熊本県内に点在する『ONE PIECE』麦わらの一味の銅像を巡るなら、最初に決めたいのが移動順です。全10体は熊本市内だけでなく、益城町、大津町、阿蘇市、南阿蘇村、西原村、御船町、宇土市など広い範囲に設置されています。思いついた順に移動すると、同じ道を往復することになり、観光に使える時間が削られかねません。
2026年10月時点の公式アクセス案内や熊本県の観光情報を踏まえると、全10体を効率よく巡るには、熊本駅を起点に各エリアをつなぐ周遊ルートを組み、移動時間と見学時間を分けて考えるのがポイントです。この記事では、ワンピース像全10体の場所一覧、熊本駅発の車移動モデルコース、レンタカーと公共交通機関の違い、1日で全部回る場合の注意点まで整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:熊本県内の麦わらの一味の銅像は全10体。熊本駅発なら、熊本市内から阿蘇方面、南阿蘇・西原方面、県南方面へと地理的につなぐルートが候補になります。
- 要点2:レンタカーなら1日で全10体を巡る計画も立てられますが、運転時間に加え、写真撮影・食事・施設見学の時間を確保する必要があります。
- 要点3:公共交通機関でも個別の像にはアクセスできます。ただし、バスの運行時刻や乗り継ぎ、駅からの徒歩移動を考えると、全10体の1日制覇には不向きです。
【2026年最新】ワンピース像最短ルートは地理順で組み立てる

ワンピース像巡りで最初に理解しておきたいのは、10体が一つの観光施設に集まっているわけではないことです。熊本市内の2体を起点に、県央、阿蘇、南阿蘇、宇土方面へ移動するため、効率的な回り方は出発地点と最後に戻る場所によって変わります。
熊本駅からレンタカーで出発し、同じ駅周辺へ戻る日帰り旅行なら、次の順番を基本案にできます。
- 熊本市内:ルフィ、チョッパー
- 益城・大津方面:サンジ、ゾロ
- 阿蘇方面:ウソップ、ロビン、フランキー
- 西原・御船方面:ナミ、ブルック
- 宇土方面:ジンベエ
ただし、この順番は設置場所の地理関係を踏まえたモデルであり、あらゆる条件で最短になると保証するものではありません。実際の走行距離や所要時間は、道路状況、出発時刻、立ち寄り先、交通規制によって変わります。
特に注意したいのが阿蘇エリアです。ウソップ像はJR阿蘇駅前、ロビン像は旧東海大学阿蘇キャンパス、フランキー像は南阿蘇鉄道の高森駅前にあります。地図上では近く見える地点でも、山間部の道路を利用するため、直線距離だけで移動時間を判断するのは避けましょう。
熊本県や熊本県内の交通事業者が公開するアクセス案内を使い、訪問先を地図上で確認したうえで、出発当日にナビの順序を調整する方法が実用的です。目的地を一つずつ検索して次に近い像へ移動するだけでは、全体として遠回りになる場合があります。
【ワンピース像全10体の場所一覧】熊本駅発の移動順とアクセス
全10体の所在地と、熊本駅発の車移動を想定した巡回順をまとめました。所在地は熊本県のプロジェクト情報、熊本県内の観光情報、産交バスの「ONE PIECE 麦わらの一味像」アクセスマップなどで案内されている設置場所を基にしています。
| 巡回順 | キャラクター | 設置場所・所在地 | アクセスのポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | ルフィ | 熊本県庁プロムナード 熊本市中央区水前寺6丁目18-1 |
熊本市内のスタート地点に組み込みやすい。熊本県庁前バス停からすぐ |
| 2 | チョッパー | 熊本市動植物園正門前広場 熊本市東区健軍5丁目14-2 |
動植物園入口から徒歩約10分。銅像は正門前広場にある |
| 3 | サンジ | 益城町交流情報センター・ミナテラス 上益城郡益城町木山236 |
益城町総合運動公園内。木山産交バス停から徒歩約10分 |
| 4 | ゾロ | 大津中央公園 菊池郡大津町大津1156-3 |
大津駅前などのバス停から徒歩約10分 |
| 5 | ウソップ | JR阿蘇駅前 阿蘇市黒川1444-2 |
駅前に設置。JR豊肥本線で阿蘇方面へ向かう場合にも立ち寄りやすい |
