ライブ会場で手に入れた銀テープは、アーティストや公演の思い出が詰まった特別な記念品です。しかし、そのまま保管すると折れやシワがついたり、印刷部分が擦れたりすることも。せっかくの銀テープをバッグに付けて持ち歩きたいなら、キーホルダーに加工する方法が選択肢になります。
銀テープキーホルダーは、100均の専用ケースを使えば、基本的にテープを切らずに手作りできます。2026年10月時点でダイソーネットストアには、税込110円の「銀テープ用キーホルダー」が掲載されており、手軽に始められる環境が整っています。この記事では、必要な材料と道具、初心者向けの作り方、費用の目安、保護フィルムやレジンの使い分け、市販品との比較まで詳しく解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:初心者には、銀テープを切らずに収納できる専用ケース型がおすすめ。基本の材料費は110〜220円程度が目安です。
- 要点2:折れや色落ちを防ぐには、無理に伸ばさず、直射日光・摩擦・水分を避けて保護することが大切です。
- 要点3:保護フィルムやレジンは使い方によって仕上がりが変わります。大切なテープには、原状に戻しやすい保護方法を優先しましょう。
【まずはここから】銀テープキーホルダーは3種類!目的に合う作り方を選ぶ

銀テープキーホルダーの作り方は、大きく分けて「専用ケース型」「フォトイン型」「ラミネート・レジン型」の3種類です。どれが最適かは、銀テープを切りたくないのか、写真やチケットも一緒に飾りたいのか、強度や見た目を優先したいのかによって変わります。
1. 専用ケース型:切らずに残したい人向け
もっとも手軽なのが、透明な銀テープ用ケースにテープを巻いて収納する方法です。ケースの形状に合うようにテープを丸め、開口部から差し込み、付属の留め具を閉じれば完成します。
この方法のメリットは、銀テープ本体に接着剤やコーティング剤を使わずに済むこと。テープを切らずに収納できる商品を選べば、元の長さや印刷を保ったまま持ち歩けます。初めて作る人や、希少な公演の銀テープを保存したい人に向いています。
2. フォトイン型:写真やチケットと一緒に飾りたい人向け
透明なフォトインキーホルダーを使い、銀テープの一部と写真、チケットのコピーなどを組み合わせる方法です。公演名や日付を記したカードを添えれば、いつのライブの思い出なのかをひと目で確認できます。
ただし、一般的なフォトインケースは銀テープ専用ではありません。ケースの内寸や厚みを確認し、銀テープを無理に折り畳まなくても収まるかを先に確かめましょう。チケットは原本ではなくコピーを使うと、原本を傷めずに済みます。
3. ラミネート・レジン型:形を固定して仕上げたい人向け
銀テープを透明フィルムで挟んだり、レジンで封入したりする方法です。形を固定しやすく、写真や装飾パーツを組み合わせたオリジナル作品にも向いています。
一方、フィルムを貼り付けたり、レジンを直接塗ったりすると、銀テープを元の状態に戻すのは難しくなります。レジンの硬化時には発熱があり、素材の相性によっては変形や仕上がりの不具合が生じる可能性もあります。思い出の品をそのまま残すことが第一なら、まずは専用ケース型から始めるのが無難です。
【材料・道具・費用】銀テープキーホルダーは100均でどこまで作れる?
