飲み会や会食の途中でリップが落ちてしまう、グラスに口紅が付く、時間がたつと唇がカサつく。そんな悩みに応えるアイテムとして定着したのが「飲み会リップ」です。2026年は、色持ちを重視したティントだけでなく、透明感のあるツヤと色残りを両立するタイプや、うるおい感を追求したリップも選択肢に加わっています。
2026年10月28日時点で注目したいのは、M・A・Cの「ラスターガラス ステインガラス リップ ティント」やYSLの「ラブヌード リップ ステイン」などの新作に加え、BBIAのローティント、ケイトのリップモンスターといった定番商品です。価格だけでなく、飲食後の色残り、コップへの色移り、乾燥しにくさ、落としやすさを分けて考えると、自分に合う一本を見つけやすくなります。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:飲み会リップは、色持ち・色移りの少なさ・乾燥対策の3つを軸に選ぶ。絶対に落ちない商品はなく、食事の内容や摩擦によっても仕上がりは変わる。
- 要点2:2026年の新作では、色残りを重視するならYSLやM・A・C、うるおいとツヤのバランスならROAliv、マットな質感ならADDICTIONが比較候補になる。
- 要点3:塗る前の保湿、薄塗りとティッシュオフ、帰宅後の丁寧なクレンジングを組み合わせれば、色持ちと唇への負担のバランスを取りやすい。
【飲み会リップとは?】落ちにくさと色移りしにくさの違い

飲み会リップとは、食事や飲み物を楽しんだ後も、唇に色が残りやすいリップメイクアイテムの通称です。SNSを中心に広がった呼び方で、特定のブランドや決まった処方を指すものではありません。ティント、ロングラスティングタイプの口紅、色持ちに配慮したリキッドリップなどが候補になります。
選ぶ際に混同しやすいのが「色持ち」と「色移り」です。色持ちは唇に色が残る度合い、色移りはグラスやカトラリー、衣類などに色が付く度合いを指します。両者は関連しますが、同じ性能ではありません。
- 色持ち重視:飲食後も唇の血色感を保ちたい人向け。ティントやフィルム状に仕上がるタイプが候補。
- 色移り対策重視:グラスにリップ跡を付けたくない人向け。表面に残る余分な液や油分を抑え、薄膜に仕上げやすい商品を選ぶ。
- 乾燥対策重視:唇が荒れやすい人向け。保湿感やなめらかな使用感を確認し、必要に応じて通常の口紅やリップバームも検討する。
- ツヤ重視:ぷるんとした唇を演出したい人向け。ただし、グロスや油分の多い仕上がりは、飲食時に表面のツヤが移りやすい場合がある。
ティントは、唇に色が残りやすい設計の商品が多い一方、表面のツヤまで同じように持続するとは限りません。飲食後にツヤが消えても、色だけは残っていることがあります。逆に、通常の口紅でも色の薄れ方が均一であれば、全体が汚く見えにくいというメリットがあります。
集英社の美容メディア『MAQUIA』が2026年8月23日に公開した新作6本の比較では、色持ちの評価が高い商品と、乾燥しにくさや自然な仕上がりを評価された商品に違いが見られました。「落ちにくい」という一つの条件だけで選ぶより、飲み会の長さや好みの質感に合わせる考え方が実用的です。
【2026年最新】飲み会リップおすすめ6選を比較
2026年の飲み会リップ選びでは、夏から秋に登場した新作と、価格を抑えて取り入れやすい定番商品を分けて考えると選びやすくなります。以下は、メーカー公表の発売情報、美容メディアの比較検証、紹介されている口コミを参考に整理した候補です。
| 商品名 | 価格(税込) | 注目ポイント | 選ぶ際の注意点 |
|---|---|---|---|
| M・A・C ラスターガラス ステインガラス リップ ティント | 4,070円 | ガラスのようなツヤと高い色残りを両立したい人向け。全12色、2026年7月3日発売。 | ツヤが消えた後の色残りと、塗りたての仕上がりは分けて考える。 |
