「コールドストーンは日本から撤退したの?」「2026年現在、どこに行けばあの歌うアイスを食べられる?」――そんな疑問に変化が訪れた。2025年に東京の原宿店と栃木県の佐野プレミアム・アウトレット店が相次いで閉店したコールド・ストーン・クリーマリーは、2026年7月30日、神奈川県の鎌倉駅前に新店舗をオープン。三重県のジャズドリーム長島店と合わせ、再び関東でも楽しめるようになった。
鎌倉駅前店では、定番のアイスクリームに加え、宇治抹茶やモンブランを取り入れた限定商品、もちもち食感の「生もちクレープ」も登場している。価格帯は商品によって異なるが、アイスクリームは900~980円のメニューが中心だ。かつて全国に34店舗を展開したブランドは、なぜ店舗数を減らし、どのような形で再始動したのか。2026年10月時点の店舗情報、メニュー、口コミ、サーティワンとの違いを整理する。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の店舗:営業を確認できる常設店は鎌倉駅前店とジャズドリーム長島店の2店舗。
- 価格とメニュー:鎌倉駅前店では限定アイスが900~980円、生もちクレープが850~950円の価格帯で展開されている。
- 閉店と復活の背景:最盛期の34店舗から縮小した後、2026年7月に鎌倉へ再出店。閉店理由は単一の要因として公式発表されていない。
【2026年最新】コールドストーンの営業店舗はどこ?鎌倉と長島の2店を紹介
2026年10月時点で、運営会社の出店発表や商業施設の公式ショップ案内から営業を確認できる常設店は、神奈川県鎌倉市と三重県桑名市の2店舗だ。東京や栃木の過去の店舗情報が検索結果に残っている場合があるため、所在地と営業時間を確認しておきたい。
1.コールド・ストーン・クリーマリー 鎌倉駅前店
2026年7月30日にグランドオープンした新店舗。鎌倉駅西口のロータリー正面という立地で、鎌倉散策の途中に立ち寄りやすい。ホットランドホールディングスの発表では、伝統的な鎌倉の雰囲気と現代的なデザインを融合させ、限定アイスや生もちクレープ、ドリンクを提供するとしている。
- 住所:神奈川県鎌倉市御成町11-1
- 営業時間:10:00~18:00
- アクセス:JR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅西口からすぐ
- 電話番号:0467-23-5544
- 主な商品:限定アイスクリーム、生もちクレープ、ドリンク
従来のアイスクリーム専門店という枠組みに加え、観光地での食べ歩きを意識した商品構成が特徴だ。特に生もちクレープは鎌倉駅前店の新商品で、従来のコールドストーンを知る人にも新鮮な選択肢となっている。
なお、営業時間は変更される場合がある。訪問前には最新の営業案内を確認したい。
2.コールド・ストーン・クリーマリー ジャズドリーム長島店
三重県桑名市の「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」にある店舗。2025年5月に原宿店と佐野プレミアム・アウトレット店が閉店した後、国内で営業を続ける店舗として注目された。
- 住所:三重県桑名市長島町浦安368
- 場所:三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島 ノースエリア2階
- 営業時間:10:00~ラストオーダー20:00
- 電話番号:0594-45-1414
施設の公式ショップ案内によると、約10種類のアイスクリームと約30種類のミックスインを組み合わせ、自分好みの商品を楽しめる。買い物の合間に立ち寄れるアウトレット内の店舗で、鎌倉駅前店とは立地も商品展開も異なる。
長島店の営業時間は施設の営業状況に左右されるため、遠方から訪れる場合は当日の案内を確認しておくと安心だ。
【メニュー一覧と値段】鎌倉限定アイス・生もちクレープは何がおすすめ?
