講談社から発売された写真集『Selenge(セレンゲ)』だ。12代目「リハウスガール」として14歳で芸能界に入り、映画やドラマで俳優としてキャリアを積んできた彼女が、30代を迎えて水着やランジェリー、セミヌードを含む表現に踏み出したことは、大きな転換点となった。
話題の中心は単なる大胆な肌見せではない。なぜグラビアに挑戦したのか、なぜ撮影地にモンゴルを選んだのか、そして写真集で何を表現しようとしたのか。本人のインタビューや講談社の公式書誌、FRIDAYの掲載情報をたどると、そこには俳優として他人を演じ続けてきた山下リオが、自分自身を写真で表現しようとした明確な動機が見えてくる。
この記事の重要ポイントまとめ
- 初グラビアは2024年4月11日公開の『FRIDAY』。下着姿を含む撮影に初めて挑戦した。
- 写真集『Selenge』は2024年12月13日発売。講談社から刊行された128ページの作品で、17年ぶりの写真集となった。
- 撮影地はモンゴル。馬好きという本人の嗜好と、日常から離れて自分を解放したいという思いが背景にある。
- 水着・ランジェリー・手ブラのセミヌードを収録。フルヌード作品ではない。
- 2026年も俳優活動を継続。『相棒 season24』や映画『遺愛』『トランジット・イン・フラミンゴ』などに出演している。
【山下リオのグラビア初挑戦】2024年4月の『FRIDAY』で何が起きた?
山下リオのグラビア活動が本格的に注目されたのは、2024年4月11日に公開された講談社の週刊誌『FRIDAY』のグラビア企画「赤裸々な女神」だった。
それまで俳優としての印象が強かった山下が、初めて本格的なグラビア撮影に挑戦。作品では、これまでの出演作で見せてきた役柄とは異なる、本人の自然な表情や身体の美しさが表現された。
撮影に対する本人のコメントからも、初挑戦ならではの戸惑いが伝わってくる。
グラビアは未知の世界だったので、正直、不安でした。
一方で、カメラマンの東氏をはじめとするスタッフが緊張せずに撮影できる環境を整えたことで、自然体で撮影に臨めたという。
この初挑戦で注目したいのは、山下がグラビアを単なるイメージチェンジとして捉えていたわけではない点だ。
俳優の仕事では、役柄に合わせて表情や仕草、感情を組み立てる。一方、グラビアでは演じる役が存在しない。カメラの前に立つのは、役柄ではなく山下リオ本人だ。
この違いは、彼女にとって大きな挑戦だった。
2024年10月のFRIDAYデジタルのインタビューでは、グラビアに挑戦した背景について、他人を演じてきたからこそ飾らない自分を知りたかったという趣旨を語っている。
つまり、2024年4月の初グラビアは、露出を増やすためだけの仕事ではなく、自分自身と向き合うための新しい表現活動でもあった。
【17年ぶりの写真集『Selenge』】発売日・内容・講談社の公式情報
初グラビアから約8か月後、山下リオは写真集『Selenge』を発売した。
講談社の公式書誌によると、発売日は2024年12月13日。2007年の芸能界デビューから17年という節目に刊行された写真集である。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 写真集タイトル | Selenge(セレンゲ) |
| 著者 | 山下リオ |
| 出版社 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年12月13日 |
| ページ数 | 128ページ |
| 判型 | A4 |
| 定価 | 4,400円(税込) |
| ISBN | 9784065373286 |
| 主な撮影地 | モンゴル |
| 主な収録内容 | 水着・ランジェリー・手ブラなど |
| 写真集の位置づけ | 約17年ぶりの写真集 |
講談社は本作を、日本のグラビア界で初めてモンゴルでロケを敢行した作品として紹介している。
タイトルの「Selenge」は、撮影地となったモンゴル北部のセレンゲ地方とも結びつく名称だ。都市部のスタジオや一般的なリゾート地ではなく、広大な自然を背景に撮影した点が本作の大きな特徴となっている。
また、写真集の制作には山下本人も積極的に関わった。
