板垣李光人のジオウ関連作品は、テレビシリーズだけではありません。
2021年2月9日から配信されたスピンオフ作品『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド/7人のジオウ!』にも、ウール役として出演しています。
テレビ朝日の公式作品紹介では、TELASA配信作品として紹介され、キャスト欄にもウール役・板垣李光人の名前が掲載されています。
『7人のジオウ!』はどんなストーリー?
この作品では、常磐ソウゴたちが通う学園が、モンスターの徘徊する荒涼とした世界に取り残されています。
物語の中心になるのは、生徒会長を決める戦いです。
「王になりたい」というソウゴの夢は変わらないものの、テレビシリーズとは異なる状況や人物関係が展開されます。
脚本は井上敏樹、監督は諸田敏。ジオウとディケイドの両作品がメインとなる企画として制作されました。
スピンオフの主要キャスト
- 常磐ソウゴ:奥野壮
- 門矢士:井上正大
- 明光院ゲイツ:押田岳
- ツクヨミ:大幡しえり
- ウォズ:渡邊圭祐
- スウォルツ:兼崎健太郎
- オーラ:紺野彩夏
- ウール:板垣李光人
- 久遠ミサ:武田玲奈
注目すべきなのは、テレビシリーズでタイムジャッカーとして登場したウールが、スピンオフでもキャストに名を連ねていることです。
つまり、板垣李光人とウールの関係は、2019年のテレビシリーズ終了で完全に途切れたわけではありません。2021年のスピンオフでも同じ役を演じ、ジオウの世界観を引き継いでいます。
【出演経緯と評判】なぜ板垣李光人がウール役に選ばれた?

板垣李光人が『仮面ライダージオウ』に出演した経緯については、本人がインタビューで語っています。
2019年のマイナビニュースの出演者インタビューでは、仮面ライダーのオーディションを受けた当時のエピソードが紹介されました。
板垣は、仮面ライダーを演じるキャラクターではないと思っていたところ、オーディションで制作側から「今の板垣くんと仕事がしたい」と伝えられ、敵役だと聞いて納得したという趣旨の話をしています。
このエピソードから読み取れるのは、単に若手俳優を起用したというだけではなく、板垣本人の持つ個性を生かせる役柄としてウールが用意されていたということです。
本人が語った仮面ライダーへの思い
2023年のCREAのインタビューでは、板垣が中学生のころから仮面ライダーに憧れていたことも明かされています。
特に好きだった作品として挙げたのは『仮面ライダー電王』です。
また、本人はヒーローよりも悪役のようなキャラクターに惹かれると語っています。ウールを演じた際も、無邪気な少年らしさとヴィランとしての一面のギャップを意識していたそうです。
この役づくりは、ウールの印象を考えるうえで重要です。
一見すると幼く、自由奔放な少年。しかし、実際には人々の運命を変える行動を取り、時には残酷な判断も下します。
その二面性が、板垣の演技によってキャラクターの魅力として表現されました。
ウール役の評判はどうだった?
放送当時、ウールは視聴者から注目を集めたキャラクターでした。
2018年のシネマトゥデイの記事では、板垣の端正な容姿が視聴者の間で話題になったことや、本人がウールの役づくりについてコメントしたことが取り上げられています。
また、2019年の女性自身の記事では、放送後にSNSのトレンドランキングで「ウール」が1位になったことも報じられました。
評判を整理すると、次の3点が特徴的です。
- ビジュアル面: 青を基調とした衣装や独特の雰囲気が印象に残る。
- 演技面: 無邪気さと敵役らしい冷たさの切り替えがキャラクターの個性になっている。
- 物語面: スウォルツやオーラとの関係、悲劇的な結末によって視聴者の印象に残る役となった。
特に注目したいのは、ウールが単純な悪役として描かれていないことです。
敵側に所属しているものの、自分の意思とは関係なく利用される立場でもあり、物語が進むにつれて人間的な弱さや葛藤が浮かび上がります。
板垣が後年のインタビューで語った役づくりの考え方と照らし合わせると、ウールの魅力は見た目だけではなく、人物の内面を含めた表現にあったと考えられます。
【2026年最新】板垣李光人のプロフィールと現在の活動
ウール役を演じた2018年当時、板垣李光人は16歳でした。
2026年10月30日現在は24歳。子役・若手俳優としての経験を積み重ね、映画やテレビドラマで主演を務める俳優へと成長しています。
板垣李光人の基本プロフィール
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 板垣李光人 |
| 読み方 | いたがき・りひと |
| 生年月日 | 2002年1月28日 |
| 年齢 | 24歳 |
| 出身地 | 山梨県 |
| 血液型 | AB型 |
| 所属事務所 | スターダストプロモーション |
| 趣味 | イラストを描くこと |
| 俳優デビュー | 2012年 |
プロフィールは所属事務所の公式情報に基づいています。
2025年から2026年にかけての主な出演作品
板垣の活動は、特撮作品の枠を大きく超えています。
代表的な出演作には、次のような作品があります。
2023年
- NHK大河ドラマ『どうする家康』:井伊直政役
- TBS『フェルマーの料理』:乾孫六役
2024年