| 6 | ロビン | 旧東海大学阿蘇キャンパス 阿蘇郡南阿蘇村河陽5435 |
阿蘇ファームランドバス停から徒歩約25分。車移動が便利 |
| 7 | フランキー | 南阿蘇鉄道 高森駅前 阿蘇郡高森町高森1526-5 |
駅前に設置。南阿蘇鉄道の利用と組み合わせられる |
| 8 | ナミ | 俵山交流館 萌の里 阿蘇郡西原村小森2115-3 |
たかもり号の萌の里・俵山登山口バス停から徒歩約2分 |
| 9 | ブルック | 御船町ふれあい広場 上益城郡御船町辺田見42-3 |
御船橋バス停から徒歩約11分 |
| 10 | ジンベエ | 住吉海岸公園 宇土市住吉町3162-1 |
長部田バス停から徒歩約5分。海岸の景色も楽しめる |
表の順番は、熊本駅発で全体を周遊するための一例です。交通状況や宿泊先によっては、ジンベエ像を最初に訪れるなど、順序を変更したほうが効率的な場合もあります。
また、チョッパー像は熊本市動植物園の正門前広場に設置されています。動植物園そのものを見学する予定がなければ、銅像の撮影と園内観光を別々に考えることで、時間配分を調整できます。
ロビン像は旧東海大学阿蘇キャンパスにあり、周辺の震災遺構や関連施設も訪ねたい人に向いたスポットです。銅像だけを撮影する場合と、震災の記憶を伝える展示などを見学する場合では、必要な時間が大きく異なります。
【熊本駅発モデルコース】レンタカーで1日10体を巡る方法
全10体を1日で回ることを優先するなら、レンタカーを利用し、各スポットの滞在を短めに設定する方法が現実的です。熊本駅で朝早く出発し、熊本市内から県央、阿蘇、南阿蘇、西原、御船、宇土へと移動する計画を立てます。
以下は、写真撮影を中心に各像を巡るためのモデルです。道路の混雑や施設の利用時間によって変動するため、時間は目安として捉えてください。
- 朝7時台:熊本駅を出発。ルフィ像、チョッパー像を巡り、熊本市内の2体を先に撮影します。
- 午前中前半:益城町のサンジ像、大津町のゾロ像へ。周辺道路の状況を見ながら阿蘇方面へ向かいます。
- 午前中後半〜昼:阿蘇駅前のウソップ像を訪ね、南阿蘇村のロビン像、高森駅前のフランキー像へ移動します。
- 午後:西原村のナミ像を撮影し、御船町のブルック像を経由して宇土市のジンベエ像へ向かいます。
- 夕方以降:熊本市内へ戻ります。道路状況によっては到着が遅くなるため、帰りの新幹線や飛行機は余裕を持って設定します。
このモデルコースで重要なのは、銅像の見学時間と移動時間を分けて考えることです。銅像の撮影だけなら1か所あたり10〜20分程度を目安にできますが、駐車場からの移動、写真の撮り直し、休憩、食事なども必要になります。
10体すべてを回る場合、運転時間だけでなく各スポットの滞在も積み重なります。道路状況によっては、休憩込みで10〜12時間程度を想定しておくと計画を立てやすくなります。これは固定された所要時間ではなく、全体を巡るための計画上の目安です。
とりわけ阿蘇方面は、山間部の道路や天候の影響を受ける可能性があります。到着が遅れた場合に備えて、必ず訪れたい像と、翌日に回してもよい像をあらかじめ分けておくと、無理な運転を避けられます。
1日で全部回ることだけを目標にすると、阿蘇の景色や地域の観光施設を楽しむ時間がほとんどなくなることもあります。写真撮影に加えて食事や観光も楽しみたいなら、1泊2日の計画に切り替えるのがおすすめです。
【ワンピース像巡りの所要時間】レンタカーと公共交通機関を比較
ワンピース像巡りでレンタカーが便利とされる理由は、単純に速く移動できるからだけではありません。各像が異なる市町村に設置され、バス停から徒歩で移動するスポットや、鉄道とバスを組み合わせるスポットがあるためです。
一方で、公共交通機関には運転の負担がなく、車窓からの景色や鉄道旅行そのものを楽しめる利点があります。旅の目的に応じて選びましょう。
レンタカーを利用する場合
- 10体を同じ日に巡る計画を立てやすい。
- ナミ像、ロビン像など、駅から距離のあるスポットも訪問しやすい。
- 写真撮影の時間や休憩場所を自分で調整できる。
