2017年から2018年にかけて放送された『仮面ライダービルド』。主人公・桐生戦兎を演じた犬飼貴丈、相棒の万丈龍我を演じた赤楚衛二をはじめ、現在もドラマや映画、舞台で活躍する俳優たちが出演した平成仮面ライダーシリーズ第19作だ。
放送終了から8年以上が経過した2026年、出演者たちはそれぞれの道でキャリアを重ねている。犬飼貴丈の所属事務所退所後の活動や、赤楚衛二の主演作、ヒロイン・石動美空を演じた高田夏帆の近況など、当時の役柄と現在を照らし合わせると、作品が俳優たちのキャリアに残した意味も見えてくる。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 主人公・桐生戦兎役は犬飼貴丈、万丈龍我役は赤楚衛二。 物語の中心を担う二人の俳優。
- 女性キャストは高田夏帆、滝裕可里など。 物語を支えるヒロインやジャーナリストを演じた。
- 2026年も出演者は第一線で活動。 犬飼貴丈の事務所退所や赤楚衛二のドラマ・映画出演など、放送後のキャリアにも注目が集まる。
【仮面ライダービルドの俳優は誰?】作品概要と主演キャストを紹介

『仮面ライダービルド』は、2017年9月3日から2018年8月26日までテレビ朝日系列で放送された特撮テレビドラマ。平成仮面ライダーシリーズの第19作にあたり、全49話で構成されている。
東映の公式作品情報によると、脚本は武藤将吾、監督は田﨑竜太らが担当。主題歌にはPANDORA feat. Beverlyの「Be The One」が起用された。
物語の舞台は、謎の箱「パンドラボックス」が引き起こした事件によって、東都・西都・北都の3つに分断された日本。記憶を失った天才物理学者・桐生戦兎が、元格闘家の万丈龍我と出会い、スマッシュと呼ばれる怪人や世界の謎に立ち向かっていく。
主演の犬飼貴丈が演じる戦兎は、科学者としての知性とヒーローとしての正義感を併せ持つ人物。一方、赤楚衛二演じる龍我は、直情的ながら仲間思いで、戦兎とは正反対の性格を持つ。
この対照的な二人の関係が作品の大きな魅力となった。
また、本作は単純な怪人退治にとどまらず、国家間の対立、科学技術の責任、記憶とアイデンティティーなどを物語に組み込んでいる。シリアスな展開の合間に挟まれる戦兎と龍我のコミカルな掛け合いも特徴的だ。
東映の公式作品ガイドでも、重厚なストーリーと登場人物たちのユーモラスなやり取りが作品の見どころとして紹介されている。
【主要出演者・キャスト一覧】犬飼貴丈、赤楚衛二から脇役まで
仮面ライダービルドのキャストを確認すると、主演の二人だけでなく、物語の展開に大きく関わる個性的な俳優がそろっている。
テレビ朝日の公式キャスト情報と東映の作品ガイドをもとに、主要人物と演じた俳優を整理した。
| 登場人物・役柄 | 俳優 | 作品内での役割 |
|---|---|---|
| 桐生戦兎/仮面ライダービルド | 犬飼貴丈 | 天才物理学者で主人公 |
| 万丈龍我/仮面ライダークローズ | 赤楚衛二 | 元格闘家で戦兎の相棒 |
| 石動美空 | 高田夏帆 | ヒロイン。フルボトルの浄化能力を持つ |
| 猿渡一海/仮面ライダーグリス | 武田航平 | 北都出身のライダー |
| 内海成彰/仮面ライダーマッドローグ | 越智友己 | 氷室幻徳の元秘書 |
| 滝川紗羽 | 滝裕可里 | 情報収集を担うフリージャーナリスト |
| 氷室幻徳/仮面ライダーローグ | 水上剣星 | 東都政府の元首相補佐官 |
| 石動惣一/エボルト | 前川泰之 | 喫茶店のマスターで物語の重要人物 |
| 葛城巧 | 木山廉彬 | ライダーシステムを開発した科学者 |
| 葛城忍 | 小久保丈二 | 戦兎の実の父親で科学者 |
出典:テレビ朝日『仮面ライダービルド』公式キャスト、東映『仮面ライダービルド』作品ガイド。
犬飼貴丈が演じた桐生戦兎
桐生戦兎は、自称天才物理学者であり、仮面ライダービルドに変身する主人公だ。
記憶を失った状態で発見され、喫茶店のマスター・石動惣一に助けられたことをきっかけに、ビルドとして戦うようになる。
物語が進むにつれて、自分の過去や葛城巧との関係、科学者として背負う責任が明らかになっていく。
犬飼貴丈は、知的な一面とコミカルな一面、そして過去の真実に苦悩する姿を演じ分けた。
赤楚衛二が演じた万丈龍我
万丈龍我は、元格闘家で、葛城巧殺害容疑をかけられた人物。脱獄後に戦兎と出会い、行動をともにするようになる。
