『ブルーロック』の凪誠士郎は、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)の最終ランキングで24位となり、U-20日本代表の選考から外れました。圧倒的なトラップ技術と天性のサッカーセンスを持つ凪が、なぜ23人の代表枠に入れなかったのか。脱落が描かれた第298話・第299話では、御影玲王との関係や、凪自身のエゴが抱える問題が浮き彫りになりました。
しかし、2026年10月28日時点の原作では、凪の物語は終わっていません。不乱蔦宏俊が主導する追加選考「SIDE-B」に参加し、第349話では第1ステージを突破。第363話では第2ステージの開始が描かれています。ここでは、凪誠士郎の脱落理由、脱落後の経緯、玲王との関係、そして日本代表への復帰の可能性を、原作の展開に沿って整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 脱落の理由:新英雄大戦の最終順位は24位、年俸は2400万円。代表入りのボーダーとなる23位に届きませんでした。
- 脱落後の動向:不乱蔦宏俊の追加選考SIDE-Bに参加し、第349話で第1ステージ「鳥かご」を突破しています。
- 復活の可能性:再起のための選考は進行中ですが、2026年10月28日時点で凪のU-20日本代表への復帰は確定していません。
【結論】凪誠士郎の脱落その後は?2026年最新の原作状況
まず押さえたいのは、凪誠士郎の「脱落」が、サッカー選手としての能力を完全に否定されたことと同義ではない点です。新英雄大戦では、最終年俸ランキングの上位23人がU-20日本代表に選ばれる仕組みでした。凪は24位となり、その枠からわずか1つ外れたのです。
その後、凪は不乱蔦宏俊が立ち上げたSIDE-Bの選考に参加します。ここでは、従来のブルーロックで生き残れなかった選手たちも再び競争に加わり、別の選抜ルートが動き始めました。
2026年の原作では、凪はSIDE-Bの第1ステージ「鳥かご」を突破し、第2ステージへ進んでいます。第363話「TABOO GAME」では、鳥かごを突破した選手たちが集まり、第2ステージへ進む展開が描かれました。
一方、講談社の公式漫画アプリ「マガポケ」に掲載された第366話「まだこの世界に存在しない」は、2026年10月28日公開。物語の中心はU-20日本代表のイングランド戦にあり、SIDE-Bの選考結果がすべて明らかになったわけではありません。
つまり、2026年時点の凪は、代表入りを逃した選手であると同時に、再び選抜を勝ち抜こうとしている挑戦者です。脱落の事実と、今後の復帰可能性は分けて考える必要があります。
【脱落理由】凪誠士郎が24位になった本当の原因
凪誠士郎の脱落が大きな衝撃を与えたのは、彼がブルーロック屈指の天才として描かれてきたからです。難しいボールを自在に止めるトラップ技術、瞬間的な発想力、常識外れのゴールを生み出すセンスは、ほかの選手にはない武器でした。
それでも、新英雄大戦の最終評価では24位。能力が突然消えたというより、持っている才能を勝利へつなげるための意志と再現性に問題が生じていたことが、脱落の背景にあります。
1.潔世一を超えた後、次の目標を見失った
凪が本格的にサッカーへ熱を注ぐようになった大きなきっかけは、潔世一との出会いでした。潔に敗れた経験は、面倒くさがりだった凪に競争心を芽生えさせます。
ところが、新英雄大戦では、潔を倒すという目標が凪のプレーを支える大きな動機になっていました。ドイツ戦で圧巻のゴールを決めた後、その成功体験を超えるための新たな欲求を明確にできなかったことが、失速につながります。
天才的な才能があっても、以前の成功を再現するだけでは成長が止まります。凪の問題は、能力不足というより、才能を進化させ続けるためのエゴを自分の中に確立できなかった点にありました。
2.御影玲王との連携に再び頼ってしまった
新英雄大戦の終盤で、凪は玲王に頼らず、自分一人で勝つ方向へ進もうとします。しかし、マンシャイン・CとFCバルチャの最終戦では、決定的な局面で玲王へのパスを選択しました。
そのボールを蜂楽廻に奪われ、FCバルチャがカウンターから決勝ゴールを決めます。試合は2対3でマンシャイン・Cの敗北に終わり、凪の代表入りにも影響する結果となりました。
この場面の重要な点は、玲王と連携したこと自体が失敗だったわけではないことです。問題は、一人で勝つという意志を示した後、勝負の局面でその選択を貫けなかったことにあります。
3.年俸ランキングは才能だけでは決まらない
