「歌うアイスクリーム店」として一世を風靡したコールドストーンは、2026年現在、どこで楽しめるのでしょうか。かつて全国34店舗にまで拡大したブランドは、相次ぐ閉店によって店舗網が大幅に縮小しました。しかし、2026年7月30日には神奈川県の鎌倉駅前店がオープン。定番のアイスクリームに加え、新感覚の「生もちクレープ」も登場し、再び注目を集めています。
運営元のホットランドホールディングスが公表した店舗情報やメニュー価格、東洋経済オンラインなどの報道、利用者による口コミを整理すると、コールドストーンの現在地が見えてきます。鎌倉駅前店とジャズドリーム長島店の場所・営業時間、閉店が続いた経緯、人気メニューの選び方まで、2026年10月27日時点の情報をもとに解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の店舗:営業を確認できる常設店は、神奈川県の鎌倉駅前店と三重県のジャズドリーム長島店の2店舗。
- 閉店の経緯:最盛期の34店舗から縮小し、2025年5月には長島店のみとなった。2026年7月30日の鎌倉駅前店オープンで関東に再出店した。
- 注目メニュー:鎌倉駅前店では、税込850円からの生もちクレープや900~980円の店舗限定アイスクリームを楽しめる。
【2026年最新】コールドストーンの現在の店舗一覧と鎌倉駅前店の営業時間
2026年10月現在、コールドストーンを実店舗で楽しむなら、まず押さえておきたいのが鎌倉駅前店と三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店です。2025年春には国内の営業店舗が1店まで減りましたが、2026年7月に鎌倉駅前店が加わり、関東で再びブランドを体験できるようになりました。
鎌倉駅前店の開店は、運営元の株式会社ホットランドホールディングスが2026年7月29日に発表し、翌30日にグランドオープンしたものです。駅からすぐの場所にあり、観光や食べ歩きの途中に立ち寄りやすい立地が特徴です。
1. コールド・ストーン・クリーマリー 鎌倉駅前店
- 住所:神奈川県鎌倉市御成町11-1
- アクセス:JR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅西口側、駅前ロータリー正面
- 営業時間:10:00~18:00
- 電話番号:0467-23-5544
- 支払い方法:現金、クレジットカード、交通系IC、iD
- 主な商品:定番アイスクリーム、店舗限定アイス、生もちクレープ、ドリンク
営業時間や所在地は、ホットランドホールディングスの2026年7月29日付プレスリリースに掲載されています。店舗情報サイトでも鎌倉駅から徒歩すぐの立地と10時から18時までの営業時間が案内されています。ただし、営業時間や提供商品は変更される可能性があるため、訪問当日は最新の案内を確認しておくと安心です。
鎌倉駅前店では、宇治抹茶や栗などの和素材を取り入れた限定アイスに加え、もちもちとした生地が特徴の生もちクレープを販売しています。鎌倉散策の合間に立ち寄るなら、定番のアイスクリームだけでなく、この店舗ならではの商品もチェックしたいところです。
2. コールド・ストーン・クリーマリー ジャズドリーム長島店
- 所在地:三重県桑名市長島町浦安368、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島内
- 場所:ノースエリア2階
- 営業時間:10:00~ラストオーダー20:00
- 電話番号:0594-45-1414
- 主な特徴:石板で混ぜ合わせるアイスクリームと、好みの組み合わせを楽しめるカスタマイズ方式
三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島の公式ショップ情報によると、同店では約10種類のアイスクリームと約30種類のミックスインを組み合わせ、自分好みの一品を作る楽しみがあります。ワッフルコーンも店内で焼き上げるスタイルです。
営業時間は施設や季節の運営状況によって変更される場合があります。長島店を訪れる場合は、施設の公式営業時間案内も併せて確認してください。
なお、上記は公開情報で営業を確認できる常設店です。過去の店舗一覧や閉店前の案内を掲載したページも検索結果に残っているため、検索で見つけた店舗名だけで営業中と判断しないことが大切です。
【閉店の真相】34店舗から2店舗へ縮小した経緯を時系列で整理