2024年12月のマイナビニュースのインタビューによると、山下は講談社からのオファーを受けた際、自ら写真集を作りたいという意向も伝えていた。
絵を描くことやフィルム写真を撮ることが好きだった山下にとって、自分自身を被写体にして内面的な美しさを表現することには、大きな意味があった。
単に撮影される側にとどまらず、写真集全体の表現に関わろうとしたことが、『Selenge』を理解するうえで要点だ。
【なぜモンゴルだったのか】Selenge撮影の背景と5泊6日の旅
『Selenge』の大きな特徴は、撮影地にモンゴルを選んだことだ。
山下リオはもともと馬が好きで、競馬の騎手を目指したかったほど馬に関心を持っていたという。
2024年12月14日の写真集発売記念会見では、馬といえばモンゴルという発想が撮影地選びにつながったことを明かしている。
実際の撮影は2024年6月、5泊6日の日程で行われた。
FRIDAYデジタルの2024年10月2日掲載のインタビューによると、撮影ではモンゴルの首都ウランバートルだけでなく、ロシア国境に近いセレンゲ地方も訪問した。
当初は車で約4時間と聞いていた移動が、実際には6〜7時間かかったという。
撮影環境も決して快適なものではなかった。
山下がインタビューで振り返った現地の状況には、次のようなエピソードがある。
- 乾燥した気候で肌のコンディションを保つのが難しかった。
- 宿泊先のシャワーでは、お湯が約10分しか出ないこともあった。
- 6月のセレンゲ地方は日没が遅く、夜まで撮影が続いた。
- 水辺での撮影では、馬がいる環境ならではの予想外の出来事もあった。
一見すると写真集の撮影とは思えないほど過酷な旅だが、山下自身はその経験を肯定的に受け止めている。
本人が語ったのは、都会で仕事をしているときとは違う自分になれる場所を求めていたということだ。
東京では仕事上の人格で過ごしているという自覚があり、日常から離れて自分を解放できる環境を探していた。その候補として、広大な自然が広がるモンゴルが浮上した。
ここで重要なのは、モンゴルが単なる写真映えするロケーションではなかったことだ。
慣れない環境に身を置き、役柄を演じる必要もなく、自然の中で自分自身と向き合う。その経験そのものが、写真集の表現につながっている。
【水着・下着・セミヌードの真相】どこまで大胆な写真を公開した?
山下リオのグラビアを検索する人が特に気にするのが、水着写真や下着グラビア、セミヌードの内容だろう。
『Selenge』では、これまで俳優として活動してきた山下が、水着やランジェリー姿に加え、手ブラなどのセミヌード表現にも挑戦している。
ここで、それぞれの内容を整理しておきたい。
水着写真
モンゴルの大自然を背景に撮影された水着カットは、写真集の見どころの一つ。一般的なスタジオ撮影とは異なり、自然の風景と人物の存在感を組み合わせた構成になっている。
下着グラビア・ランジェリー写真
2024年4月の『FRIDAY』で初めて下着姿を披露したことが、グラビア活動の大きな転換点になった。
その後の『Selenge』でもランジェリー姿を収録。俳優としてのイメージとは異なる、自然体の表情や身体の美しさを見せている。
セミヌード・手ブラ
写真集では手ブラを含むセミヌード表現にも挑戦した。
ただし、ここは誤解しやすい部分だ。セミヌードという表現が使われているからといって、フルヌードを披露したという意味ではない。
講談社や発売記念会見の報道で紹介されているのは、水着・ランジェリー・手ブラなどを含む作品内容である。
このように整理すると、今回のグラビアは露出の強さだけで評価するものではないことが分かる。
山下自身は、女性の身体について、体型の違いにかかわらず人間の身体そのものに芸術性があるという考えを語っている。
また、自分の身体に対して必ずしも肯定的な感情を持っていたわけではなかったことも明かしている。
そのような自身の感覚を踏まえて、あえてグラビアという表現に挑戦したことに意味がある。
【山下リオがグラビアに挑戦した本当の理由】独立と俳優人生の転換点
今回のグラビア挑戦を理解するには、山下リオの芸能活動の変化にも目を向ける必要がある。
