函館フェリーターミナル駐車場を利用するなら、まず確認したいのが2時間無料のサービスと、第1・第2駐車場の料金の違いです。2026年10月1日には津軽海峡フェリー株式会社が有料駐車場の料金を改定し、第2駐車場の24時間最大料金は1,000円になりました。以前の留め置き料金を紹介した情報を参考にすると、現行料金と食い違う可能性があります。
加えて、2026年10月下旬から2027年3月末までは、第2駐車場の工事によって駐車可能台数が減少する予定です。函館から青森・大間へ向かうフェリーを利用する人、車を置いて徒歩で乗船する人、短時間だけターミナルに立ち寄る人では、適した駐車方法も異なります。公式案内をもとに、最新料金、長期駐車、予約の可否、混雑対策、アクセスまで整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 料金改定:2026年10月1日から、第1・第2駐車場ともに2時間無料、以後30分ごとに100円。第2駐車場は24時間ごとの最大料金が1,000円です。
- 長期駐車:フェリー乗船中に車を留め置く場合は第2駐車場を利用します。駐車スペースには限りがあり、予約はできません。
- 混雑対策:2026年10月21日から2027年3月31日まで第2駐車場の工事が予定され、利用可能な区画が減少します。
【2026年10月改定】函館フェリーターミナル駐車場の料金と無料時間
函館フェリーターミナルの駐車場は、第1駐車場と第2駐車場の2種類です。津軽海峡フェリー株式会社の公式ターミナル案内によると、どちらも最初の2時間は無料で、無料時間を超えると30分ごとに100円が加算されます。大きな違いは、長時間利用時の最大料金です。
2026年9月1日付の「函館ターミナル有料駐車場 料金改定のお知らせ」では、資材や消耗品の高騰を理由に、同年10月1日から新料金を適用すると発表されました。特に、フェリー乗船中に車を置いていく人に関係する第2駐車場は、従来の1日500円から1日1,000円へ変更されています。
- 第1駐車場:2時間無料、以後30分ごとに100円。最大料金の設定はありません。
- 第2駐車場:2時間無料、以後30分ごとに100円。24時間ごとの最大料金は1,000円です。
注意したいのは、「2時間無料」と「長時間駐車の最大料金」は別の条件だという点です。短時間の送迎や買い物なら無料時間を活用できますが、数時間以上の利用では滞在時間に応じて料金が発生します。長時間の駐車を予定している場合は、第2駐車場の上限額を基準に予算を考えましょう。
なお、ここで紹介しているのは津軽海峡フェリーの函館ターミナル駐車場の料金です。別会社の青函フェリーが案内する函館ターミナルの駐車条件とは異なるため、乗船券に記載された運航会社を先に確認してください。
【第1・第2駐車場を比較】短時間利用と長期駐車はどちらがお得?
第1駐車場と第2駐車場は、単純に料金だけで選ぶのではなく、車を何時間置くのか、フェリーに乗る間も車を残すのかによって使い分けるのが基本です。公式案内では、車を留め置く場合は第2駐車場を利用するよう案内されています。
| 比較項目 | 第1駐車場 | 第2駐車場 |
|---|---|---|
| 無料時間 | 最初の2時間 | 最初の2時間 |
| 無料時間経過後 | 30分ごとに100円 | 30分ごとに100円 |
| 最大料金 | 設定なし | 24時間ごとに最大1,000円 |
| 主な利用目的 | 送迎、短時間の立ち寄り | 長時間利用、フェリー乗船中の車の留め置き |
| 利用上の注意 | 長時間では料金が積み上がる | 収容台数に限りがあり、工事期間中は駐車可能台数が減少 |
第1駐車場のメリットは、最初の2時間以内であれば無料で利用できることです。家族の送迎や乗船手続き、ターミナル内の売店・食堂の利用など、短時間で用事を済ませる人に向いています。ただし、最大料金がないため、予定より滞在が延びる場合には注意が必要です。
第2駐車場は、長時間の駐車や車を置いてフェリーに乗る人に適しています。24時間ごとの最大料金が設定されているため、時間単位で料金が積み上がる第1駐車場とは費用の見通しが異なります。数日間の留め置きを予定している場合は、滞在日数と工事による収容台数の減少をあわせて検討してください。