コールドストーンの店舗数が減った背景を理解するには、2005年の日本上陸から現在までの流れを振り返る必要があります。日本1号店は2005年11月、東京・六本木ヒルズにオープンしました。マイナス9度に冷やした石板でアイスクリームとトッピングを混ぜ、スタッフが歌を披露する独特の提供スタイルが話題を呼び、全国に店舗を広げました。
六本木経済新聞の2006年の報道では、運営側は2009年末までに首都圏を中心として直営150店舗を展開する目標を掲げていました。しかし、実際の店舗網はそこまで拡大せず、2012年や2014年には34店舗規模だったと報じられています。その後は徐々に縮小し、2025年春には国内最後の1店舗を残す段階にまで至りました。
主な出来事を整理すると、次のとおりです。
| 時期 | 出来事 | 店舗展開への影響 |
|---|---|---|
| 2005年11月 | 六本木ヒルズに日本1号店がオープン | 「歌うアイス」の独自性が話題に |
| 2012~2014年ごろ | 国内34店舗規模に拡大 | 全国の商業施設などに展開 |
| 2014年 | ホットランドが買収し、完全子会社化 | 「築地銀だこ」などを手がける企業グループに入る |
| 2019年12月 | ホットランドが運営会社を吸収合併 | 経営体制を再編 |
| 2020~2022年 | コロナ禍を挟み閉店が相次ぐ | 2022年末には国内2店舗まで縮小 |
| 2023年6月 | 原宿店をオープン | 旗艦店を軸に再出店を試みる |
| 2024年8月 | 船橋店、多摩境店が閉店 | 再出店後も店舗網の縮小が続く |
| 2025年4月28日・5月6日 | 原宿店、佐野プレミアム・アウトレット店が閉店 | ジャズドリーム長島店のみの体制に |
| 2026年7月30日 | 鎌倉駅前店がオープン | 関東に再出店し、営業確認店は2店舗に |
2014年の買収や2019年の吸収合併は、事業運営の変化を理解するうえで重要な節目です。J-CASTトレンドなどの報道では、ホットランドがコールドストーンを傘下に収めた背景として、たい焼き事業「銀のあん」の季節による売上変動を補う狙いも紹介されています。
一方、2020年以降の閉店を新型コロナウイルスだけで説明することはできません。店舗網の縮小はそれ以前から進んでおり、コロナ禍はその流れに重なった要因の一つです。
東洋経済オンラインが2025年4月に掲載した外食ジャーナリストの記事では、ホットランド側が店舗撤退の理由を「非公開」としていることも伝えられています。したがって、「歌のサービスが不評だったから閉店した」と単一の理由に断定するのは適切ではありません。
【メニュー・価格比較】定番アイスと生もちクレープはどちらを選ぶ?
コールドストーンの魅力は、冷たい石板の上でアイスクリームとフルーツやチョコレートなどを混ぜ合わせる工程そのものにもあります。加えて、鎌倉駅前店では従来のアイスクリームに加え、新しい食感を打ち出した生もちクレープを販売。どちらを選ぶかで、楽しみ方が変わります。
鎌倉駅前店の限定アイスクリーム
ホットランドホールディングスが2026年7月の開店時に公表した価格は、以下のとおりです。いずれも税込価格です。
- 宇治のお抹茶といちご:950円 — 抹茶の風味といちごの組み合わせを楽しみたい人向け。
- イタリアンモンブラン:980円 — 栗を使った濃厚なスイーツが好きな人に向く一品。
- 宇治のお抹茶:900円 — 抹茶の味わいをシンプルに楽しみたい人向け。
- ドバイチョコ:980円 — カカオ分70%のチョコレートを使用し、ピスタチオやカダイフなどを組み合わせた商品。
公式発表によると、アイスクリームには北海道産の乳を使用し、乳脂肪分13%の濃厚な味わいを特徴としています。和素材を使った商品と、チョコレートの食感や風味を楽しむ商品が並ぶため、好みの方向性を決めておくと選びやすくなります。
新感覚の生もちクレープは850円から
生もちクレープは、まるで大福のようなもちもちした生地に、店内で仕立てる生クリームと生のフルーツを組み合わせた商品です。従来の薄いクレープ生地とは異なる食感を打ち出しており、鎌倉散策の途中に食べ歩きたい人にも向いています。
- 生もち いちご:950円
- 生もち オレンジ:850円
この2品は開店時の公式発表で価格が明示された商品です。季節商品や追加フレーバーは時期によって変わる可能性があるため、訪問時の店頭メニューで最新のラインアップを確認してください。
定番アイスと生もちクレープの選び方
過去から知られる「ストロベリーショートケーキセレナーデ」などのアイスクリームは、アイスと具材を混ぜ合わせるコールドストーンらしさを味わいたい人に適しています。ただし、歴代の定番商品がすべての店舗で常時販売されているとは限りません。