最初は戦兎と衝突する場面も多いが、困難を乗り越えるなかで強い信頼関係を築いていく。
赤楚衛二が表現したのは、直情的で不器用ながら、誰かを守るために自分を犠牲にできる龍我の人間味だ。
戦兎との対照的な性格が、作品にテンポと感情的な奥行きを与えている。
武田航平と水上剣星も重要な出演者
猿渡一海を演じた武田航平は、北都出身の仮面ライダーグリス役。仲間を大切にする人物で、登場当初は戦兎と敵対するものの、次第に重要な仲間となる。
水上剣星が演じた氷室幻徳は、東都政府の首相補佐官から仮面ライダーローグへと立場を変えていく人物だ。
こうした複雑な背景を持つ登場人物が、作品の群像劇としての魅力を支えた。
【仮面ライダービルドの女性キャスト】高田夏帆・滝裕可里の役柄
女性キャストのなかでも、物語の中心人物として存在感を発揮したのが高田夏帆と滝裕可里だ。
高田夏帆:石動美空役
石動美空は、喫茶店nascitaのマスター・石動惣一の娘で、本作のヒロイン。
口調は少しきついものの、根は優しい性格で、戦兎や龍我たちを支える。
特に重要なのが、スマッシュから採取した成分を浄化してフルボトルを作る能力だ。この能力はライダーたちの戦いを支える重要な要素になっている。
演じた高田夏帆は1996年5月31日生まれ、東京都出身。ビルド出演後もテレビドラマ、舞台、音楽活動など幅広い分野で活動している。
2026年の所属事務所プロフィールには、日本テレビ系番組『THE突破ファイル』への出演や、舞台『ネコたん!ぷらす~猫町怪異奇譚~』への出演予定などが掲載されている。
滝裕可里:滝川紗羽役
滝川紗羽は、パンドラボックスやビルドに関する情報を集めるフリージャーナリスト。
戦兎たちに情報を提供する協力者として登場するが、物語が進むにつれて難波重工との関係など、複雑な立場が明らかになる。
演じた滝裕可里は1987年10月14日生まれ、大阪府出身。
単純な味方・敵という枠に収まらない紗羽の人物像を表現し、物語の情報戦や組織間の駆け引きを盛り上げた。
この二人の女性キャラクターは、戦兎と龍我の戦闘だけでは描ききれない作品世界を広げる存在だった。
【2026年最新】犬飼貴丈と赤楚衛二の現在の活動
仮面ライダービルド出演後、犬飼貴丈と赤楚衛二はそれぞれ異なる作品で主演級の俳優へと成長した。
2026年10月30日時点で確認できる公式プロフィールや出演情報から、二人の現在を整理する。
犬飼貴丈:事務所退所後も俳優・表現者として活動
犬飼貴丈は1994年6月13日生まれ、徳島県出身。
2012年、第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、2014年にドラマ『碧の海~LONG SUMMER~』で俳優デビューした。
2017年の『仮面ライダービルド』では、テレビドラマ初主演となる桐生戦兎役を担当。その後も映画やテレビドラマ、バラエティー番組などに出演している。
代表的な出演作品には、次のようなものがある。
- 『仮面ライダービルド』(2017~2018年)
- 『GOZEN-純恋の剣-』(2019年)
- 『ぐらんぶる』(2020年)
- 『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』(2024年)
- 『PJ ~航空救難団~』(2025年)
- 『コーチ』(2025年)
2026年の大きな転機は、バーニングプロダクションからの退所だ。
2026年2月18日、犬飼は所属事務所を退所する意向を公式サイトで発表。30歳になった頃から仕事について改めて考え始めたことを理由として説明した。
その後、4月1日には3月31日付で退社したことを正式に報告。これまで支えてきた事務所への感謝も伝えている。公式ファンクラブは引き続き利用できることも発表された。
2026年10月現在は、ドラマ『妻を引退します』への出演や、犬飼貴丈主演映画『夕焼けに結ぶ』の発表など、新たな活動が続いている。加えて、公式ファンクラブでは演奏会「椅子」の開催も告知された。
事務所退所を活動休止と結び付けるのは適切ではない。実際には、俳優としての仕事に加えて新しい表現活動にも取り組んでいる。
赤楚衛二:ドラマ・映画で主演を重ねる人気俳優
赤楚衛二は1994年3月1日生まれ、愛知県出身。
『仮面ライダービルド』で万丈龍我を演じた後、幅広いジャンルの作品に出演し、俳優として知名度を高めた。
特に大きな転機となった作品の一つが、2020年のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』。安達清役で注目を集め、その後も映画や連続ドラマで主演を務めている。