- 『マルス-ゼロの革命-』:逢沢渾一役
- 映画『陰陽師0』:帝(村上天皇)役
- 映画『ブルーピリオド』:高橋世田介役
- 映画『八犬伝』:犬坂毛野役
- 映画『はたらく細胞』:新米赤血球役
2025年
- ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』:主演・薪剛役
- ドラマ『しあわせな結婚』:鈴木レオ役
- NHK連続テレビ小説『ばけばけ』:雨清水三之丞役
- 映画『ミーツ・ザ・ワールド』:アサヒ役
- 映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』:田丸均役(声)
所属事務所の公式プロフィールによると、2025年には映画『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』での演技が評価され、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
2026年の最新出演情報
2026年も俳優活動は続いています。
映画『口に関するアンケート』
2026年7月3日公開
主演・村井翔太役。映画祭への出品や海外上映も発表されています。
テレビ朝日『大空港~GATE24~』
2026年7月23日~9月17日
松山篤志役で出演。テレビ朝日系の木曜ドラマとして放送されました。
NHK Eテレ『はじめましての2人旅』
2026年も出演
10月13日放送回などで語りを担当。俳優業以外にも活動の幅を広げています。
加えて、所属事務所の公式情報では、2026年のCOTTON AWARD受賞も掲載されています。11月1日には日本テレビ『ザ・ハイカロリーズ』のナレーション出演も予定されています。
俳優業だけではないアート分野での活動
板垣李光人のもう一つの特徴が、イラストやアートへの関心です。
所属事務所のプロフィールでは、俳優業に加えて絵本の出版や個展の開催にも取り組んでいることが紹介されています。
2025年には、作・絵を担当した絵本『ボクのいろ』を出版。2026年7月には新作絵本『瞳の惑星』も発表されています。
『仮面ライダージオウ』のウール役で注目された時期から、映画・ドラマの主演、声の仕事、アート活動へと表現の場を広げてきたことが、2026年現在の板垣の大きな特徴です。
【よくある質問】板垣李光人の仮面ライダー出演に関するFAQ
Q1:板垣李光人は仮面ライダージオウで何役を演じていましたか?
A1:タイムジャッカーの少年・ウール役です。スウォルツやオーラと行動し、新しい王を擁立するために歴史改変を企てる人物です。
Q2:板垣李光人は仮面ライダーに変身したことがありますか?
A2:仮面ライダーには変身していません。ただし、演じたウールは第23話でアナザーキカイという怪人に変貌します。
Q3:板垣李光人のウール役は何話から登場しますか?
A3:東映の公式キャラクター図鑑によると、第1話「キングダム2068」(2018年9月2日放送)が初登場です。第23話「キカイだー!2121」も、ウールの重要な出演回です。
Q4:板垣李光人は『7人のジオウ!』にも出演していますか?
A4:出演しています。2021年2月9日配信開始の『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド/7人のジオウ!』でもウール役を演じています。
Q5:板垣李光人は2026年現在、何歳ですか?
A5:2002年1月28日生まれで、2026年10月30日現在は24歳です。映画やドラマ、ナレーション、アートなど幅広く活動しています。
まとめ:板垣李光人のウール役を知るための3つのポイント
板垣李光人と『仮面ライダージオウ』の関係を整理すると、押さえておきたい要点は3つあります。
1. 演じたのはタイムジャッカーのウール。 2018年9月から2019年8月まで放送されたテレビシリーズに出演し、第1話から登場しました。
2. 仮面ライダーではなく、アナザーキカイに変貌した。 仮面ライダーへの変身と怪人への変貌は別の設定です。
3. 2021年のスピンオフにも出演。 『7人のジオウ!』でもウール役を続投しました。
【プロの結論】ウール役は板垣李光人のキャリアを知る重要な出発点
ウール役の価値は、単に板垣李光人の若いころの出演作という点だけではありません。
少年らしい無邪気さ、敵役としての冷酷さ、組織の中で翻弄される弱さという複数の要素を持つキャラクターを、1年間にわたって演じた経験に意味があります。
その後の『約束のネバーランド』『どうする家康』『秘密~THE TOP SECRET~』などの出演作を振り返ると、作品ごとに異なる人物像を表現してきたキャリアの広がりも見えてきます。
これからウール役を見返す人には、次の順番がおすすめです。
- 第1話:ウールの初登場とタイムジャッカーの目的を理解する。
- 第23話:アナザーキカイへの変貌を確認する。
- 物語終盤:ウールとスウォルツ、オーラの関係を振り返る。
- 2021年のスピンオフ:『7人のジオウ!』で再びウールの姿を見る。
板垣李光人の現在を知ったうえでウール役を見直すと、俳優としての出発点と、その後の成長を一つの流れとして楽しめます。
『仮面ライダージオウ』は、板垣李光人の俳優人生を振り返るうえで、今も押さえておきたい重要な作品です。