一方、生もちクレープは、アイスクリーム以外の新しい食感を試したい人や、鎌倉の街を歩きながら楽しみたい人に向いています。価格を抑えて試すなら、開店時公表価格で850円の生もちオレンジが候補になります。濃厚な味わいと石板で仕上げる体験を重視するなら、900円台のアイスクリームを選ぶのもよいでしょう。
価格だけで比較すると、一般的なカップアイスより高く感じる場合があります。しかし、注文後に具材を混ぜ合わせる工程や、商品ごとの食感、スタッフによる接客も含めて楽しむ商品である点が、コールドストーンの特徴です。
【歌うアイスの仕組み】口コミ・評判から見える魅力と気になる点
コールドストーンを象徴するのが、スタッフが目の前でアイスクリームを仕上げ、歌を披露するパフォーマンスです。冷たい石板の上でアイスとミックスインを混ぜる工程は、単に商品を受け取るだけではなく、作られていく様子も楽しめる体験になっています。
なぜ歌いながらアイスを作るのか
ブランドの基本的な仕組みは、マイナス9度に冷やした石板の上で、注文を受けてからアイスクリームとトッピングを混ぜ合わせることです。フルーツやナッツ、チョコレートなどを組み合わせることで、味だけでなく食感の変化も楽しめます。
歌のサービスは、商品を作る工程にエンターテインメント性を加えるための演出です。ホットランドホールディングスの発表でも、歌のサービスは来店客の希望に応じて行うと説明されています。つまり、歌が必ず行われるわけではなく、希望や店舗の状況によって対応が異なります。
この点は、コールドストーンに対する誤解を解くうえで重要です。「歌が恥ずかしいから利用できない」と感じている人も、注文時にスタッフへ希望を伝えれば、サービスの対応について相談できます。
鎌倉駅前店の口コミで目立つ評価
2026年8月から10月にかけて投稿された食べログの鎌倉駅前店の口コミには、久しぶりにコールドストーンを食べられた喜びや、歌のサービスが続いていることを評価する内容が見られます。ドバイチョコを注文した利用者からは、独特の食感や味わいを評価する感想も寄せられています。
一方で、ひとりで来店すると歌の演出を少し恥ずかしく感じるという声や、価格が高めだと感じる意見もあります。開店直後の口コミでは、店舗オペレーションについて気になる点を挙げる投稿もありました。
ただし、開店から間もない時期の口コミは件数が限られ、利用者の好みや訪問時の状況によって評価が変わります。少数の投稿だけで店舗全体の評判を断定するのではなく、味、接客、価格、混雑状況を分けて確認することが大切です。
コールドストーンが向いている人・向いていない人
- 向いている人:目の前で作るライブ感が好きな人、濃厚なアイスや具材の組み合わせを楽しみたい人、少し特別なスイーツ体験を求める人。
- 価格を重視する人:注文前にメニューとサイズを確認し、予算に合う商品を選ぶのがおすすめ。
- 静かに食べたい人:歌の演出が気になる場合は、注文時にサービスの希望をスタッフへ伝えておくと安心。
- 観光中に立ち寄る人:鎌倉駅前店では生もちクレープも選択肢になる。営業時間や持ち帰り対応は訪問前に確認したい。
コールドストーンの評価は、アイスクリームの味だけで決まるものではありません。演出を含めて楽しめるか、価格に見合う体験を感じられるかが、満足度を左右するポイントです。
【店舗展開の実態】なぜコールドストーンは全国展開を維持できなかったのか
店舗数の減少を考えるうえで重要なのは、コールドストーンが単なるアイスクリーム販売店ではなく、接客や調理工程を含めた体験型の業態であることです。独自性が話題を呼ぶ一方、その体験を継続的に提供するためには、人員配置、調理時間、店舗の立地、商品の価格などを総合的に成立させる必要があります。
1. ブームを日常的な利用につなげる難しさ
日本上陸当初は、歌いながらアイスクリームを作る演出が珍しく、メディアでも取り上げられました。しかし、話題性の高い店舗に一度訪れることと、日常的に繰り返し利用することは別です。外食ジャーナリストやチェーンストア研究家による東洋経済オンラインの記事でも、パフォーマンスへの好みや、消費者に継続的に思い出してもらうための取り組みが論点として取り上げられています。
特に、アイスクリームはコンビニエンスストアやスーパーでも手軽に購入できます。店舗まで足を運ぶ必要があるコールドストーンには、価格や手軽さだけではなく、わざわざ店で買いたいと思わせる魅力が大切です。
2. 歌のサービスだけでは閉店理由を説明できない