- 運転者の負担、レンタカー代、燃料代、駐車場代などを考慮する必要がある。
公共交通機関を利用する場合
- 熊本駅から市電や路線バス、JR豊肥本線などを利用して個別の像を訪問できる。
- ウソップ像は阿蘇駅前、フランキー像は高森駅前にあるため、鉄道やバスの旅と組み合わせやすい。
- ナミ像へは、産交バスのたかもり号で萌の里・俵山登山口バス停を利用できる。
- ロビン像は最寄りの案内バス停から徒歩約25分とされ、バスの時刻と歩行時間を考慮する必要がある。
- バスの本数や乗り継ぎによっては待ち時間が長くなり、全10体を1日で巡る難易度が上がる。
公共交通機関を使う場合は、産交バスの公式アクセスマップに加え、JR九州と南阿蘇鉄道の時刻表を確認することが欠かせません。特に南阿蘇鉄道は、2026年3月14日以降の時刻表が案内されており、運行時刻や列車の種類によって計画が変わります。
公共交通での旅行を楽しみたいなら、1日ですべての像を制覇することにこだわらず、熊本市内のルフィ像・チョッパー像と、阿蘇駅前のウソップ像など、交通アクセスのよいスポットを組み合わせる方法が現実的です。
【ONE PIECE熊本復興プロジェクト】銅像10体が各地にある理由
熊本のワンピース像巡りは、漫画やアニメのファンが楽しむ聖地巡礼であると同時に、熊本地震からの復興を伝える取り組みでもあります。
熊本県の公式発表によると、県出身の漫画家・尾田栄一郎氏と集英社の協力のもと、2016年4月に発生した熊本地震からの復興を後押しするため、「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」が進められました。
最初に設置されたのは、2018年11月30日のルフィ像です。その後、2019年12月には益城町のサンジ像と阿蘇市のウソップ像が登場。2020年にはチョッパー像、ブルック像、フランキー像が設置され、2021年にナミ像とロビン像、2022年にゾロ像とジンベエ像が加わり、麦わらの一味の全10体がそろいました。
設置場所が各地に分散しているのは、単に観光客を集めるためだけではありません。各キャラクターが、それぞれの地域の復興や特色と結び付けられている点が、このプロジェクトの特徴です。
- ルフィ像:熊本県庁プロムナードに設置された、プロジェクトの出発点となる像。
- サンジ像:地震被害を受けた益城町に設置。益城町交流情報センター・ミナテラスにある。
- ウソップ像:阿蘇駅前に設置。阿蘇の自然や草原の再生を支える物語と結び付く。
- チョッパー像:熊本市動植物園の正門前広場に設置。被災した動物たちを支える船医という役割を担う。
- フランキー像:南阿蘇鉄道の高森駅前に設置。鉄道の復旧と地域の再生を象徴する。
- ロビン像:旧東海大学阿蘇キャンパスに設置。震災遺構を通して記憶や教訓を伝える地域に位置する。
熊本県のプロジェクト紹介では、麦わらの一味が各地の課題に向き合い、それぞれの特技で復興を助けるというストーリーが示されています。像の所在地を知ってから現地を訪ねると、単なるキャラクター撮影とは違った視点で地域を見られます。
また、熊本県内の観光情報を扱う「旅ムック」では、2026年7月にも全10体の設置場所とデジタルマップが紹介されています。旅行前に最新の所在地やアクセス案内を確認し、目的地を地図に登録しておくと、当日の移動計画を立てやすくなります。
【ワンピース像を効率的に回るコツ】失敗を防ぐチェックポイント
ワンピース像巡りで起こりやすい失敗は、像の場所だけを調べて満足し、実際の交通手段や滞在時間を詰めていないことです。特に1日で全10体を回る場合は、出発前の準備によって当日の余裕が変わります。
1.目的地を10か所まとめて登録する
地図アプリには、10体の名称と所在地を事前に登録しておきます。目的地を一つずつ検索する方法では、全体の移動順を比較しにくくなります。ルフィ像、チョッパー像、サンジ像など、同じエリアの像をまとめて把握しておくと便利です。
2.銅像の撮影と施設見学を分ける
チョッパー像は熊本市動植物園の正門前広場、ロビン像は旧東海大学阿蘇キャンパスにあります。銅像の撮影だけで済ませるのか、動植物園や震災関連の展示も見学するのかによって、必要な時間が異なります。全10体を巡る日と、施設をじっくり見学する日を分けるのも一つの方法です。