新英雄大戦の年俸ランキングは、選手の潜在能力を測るだけの人気投票ではありません。各クラブとの試合で示した成果や、プロ側からの評価が反映される仕組みです。
凪はマンシャイン・Cで強烈なプレーを見せたものの、終盤の失速を乗り越えられませんでした。短期的に大きな結果を残せても、継続して価値を示せなければ、最終評価で不利になる。その厳しさが24位という結果に表れています。
したがって、凪誠士郎の脱落理由を「弱くなったから」とだけ説明するのは不十分です。才能を持続的な得点力へ変えること、他者に依存せず自分の勝利を追求すること、そして成功の後も成長を続けること。この3点が、脱落の背景を理解する鍵になります。
【年表】新英雄大戦の最終順位からSIDE-Bまでの経緯
凪の脱落とその後を理解するには、どの段階で何が決まったのかを時系列で整理するのが有効です。第298話から第299話にかけて代表入りを逃し、その後の追加選考で再起の機会を得るまで、物語は明確に次の段階へ進んでいます。
| 時期・話数 | 出来事 | 凪の状況 |
|---|---|---|
| 新英雄大戦・終盤 | マンシャイン・CがFCバルチャに2対3で敗北 | 勝負どころで玲王へのパスを選択 |
| 第298話 | 新英雄大戦の最終年俸ランキングが判明 | 24位・年俸2400万円で代表枠外に |
| 第299話 | 上位23人以外の選手に脱落が告げられる | ブルーロックの当初の選抜から外れる |
| 第327話 | 不乱蔦宏俊が主導するSIDE-Bが始動 | 新たな選考の参加者として登場 |
| 第348話 | SIDE-Bの第1ステージ「鳥かご」が本格始動 | 再挑戦の機会を得る |
| 第349話 | 「鳥かご」の再挑戦で突破が描かれる | 水木しげおとの連携で第1ステージを突破 |
| 第363話 | SIDE-Bの第2ステージ「タブーゲーム」が始動 | 次の選抜段階へ進んだ状態 |
| 2026年10月28日時点 | 本誌最新話は第366話「まだこの世界に存在しない」 | 日本代表への復帰は未確定 |
第298話で描かれた順位の意味は明快です。新英雄大戦を終えた時点で、凪は日本代表入りの基準となる23位以内に入れませんでした。第299話では、その結果が選抜からの脱落として示されます。
ただし、代表入りを逃したことと、今後の物語から完全に姿を消すことは別です。第327話以降に始まるSIDE-Bは、その違いを示す重要な展開です。凪は本来の選抜から外れた後も、別の競争の中で自分の価値を証明する機会を得ています。
【玲王との関係】凪誠士郎はなぜ自立できなかったのか
凪誠士郎の脱落を語るうえで、御影玲王との関係は欠かせません。玲王は凪にサッカーを始めるきっかけを与え、凪の才能を見いだした人物です。二人の連携は大きな武器となり、凪がサッカーの世界で成長する原動力にもなりました。
しかし、二人の関係は、強力な連携であると同時に、凪が自分自身のエゴを確立するうえでの課題にもなります。
玲王と組むことは強みだが、依存は弱点になる
玲王には、相手に応じてプレーを組み立てる能力があります。一方、凪は難しいボールを処理し、常識外れのゴールへつなげる才能を持っています。二人が連携すれば、それぞれの武器を生かした攻撃を組み立てられます。
問題は、凪が自分の判断で勝負を決めるべき局面でも、玲王との連携を選ぶ傾向を見せたことです。二人でプレーすることが目的になれば、凪自身が何を求め、何を成し遂げたいのかが曖昧になります。
第298話の最終戦は、その矛盾が表面化した場面でした。凪は自分一人で勝つことを目指しながら、重要な局面で玲王にパスを出します。そこを蜂楽に読まれたことで、二人の連携は決定的な結果につながりませんでした。
玲王との決別ではなく、自分の意思を確立できるか
凪の成長に必要なのは、玲王との関係を断ち切ることそのものではありません。玲王と組む場合でも、一人で戦う場合でも、自分の意志でプレーを選択できるようになることです。
チームスポーツでは、味方を頼ることも重要な能力です。しかし、ブルーロックが求めるのは、連携の中でも自分がゴールを奪うという主体性を失わない選手です。凪が再起するには、玲王との相性の良さを生かしながら、自分自身の目標を見つける必要があります。
今後、二人が再び組む展開になったとしても、それだけで凪の成長が完成したとは限りません。重要なのは、玲王がいなければ何もできない状態から抜け出し、二人でプレーするときにも凪自身のエゴを発揮できるかどうかです。
【SIDE-B最新情報】凪誠士郎は脱落後に何をしている?
