UUUMを辞めた人は誰なのか、なぜ退所したのか、現在はどこで活動しているのか。YouTubeを見ていると、以前はUUUM所属だったクリエイターの独立や、公式サイトから名前が消えたという情報を目にすることがあります。
2026年は、13年間所属してきた美容系YouTuberの佐々木あさひさんが独立を発表したことも話題になりました。一方、過去の退所者には、活動の自由度を高めるために独立した人や、専属契約から別の契約形態へ移行した人もいます。UUUM株式会社の公式情報や本人の発表、YouTubeニュースメディアの報道を照らし合わせると、退所の背景は一様ではありません。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 退所者の代表例:エミリン、ポッキー、はなおでんがん、くまみき、はるあん、ウォーターチャレンジ、佐々木あさひなど。
- 退所理由:独立志向、活動の自由度、マネジメント費用とサポートのバランスなど、本人によって異なる。
- 見落としやすい事実:公式サイトからの掲載削除だけでは退所を断定できず、専属契約の終了や業務提携への変更も区別する必要がある。
【基本情報】UUUM株式会社とは?退所者が注目される背景
UUUM株式会社(ウーム)は、YouTuberをはじめとするクリエイターのマネジメントや、企業とインフルエンサーを結びつけるマーケティング事業などを手がける会社です。2013年6月に設立され、東京都港区六本木に本社を置いています。
同社は動画クリエイターの活動を支えるマルチチャンネルネットワーク(MCN)として成長しました。広告案件の獲得、企業とのタイアップ、イベントやグッズの企画、活動上の相談など、個人だけでは対応しにくい業務を支援する仕組みを展開しています。
経営面では、フリークアウト・ホールディングスとの資本関係が大きな転換点となりました。フリークアウト・ホールディングスは2025年2月にUUUMを完全子会社化し、UUUMの株式は同月17日付で東京証券取引所グロース市場から上場廃止となっています。これは会社の資本・経営体制に関する出来事であり、所属クリエイターが一斉に退所したことを意味するものではありません。
また、2025年10月にはUUUMのマーケティング部門を分割し、UUUMマーケティング株式会社が設立されました。会社の組織や事業の変化と、個々のYouTuberの契約状況は、別々に確認する必要があります。会社概要や沿革、上場廃止に関する発表は、UUUM株式会社およびフリークアウト・ホールディングスの公式資料で確認できます。
【一覧】UUUMを辞めた人は誰?主な退所者と時期を整理
UUUM退所者の中でも、本人が動画やSNSなどで退所を公表し、報道で経緯が確認できる代表例を時期別にまとめました。発表日と実際の契約終了日が異なるケースもあるため、両者を混同しないことが大切です。
| 時期 | クリエイター | 退所・契約変更の概要 |
|---|---|---|
| 2019年 | すしらーめん《りく》 | 2018年春の退所を2019年に公表したことで知られる。 |
| 2020年 | 木下ゆうか、関根理紗、ハイサイ探偵団 | それぞれ退所を公表。個人の活動や自分たちの運営体制へ移行した。 |
| 2020年 | エミリン、マリリン、JULIDY、ほしのこCH | 6月に退所を報告したクリエイターとして知られる。 |
| 2020年 | ポッキー | 12月に退所を発表。今後は自分流で活動したいという意向を説明。 |
| 2021年 | はなおでんがん | 2月末に退所し、4月10日に公表。企画や仕事の相手を自分たちで選ぶ自由を重視した。 |
| 2021年 | トミック | 4月末に契約を終了し、5月に報告。従来のサポートが自分の活動に合わなくなったと説明。 |
| 2022年 | くまみき、CLAY | それぞれ退所を公表。CLAYは所属のメリットと手数料のバランスを理由に挙げた。 |
| 2023年 | 稲荷兄弟、青木歌音、サイヤマングレート | 退所を公表したクリエイターの代表例。 |
| 2024年 | はるあん | 3月末に退所し、4月2日に動画で報告。 |
| 2024年 | ウォーターチャレンジ | 10月31日付で退所したことを11月1日に報告。 |
| 2026年 | 佐々木あさひ | 5月5日に退所・独立を発表。現在のUUUM公式プロフィールでは業務提携と表示されている。 |
この表は、退所の公表や報道で経緯を確認できる人物を中心とした代表例であり、過去の全クリエイターを網羅した一覧ではありません。退所者の全員について、現在の所属先や契約状況が一括して公表されているわけでもありません。
2020年にはエミリンやポッキーなど、知名度の高いクリエイターの退所が相次ぎました。2021年にははなおでんがんやトミック、2022年にはくまみきやCLAYなどが退所を報告しています。2023年以降も、活動ジャンルの異なるクリエイターがそれぞれの事情で契約を終了しました。こうした経緯は、YouTubeニュースメディアのユーチュラなどによる本人発表の報道で確認できます。
