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マイナンバーカード期限切れはどうする?2026年の更新方法・費用と保険証の扱いを徹底解説

小野田 圭 小野田 圭 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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マイナンバーカードの有効期限が切れてしまった場合、最初に確認したいのは、期限切れになったのが「カード本体」なのか「電子証明書」なのかという点です。両者は有効期限も役割も異なり、本人確認書類として使えるか、マイナ保険証やコンビニ交付を利用できるかによって、必要な対応が変わります。

2026年10月時点で確認できるデジタル庁、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)、厚生労働省などの公的案内によると、通常の有効期限更新にかかる手数料は無料です。また、電子証明書の期限が切れても、一定期間はマイナ保険証として利用できる経過措置があります。ただし、すべての機能が使い続けられるわけではありません。期限の確認方法から市区町村窓口での手続き、医療機関での対応まで整理します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:カード本体は発行時の年齢などに応じて有効期限が設定され、電子証明書は原則として発行から5回目の誕生日までです。
  • 要点2:電子証明書だけが期限切れなら、カード本体は対面での本人確認に引き続き使用できますが、コンビニ交付やオンライン手続きなどには制限が生じます。
  • 要点3:通常の更新手数料は無料。電子証明書の期限切れ後もマイナ保険証を利用できる期間はありますが、早めに市区町村窓口で更新することが大切です。

【最初に確認】マイナンバーカード本体と電子証明書の期限切れは何が違う?

マイナンバーカード期限切れ

マイナンバーカードには、カード本体の有効期限と、ICチップに搭載された電子証明書の有効期限があります。カードを持っているだけでは両方の期限を把握できないため、それぞれ確認する必要があります。

デジタル庁の案内によると、カード本体の有効期限は、発行時に18歳以上だった人は原則として発行から10回目の誕生日まで、18歳未満だった人は5回目の誕生日までです。一方、電子証明書の有効期限は年齢にかかわらず、発行から5回目の誕生日までに設定されています。

なお、2022年3月31日までに交付申請した20歳未満の人のカードには、旧制度による5回目の誕生日までという有効期限が設定されている場合があります。以前に取得したカードを使っている人は、年齢だけで判断せず、券面に記載された日付を確認してください。

電子証明書だけが期限切れの場合、カード本体まで自動的に無効になるわけではありません。対面での本人確認書類としては引き続き利用できます。ただし、電子証明書を使うオンライン認証や電子申請などは利用できなくなります。

一方、カード本体そのものの有効期限が切れた場合は、本人確認書類としての有効性も失われ、カードに搭載された電子証明書も利用できません。単に電子証明書を更新するだけでは解決しないため、新しいカードの申請・受け取りが必要です。

【比較表】期限切れ後に使える機能・使えない機能を整理

期限切れ後の対応を判断するため、カード本体と電子証明書の違いをまとめました。特に、医療機関での利用には電子証明書の期限切れに対する特例があるため、通常のオンラインサービスと分けて考える必要があります。

確認項目 カード本体の期限切れ 電子証明書の期限切れ
対面での本人確認 有効な本人確認書類として使用できない カード本体が有効なら引き続き使用可能
マイナポータルへのログイン カードを使った通常の認証は利用できない 電子証明書を利用するログインは利用できない
コンビニでの証明書交付 カードの期限切れにより利用できない 必要な電子証明書が失効しているため利用できない
e-Taxなどの電子申請 カードを利用する通常の手続きができない 電子証明書を使う本人確認・電子署名に支障が生じる
マイナ保険証 電子証明書の期限切れに関する3か月の経過措置は適用されない 所定の期間は保険資格の確認に利用可能
通常の有効期限更新手数料 無料 無料

この表で押さえたいのは、電子証明書の期限切れとカード本体の期限切れを同じ扱いにしないことです。電子証明書が切れただけなら、カードを身分証明書として使える場面は残ります。しかし、電子証明書を必要とする機能は別途復旧させなければなりません。