閉店の理由として「歌の演出が日本人に合わなかった」という見方があります。確かに、演出を楽しむ人がいる一方、人前で歌われることを恥ずかしく感じる人もいます。しかし、ホットランド側は2025年の店舗撤退について理由を公表しておらず、歌のサービスだけが原因だったと裏付ける公式資料はありません。
新型コロナウイルスの流行による営業環境の変化、商業施設を中心とする出店立地、競合するスイーツ業態、価格に対する消費者の評価、ブランドを継続的に認知してもらうための販促など、複数の要素を考慮する必要があります。閉店の経緯を一つの要因だけに結び付けると、店舗展開の実態を見誤ることになります。
3. 鎌倉駅前店は再出店の新しい試み
2026年7月にオープンした鎌倉駅前店では、従来のアイスクリームに加えて、生もちクレープや店舗限定メニューを展開しています。駅前というアクセスのよい立地に加え、観光客が食べ歩きに利用しやすい商品を組み合わせている点が特徴です。
この取り組みは、従来の「歌うアイス」という認知に頼るだけでなく、新しい商品を通じて来店理由を増やそうとする動きとして捉えられます。ただし、1店舗のオープンだけで全国展開が再び進むと判断することはできません。今後の店舗数や商品展開については、運営元の発表や実際の出店状況を確認する必要があります。
コールドストーンの店舗展開から読み取れるのは、話題性のあるサービスを生み出すことと、長期的に店舗を維持することは別の課題だという点です。ブランドの再成長を評価する際は、出店数だけでなく、商品ラインアップ、利用しやすさ、リピーターを獲得できる仕組みにも注目したいところです。
【コールドストーン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:コールドストーンは2026年現在、どこに店舗がありますか?
A1:公開情報で営業を確認できる常設店は、神奈川県鎌倉市の鎌倉駅前店と、三重県桑名市の三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店です。鎌倉駅前店は2026年7月30日にオープンしました。
Q2:鎌倉駅前店の営業時間と場所は?
A2:神奈川県鎌倉市御成町11-1にあり、JR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅西口側、駅前ロータリー正面に位置します。営業時間は10:00~18:00です。営業時間や商品は変更される場合があるため、訪問前に最新の店舗案内を確認してください。
Q3:コールドストーンの閉店理由は何ですか?
A3:運営元は2025年の店舗撤退理由を公表していません。店舗数はコロナ禍以前から減少しており、競争環境や利用頻度、店舗運営など複数の要因が考えられますが、「歌のサービスが原因」と断定できる公式情報はありません。
Q4:生もちクレープはいくらで食べられますか?
A4:鎌倉駅前店の開店時に公表された価格は、生もちオレンジが850円、生もちいちごが950円です。季節商品や追加フレーバーは変更される場合があるため、店頭で最新価格を確認してください。
Q5:コールドストーンでは必ず歌ってもらえますか?
A5:歌のサービスは来店客の希望に応じて行われるもので、必ず実施されるわけではありません。気になる場合は、注文時にスタッフへ希望を伝えるとよいでしょう。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
コールドストーンは、2005年の日本上陸から店舗を拡大し、最盛期には34店舗規模に達しました。しかし、その後は店舗網が縮小し、2025年5月にはジャズドリーム長島店のみとなりました。2026年7月30日の鎌倉駅前店オープンは、関東で再びブランドを体験できるようになった節目です。
鎌倉駅前店では、宇治抹茶やモンブラン、ドバイチョコなどの限定アイスクリームに加え、生もちクレープも楽しめます。価格は開店時公表価格で850円から。ジャズドリーム長島店では、アイスとミックスインを組み合わせる従来の体験を楽しめます。
閉店の理由については、運営元が公式に明らかにしていない以上、歌の演出だけに原因を求めることはできません。ブランドの再成長を判断するには、今後の出店情報だけでなく、商品構成や価格、店舗の利用しやすさ、口コミの変化を継続して見ていくことが大切です。
訪問先を選ぶなら、駅からの近さや観光の予定を重視する人は鎌倉駅前店、アウトレットでの買い物と合わせて楽しみたい人はジャズドリーム長島店が候補になります。定番アイスのライブ感を味わうか、新しい生もちクレープを試すか。目的と予算を決めておけば、現在のコールドストーンをより楽しめるはずです。