| YSL ラブヌード リップ ステイン | 5,940円 | 軽やかな薄膜仕上がりと色残りを重視する人向け。全5色、2026年7月10日発売の数量限定品。 | 限定品のため、店舗によって在庫状況が異なる。 |
| ROAliv ハニーラスターネオ | 3,740円 | 美容液のようなうるおい感とツヤ、色持ちのバランスを求める人向け。全6色、2026年7月23日発売。 | ハチミツを思わせる香りが特徴。香りに敏感な人は確認したい。 |
| ADDICTION コンフィデント マット リップ | 4,180円 | ふんわりとしたマット質感と高い密着感が好みの人向け。全12色、2026年8月7日発売。 | ツヤ系とは仕上がりが異なるため、乾燥しやすい人は使用感を確認する。 |
| BBIA ローティント | 1,600円(編集部調べ) | 手頃な価格で韓国コスメのティントを試したい人向け。みずみずしいツヤと色持ちが特徴。 | 発色や色の残り方には個人差がある。好みの色を選ぶことが大切。 |
| ケイト リップモンスター | 1,540円 | ティント以外も含めて、手頃な価格で色持ちと日常使いのしやすさを求める人向け。 | 商品特性はティントとは異なる。色残りや仕上がりを実際に確認したい。 |
価格・発売日・色数は、美容メディアの掲載情報をもとに整理しています。店頭在庫や限定品の販売状況、価格は変わる場合があります。また、比較検証で評価された商品と、定番品として紹介されている商品では、試験条件が異なります。表の順番は総合ランキングではありません。
色持ちを最優先するなら、M・A・CとYSLが有力候補です。『MAQUIA』の2026年新作比較では、M・A・Cのラスターガラス ステインガラス リップ ティントとYSLのラブヌード リップ ステインが、ティッシュオフや摩擦を加えた後も色が残りやすい商品として上位に評価されました。ただし、これは同メディアが比較した6商品と特定の条件に基づく結果であり、あらゆる食事や使用条件での性能を保証するものではありません。
一方、うるおいとツヤも妥協したくない場合はROAlivのハニーラスターネオが比較候補です。マットな仕上がりを好むならADDICTION、価格を抑えたいならBBIAやケイトから検討すると、好みと予算に合わせて絞り込めます。
【プチプラ・デパコス・韓国コスメ】自分に合う一本の選び方
飲み会リップは、価格帯だけで性能が決まるわけではありません。プチプラには毎日使いやすい商品があり、デパコスには仕上がりや質感の選択肢が豊富な商品があります。韓国コスメでは、みずみずしいティントや透け感のある発色など、色持ちとツヤを組み合わせたタイプが見つかります。
プチプラで選ぶなら、ケイトやBBIAを比較候補に。ケイトのリップモンスターは、色持ちに加えて普段のメイクに取り入れやすい口紅を探している人に向いています。BBIAのローティントは、韓国コスメらしいみずみずしいツヤと、唇に色が残りやすい仕上がりを試したい人に適した候補です。
美容メディア『VOCE』のプチプラ・韓国コスメ特集では、BBIAのローティントが飲み会リップの定番候補として紹介されています。口コミや編集者の使用感では、ツヤや色持ちが評価されている一方、実際の仕上がりは唇の状態やカラーによって変わります。口コミの高評価だけで決めず、色番も含めて検討しましょう。
デパコスを選ぶなら、色残りと質感をセットで比較。2026年の新作では、M・A・Cのツヤ系ティント、YSLの薄膜ステイン、ADDICTIONのマットリップなど、仕上がりの異なる商品が登場しています。色持ちを優先する日と、唇のツヤや快適さを優先する日で使い分けるのも一つの方法です。
また、口コミ・評判を見る際には、単に「落ちない」と書かれているかではなく、何を飲食したのか、使用時間はどのくらいか、ツヤが残ったのか色だけが残ったのかを確認すると参考になります。商品提供やプレゼントによる口コミと、購入者の口コミを区別して読むことも、判断材料を増やすうえで役立ちます。
【色持ち・色移り・乾燥対策】失敗しない飲み会リップの塗り方