鎌倉駅前店のメニューは、定番アイスに加えて、宇治抹茶、いちご、栗、チョコレートなど素材の個性を生かした商品が目立つ。2026年7月のホットランドホールディングスの発表とオープン時のメニュー案内では、限定アイスは900~980円、生もちクレープは850~950円の価格帯で紹介された。
以下は公表された商品の例だ。季節商品や店舗限定品は販売状況が変わるため、来店時のラインアップと価格を確認してほしい。
鎌倉駅前店のアイスクリーム
- 宇治のお抹茶といちご:950円。抹茶のほろ苦さといちごの甘酸っぱさを組み合わせた一品。
- イタリアンモンブラン:980円。栗の風味を楽しみたい人向けの店舗限定メニュー。
- 宇治のお抹茶:900円。抹茶そのものの味わいを楽しみたい人に向く。
- ドバイチョコ:980円。チョコレートとピスタチオ、カダイフの食感を組み合わせた話題性のある商品。
- 輝きのシャインマスカット:950円。オープン時に紹介された季節限定メニューの一例。
鎌倉駅前店のアイスクリームは、北海道産の乳を使用し、乳脂肪分13%の濃厚な味わいを特徴としている。フルーツやナッツなどを混ぜ合わせるコールドストーンならではの提供方法と、素材の組み合わせを楽しめる点が魅力だ。
生もちクレープのメニューと価格
- 生もち いちご:950円
- 生もち オレンジ:850円
- 生もち モンブラン:900円
- 生もち 宇治抹茶といちご:900円
- 生もち 宇治抹茶と生チョコ:900円
- 生もち ドバイチョコ:900円
- 生もち シャインマスカット:950円。季節限定商品の一例。
生もちクレープは、まるで大福のようなもちもちとした生地に、店内で仕立てる生クリームやフレッシュフルーツを合わせた商品だ。一般的な薄いクレープ生地とは異なる食感を楽しめるよう設計されている。
鎌倉散策の途中で手軽に食べたいなら生もちクレープ、目の前でアイスと具材を混ぜるパフォーマンスも楽しみたいならアイスクリーム、という選び方がわかりやすい。
価格は高い?予算の目安
鎌倉駅前店で紹介された商品は、アイスクリームが900~980円、生もちクレープが850~950円。ドリンクを追加する場合は別途予算が必要になる。
サーティワンなどの一般的なアイスクリームを単品で購入する感覚と比べると、コールドストーンは高めの価格帯だ。ただし、素材を混ぜ合わせる工程や目の前で仕上げる体験も商品の一部になっている。単純にアイスの量や値段だけで比べるより、味、トッピング、演出を含めて判断したい。
【人気メニューランキング】初めてなら何を選ぶ?口コミと特徴からおすすめ5選
公式の販売数に基づく全国共通ランキングは公表されていない。ここでは鎌倉駅前店のメニュー構成、商品の特徴、公開されている口コミを参考に、初めて訪れる人が選びやすいおすすめ順に整理する。実際の売上順位を示すものではない。
第1位:ドバイチョコ
チョコレート、ピスタチオ、カダイフの組み合わせが特徴。カダイフは細い麺状の生地で、香ばしくザクザクした食感を加える。濃厚なチョコレート系が好きな人や、話題性のある商品を試したい人に向いている。鎌倉駅前店での公表価格は980円だ。
第2位:宇治のお抹茶といちご
抹茶の苦みといちごの酸味を組み合わせた商品。甘さ一辺倒ではない味わいを求める人におすすめだ。抹茶単体の商品と迷うなら、フルーツとの味の対比を楽しめるこちらを選ぶ方法もある。価格は950円。
第3位:イタリアンモンブラン
栗を使った味わいが特徴の鎌倉駅前店限定アイス。秋らしいスイーツを楽しみたい人や、チョコレート以外の濃厚なフレーバーを探している人に向く。価格は980円。
第4位:生もち 宇治抹茶と生チョコ
抹茶のほろ苦さと生チョコの濃厚さ、もちもちした生地を一度に楽しめるクレープ。アイスクリームとは異なる食感を試したい人に適している。価格は900円。
第5位:生もち いちご
いちごと生クリームを組み合わせた、比較的選びやすいフレーバー。クレープらしい親しみやすさと、生もち生地ならではの食感を重視する人におすすめだ。価格は950円。
甘さを抑えた味わいを好むなら宇治のお抹茶、濃厚さや食感の変化を楽しみたいならドバイチョコ、食べ歩きやすさを重視するなら生もちクレープを候補にするとよい。
【仕組みを解説】なぜ石の上で混ぜる?歌うアイスのパフォーマンスは今もある?