【期限の確認方法】通知書が届かなくても更新できる

更新を始める前に、まず有効期限を確認しましょう。確認方法は、カード本体と電子証明書で異なります。

カード本体の有効期限は、マイナンバーカードの券面に印字されています。これに対して、電子証明書の有効期限は券面の専用欄に記入されていますが、記入されていない場合もあります。

電子証明書の期限が券面で確認できないときは、マイナポータルにログインし、トップページから「マイナンバーカード」の項目を選択して確認できます。ログインできる状態であれば、窓口へ行く前にチェックしておくと手続きがスムーズです。

有効期限が近づくと、J-LISから原則として期限の2~3か月前を目安に「有効期限通知書」が送付されます。カード本体または電子証明書のどちらか一方、あるいは両方の更新時期を知らせるものです。

ただし、有効期限通知書が届かないからといって、更新できなくなるわけではありません。J-LISは、通知書が届かなかった場合、住民登録のある市区町村に返戻されていないか確認するよう案内しています。

通知書が見当たらない場合は、次の順に対応するとよいでしょう。

  • カード本体と電子証明書の有効期限を確認する。
  • 住民登録のある市区町村の公式案内で更新方法や予約の要否を調べる。
  • 通知書が届かない場合は、市区町村窓口に問い合わせる。
  • 電子証明書の更新では、通知書がなくても手続きできることを確認する。

更新可能になるのは、原則として有効期限の3か月前からです。通知書が届くのを待って期限を過ぎてしまうよりも、日付を確認した時点で早めに準備するほうが安心です。

【更新方法】市区町村窓口での手続きと費用を解説

マイナンバーカード本体の更新と電子証明書の更新では、手続きの方法が異なります。どちらを更新するのかを確認したうえで、必要なものを用意してください。

1.カード本体を更新する場合

カード本体の更新では、新しいカードの交付申請を行い、後日、市区町村窓口で受け取るのが基本です。通知書に申請書IDや交付申請用QRコードが記載されていれば、スマートフォンやパソコンからのオンライン申請、対応する証明写真機、郵送などの方法を利用できます。申請書の形式によって使える方法が異なるため、通知書の案内を確認してください。

申請後は、市区町村から届く交付通知書に従い、必要書類と現在のマイナンバーカードを持参して新しいカードを受け取ります。交付通知書が届くまでの期間は約1か月が目安とされていますが、自治体や申請状況によって異なる場合があります。受け取りが予約制の自治体もあるため、事前確認が必要です。

すでにカード本体の有効期限が切れている場合も、更新・再交付の相談は可能です。申請方法や必要書類については、住民登録のある市区町村の案内に従ってください。

2.電子証明書だけを更新する場合

電子証明書の更新は、住民登録のある市区町村窓口で行います。オンライン上でカード内の電子証明書そのものを更新することはできません。これは、電子証明書がオンラインで本人確認を行うためのものであり、発行時に対面での本人確認が必要だからです。

本人が手続きする場合、基本的に必要なのはマイナンバーカードです。有効期限通知書は、持っていれば一緒に持参してください。更新時には暗証番号の入力が必要ですが、忘れてしまった場合は窓口で再設定できる場合があります。

代理人による手続きを希望する場合は、照会書兼回答書などの書類が必要です。本人が必要事項を記入して封入・封かんした書類を代理人に渡す方法が案内されています。必要書類や代理手続きの条件は自治体の案内を確認してください。

3.更新手数料は無料

デジタル庁およびJ-LISの案内では、マイナンバーカード本体と電子証明書の通常の有効期限更新にかかる手数料はいずれも無料です。期限が切れてしまったからといって、通常の更新手続きに料金が加算されるわけではありません。

ただし、紛失や破損など、有効期限更新とは異なる事情による再交付では、手数料の扱いが変わる場合があります。自分のケースが通常の更新に当たるか分からないときは、市区町村窓口に確認しましょう。