ただし、第2駐車場が必ず空いているとは限りません。長期利用向けであっても、駐車スペースの確保が保証されるわけではない点が重要です。
【フェリー乗船中の留め置き】第2駐車場の料金・予約条件を解説
函館から青森や大間へ向かう際、車を函館側に残して徒歩でフェリーに乗りたい人もいるでしょう。津軽海峡フェリー株式会社の公式Q&Aでは、函館港で車を留め置く場合、第2駐車場を利用できると案内しています。2026年10月1日の料金改定後は、1日1,000円です。
通常の駐車料金表示では「24時間ごとに最大1,000円」とされています。長期駐車を検討する際は、利用開始・終了時刻を含めて滞在時間を確認し、最新の料金表示に従ってください。
ここで押さえておきたいのが、駐車場の予約は受け付けていないという点です。フェリーの乗船予約を済ませていても、駐車スペースまで確保されるわけではありません。公式Q&Aでは、収容台数に限りがあることも明記されています。
また、同社は駐車場内での事故や盗難などについて責任を負いかねる旨を案内しています。車内に貴重品を残さない、施錠を確認するなど、基本的な防犯対策も忘れないようにしましょう。
なお、車をフェリーに載せて本州へ渡る場合と、車を駐車場に置いて徒歩で乗船する場合は、手続きが異なります。車両を航送する人は、乗船手続き後、係員の案内に従って乗用車待機場へ移動するのが基本です。駐車場に車を置いたまま乗船する方法と混同しないようにしてください。
利用目的ごとの判断基準は次のとおりです。
- 送迎や短時間の用事:第1・第2駐車場の2時間無料を活用する。
- フェリーに徒歩で乗船し、車を残す:第2駐車場を利用する。ただし、空きがあることが前提です。
- 数日間の旅行で留め置く:24時間ごとの最大料金を目安に費用を計算し、収容台数や工事状況を事前に確認する。
- 車ごとフェリーに乗る:駐車場への留め置きではなく、車両航送の乗船手続きに従う。
【混雑・満車対策】2026年秋からの第2駐車場工事に注意
2026年10月現在、函館フェリーターミナル駐車場を利用するうえで見落とせないのが、第2駐車場の工事です。津軽海峡フェリー株式会社が2026年10月16日付で公表した「函館ターミナル第2駐車場工事のお知らせ」では、工事予定期間を2026年10月21日から2027年3月31日までとし、期間中は一部区画が使えず、駐車可能台数が減少すると説明しています。
一方、同社のターミナル設備案内には、10月19日から一部区画が利用できない旨の記載もあります。開始日の表記に差があるため、実際に利用する際は最新の公式告知や現地の案内を確認してください。少なくとも、2026年10月下旬から2027年3月末にかけては、通常より駐車できる台数が少なくなることを前提に計画するのが安全です。
混雑についても注意が必要です。津軽海峡フェリーの公式ターミナル案内では、ゴールデンウィークやお盆期間などの多客期に満車が予想されるとして、徒歩で利用する人には公共交通機関での来港を呼びかけています。長期駐車では空き区画が必要になるため、混雑時は特に余裕を持った計画が欠かせません。
満車を避けるために意識したい要点は、次の3つです。
- 繁忙期は公共交通機関も検討する:徒歩乗船なら、駐車場の空きを前提にせず、バスやタクシーなどの代替手段を考えておく。
- 長期駐車は事前に公式案内を確認する:予約制度はないため、駐車場を必ず確保できる方法はありません。工事期間中は特に注意が必要です。
- 乗船手続きと移動の時間に余裕を持つ:満車時に別の方法へ切り替えられるよう、出発直前の到着は避ける。
なお、公式案内では駐車場のリアルタイムの空車台数は示されていません。混雑が予想される日程で車を留め置く場合は、駐車できない可能性も含めて計画を立てることが大切です。
【アクセスとターミナルの見分け方】青森行き・大間行きで迷わない
津軽海峡フェリーの函館ターミナルは、北海道函館市港町3丁目19番2号にあります。同社は函館~青森航路と函館~大間航路を運航しており、いずれの航路でも、まず乗船券に記載されたターミナルと運航会社を確認が必要です。
車で向かう場合は、国道5号線や函館新道から案内標識に従い、国道227号線(大野新道)などを経由してアクセスできます。公式アクセス案内では、道路状況や経路によって所要時間が異なるため、出発前にルートを確認するよう案内されています。
