北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の身長は何センチなのでしょうか。韓国の国家情報院や国内外の報道では、金正恩氏の身長は約170cmと推定されています。ただし、北朝鮮当局が本人の正確な身長を公式プロフィールとして公表したことは確認できず、170cmという数字も確定値ではありません。
一方、体重については2026年9月30日、韓国の国家情報院が国会情報委員会への報告で140kg台と推定していることが明らかになりました。過去には約20kgの減量が報じられた時期もあり、現在の体格を理解するには身長の推定だけでなく、体重の推移や各国首脳との写真比較も確認する必要があります。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 身長の推定:約170cmが広く報じられているものの、正確な身長を裏付ける公式公表値は確認できない。
- 2026年最新の体重:韓国の国家情報院は2026年9月30日、金正恩氏の体重を140kg台と推定していると報告した。
- 写真比較の注意点:文在寅氏らとの身長差は参考になるが、靴のかかと、姿勢、撮影角度などの影響があり、写真だけで実寸は確定できない。
【結論】金正恩の身長は何センチ?2026年現在は約170cmが有力な推定

2026年10月28日時点で、金正恩氏の身長として広く流通している数字は約170cmです。韓国メディアや海外報道では170cm前後という推定が繰り返し紹介されており、人物プロフィールを扱う記事でもこの数値が一般的に使われています。
ただし、「金正恩の身長は170cm」と断定するのは正確ではありません。2018年の南北首脳会談をめぐる韓国メディアの報道では約170cmと紹介された一方、BBCモニタリングが紹介した韓国紙の推定には167〜168cmという数字もありました。過去の韓国政府関係者による報道では170〜172cmとされたこともあります。
これらの数字には数センチの差がありますが、本人の身長を直接測定した公的記録が公開されていない以上、どれか一つを確定値として扱うことはできません。検索されることの多い「金正恩の身長170cm」という情報は、あくまでも報道で広く使われている目安と理解するのが適切です。
また、2026年9月に韓国の国家情報院が国会に報告した最新の健康関連情報では、体重については具体的な推定値が示されましたが、新たな身長の測定値が公表されたわけではありません。したがって、2026年最新の身長情報という場合も、従来の約170cmという推定が引き続き参照されている状況です。
【公表の真相】金正恩の身長は公表されているのか?推定の経緯を検証
金正恩氏の身長を調べる際に、まず区別したいのが「北朝鮮当局による公式発表」と「韓国の情報機関や報道機関による推定」です。両者は同じものではありません。
北朝鮮は最高指導者の公式活動を国営メディアで伝えていますが、一般的な著名人のプロフィールのように、本人の正確な身長や体重を継続的に公開しているわけではありません。身長に関しては、公開写真や映像、他国首脳との比較、韓国側の情報分析などを手掛かりに推定されてきました。
韓国の国家情報院は北朝鮮の指導部に関する分析を国会に報告することがあります。その内容は、出席議員による説明や聯合ニュースなどの報道を通じて伝わります。ただし、情報機関が推定値を示した場合でも、一般に公開された測定記録や測定方法が存在するとは限りません。
金正恩氏の身長推定をめぐる主な経緯は次のとおりです。
- 2014年:韓国政府関係者の発言として、身長が170〜172cmとされる報道が登場した。
- 2018年:南北首脳会談で文在寅氏と並んだ写真が注目され、両者の身長差から金正恩氏の身長が改めて推定された。
- 2019年:米朝首脳会談を前に、聯合ニュースが金正恩氏の身長を約170cmと紹介し、米国のドナルド・トランプ氏との身長差や靴の選択にも触れた。
- 2021年:韓国メディアなどで、国家情報院による体重分析とともに身長約170cmという情報が紹介された。
- 2026年:9月30日の国家情報院の報告では体重140kg台という推定が伝えられたが、新たな身長の確定値は示されていない。