マイナス9度の石板でアイスと具材を混ぜる理由
コールドストーンの名称は、冷えた石板「コールドストーン」に由来する。三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島の公式案内によると、石板はマイナス9度に冷やされており、注文を受けてからアイスクリームとフルーツ、ナッツなどのミックスインを混ぜ合わせる。
あらかじめ完成したアイスを盛り付けるのではなく、ベースのアイスと具材を目の前で組み合わせることで、トッピングが一体となった味わいと食感を楽しめる。ワッフルコーンも店内で焼成していると案内されており、商品そのものだけでなく、作る過程もブランドの特徴になっている。
歌うパフォーマンスは終了したのか
歌のサービスは、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一時停止された。その後、2023年の店舗展開再開に合わせて復活。2026年の鎌倉駅前店でも、公式発表では希望に応じてクルーが歌のサービスを行うとしている。
つまり、歌うパフォーマンスそのものがなくなったわけではない。ただし、すべての注文で必ず歌うと決まっているわけではなく、状況や希望によって対応が異なる。歌を聞きたい場合は注文時に尋ねるとよい。
口コミには、久しぶりに歌を聞けたことを喜ぶ声がある一方、1人で利用すると少し照れくさいという感想も見られる。演出への感じ方は人それぞれだが、コールドストーンが一般的なアイスクリーム店と異なる体験を提供していることは、今も変わらない。
【閉店理由と真相】34店舗から縮小した経緯と2026年の再始動
コールドストーンの歴史を振り返ると、単に一時的なブームが終わったという説明だけでは、店舗数の変化を十分に理解できない。日本上陸後に急拡大した一方、競争環境や経営上の課題、新型コロナウイルスの影響などが重なり、店舗網は大きく縮小した。
東洋経済オンラインや日刊SPA!の過去の報道を基に、主な転換点を整理する。
| 時期 | 出来事 | 背景・意味 |
|---|---|---|
| 1988年 | 米国で創業 | 冷えた石板の上でアイスと具材を混ぜるスタイルを展開。 |
| 2005年 | 日本1号店を東京・六本木に出店 | 歌う接客と目の前で仕上げる演出が話題となった。 |
| 2012年4月 | 国内34店舗を確認 | 北海道から福岡まで16都道府県に店舗を展開していた。 |
| 2014年1月 | ホットランドが完全子会社化 | 「築地銀だこ」などを手掛ける企業グループの傘下に入った。 |
| 2018年12月期 | 3,800万円の純損失を計上したと報道 | 店舗運営を取り巻く経営課題が表面化した。 |
| 2019年12月1日 | ホットランドが吸収合併 | コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンは法人として消滅。 |
| 2020~2022年 | 店舗閉鎖が進行 | コロナ禍の影響も重なり、2022年末には2店舗まで減少した。 |
| 2023年6月 | 原宿店をオープン | 東京への再進出と店舗展開の立て直しを図った。 |
| 2025年4~5月 | 原宿店、佐野店が閉店 | 国内の常設店はジャズドリーム長島店のみとなった。 |
| 2026年7月30日 | 鎌倉駅前店がオープン | 関東に再進出し、限定アイスと生もちクレープを展開。 |
2012年4月時点の34店舗という数字は、J-CASTトレンドが2012年当時の出店状況として報じた内容に基づく。2014年の買収や2019年の吸収合併、2020年以降の閉店については、日刊SPA!などの報道でも経緯が整理されている。
なぜ閉店が相次いだのか
閉店の理由について、運営会社は店舗ごとの撤退理由を一律に公表していない。東洋経済オンラインの2025年4月の記事でも、ホットランド側は撤退理由を非公開としている。したがって、「歌のサービスが不人気だったから」という単一の理由で説明するのは正確ではない。
ただし、報道や事業の変遷からは、いくつかの要因が読み取れる。
- 競争環境の変化:コンビニやスーパーで高品質なカップアイスを購入できるようになり、専門店まで足を運ぶ理由を継続的に作る必要があった。
- 体験型サービスの難しさ:歌や目の前での調理は大きな差別化要因である一方、利用客によって好みが分かれる。パフォーマンスを含む接客を安定して提供する難しさもある。
- 新型コロナウイルスの影響:対面での演出が制限された時期は、ブランドの特徴を十分に発揮しにくかった。
- 店舗運営の採算性:2018年12月期の純損失や2019年の吸収合併は、事業を継続するうえで経営上の課題があったことを示す。
ここで重要なのは、閉店が相次いだからといってブランド自体が日本から完全撤退したわけではないことだ。2026年の鎌倉駅前店は、限定アイスに加えて生もちクレープという新たな商品を打ち出している。過去の店舗網をそのまま復活させるのではなく、立地や商品構成を見直しながら再出店した点に注目したい。
【口コミ・評判とサーティワン比較】高い?行く価値はある?