なお、2021年にUUUMが発表した契約方針の見直しでは、専属契約していた約300組のクリエイターのうち、約半数を2022年春ごろまでにネットワーク契約へ移行する計画が示されました。当時、公式サイトから名前が消えたクリエイターも多数報じられましたが、掲載削除だけでは、本人が退所を発表したのか、契約形態を変更したのかまでは判別できません。
【2026年最新】UUUM退所者の現在は?独立後の活動を確認
UUUM退所者の現在を調べる際には、退所後に活動が止まったのか、それとも個人チャンネルや独自事業を継続しているのかを分けて見る必要があります。ここでは、退所後の活動について本人の発表や報道で確認できる事例を紹介します。
佐々木あさひ:独立後も美容・ライフスタイル分野で発信
美容系YouTuberの佐々木あさひさんは、2026年5月5日に13年間所属したUUUMを退所し、独立すると発表しました。本人は、これまで受けてきたマネジメントや活動支援への感謝を述べる一方、「一度外の世界を見てみたい」という思いを独立の背景として説明しています。
本人の説明によると、YouTubeチャンネルやSNSの移動はなく、投稿活動は継続する予定です。仕事の問い合わせ先などは変更されました。一方、UUUMの公式クリエイター一覧では佐々木さんに「業務提携」の表示があります。そのため、専属所属を離れたことと、UUUMとの関係が完全になくなったことは同じではありません。
はるあん:料理動画を中心とした活動を継続
料理系YouTuberのはるあんさんは、2024年3月末にUUUMを退所し、4月2日に動画で報告しました。本人は、マネージャーやスタッフとの仕事を振り返り、UUUMへの感謝を伝えています。退所は、これまでの支援を否定する内容ではなく、自分の活動に一つの区切りをつける発表でした。
退所時には、自身がプロデュースする調理器具ブランド「ピクニケ」の終了についても案内しています。所属契約の変更は、動画投稿だけでなく、商品事業やファンとの連絡手段にも影響する場合があることが分かります。
ウォーターチャレンジ:ゲーム実況の制作に注力
マインクラフト実況で知られるウォーターチャレンジは、2024年10月31日をもってUUUMを退所したと、翌11月1日に報告しました。退所後は動画制作に一層力を注ぐ意向を示し、メインチャンネルの新企画に加えて、ゲーム実況チャンネル「ウォーターゲーミング」の活動にも取り組むと説明しています。
はなおでんがん:企画や仕事の自由度を重視
はなおでんがんは2021年4月、2月末に退所していたことを公表しました。ユーチュラの報道によると、はなおさんは、UUUMのサポートを評価しながらも、アパレル事業などを通じて外部の人と仕事をする機会が増え、自分たちの判断で組む相手を選びたいという考えを説明しています。
この事例から分かるのは、退所後の活動が必ずしも事務所との対立を意味するわけではないということです。活動規模が大きくなるにつれて、企画、商品開発、外部企業との連携などを自分たちで管理したいと考えるクリエイターもいます。
トミック、CLAY:サポートと費用のバランスを見直す
トミックさんは2021年、従来の事務所のサポートが自身の活動スタイルに合わなくなってきたと説明しました。CLAYさんも2022年の退所報告で、所属によって得られるメリットと、所属に必要な手数料とのバランスを検討したことを理由に挙げています。
いずれも、すべてのクリエイターに同じ契約が最適とは限らないことを示す事例です。企業案件の獲得やトラブル対応を重視する人もいれば、自分で営業や制作管理を行い、手元に残る収益や意思決定の自由度を優先する人もいます。
【理由を分析】UUUM退所の理由はなぜ人によって違うのか
UUUM退所理由を整理すると、主に「独立して活動したい」「マネジメントの費用対効果を見直したい」「自分に合った働き方へ変えたい」という三つの観点が見えてきます。ただし、これは複数の本人発表に見られる傾向であり、すべての退所者に当てはまる理由ではありません。
1.自分で仕事や企画を決めたい
はなおでんがんやポッキーの事例では、自分の判断で活動を組み立てたいという意向が説明されています。クリエイターが成長すると、動画投稿に加えて、アパレル、イベント、商品開発、他のクリエイターとの共同企画など、事務所の従来の枠組みだけでは対応しにくい活動が増えることがあります。
事務所を通すことで契約や交渉が円滑になる一方、仕事の相手や進め方に一定の調整が必要になる場合もあります。独自のブランドや事業を育てたい人にとっては、自由度の高い運営体制が魅力になることがあります。
2.マネジメント費用と受けられる支援を比較したい
トミックさんやCLAYさんの発表では、サポート内容と所属に必要な費用とのバランスが論点になりました。MCNやマネジメント事務所は、企業案件の仲介、イベントやグッズの企画、活動上の支援などを提供する一方、契約内容に応じて手数料や収益分配が発生します。