【マイナ保険証】電子証明書の期限切れ後も使える3か月と資格確認書

電子証明書の期限切れで特に注意したいのが、マイナ保険証の扱いです。厚生労働省によると、電子証明書の有効期限が切れた場合でも、所定の経過措置により、引き続きマイナ保険証として利用できる期間があります。

ただし、正確には単純に「期限が切れた日から3か月」と数えるのではありません。電子証明書の有効期限満了日が属する月の末日から3か月間が、保険資格の確認に利用できる期間として案内されています。

この期間中は、医療機関や薬局で保険資格の確認ができますが、診療情報・薬剤情報などを提供する機能は利用できません。また、マイナポータルへのログインやコンビニでの住民票などの交付といった、健康保険証以外の機能は使えなくなります。

そのため、3か月の経過措置を更新期限の延長と考えるのは適切ではありません。電子証明書が切れたら、できるだけ早く住民登録のある市区町村窓口で更新手続きをしてください。

カード本体の有効期限が切れた場合は、電子証明書の期限切れに対する3か月の経過措置をそのまま当てはめることはできません。カード本体の期限切れと電子証明書の期限切れは、必ず区別して対応する必要があります。

資格確認書は申請が必要なのか

厚生労働省は、マイナ保険証を保有していない人などに対し、当分の間、資格確認書を無償で申請によらず交付する仕組みを案内しています。対象には、マイナンバーカードの電子証明書が有効期限切れになった人も含まれています。

資格確認書は、マイナ保険証を利用できない場合に、医療機関や薬局の窓口で保険資格を確認するための書類です。マイナ保険証を持っていない人などは、原則として自分で申請する必要はありません。ただし、加入している健康保険や交付状況によって確認が必要な場合もあるため、手元に届いていない場合は加入先の医療保険者に問い合わせてください。

なお、「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」は別の書類です。厚生労働省によると、資格情報のお知らせは、マイナ保険証での受付がうまくいかない場合などにカードと併せて提示するためのものです。資格情報のお知らせだけでは保険診療を受けられないため、名称を取り違えないようにしましょう。

【コンビニ交付・e-Tax・スマホ】電子証明書の期限切れで困る手続き

電子証明書の期限切れによる影響は、マイナ保険証だけではありません。オンラインで本人確認や電子署名を行う行政サービス、税務手続き、証明書の取得などにも関係します。

コンビニ交付

コンビニなどに設置されたキオスク端末で住民票の写しや印鑑登録証明書などを取得するサービスでは、利用者証明用電子証明書を使った認証が必要です。電子証明書が失効していると、通常の方法ではサービスを利用できません。急いで証明書が必要な場合は、市区町村窓口での取得方法も確認してください。

e-Tax・確定申告

マイナンバーカードを使ってe-Taxで電子申告する場合、電子証明書による本人確認や電子署名が必要となる手続きがあります。署名用電子証明書が期限切れになると、カードを読み取れても電子署名を伴う送信などに支障が生じます。

国税庁は、電子証明書が有効期限切れになった場合、住民票のある市区町村窓口で更新手続きを行うよう案内しています。確定申告の時期は窓口が混雑することもあるため、申告期限が近づいてから慌てないように、期限を事前に確認しておくことが大切です。

なお、e-Taxで利用できる機能や送信方法は、手続きの種類によって異なります。電子証明書が期限切れになったからといって、すべての税務手続きが一律に同じ扱いになるわけではありません。

マイナポータルで電子証明書を更新できるのか

マイナポータルでは電子証明書の有効期限を確認できますが、カード本体に搭載された電子証明書の更新そのものはオンラインではできません。更新には市区町村窓口での手続きが必要です。

一方、スマートフォン用電子証明書を利用している人は、カード本体の電子証明書の更新を窓口で済ませた後、マイナポータルを通じてスマートフォン用電子証明書の更新・再発行の利用申請を行えます。カード内の電子証明書とスマートフォン用電子証明書は別の手続きが必要になる点に注意してください。

2026年8月には、マイナポータルアプリの呼称が「マイナアプリ」に変更されたことも、厚生労働省の案内で周知されています。アプリの名称や画面表示が以前と異なる場合は、最新の公式案内に従って操作しましょう。