専用ケース型なら、基本的に銀テープ用キーホルダー本体があれば作れます。ハサミや接着剤、レジン液を最初からそろえる必要はありません。まずは必要最低限の材料で作り、装飾したくなった段階で追加の道具を検討すると、無駄な出費を抑えられます。
必要な材料と道具
- 銀テープ用キーホルダー:銀テープを収納する透明ケース。切らずに入れられるか、収納できる長さを確認します。
- 銀テープ:ライブで入手したもの。巻き癖や汚れを確認し、作業前に状態を記録しておくと安心です。
- 定規:カットする場合や、ケースの内寸を測る場合に使用します。
- ハサミ:フォトイン型やラミネート型でテープを切る場合に使用します。切らない方法なら不要です。
- 柔らかい布:ケースの表面の汚れを拭き取るために使います。銀テープを強くこする用途には使いません。
- ストラップ金具・二重リング:必要に応じて追加するパーツ。バッグやポーチへの取り付け方に合わせて選びます。
- ピンセットや先端の柔らかい棒:テープをケースに収める際の補助に使います。尖った金属工具でテープを押し込むのは避けましょう。
材料を探すなら、100均の推し活コーナーや玩具・パーティー用品売り場、手芸用品売り場を確認してみてください。店舗によって商品構成や在庫は異なります。
ダイソーネットストアの公式商品情報では、「銀テープ用キーホルダー」は税込110円で、本体サイズは約3×13.7×0.7cm、全長は約18cmとされています。材質は本体がPVC、持ち手がスチールです。購入時は、実際に収納したい銀テープの長さや幅と商品サイズを照らし合わせてください。
作り方別の費用・難易度を比較
| 作り方 | 費用の目安 | 難易度 | 向いている人・注意点 |
|---|---|---|---|
| 専用ケース型 | 110〜220円程度 | 簡単 | 切らずに保存したい人。ケースの収納寸法を確認する |
| フォトイン型 | 220〜330円程度 | 普通 | 写真や公演情報を一緒に飾りたい人。厚みと内寸に注意する |
| ラミネート型 | 220〜440円程度 | 普通 | 薄く仕上げたい人。フィルムの貼り付けによる跡や変形に注意する |
| レジン型 | 330〜550円以上 | やや難しい | 装飾や形の固定を重視する人。レジン液や硬化用ライトなどの費用が別途必要な場合がある |
上記は100均の商品を中心に購入する場合の概算です。実際の購入金額は商品や店舗、手持ちの道具、追加する金具などによって変わります。特にレジン型は、UV-LEDライトや保護具を新しく購入すると予算が増えるため、最初の1個には専用ケース型が経済的です。
【初心者向け】銀テープキーホルダーの簡単な作り方を5ステップで解説
ここでは、銀テープを切らずに収納する専用ケース型の作り方を紹介します。工程は少なく、特別な工具も必要ありません。大切なのは、テープを無理に引っ張ったり、折り目をつけたりせずに扱うことです。
ステップ1:ケースのサイズを確認する
最初に、銀テープ用キーホルダーの収納部分の長さ・幅・厚みを確認します。ケースの外寸と収納できる内寸は異なるため、外側のサイズだけで判断しないようにしましょう。
銀テープのロゴや公演名を正面に見せたい場合は、収納できる範囲に印刷が収まるかも確認します。テープの一部分だけを見せるのか、できるだけ全長を保存するのかを決めておくと、ケース選びで失敗しにくくなります。
ステップ2:銀テープの巻き癖を整える
ライブで拾った銀テープは、丸まった状態になっていることがよくあります。強い巻き癖がある場合は、無理に引き伸ばさず、少しずつ巻き直して形を整えましょう。
折れた部分を元に戻そうとして爪でこすったり、強く逆方向に折ったりするのは避けてください。シワが完全に消えるとは限りませんが、余計な傷を増やさずに済みます。アイロンやドライヤーなどで熱を加える方法も、印刷やフィルムの変形につながるおそれがあるためおすすめできません。
ステップ3:見せたい印刷部分を決める
ロゴやメッセージを正面に見せたい場合は、テープを軽く巻きながら位置を調整します。切らずに収納する場合は、見せたい部分がケースの正面に来るように向きを整えてください。
長さが合わない場合でも、すぐにハサミを入れる必要はありません。巻き方やケースの向きを変えて収まるかを先に試しましょう。どうしてもカットが必要な場合は、残したい部分を測り、切断後に元へ戻せないことを理解したうえで加工します。
ステップ4:ケースにテープを収める
ケースを開き、銀テープを軽く巻いた状態で収納部分に差し込みます。入りにくいときは、一度取り出して巻き直し、テープの幅や巻き径を調整してください。
力任せに押し込むと、折れやシワ、表面の擦れにつながります。ピンセットなどを使う場合も、先端で印刷面を引っかかないように注意しましょう。ケース内にホコリが入っていると目立ちやすいため、封をする前に確認することも大切です。
ステップ5:フタと金具を確認して完成