3.営業時間や休園日を確認する
熊本市動植物園は、公式案内で開園時間が9時から17時まで、入園は16時30分までとされています。休園日も設けられているため、園内観光を予定している場合は訪問日の営業情報を確認しましょう。銅像のある広場と施設内部では利用条件が異なる場合があります。
4.公共交通機関では乗り継ぎを優先して考える
公共交通を使う場合、地図上の距離が近くても、バスの運行時刻によっては効率よく移動できないことがあります。ロビン像のようにバス停から徒歩移動が必要な場所もあるため、駅やバス停から像までのアクセスを個別に確認しましょう。
5.1日制覇にこだわりすぎない
全10体を訪ねることが主目的なら、短時間で撮影を済ませる計画が向いています。一方、阿蘇の景観、地域の食事、震災遺構、南阿蘇鉄道の乗車も楽しみたいなら、1泊2日以上の行程が適しています。運転時間が長くなる日は、無理に訪問数を増やさず、余裕を持って行動することが大切です。
ワンピース像最短ルートを選ぶ基準は、単純な移動距離の短さだけではありません。出発地と帰着地、訪問したい施設、利用できる時間、運転の負担を合わせて判断することで、自分に合ったコースを組み立てられます。
【ワンピース像最短ルート】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:熊本のワンピース像は全部で何体ありますか?
A1:2026年10月時点で、熊本県内に設置されている麦わらの一味の銅像は全10体です。ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルック、ジンベエが、それぞれ異なる市町村や施設に設置されています。
Q2:ワンピース像は1日で全部回れますか?
A2:レンタカーを利用し、朝早く出発して各像の見学を短時間にすれば、1日で全10体を巡る計画は立てられます。ただし、道路状況や休憩時間によっては長時間の行程になります。食事や観光施設の見学も楽しみたい場合は、1泊2日以上がおすすめです。
Q3:熊本駅から公共交通機関だけで全10体を巡れますか?
A3:各像への公共交通によるアクセス方法は案内されていますが、バスや鉄道の乗り継ぎ、運行時刻、駅からの徒歩移動が必要になるため、1日で全10体を巡るのは容易ではありません。公共交通を利用するなら、熊本市内や阿蘇方面など、エリアを絞ったコースが現実的です。
Q4:ルフィ像とチョッパー像は近い場所にありますか?
A4:どちらも熊本市内にあり、全10体の中では同じ日に訪問しやすい組み合わせです。ルフィ像は熊本県庁プロムナード、チョッパー像は熊本市動植物園の正門前広場に設置されています。
Q5:サンジ像、ウソップ像、ジンベエ像はどこにありますか?
A5:サンジ像は益城町交流情報センター・ミナテラス、ウソップ像はJR阿蘇駅前、ジンベエ像は宇土市の住吉海岸公園にあります。益城、阿蘇、宇土はそれぞれ異なる方向に位置するため、全体の周遊順を決めてから訪問すると効率的です。
まとめ:2026年の熊本ワンピース像巡りは移動順と旅の目的で決める
熊本県内のワンピース像全10体を効率よく巡るには、まず各像の所在地を把握し、熊本駅を起点とした地理的な周遊ルートを作ることが大切です。レンタカーなら1日で全部回る計画も可能ですが、長時間の運転と撮影、食事、休憩を考慮した余裕のある行程が必要になります。
公共交通機関を利用する場合は、ルフィ像やチョッパー像、阿蘇駅前のウソップ像、高森駅前のフランキー像など、アクセスしやすい場所を中心に組み立てる方法が向いています。全10体の制覇を目指すなら、バスや鉄道の時刻表と徒歩移動を含めた計画が欠かせません。
そして、ワンピース像巡りの魅力は、銅像の写真を集めることだけではありません。熊本地震からの復興を後押しするプロジェクトの背景を知り、各地の風景や施設を訪ねることで、旅の楽しみは広がります。2026年の熊本旅行では、移動の効率と地域を楽しむ時間のバランスを考え、自分に合った麦わらの一味巡りを計画してみてください。