主な出演作品は以下の通り。
- 『仮面ライダービルド』(2017~2018年)
- 『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)
- 『チェリまほ THE MOVIE』(2022年)
- 『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(2023年)
- 『366日』(2025年)
- 『相続探偵』(2025年)
- 『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(2026年)
2026年にはテレビ東京の『キンパとおにぎり』で主演・長谷大河役を担当。WOWOWの連続ドラマW『虚ろな十字架』や、テレビ朝日のドラマ『あにいもうと』にも出演している。
映画では『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』への出演もあり、映像作品を中心に活動の幅を広げている。
加えて、2027年には舞台『ファクト The Lifespan of a Fact』への出演も予定されている。
所属事務所トライストーン・エンタテイメントの公式プロフィールには、これらの出演情報が掲載されている。
二人のキャリアを比較すると見えてくる違い
犬飼貴丈と赤楚衛二は、ともに1994年生まれで、ビルド出演時には20代前半だった。
しかし、その後のキャリアには違いがある。
犬飼はコミカルな役からシリアスな人物まで幅広く演じ、テレビドラマや映画に加え、バラエティーや新しい表現活動にも取り組んでいる。
赤楚は恋愛ドラマ、社会派作品、ミステリー、映画などで主演経験を重ね、作品ごとに異なる人物像を演じている。
ビルドで築いた戦兎と龍我の関係性を知っている視聴者にとって、二人のその後の出演作を見比べることは、俳優としての成長を楽しむ一つの方法になる。
【仮面ライダービルド出演俳優のその後】歴代出演作品と関連作
ビルドの魅力は、犬飼貴丈と赤楚衛二だけではない。
脇を固めた俳優たちも、それぞれの分野でキャリアを積み重ねている。
武田航平:猿渡一海役から仮面ライダー関連作品へ
武田航平は1986年1月14日生まれ、東京都出身。
猿渡一海、通称カズミンを演じ、仮面ライダーグリスとして活躍した。
武田は以前から特撮作品への出演経験があり、『仮面ライダーキバ』では紅音也役を演じている。
仮面ライダーシリーズに複数回出演した俳優としても知られ、ビルドではコミカルな表情と仲間を守る熱い演技の両方を見せた。
前川泰之:石動惣一とエボルトという二面性
前川泰之が演じた石動惣一は、喫茶店nascitaのマスター。
しかし、その正体には物語を根底から揺るがす秘密が隠されている。
穏やかな喫茶店のマスターとしての顔と、敵としての顔を演じ分けた前川の存在は、作品の重要な見どころだった。
越智友己・水上剣星・滝裕可里
越智友己が演じた内海成彰は、物語の進行にともなって立場が変化する人物。仮面ライダーマッドローグへの変身も印象的だった。
水上剣星が演じた氷室幻徳は、権力や戦争をめぐる物語の中心人物の一人であり、単純な悪役とは異なる複雑な人物像が描かれた。
滝裕可里はジャーナリスト・滝川紗羽役を通して、物語の情報戦や組織間の関係を支えた。
劇場版・スピンオフでもキャストが再集結
テレビシリーズ終了後も、ビルドの世界は映画やスピンオフで展開された。
代表的な作品は次の通り。
- 『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(2018年)
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(2018年)
- 『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』(2019年)
- 『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』(2019年)
赤楚衛二は『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』で主演・万丈龍我役を続投。犬飼貴丈も劇場版や『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』に桐生戦兎役で出演した。