公共交通機関を利用する場合は、函館駅とターミナルを結ぶシャトルバスや函館バスの路線も選択肢になります。公式案内では、函館駅からターミナルまでシャトルバスで約30分、片道大人320円とされています。運行時刻は変更される場合があるため、利用日当日のダイヤを確認してください。
特に注意したいのが、津軽海峡フェリーと青函フェリーの違いです。函館~青森航路には両社が関係するため、検索結果で「函館フェリーターミナル」と表示されていても、同じターミナルとは限りません。
青函フェリーの公式アクセス案内では、函館ターミナルの所在地を北海道函館市浅野町5番11号としています。津軽海峡フェリーの港町3丁目19番2号とは別の場所です。また、青函フェリーの公式FAQでは、車を置いて徒歩で乗船する場合の無料留め置きについて案内していますが、駐車台数には限りがあるとしています。
つまり、「函館から青森へ行く」という情報だけで駐車料金を判断するのは危険です。津軽海峡フェリーの第2駐車場に適用される24時間最大1,000円という料金を、青函フェリーの駐車場にそのまま当てはめることはできません。反対に、青函フェリーの無料留め置きの案内を、津軽海峡フェリーの駐車場に適用することもできません。
【プロの結論】函館フェリーターミナル駐車場は目的別に選ぶ
函館フェリーターミナル駐車場を選ぶ際に大切なのは、無料時間だけで判断せず、駐車する時間、車を残す必要性、利用するフェリー会社の3点を整理することです。
2時間以内の送迎や立ち寄りなら、第1・第2駐車場の無料時間を活用できます。長時間の駐車やフェリー乗船中の留め置きなら、第2駐車場が基本です。ただし、2026年10月1日以降は24時間ごとの最大料金が1,000円となり、以前の1日500円という案内とは異なります。
また、駐車場の予約はできず、繁忙期や工事期間中は満車になる可能性があります。特に2027年3月31日までの工事予定期間は、駐車可能台数の減少を見込んで行動する必要があります。
費用を抑えたい人ほど、駐車料金だけでなく、満車時の代替交通手段や乗船手続きに必要な時間も含めて比較するのがおすすめです。数日間の旅行であれば、駐車料金と公共交通機関・タクシーの費用を比べ、自分の利用条件に合う方法を選びましょう。
【函館フェリーターミナル駐車場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:函館フェリーターミナル駐車場は2時間無料ですか?
A1:津軽海峡フェリーの第1・第2駐車場は、どちらも最初の2時間が無料です。以後は30分ごとに100円で、第1駐車場には最大料金がなく、第2駐車場は24時間ごとに最大1,000円です。
Q2:フェリーに乗っている間、車を置いておけますか?
A2:津軽海峡フェリーでは、函館ターミナル第2駐車場を留め置きに利用できます。料金改定後は1日1,000円ですが、駐車台数には限りがあります。予約はできないため、必ず駐車できるとは限りません。
Q3:函館フェリーターミナル駐車場は予約できますか?
A3:津軽海峡フェリーの公式案内では、駐車場の予約は受け付けていません。フェリーの乗船予約と駐車スペースの確保は別です。ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期、工事期間中は、公共交通機関の利用も検討してください。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年10月27日時点の函館フェリーターミナル駐車場は、2時間無料、第1駐車場は上限なし、第2駐車場は24時間ごとに最大1,000円という料金体系です。料金改定は2026年10月1日に実施され、留め置き料金も従来の1日500円から1日1,000円に変更されました。
加えて、第2駐車場では2026年10月21日から2027年3月31日まで工事が予定され、一部区画が利用できず、駐車可能台数が減少します。長期駐車を予定している人は、料金だけでなく、駐車場の混雑や利用可能な区画にも注意してください。
短時間なら無料時間を活用し、長期の留め置きなら第2駐車場を検討する。そして、青森行き・大間行きのどちらを利用する場合も、運航会社とターミナルの所在地を確認する。この3点を押さえておけば、料金の勘違いや駐車場選びの失敗を減らせます。出発前には津軽海峡フェリーの最新の料金案内と工事情報を確認し、余裕を持った旅程を組みましょう。