口コミで目立つ評価
2026年夏にオープンした鎌倉駅前店の食べログ口コミには、ドバイチョコの味や食感を評価する感想、歌うサービスを懐かしむ声、生もちクレープのもちもちした食感を楽しむ声が投稿されている。一方で、1人で歌を聞くと少し恥ずかしいという感想や、価格が高めだという受け止め方も見られる。
ただし、鎌倉駅前店はオープンから日が浅く、口コミ件数も限られる。これらは利用者個人の感想であり、すべての来店客に当てはまるものではない。
ジャズドリーム長島店については、Yahoo!マップで総合評価4.14、148件の評価が掲載されている。同ページでは「写真映えする」「食べ歩きにちょうどよい」「メニューの種類が豊富」といった点もおすすめポイントとして挙げられている。こちらも投稿者による評価であり、店舗間の単純比較には注意が必要だ。
コールドストーンとサーティワンは何が違う?
同じアイスクリーム専門店でも、両者が重視する体験は異なる。サーティワンは豊富なフレーバーから選びやすく、日常的に購入しやすい価格帯が魅力。コールドストーンは注文後に具材を混ぜ合わせる工程や、歌のサービスなどの体験性に特徴がある。
- コールドストーン:目の前で混ぜる演出、具材の組み合わせ、限定商品を楽しみたい人向け。
- サーティワン:多彩なフレーバーから選びたい人や、普段のおやつとして気軽に購入したい人向け。
価格の目安にも差がある。サーティワンの2026年10月時点の参考価格では、レギュラーシングルは420円。ただし、店舗によって価格が異なる場合がある。これに対して、鎌倉駅前店の公表メニューには900円台の商品が多い。
両店では商品サイズや提供方法が同じとは限らないため、価格だけで優劣を決めることはできない。コールドストーンは、アイスそのものに加えて、混ぜ合わせる工程や演出、素材の組み合わせまで含めて楽しみたい人に向いている。
コールドストーンがおすすめな人・おすすめしにくい人
おすすめな人
- 目の前で仕上がるアイスクリームを楽しみたい。
- チョコレート、抹茶、フルーツなどを組み合わせた商品が好き。
- 鎌倉散策やアウトレットで、少し特別なスイーツを楽しみたい。
- 歌うパフォーマンスや写真映えも含めて、思い出に残る体験を求めている。
おすすめしにくい人
- できるだけ安くアイスクリームを食べたい。
- 演出よりも、定番フレーバーを短時間で購入することを優先したい。
- 人前での歌やパフォーマンスに抵抗がある。
コールドストーンの価値は、安さだけでは測りにくい。価格を最優先するなら他のアイスクリーム店も候補になるが、味と体験をまとめて楽しみたい人には選ぶ理由がある。
【コールドストーン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、コールドストーンは日本に何店舗ありますか?
A1:2026年10月時点で営業を確認できる常設店は、神奈川県の鎌倉駅前店と三重県のジャズドリーム長島店の2店舗です。期間限定の出店などは別途確認が必要です。
Q2:鎌倉駅前店の営業時間と場所は?
A2:神奈川県鎌倉市御成町11-1にあり、鎌倉駅西口を出てすぐの場所です。公表されている営業時間は10:00~18:00ですが、変更される場合があるため訪問前に最新情報を確認してください。
Q3:コールドストーンのアイスクリームはいくらですか?
A3:鎌倉駅前店で公表されたメニューでは、アイスクリームが900~980円、生もちクレープが850~950円です。商品や季節によってラインアップが変わる場合があります。
まとめ:2026年のコールドストーンは店舗とメニューの変化に注目
コールドストーンは、日本上陸後に34店舗まで拡大した一方、経営上の課題や競争環境の変化、新型コロナウイルスの影響などを経て店舗数が大きく減少した。しかし、2026年7月の鎌倉駅前店オープンによって、再び関東でも楽しめるようになった。
現在の営業店舗として確認できるのは、鎌倉駅前店とジャズドリーム長島店。鎌倉では宇治抹茶やドバイチョコなどの限定アイスに加え、生もちクレープも楽しめる。価格は一般的なアイスクリーム専門店より高めだが、目の前で仕上げる工程や歌うパフォーマンスを含めて楽しめる点が特徴だ。
訪問先を選ぶなら、関東でのアクセスを重視する人には鎌倉駅前店、アウトレットでの買い物と組み合わせたい人にはジャズドリーム長島店が候補となる。営業時間と季節限定メニューを事前に確認し、自分が求めるのが価格なのか、味なのか、それとも体験なのかを考えて選ぶと、コールドストーンの魅力をより楽しめるはずだ。