リップの持ちは商品選びだけでなく、塗る前の準備と塗り方にも左右されます。色を濃くするために何度も重ねるより、唇の状態を整え、薄く均一に塗ることを意識しましょう。
ステップ1:飲み会の前に唇を保湿する。
唇が乾燥していると、色が皮むけした部分にたまったり、時間がたってムラに見えたりする場合があります。前日の夜からリップバームなどで保湿し、当日も必要に応じてケアしましょう。塗る直前に油分の多いバームを厚く残すと、リップが均一に密着しにくくなることがあります。保湿した後は余分な油分を軽く押さえてから塗るのがポイントです。
ステップ2:リップを薄く均一に塗る。
まず唇全体に薄く塗り、輪郭や色の薄い部分を少しずつ整えます。最初から厚く塗ると、表面に余分な液が残り、グラスやカトラリーに色が移りやすくなる場合があります。濃い色を使うときは、唇の中央から少量ずつ広げると、発色を調整しやすくなります。
ステップ3:商品の説明に従ってなじませ、必要に応じてティッシュオフする。
ティントやロングラスティングリップは、塗布後になじませる時間を必要とする商品があります。メーカーの使用方法に従って待ち、表面に余分な液が残っている場合はティッシュで軽く押さえます。強くこすったり、すぐに何度も重ねたりする必要はありません。ティッシュに色が付いたからといって、唇の色まで完全に落ちたとは限らない点も覚えておきましょう。
ステップ4:食事中は唇をこすらない。
飲食時は、口元を何度もこすったり、ナプキンで強く拭いたりすると色落ちやムラにつながります。食後は鏡で状態を確認し、必要な部分だけを直すほうが自然に仕上がります。脂の多い料理や長時間の食事では、どのリップでも色やツヤが変化する可能性があります。
なお、「ティントなら色移りしない」「マットなら乾燥する」「ツヤ系は必ず落ちる」という考え方は正確ではありません。2026年の『MAQUIA』の比較では、ツヤ系のM・A・Cが色残りの面で高い評価を受けています。商品名や質感の印象だけで判断せず、実際の仕上がりと使用感を確かめることが大切です。
【飲み会中のお直し・落とし方】きれいな唇を保つコツ
飲み会中のお直しでは、最初に色を重ねるのではなく、今の唇に何が残っているかを確認します。色は残っているのにツヤだけが消えたのか、唇の内側だけ色が抜けたのかによって、適した直し方が異なります。
- 色が残り、ツヤだけが消えた場合:保湿系のリップやグロスを少量重ねる。色を塗り直しすぎないことで、厚塗りを防げる。
- 唇の内側だけ色が抜けた場合:抜けた部分に少量ずつリップを足し、境目をやさしくなじませる。全体に濃く塗り直す必要はない。
- 全体が薄くなった場合:余分な油分を軽く押さえ、薄く塗り直す。必要に応じて、商品が推奨するなじませ方を再度行う。
- 唇が乾燥している場合:無理に色を重ねず、保湿を優先する。皮むけや刺激がある場合は使用を中断する。
お直し用には、メインのリップと同じ色味のアイテムを持ち歩くと便利です。飲み会のためだけに高価な商品を何本も購入する必要はなく、普段使いの口紅と色持ち重視のティントを一本ずつ用意するだけでも使い分けができます。
帰宅後は、落ちにくさを過信せず丁寧に落とす。色持ちのよいティントやステインは、通常の洗顔だけでは色が残る場合があります。ポイントメイクリムーバーなど、リップに対応したクレンジングを使い、製品の使用方法に従ってやさしくオフしましょう。
リムーバーを含ませたコットンなどを唇に軽く当ててなじませ、こすらずに拭き取るのが基本です。一度で落ちない場合は、無理に強くこすらず、必要に応じて繰り返します。クレンジング後は保湿し、スクラブや強い摩擦で色を無理に落とそうとしないことも重要です。
唇の荒れや刺激が続く場合は、その商品の使用を中止してください。色持ちのよさだけを優先して毎回強くこすり落とすよりも、落としやすさや唇との相性まで含めて選ぶほうが、長く使い続けやすくなります。
【プロの結論】飲み会リップは目的別に選ぶのが正解
飲み会リップ選びで最初に決めたいのは、「何を一番避けたいのか」です。グラスへの色移りを避けたいのか、食事後も色を残したいのか、それとも長時間つけても乾燥しにくいことを重視するのか。この優先順位が決まれば、候補を絞り込みやすくなります。