山下は2007年、14歳で三井不動産販売の「三井のリハウス」12代目リハウスガールに選ばれ、芸能界での活動を本格化させた。
その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や映画『寝ても覚めても』など、幅広い作品に出演してきた。
しかし、2022年8月末には16年間所属したスターダストプロモーションを退所。独立してフリーで活動する道を選んだ。
2024年のFRIDAYインタビューでは、独立した際には仕事のオファーがなければ芸能活動を辞めることまで考えていたと振り返っている。
その後、以前より仕事の声がかかるようになり、自分自身の変化を考えていた時期にグラビアのオファーを受けた。
ここに、初挑戦の背景がある。
山下が語った理由は大きく3つに整理できる。
1.14歳から続けてきた俳優活動とは違う表現をしたかった
長年、他人の役を演じてきた山下にとって、グラビアは自分自身をそのまま表現する新しい挑戦だった。
2.30代になった自分を新しい形で見せたかった
2024年12月のインタビューでは、昔のイメージのままで止まっている人に対して、もう大人になった自分を見てもらう機会になると考えたことを語っている。
3.苦手だった写真撮影と正面から向き合いたかった
映像作品では役を演じるため、カメラに向けられる視線を比較的意識せずに済む。一方、写真では自分自身が被写体になる。
山下はもともと撮られることに苦手意識があり、写真を通して自分と向き合うことに挑戦したかったという。
加えて、絵やフィルム写真が好きだったことも、写真集制作への意欲につながった。
こうした経緯を見ると、グラビア挑戦は事務所のイメージ戦略だけで説明できるものではない。
独立後の仕事との向き合い方、自分自身への問い、表現者としての新しい可能性が重なった結果だった。
なお、2025年1月には芸能事務所コンテンツ・スリーへの所属が発表されている。約2年4か月のフリー期間を経て、新しい活動体制に移行したことも、その後のキャリアを考えるうえで押さえておきたい出来事だ。
【2026年最新】山下リオの現在は?グラビアから俳優活動へ
2026年10月現在、山下リオはグラビアだけに活動の軸を移したわけではない。
むしろ、映画やテレビドラマなど、俳優としての出演が続いている。
2024年の『Selenge』発売後も、俳優として新たな役柄に挑戦している。
2026年の主な活動を整理すると次のとおりだ。
映画『トランジット・イン・フラミンゴ』
2026年5月15日に公開された映画。山下はサエ役で出演した。
奈良を舞台に、偶然出会った3人がフラミンゴを探す旅に出るロードムービーで、山下は恋人とともに移住したものの置き去りにされた女性を演じている。
映画『遺愛』
2026年6月19日公開のホラー映画。テレビ東京の公式発表によると、山下が主演を務め、父親の死をきっかけに実家へ戻り、母親の介護を始める藤井佳奈を演じた。
酒井善三監督、大森時生企画・プロデュースによる作品で、ロッテルダム国際映画祭など海外映画祭への出品も発表されている。
ドラマ『相棒 season24』
2026年1月14日放送の第12話「特調係 陣川公平」にゲスト出演。
山下が演じたのは、女性警察官の速水了子。原田龍二演じる陣川公平とともに、非公認の特別調査係「特調係」として未解決事件に関わる役柄だった。
このように、2026年の山下リオは映画・ドラマを中心に俳優として活動を続けている。
一方、2024年の『FRIDAY』や『Selenge』に続く新たな写真集の発売については、今回確認できた公式書誌・報道からは確定した新作情報を確認できない。
そのため、2026年の現在を語る際には、グラビア活動と俳優活動を分けて理解することが大切だ。
グラビアへの挑戦は彼女のキャリアの一部であり、俳優としての活動を置き換えるものではない。
【プロの結論】山下リオのグラビアが持つ本当の意味
山下リオのグラビアをめぐる話題は、単純に「人気女優が大胆な写真を公開した」というニュースだけでは捉えきれない。
2007年に14歳でリハウスガールとしてデビューし、長年にわたって俳優として活動してきた人物が、30代になって自分自身を被写体にした写真表現に挑戦した。