この経緯から分かるのは、約170cmという数字が長年報道で使われてきた一方、公式な身長測定値として確定したわけではないということです。国家情報院の分析に言及する記事を読む場合も、身長についての過去の推定と、2026年の体重に関する最新報告を混同しないよう注意が必要です。
【写真比較】金正恩と文在寅の身長差は?170cm説の根拠を考える
金正恩氏の身長を考える材料として、特に注目されたのが2018年4月の南北首脳会談です。金正恩氏と当時の韓国大統領・文在寅氏が並んで握手し、記念撮影をする場面が世界各国で報じられました。
韓国メディアでは文在寅氏の身長は172cmと紹介され、金正恩氏は約170cmとされていました。両者の写真では身長が近い印象を受ける場面があり、約170cmという推定が話題になる一因となりました。
一方、BBCモニタリングが紹介した韓国紙の推定では、金正恩氏の身長は167〜168cmとされています。こうした差が生じる背景には、写真から身長を割り出すこと自体の難しさがあります。
写真比較で特に注意したいのは、次の4点です。
- 靴の高さ:革靴のかかとや中敷きによって、見た目の身長は変わる。
- 姿勢:背筋を伸ばしているか、頭を傾けているかで頭頂部の位置が変わる。
- 撮影角度:カメラの高さや人物までの距離によって、実際の身長差と写真上の差が一致しないことがある。
- 立ち位置:床面の高低差や、人物がカメラに対して前後どちらに立っているかも影響する。
加えて、金正恩氏は体格が大きいため、頭部や肩幅、胴回りの印象が身長の印象にも影響します。横幅のある人物は、実際の身長が同程度でも、写真では大柄に見えることがあります。
したがって、写真で他国首脳と同じくらいの高さに見えるからといって、身長が172cmあると判断することも、逆に数センチ低いと断定することもできません。写真は推定の補助材料にはなりますが、正確な身長を証明する資料ではありません。
【2026年最新】金正恩の体重は140kg台?体重推移を時系列で整理
身長と並んで関心を集めているのが、金正恩氏の体重です。2026年9月30日、韓国の国家情報院は国会情報委員会への報告で、金正恩氏の体重が140kg台の「超高度肥満」に相当すると分析していることを明らかにしました。報告内容は、出席した与野党議員の説明を通じて聯合ニュースや日本の報道各社が伝えています。
金正恩氏の体重は、過去にも増加と減少が報じられてきました。韓国の情報機関による推定や当時の報道を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 報道された体重の推定 | 主な情報・経緯 |
|---|---|---|
| 2012年8月 | 約90kg | 韓国側の情報分析として、体重増加の初期段階に関する推定が報じられた。 |
| 2014〜2016年 | 約120〜130kg | 韓国の国家情報院に関する報道で、体重が増加したと伝えられた。 |
| 2020年 | 約140kg | 韓国の情報機関が体重140kg前後と分析していることが報じられた。 |
| 2021年 | 約20kgの減量と推定 | 10月28日、聯合ニュースは国家情報院の分析として、約140kgだった体重が約20kg減少したと報じた。 |
| 2023年 | 約140kg | 5月31日、聯合ニュースは国家情報院の推定として、体重が約140kgに達していると伝えた。 |
| 2024年 | 約140kg | 7月30日、AP通信などが、体重が再び約140kgに戻ったとの韓国側の分析を報じた。 |
| 2026年9月30日 | 140kg台 | 国家情報院が国会情報委員会に報告。心血管疾患の高リスク群と評価する一方、目立った健康異常の兆候はないと説明した。 |
この推移で目を引くのは、2021年に大幅な減量が報じられた後、2023年から2024年にかけて約140kgという推定が再び登場した点です。外見の変化が大きく報じられた時期には、健康状態や代役説などの憶測も広がりましたが、外見の変化だけで本人の健康状態や身元について確定的な判断を下すことはできません。
また、表に示した数値は、毎年同じ条件で体重を測定した公式記録ではありません。情報機関による推定、議員による説明、報道時点の評価が混在しています。したがって、体重が毎年一定の割合で増減したと解釈するのではなく、各時点で報じられた概算として読む必要があります。
【体格の実態】身長170cm説と体重140kg台から何が分かる?