SIDE-Bは、日本フットボール連合の会長である不乱蔦宏俊が主導する追加選考です。ブルーロック本来の選抜とは別のルートで選手を集め、独自の競争を通じて候補者を選び出す仕組みとして描かれています。
ここで注目したいのは、凪だけでなく、かつてブルーロックの選考から外れた選手たちも参加していることです。最初の選考で潔世一に敗れた吉良涼介など、過去の脱落者が再び競争の舞台に立っています。SIDE-Bは、脱落した選手がもう一度自分の実力を証明する機会となっています。
第327話から第349話までの「鳥かご」
SIDE-Bの第1ステージは「鳥かご」です。凪は第327話で新たな選考の場に登場し、その後の試練に挑みます。最初から順調に突破できたわけではありませんが、第348話で再び鳥かごに挑む展開が描かれ、第349話では水木しげおとの連携によってステージを突破しました。
この突破は、単に凪の技術が優れていることを示すだけではありません。潔や玲王がいない環境で、凪自身が目の前の勝負に向き合い、突破のために動くことが求められています。新英雄大戦で課題となった主体性を取り戻せるかどうかという点でも、意味のある展開です。
第363話では第2ステージが始動
2026年9月30日公開の第363話「TABOO GAME」では、舞台が再びSIDE-Bへ移ります。第1ステージを突破した選手たちが集まり、第2ステージに挑む流れが描かれました。第2ステージの名称は「タブーゲーム」です。
この時点で、凪は第1ステージで敗退した選手ではなく、次の選抜へ進んだ選手です。ただし、第2ステージの突破や、その先の代表入りが確定したわけではありません。
また、第366話までの本編ではU-20日本代表のイングランド戦が進行しています。SIDE-Bの選考と日本代表の試合は並行して描かれているため、凪の現在を追う場合は、代表戦の展開とSIDE-Bの展開を混同しないことが大切です。
【復活の可能性】凪誠士郎はU-20日本代表に戻れるのか
凪誠士郎が日本代表へ復帰する可能性は、物語の展開上、残されています。ただし、2026年10月28日時点で、凪の復帰が正式に確定した描写はありません。SIDE-Bで第1ステージを突破したことは前進ですが、選考を最後まで勝ち抜いたこととは異なります。
復活を期待できる3つの理由
第一に、凪はSIDE-Bで実際に選考を突破していることです。第349話で鳥かごを突破し、第363話では次のステージが始まりました。物語の中で再挑戦の過程が具体的に描かれている以上、凪の再起は単なる願望だけで語られるものではありません。
第二に、凪には依然として突出した技術があることです。トラップを中心としたプレーの独創性は、凪の大きな武器です。課題となっているのは才能そのものよりも、その才能を自分の意思で勝利へ結びつける姿勢です。本人がこの問題を乗り越えれば、再評価される余地があります。
第三に、SIDE-Bそのものが別の選抜ルートとして描かれていることです。本来のブルーロックで選ばれなかった選手が再び競争に参加する構図は、凪が物語に復帰する余地を生み出しています。ただし、SIDE-Bの参加者全員が代表に復帰できるわけではありません。
復活を判断するために注目したいポイント
今後の展開で注目したいのは、凪が第2ステージ以降も勝ち残れるかどうかだけではありません。勝負の中で、自分自身の判断によって突破口を生み出せるかが重要です。
- 玲王や潔がいない環境でも、自分から勝利を求められるか。