【プロの結論】期限切れに気づいたら、機能別に優先順位を決める

マイナンバーカードの期限切れに気づいたとき、最も避けたいのは「まだ病院で使えるから問題ない」と判断して、更新を後回しにすることです。マイナ保険証の経過措置は、あくまで保険資格を確認するための限定的な仕組みであり、電子証明書に依存するほかの機能まで復旧するわけではありません。

まずは、次の判断基準に沿って対応してください。

  • カード本体が期限切れ:新しいカードの申請・受け取りを優先する。期限切れのカードを有効な本人確認書類として扱わない。
  • 電子証明書だけが期限切れ:市区町村窓口で電子証明書を更新する。カード本体が有効でも、コンビニ交付やオンライン認証などは利用できない。
  • マイナ保険証を利用している:3か月の経過措置を確認しつつ、早めに電子証明書を更新する。経過措置終了後の受診に備え、資格確認書の交付状況も確認する。
  • 近いうちに確定申告や電子申請を行う:署名用電子証明書など、手続きで必要になる機能の期限を確認し、申告直前の更新を避ける。
  • 通知書が届かない:通知書の到着を待たず、市区町村窓口に問い合わせて更新方法や必要書類を確認する。

更新にかかる費用は、通常の有効期限更新であれば無料です。手続きを先送りして得られるメリットは限られる一方、必要なときに行政サービスやオンライン申請が使えない不便は大きくなります。期限の確認、更新対象の特定、窓口の予約という3つを先に済ませておくことが、最も確実な対応です。

【マイナンバーカード期限切れ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:マイナンバーカードの有効期限が切れていても更新できますか?
A1:更新・再交付の相談は可能です。カード本体の期限が切れている場合は、新しいカードの申請・受け取りが必要になります。電子証明書だけが期限切れの場合は、住民登録のある市区町村窓口で更新手続きをしてください。通常の有効期限更新にかかる手数料は無料です。

Q2:有効期限通知書が届かない場合、どうすればよいですか?
A2:カード本体や電子証明書の有効期限を確認したうえで、住民登録のある市区町村に問い合わせてください。通知書がなくても電子証明書の更新は可能です。カード本体の更新では申請書などの準備が必要になるため、自治体の案内に従って手続きを進めましょう。

Q3:電子証明書が期限切れでもマイナ保険証を使えますか?
A3:所定の経過措置により、電子証明書の有効期限満了日が属する月の末日から3か月間は、保険資格の確認に利用できます。ただし、診療情報・薬剤情報などの提供や、マイナポータルへのログイン、コンビニ交付などは利用できません。カード本体が期限切れの場合は別の扱いになるため、早めに市区町村窓口で確認してください。

まとめ:2026年はカード本体と電子証明書を分けて確認しよう

マイナンバーカードの期限切れは、カード本体と電子証明書のどちらが期限切れになったかによって、必要な手続きも利用できる機能も変わります。カード本体の有効期限は券面で、電子証明書の有効期限は券面またはマイナポータルで確認できます。

通常の更新手数料は無料で、更新可能期間は原則として有効期限の3か月前からです。カード本体の更新は申請と受け取りが必要ですが、電子証明書の更新は市区町村窓口で手続きを行います。有効期限通知書が届いていなくても、早めに自治体へ相談すれば必要な手続きを確認できます。

マイナ保険証には電子証明書の期限切れ後の経過措置がありますが、使える機能は限定されています。資格確認書の交付対象や、コンビニ交付・e-Taxへの影響も含めて、自分のカードの状態を把握することが大切です。期限を確認したら、必要な更新手続きを早めに済ませ、医療機関の受診や行政サービスの利用に支障が出ないよう備えましょう。

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コンテンツディレクター 小野田 圭
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スポーツとアニメの話題を担当。リーグ公式の記録、球団発表、制作委員会の公式告知を確認したうえで、数値と日程を本文に反映します。

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