金正恩氏の体格を理解するには、身長と体重を別々に見るだけでなく、両者の関係にも目を向ける必要があります。ただし、身長も体重も推定値であるため、計算結果まで本人の確定した身体データとして扱うことはできません。
仮に身長を170cm、体重を140kgと置いてBMIを計算すると、数値は約48.4になります。BMIは体重を身長の二乗で割って算出する指標で、体格を評価する際の参考になります。しかし、これはあくまでも報道された推定値を使った計算であり、金正恩氏本人の診察結果や確定した健康評価を示すものではありません。
2026年9月30日の国家情報院の報告では、金正恩氏は心血管疾患の高リスク群に属すると評価されました。一方、駆逐艦の視察時に階段を駆け上がる動作などを無理なく行っていたことや、専任の医療チームが密着管理していることから、健康上の異常を示す明確な兆候は見られないとの判断も伝えられています。
ここで注意したいのは、「健康上の異常を示す兆候がない」という情報が、将来の健康リスクまで否定するものではないという点です。国家情報院が報告したのは、公開活動などを踏まえた健康状態の分析であり、本人の医療記録を一般に公開したわけではありません。
金正恩氏の体重が増減した理由については、食生活や運動量、生活習慣、政治指導者としての生活環境などが報道で話題になってきました。しかし、個々の要因が体重にどれだけ影響したかを外部から正確に算定することは困難です。特定の食品やストレスだけを体重変化の原因と断定するのは適切ではありません。
身長と体重の情報を読む際には、次のように整理すると理解しやすくなります。
- 身長:約170cmという推定が広く使われているが、確定した公式値ではない。
- 体重:2026年9月の国家情報院の報告では140kg台と推定されている。
- 健康状態:心血管疾患のリスクに関する評価は報じられているが、外部から個人の診断内容を確定することはできない。
- 外見の変化:写真や映像は参考になるものの、撮影条件や衣服などの影響も考慮する必要がある。
【他国首脳と比較】金正恩の身長を写真だけで判断できない理由
金正恩氏の身長をめぐる関心は、単純に何センチなのかという疑問だけではありません。他国の首脳と並んだ際にどのくらいの差があるのか、また、その体格がどのような印象を与えるのかという点にも向けられています。
2018年の南北首脳会談では、身長172cmと紹介されていた文在寅氏との比較が注目されました。また、2019年の米朝首脳会談を前に、聯合ニュースは金正恩氏を約170cmとし、当時の米大統領ドナルド・トランプ氏より約20cm低いと紹介しています。こうした比較は、金正恩氏の身長が170cm前後と見積もられる背景を理解する材料になります。
ただし、他国首脳の身長についても、報道上のプロフィール値と公式に測定された値が必ずしも同じとは限りません。写真に写った人物の頭頂部を比較するだけでは、靴の高さや姿勢、撮影位置の違いを取り除けないためです。
加えて、首脳会談では衣服や立ち方にも演出的な要素が含まれることがあります。公の場での服装は政治的なイメージを形づくる一部であり、写真に写る姿がそのまま本人の自然な立ち姿を反映しているとは限りません。
金正恩氏の身長をめぐる情報を評価するなら、判断基準は明確です。最初に、本人や政府機関による公式な測定値なのかを確認する。続いて、国家情報院の分析なのか、報道機関による写真比較なのかを区別する。そして、推定値に数センチの差がある場合は、その差を無理に一つの数字へ統一しないことです。
こうした基準を使えば、「170cmと断定できる」「写真で172cmだと証明された」といった、根拠以上に強い表現に惑わされにくくなります。金正恩氏の身長に関しては、約170cmという目安と、正確な実寸が未確定であるという2つの情報を併せて理解することが大切です。
【金正恩身長】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:金正恩の身長は何センチですか?
A1:韓国メディアや海外報道では約170cmと推定されています。ただし、167〜168cmや170〜172cmなどの推定もあり、正確な身長を裏付ける公式な確定値は確認できません。
Q2:金正恩の身長170cmという情報は韓国の国家情報院が公表した公式値ですか?
A2:約170cmという情報は、韓国の国家情報院に関する報道や各国メディアの人物紹介などで使われてきた推定値です。北朝鮮当局が公式に公表した確定値と同じ意味ではありません。また、2026年9月30日の国家情報院の最新報告では体重140kg台との推定が伝えられましたが、新たな身長の確定値は示されていません。
Q3:金正恩の体重は2026年現在、何キロですか?
A3:2026年9月30日、韓国の国家情報院は金正恩氏の体重を140kg台と推定していると報告しました。過去には2021年に約20kgの減量が報じられましたが、その後は再び約140kgという推定が伝えられています。いずれも公表された連続的な実測記録ではなく、情報機関による推定です。
まとめ:金正恩の身長は約170cmという推定と最新報告を区別する
金正恩氏の身長は何センチなのかという疑問に対して、2026年10月時点で最も分かりやすい答えは「約170cmと推定されているが、確定値ではない」です。韓国の国家情報院に関する報道や、文在寅氏ら他国首脳との写真比較を通じて170cm前後という数字が広く知られるようになりましたが、写真だけで正確な身長を証明することはできません。
体重については、2026年9月30日の国家情報院の報告で140kg台という最新の推定が示されました。2021年の減量報道、その後の体重回復に関する報道を踏まえると、体格は時期によって変化してきたと考えられます。ただし、過去の数値は推定に基づくもので、継続的な実測データではありません。
金正恩氏の身長や体格について正確に理解するには、約170cmという身長の推定、2026年の体重140kg台という情報、そして公式に確認できる事実の範囲を分けて考える必要があります。今後、新たな公的情報や国家情報院の報告が出た場合も、従来の推定が更新されたのか、それとも新しい確定データが示されたのかを見極めることが、情報を正しく読み取るための判断基準になります。