テープが収まったら、ケースのフタや留め具を閉じます。無理に押し込最初に、ケースの指定された位置にきちんと収まっているかを確認してください。
完成後は、金具を軽く動かして緩みがないかを確かめます。バッグに取り付ける場合は、金具の接続部が外れそうになっていないか、ケースが開きやすくなっていないかも確認しましょう。
この方法なら、追加の加工をせずに銀テープをキーホルダーとして持ち歩けます。最初から完璧な仕上がりを目指すよりも、テープを傷めないことを優先して作業するのがポイントです。
【長持ちさせるコツ】保護フィルム・色落ち防止・レジンの注意点
銀テープキーホルダーをきれいに保つには、作った直後の仕上がりだけでなく、持ち歩く頻度や保管環境まで考える必要があります。特に注意したいのが、紫外線、摩擦、水分、熱、薬剤との接触です。
保護フィルムは「直接貼る」より「ケースに入れる」が基本
透明な保護フィルムを使うと、表面の擦れや汚れを抑えやすくなります。ただし、粘着剤付きフィルムを銀テープへ直接貼ると、剥がす際に印刷や表面の加工を傷める可能性があります。粘着剤が残ったり、フィルムが密着したりすると、元の状態に戻すのも難しくなります。
大切な銀テープには、直接貼り付ける方法よりも、透明ケースや非粘着タイプのフィルムで包む方法が向いています。フィルムを使う場合は、ケースの内寸に合わせ、テープが強く圧迫されないように調整しましょう。
また、フィルムの素材によって透明度や柔軟性、耐久性は異なります。長期保管を重視する場合は、素材表示を確認し、保存用のポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)製の袋・スリーブなども選択肢に入れてください。
レジンで固める方法は、取り返しがつかない点に注意
レジンは、透明感のあるチャームを作ったり、装飾パーツを封入したりする際に便利な材料です。しかし、銀テープに直接塗布する方法は、すべてのテープに適しているわけではありません。
素材との相性や硬化時の熱、紫外線の影響によって、表面の状態や色合いが変わる可能性があります。また、硬化したレジンは簡単には取り除けず、銀テープを元の状態に戻せなくなるおそれがあります。
レジンを使うなら、まずは不要な端材などで試し、使用する製品の説明書に従ってください。レジンメーカーのパジコも、作業中・硬化中の換気や皮膚への付着防止、完全硬化の必要性などを案内しています。未硬化の液に直接触れないよう手袋を着用し、適切な換気を確保することが大切です。
色落ち・変色を防ぐために避けたいこと
- 直射日光:窓際や車内など、日光が長時間当たる場所に放置しない。
- 強い摩擦:鍵や金属製のチャームと擦れ合う場所に取り付けない。
- 水分・汗:雨の日や水を使う場所では、できるだけ濡らさないようにする。
- アルコール・溶剤:アルコール消毒液や洗浄剤を印刷面に直接使わない。
- 高温:暖房器具の近くや高温になる車内に置かない。
色落ち防止のために透明な塗料を重ねれば必ず長持ちする、というわけではありません。コーティング剤と印刷面の相性が悪ければ、かえって傷みや変色の原因になる可能性があります。まずは直接加工せず、ケースで物理的に保護する方法を優先しましょう。
持ち歩く日と保存する日で扱いを変える
普段使いのキーホルダーは、バッグの外側よりも、ほかの金具と接触しにくい内側に取り付けると摩擦を減らせます。汚れがついた場合は、ケースの素材に適した方法で表面を拭き、銀テープ本体を強くこすらないようにしてください。
ライブの記念品として長期保存したい場合は、普段持ち歩く分とは別に、未加工の銀テープを保管しておく方法もあります。キーホルダー用に一部を使う場合でも、残りのテープを適切に保管しておけば、将来別の形で飾り直す選択肢を残せます。
【市販品と手作りを比較】どちらがお得?失敗しない選び方
銀テープキーホルダーは、100均の専用ケースを使って手作りする方法だけでなく、あらかじめ完成した市販品を購入する方法もあります。価格だけでなく、収納できる長さ、素材、開閉のしやすさ、金具の丈夫さなどを比較して選びましょう。
100均の専用ケースが向いている人
手軽さと価格を重視するなら、100均の専用ケースが有力です。ダイソーネットストア掲載の銀テープ用キーホルダーは税込110円で、必要なケースを単品で購入できます。すでに手元にある銀テープを使うため、材料を少なく抑えられる点も魅力です。
ただし、価格が安くても、収納したい銀テープの長さや幅に合わなければ使えません。購入前に商品サイズとケースの仕様を確認し、実際の収納部分に余裕があるかを判断してください。店舗によって在庫状況が異なる点にも注意が必要です。
市販品が向いている人
デザインや素材、金具の仕様にこだわりたい人には、市販の専用ホルダーも選択肢になります。購入時には、銀テープが取り出せる構造か、ケースが開きにくい設計か、持ち歩きに適した金具が付いているかを確認しましょう。