色持ちを最優先する人:YSLのラブヌード リップ ステインやM・A・Cのラスターガラス ステインガラス リップ ティントを比較候補に。特に長時間の飲み会や会食では、色残りの評価に注目すると選びやすくなります。
ツヤとうるおいも重視する人:ROAlivのハニーラスターネオや、普段使いしやすいツヤ系リップを候補に。色持ちの強さだけでなく、香りや使用感、乾燥しにくさも確認しましょう。
マットな質感が好きな人:ADDICTIONのコンフィデント マット リップなど、薄膜で密着するタイプを検討。唇が乾燥しやすい場合は、事前の保湿と仕上がりの確認を欠かさないことが大切です。
予算を抑えたい人:BBIAのローティントやケイトのリップモンスターなど、比較的手に取りやすい商品から選ぶ方法があります。まずは使いやすい色を一本試し、色持ちや落としやすさが自分の希望に合うか確認すると無駄な買い足しを防げます。
反対に、唇が荒れている人や、リップを落とす際の摩擦で刺激を感じやすい人は、耐久力だけで商品を決めるのは避けたいところです。保湿を優先し、必要なら色持ちの強いティント以外の選択肢も検討しましょう。
飲み会リップの評価で見落としやすいのは、色が残ることと、きれいに見えることは必ずしも同じではない点です。食事後に唇の内側だけ色が抜けても、外側との境目を整えられれば自然に見せられます。逆に、色が濃く残っていても、乾燥やムラが目立てば満足度は下がります。
商品を比較するときは、色持ち、色移り、乾燥しにくさ、落としやすさ、価格の5項目を確認するのがおすすめです。自分に必要な性能を優先し、仕上がりや使い心地も含めて判断することが、失敗しにくい選び方です。
【飲み会リップ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:飲み会で本当に落ちないリップはありますか?
A1:飲食や摩擦があっても色が残りやすい商品はありますが、絶対に落ちないと保証できるリップはありません。長時間の飲み会では、ティントやステインタイプを選び、薄く均一に塗ることで色持ちをサポートできます。
Q2:飲み会リップで唇が乾燥しないようにするには?
A2:事前に保湿し、余分な油分を軽く押さえてから塗ることが基本です。乾燥しにくさは商品や個人の唇の状態によって異なるため、保湿感を重視した商品を選び、荒れや刺激が出た場合は使用を中止しましょう。
Q3:ティントと普通の口紅はどちらがおすすめですか?
A3:飲食後の色残りを重視するならティントやステインタイプが候補です。一方、なめらかなツヤや塗り直しのしやすさ、クレンジングのしやすさを優先するなら通常の口紅も選択肢になります。使用シーンと好みの質感で使い分けるのがおすすめです。
まとめ:2026年の飲み会リップは色持ちと唇へのやさしさで選ぶ
2026年の飲み会リップは、色残りを重視したティントやステインから、ツヤとうるおいを楽しめるリップ、手頃な価格の定番商品まで選択肢が広がっています。M・A・CやYSLの新作は色持ちを重視する人の候補となり、ROAlivやADDICTIONは質感や使用感も含めて検討したい商品です。BBIAやケイトなら、価格を抑えて日常使いしやすい一本を探せます。
購入前には、色持ちの評価だけでなく、色移りの程度、乾燥しにくさ、落としやすさ、価格を比較しましょう。加えて、事前の保湿、薄塗り、適切なティッシュオフ、飲み会後の丁寧なクレンジングを習慣にすれば、リップの仕上がりを保ちやすくなります。
大切なのは、すべての条件で最強の一本を探すことではなく、自分の唇と飲み会のスタイルに合った一本を見つけること。色持ちと快適さのバランスを意識して選べば、食事も会話も楽しみながら、自然できれいな口元を目指せます。
参考資料:集英社『MAQUIA』の2026年新作リップ比較、講談社『VOCE』のプチプラ・韓国コスメ特集、アットコスメの飲み会リップ特集、マイベストのティント比較検証。