- 一度の奇跡的なプレーに頼らず、継続して結果を出せるか。
- 他者との連携を生かしながら、自分のエゴを失わずに戦えるか。
- SIDE-Bの選考で結果を残し、代表復帰につながる評価を得られるか。
これらの条件を満たしていけば、凪の復活は物語上の説得力を増します。逆に、以前と同じように他者への依存や一度きりの成功体験にとどまるなら、才能があっても再び壁にぶつかる可能性があります。
なお、凪の日本代表復帰がいつ実現するのか、SIDE-Bから何人が代表候補に加わるのかについては、現時点で確定した結末として扱うことはできません。具体的な復帰時期や選抜人数を断定するより、原作で描かれた選考の進行状況を基準に判断するのが適切です。
【凪誠士郎脱落その後】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:凪誠士郎は何話で脱落しましたか?
A1:第298話で新英雄大戦の最終順位が明らかになり、凪は24位となりました。第299話では、上位23人以外の選手に脱落が告げられます。順位発表と脱落の描写は、連続するエピソードで確認できます。
Q2:凪誠士郎の最終順位と年俸はいくらですか?
A2:新英雄大戦の最終順位は24位、年俸は2400万円です。U-20日本代表の選考基準となる23位以内に届かなかったため、代表入りを逃しました。
Q3:凪誠士郎は脱落後に何をしていますか?
A3:不乱蔦宏俊が主導する追加選考SIDE-Bに参加しています。第349話では第1ステージ「鳥かご」を突破し、第363話では第2ステージ「タブーゲーム」が始まりました。
Q4:凪誠士郎は日本代表に復帰できますか?
A4:復帰の可能性は残されていますが、2026年10月28日時点では確定していません。SIDE-Bを勝ち進み、代表復帰につながる評価を得られるかが今後の焦点です。
Q5:凪誠士郎と御影玲王の関係は脱落の原因ですか?
A5:玲王との関係そのものが原因というより、凪が自立したエゴを確立できなかったことが問題でした。新英雄大戦の最終戦では、一人で勝つという方向を目指しながら、重要な局面で玲王へのパスを選択しています。
Q6:2026年の最新話で凪は復活しましたか?
A6:2026年10月28日時点の本誌最新話は第366話です。凪はSIDE-Bの第1ステージを突破していますが、日本代表への復帰が決まったわけではありません。第363話で第2ステージの開始が描かれており、選考の続きが焦点となっています。
まとめ:凪誠士郎の復活は才能よりもエゴの再構築が鍵
凪誠士郎の脱落は、天才が突然弱くなった物語ではありません。新英雄大戦で24位、年俸2400万円という結果に終わった背景には、成功体験の後に新たな目標を見つけられなかったことや、玲王との関係の中で自分自身の意志を確立しきれなかったことがありました。
一方、脱落後の凪はSIDE-Bという新たな選考の場で再起を目指しています。第349話では鳥かごを突破し、第363話では第2ステージが始動しました。2026年10月28日時点で代表復帰は確定していませんが、凪の挑戦は続いています。
今後の展開を読むうえで重要なのは、凪が再び派手なゴールを決めるかどうかだけではありません。自分で勝利を求め、他者との連携を生かしながらも、自らの判断で結果を生み出せるかどうかです。才能を持つだけの天才から、勝利を追求し続けるストライカーへ変われるのか。SIDE-Bは、凪誠士郎にとってその答えを示すための再挑戦の舞台となっています。