テレビシリーズで描かれた人物のその後を楽しめるため、キャストの現在を知って作品を見直す際には、これらの関連作品も押さえておきたい。
【プロの結論】仮面ライダービルドの俳優が今も注目される理由
仮面ライダービルドの出演俳優が放送終了後も注目される理由は、単に人気作品に出演したからだけではない。
作品そのものが、俳優の個性を引き出す構造を持っていた点が大きい。
犬飼貴丈の桐生戦兎は、頭脳明晰でありながら自分の過去に苦悩する人物。赤楚衛二の万丈龍我は、感情をストレートに表現する熱血漢だ。
二人の演技には明確な対比があり、それぞれの持ち味が自然に際立った。
加えて、高田夏帆、武田航平、前川泰之、水上剣星らが演じる登場人物にも、それぞれの背景や葛藤が用意されていた。
こうした群像劇としての構成が、俳優一人ひとりの存在感を高めていたと考えられる。
2026年に改めて作品を振り返る際、出演者の現在を知るための判断基準は次の3点だ。
1. 役柄と俳優本人を区別すること。 桐生戦兎は犬飼貴丈、万丈龍我は赤楚衛二が演じた架空の人物である。
2. 放送後の出演歴を時系列で見ること。 テレビシリーズだけでなく、映画やスピンオフも含めると俳優のキャリアが理解しやすい。
3. 現在の情報は公式プロフィールで確認すること。 所属事務所や出演予定は変化するため、古いキャスト紹介だけでは現在の活動を把握できない。
作品のファンにとっては、当時のキャラクターを思い出しながら出演者の最新作を見ることが、ビルドを長く楽しむ方法の一つになる。
【仮面ライダービルドの俳優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:仮面ライダービルドの主人公を演じた俳優は誰?
A1:主人公・桐生戦兎/仮面ライダービルドを演じたのは犬飼貴丈。2012年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、2017年の本作でテレビドラマ初主演を務めた。
Q2:万丈龍我を演じた俳優は誰?
A2:万丈龍我/仮面ライダークローズを演じたのは赤楚衛二。犬飼貴丈演じる戦兎の相棒として、作品の中心人物を担当した。
Q3:仮面ライダービルドの女性キャストは誰?
A3:代表的な女性キャストは、石動美空役の高田夏帆と、滝川紗羽役の滝裕可里。高田夏帆はヒロイン、滝裕可里はフリージャーナリストを演じた。
Q4:仮面ライダービルドは全何話?
A4:テレビシリーズは全49話。2017年9月3日に放送開始し、2018年8月26日に最終回を迎えた。
Q5:犬飼貴丈は2026年現在、どこの事務所に所属している?
A5:犬飼貴丈は2026年3月31日付でバーニングプロダクションを退所した。4月1日に本人の公式ファンクラブで報告しており、ファンクラブサイトは引き続き利用できると発表されている。
Q6:赤楚衛二は仮面ライダービルド出演後、どんな作品に出演した?
A6:『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『チェリまほ THE MOVIE』『366日』『相続探偵』『キンパとおにぎり』などに出演。2026年もテレビドラマや映画で活動している。
まとめ:仮面ライダービルドの俳優たちは2026年も活躍中
『仮面ライダービルド』の主要俳優は、主人公・桐生戦兎役の犬飼貴丈、万丈龍我役の赤楚衛二を中心に、高田夏帆、武田航平、前川泰之、水上剣星、越智友己、滝裕可里など実力派がそろっている。
2017年の放送開始から2026年までに、出演者たちはドラマ、映画、舞台、バラエティーなど多彩なジャンルへ活動を広げてきた。
特に犬飼貴丈は2026年3月の事務所退所を経て新たな活動を展開。赤楚衛二も主演作を重ね、俳優としての存在感を強めている。
また、高田夏帆や武田航平ら、ほかの出演者たちの活躍も見逃せない。
戦兎と龍我の出会いから始まった物語は、放送終了後も劇場版やスピンオフによって広がり続けている。
俳優たちの現在を知ったうえで作品を見返すと、当時の演技や人物関係に新しい発見が生まれる。 2026年も『仮面ライダービルド』は、出演者の成長とともに楽しめる作品として存在感を保っている。
主な事実確認資料: テレビ朝日『仮面ライダービルド』公式キャスト、東映『仮面ライダービルド』作品ガイド、犬飼貴丈公式ファンクラブ、赤楚衛二所属事務所公式プロフィール、高田夏帆所属事務所公式プロフィール。