その過程には、独立、仕事への向き合い方の変化、撮られることへの苦手意識、そして新しい自分を知りたいという思いがあった。
特に『Selenge』では、撮影場所の選択から本人の表現への参加まで、作品全体に山下自身の意思が反映されている。
読者が作品を選ぶ際には、次のような基準で考えると分かりやすい。
- 俳優とは違う山下リオの表情を見たい人:2024年4月の『FRIDAY』からチェックすると、初挑戦の雰囲気が分かる。
- 水着・ランジェリー・セミヌードを含む写真集を探している人:『Selenge』が中心となる。
- 写真の芸術性や撮影背景に興味がある人:モンゴルの自然やセレンゲ地方での撮影に注目したい。
- 俳優としての現在を知りたい人:2025年の主演映画『雪子 a.k.a.』や2026年の『遺愛』などを確認すると、グラビア以外の活動も把握できる。
逆に、フルヌード作品や過激な露出だけを期待している人は、作品の実際の内容を理解しておく必要がある。『Selenge』は水着やランジェリー、手ブラなどを含む写真集であり、フルヌード作品として紹介されたものではない。
【山下リオのグラビア】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山下リオが初めてグラビアに挑戦したのはいつ?
A1:2024年4月11日公開の講談社『FRIDAY』のグラビア企画「赤裸々な女神」です。下着姿を含む撮影に初挑戦しました。
Q2:山下リオの写真集『Selenge』の発売日はいつ?
A2:2024年12月13日です。講談社から発売され、128ページ、定価4,400円(税込)の写真集です。
Q3:『Selenge』では水着や下着、セミヌードを披露している?
A3:はい。水着やランジェリー、手ブラなどのセミヌード表現が収録されています。ただし、フルヌード作品ではありません。
Q4:なぜ写真集の撮影地にモンゴルを選んだの?
A4:山下リオが馬好きで、以前からモンゴルに関心を持っていたことが理由の一つです。また、日常から離れた自然の中で自分自身を解放したいという思いもありました。
Q5:山下リオは2026年現在もグラビア活動をしている?
A5:2024年の『FRIDAY』と写真集『Selenge』が代表的なグラビア活動です。2026年については、映画『遺愛』『トランジット・イン・フラミンゴ』やドラマ『相棒 season24』など、俳優としての活動が確認できます。新しい写真集の発売については、確定した公式情報は確認できません。
Q6:山下リオは12代目リハウスガールだった?
A6:はい。2007年、14歳のときに三井不動産販売の「三井のリハウス」12代目リハウスガールに選ばれました。その後、映画やドラマなどで俳優としてキャリアを重ねています。
まとめ:山下リオのグラビアは新しい自分を見つける挑戦だった
山下リオのグラビア活動は、2024年4月の『FRIDAY』初挑戦から始まり、同年12月13日の写真集『Selenge』発売によって大きな節目を迎えた。
モンゴルでの5泊6日の撮影、水着やランジェリー、手ブラを含むセミヌードへの挑戦。そして、他人を演じる俳優という仕事から一歩離れ、飾らない自分自身を写真で表現しようとした姿勢。
それらは、14歳で芸能界に入り、長い時間をかけて俳優として成長してきた山下リオだからこそ生まれた表現だった。
2026年現在も映画やドラマへの出演を続けており、グラビア挑戦は彼女のキャリアにおける一つの転換点として位置づけられる。
『Selenge』を理解する鍵は、露出の大胆さだけを見るのではなく、なぜ彼女がその表現を選び、モンゴルという場所で自分自身を撮影しようとしたのかに目を向けることだ。
俳優としての山下リオと、写真の中で自分自身を表現する山下リオ。その両方を知ることで、『Selenge』という作品の意味も、より深く見えてくる。
主な情報源:講談社公式書誌、FRIDAYデジタル(2024年4月・10月・12月)、マイナビニュース(2024年12月・2025年1月)、MANTANWEB、デイリースポーツ、テレビ東京公式発表、映画.com。2026年10月30日時点。