市販品でも、すべての銀テープがそのまま収納できるとは限りません。商品によってサイズや形状が違うため、寸法や対応するテープの仕様を確認が必要です。デザイン性を優先するあまり、収納部分が小さくなってしまう商品には注意してください。
費用だけでは判断できない3つのポイント
1つ目は、銀テープを切らずに残せるか。希少な公演のテープや、印刷全体を保存したい場合は、収納サイズに余裕があるケースが適しています。
2つ目は、金具の交換や修理ができるか。毎日持ち歩く場合は、ケース本体だけでなく、ストラップ金具やリングの接続部分も確認しましょう。金具が交換できる設計なら、破損時に本体ごと買い替えずに済む場合があります。
3つ目は、元の状態に戻せるか。接着剤やレジンを使った作品は、見た目がきれいでも、後から銀テープだけを取り出すことが難しくなります。将来も原物を大切に残したいなら、開閉可能なケース型が有利です。
手作りは安く仕上げやすく、収納方法や装飾を自由に選べる点が魅力です。一方、市販品は材料を選んだり組み立てたりする手間を省けます。予算と作業時間に加え、どの程度まで銀テープ本体を加工してよいかを基準に選ぶと、後悔しにくくなります。
【プロの結論】ライブ銀テープの保存方法は「加工」より「保護」を優先
銀テープキーホルダーを作るうえで見落としがちなのは、完成品の見た目を優先するあまり、元の銀テープに戻せない加工をしてしまうことです。ライブの記念品は、同じ公演のものを後から買い直せるとは限りません。保存価値を重視するなら、加工の自由度よりも、原物を傷めにくい構造を優先するのが合理的です。
特におすすめなのは、銀テープを切らずに収納できる専用ケース型です。材料費を抑えやすく、作業も簡単で、必要に応じてテープを取り出せる構造の商品もあります。最初からレジンで固めたり、粘着フィルムを直接貼ったりする必要はありません。
また、銀テープを長持ちさせるためには、キーホルダー化だけでなく、普段の保管環境も見直す必要があります。紫外線や高温を避け、ほかの金具と擦れないように保護し、長期間保存する分は未加工の状態で別に保管する。この二段構えなら、持ち歩く楽しさと原物を残す安心感を両立しやすくなります。
【銀テープキーホルダー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:銀テープキーホルダーは100均の材料だけで作れますか? A1:はい。専用ケース型なら、100均の銀テープ用キーホルダーを用意するだけで作れる商品があります。ダイソーネットストア掲載品は税込110円です。店舗や時期によって在庫が異なるため、購入前に商品サイズと仕様を確認しましょう。
Q2:銀テープを切らずにキーホルダーにできますか? A2:できます。銀テープの長さや幅に対応した専用ケースを選び、テープを無理なく巻いて収納するのが基本です。ただし、すべてのケースが全長を収納できるわけではないため、ケースの内寸を確認してください。
Q3:保護フィルムとレジンはどちらがおすすめですか? A3:原物を残したいなら、銀テープに直接貼り付けたり塗布したりせず、透明ケースや非粘着タイプのフィルムで保護する方法がおすすめです。レジンは装飾性に優れますが、素材との相性や硬化時の影響があり、加工後に元へ戻すのも困難です。
Q4:銀テープの色落ちや変色を防ぐにはどうすればよいですか? A4:直射日光、高温、水分、強い摩擦、アルコールなどの薬剤を避けることが基本です。透明ケースに入れてほかの金具との接触を減らし、長期保存分は光の当たりにくい場所で保管しましょう。コーティング剤を使えば必ず色落ちしなくなるわけではありません。
Q5:銀テープに折れやシワがついている場合、アイロンで直せますか? A5:アイロンの使用はおすすめできません。銀テープの素材や印刷の耐熱性が分からないまま熱を加えると、変形や表面の損傷につながるおそれがあります。強く引っ張ったり逆折りしたりせず、巻き直しながら無理のない範囲で形を整えてください。
まとめ:銀テープキーホルダーは100均ケースから始めるのが失敗しにくい
銀テープキーホルダーは、専用ケースを使えば、初心者でも簡単に手作りできます。100均の材料なら費用を抑えやすく、基本的な専用ケース型は110〜220円程度が目安です。写真やチケットを組み合わせる方法、ラミネートやレジンで装飾する方法もありますが、加工の手間や原物への影響は異なります。
大切なライブの思い出をきれいに残したいなら、最初は銀テープを切らずに収納できるケース型を選び、直射日光や摩擦を避けて保護することから始めましょう。見た目の華やかさだけでなく、取り出しやすさ、サイズの適合性、金具の丈夫さまで考えることが、長く愛用できるキーホルダーにつながります。
銀テープは、ライブの感動を形に残せる特別な記念品です。無理な加工をせず、自分に合った方法で保護しながら、持ち歩く楽しさと大切に保存する安心感の両方をかなえてください。