重要なのは、手数料の割合だけで損得を決めないことです。自分では獲得できない企業案件、法務・権利関係の相談、トラブル発生時の対応などを含めて、支払う費用に見合う価値があるかを考える必要があります。
3.ライフスタイルや働き方を変えたい
佐々木あさひさんの2026年の発表では、仕事の枠組みを柔軟にし、YouTubeを始めた頃のような楽しさを取り戻したいという思いが説明されました。活動歴が長くなると、動画の内容だけでなく、仕事の時間配分や意思決定の方法を見直すことも選択肢になります。
このように、UUUMを辞めること自体が、所属時代への不満や人間関係の問題を証明するわけではありません。本人が説明した理由と、外部の推測は分けて考える必要があります。
【仕組みを解説】UUUMのMCNと専属契約・ネットワーク契約の違い
退所者を調べる際に見落としやすいのが、UUUMの契約形態です。「UUUMを辞めた」という表現は、専属マネジメント契約の終了、ネットワーク契約への移行、業務提携の継続など、異なる状況をひとまとめにして使われることがあります。
UUUMのクリエイター募集に関する公式案内では、UUUMネットワークは専属マネジメント契約とは異なり、利用手数料を支払って一部のサービスを利用する形態と説明されています。つまり、専属契約を終了した後も、別の契約形態でサービスを利用するケースがあり得ます。
一般的なMCNの仕組みについても、YouTubeの公式ヘルプは、契約内容に応じて収益の管理や支払い、広告主との連携などのサービスが提供されると説明しています。MCNに加入しても、YouTube自体との収益分配率が自動的に変わるわけではありません。実際の手数料や支援内容は契約によって異なります。
一方、UUUM公式クリエイター一覧には、HIKAKINさん、はじめしゃちょーさん、Fischer's-フィッシャーズ-などが掲載されています。2026年10月時点の公式一覧で確認できる情報から、これらのクリエイターが退所したと判断する根拠はありません。また、一覧には佐々木あさひさんのように「業務提携」と明記された人もいます。掲載の有無だけでなく、表示されている契約上の区分も確認することが大切です。
なお、UUUMに所属していたクリエイターが契約を解除されたケースと、本人の意思で独立したケースも区別する必要があります。例えば、ワタナベマホトさんについては、2021年1月にUUUMが所属クリエイターとの契約解除を発表しています。本人の意思による通常の退所と、会社側が契約解除を発表した事案は、同じ「辞めた人」という分類だけで扱うべきではありません。
【噂と事実】UUUM退所の経緯や評判を見極めるポイント
UUUM退所者の評判を調べると、「事務所と揉めたのではないか」「公式サイトから消えたのは退所したからではないか」といった推測に出合うことがあります。しかし、名前が掲載されなくなったことだけでは、退所の理由や契約終了の事実までは確定できません。
実際に2022年には、UUUMの公式サイトから多数のクリエイターが削除されたと報じられました。同時期には、会社が専属契約からネットワーク契約への移行方針を示していました。本人が退所を公表していないケースもあったため、掲載削除の人数を、そのまま完全な退所者数として扱うことはできません。
また、2025年9月に報じられたボンボンTVのどみちゃんの事例は、別の注意点を示しています。どみちゃんはUUUMの社員を退職しましたが、ボンボンTVの活動は継続すると報じられました。会社を辞めること、クリエイターとして事務所を退所すること、出演しているチャンネルから離れることは、それぞれ別の出来事です。
退所情報を確認するときは、次の順番で情報を整理すると、誤解を避けやすくなります。
- 本人の公式発表:本人のYouTube動画、公式SNS、公式ブログなどで、退所日や契約終了について説明しているか。
- 会社の公式発表:UUUM側から契約解除や契約変更について発表されているか。
- 報道の内容:ユーチュラなどのニュースメディアが、本人の発表や公開情報に基づいて報じているか。
- 現在の公式プロフィール:専属所属、業務提携、ネットワーク契約などの違いを確認できるか。
- 理由の根拠:本人が説明した理由なのか、第三者による推測なのかを区別できるか。
特に注意したいのは、退所後の活動が順調かどうかを、登録者数や再生回数だけで判断しないことです。クリエイターによっては、動画投稿の頻度を変えたり、企業案件や商品開発に活動の軸を移したりすることがあります。退所前後の数字を比較する場合も、対象期間やチャンネルの運営方針が同じかどうかを確認する必要があります。
【プロの結論】UUUM卒業クリエイターから分かる事務所選びの基準
UUUMを辞めた人の事例から見えてくるのは、事務所への所属と独立のどちらかが一律に優れているわけではないという点です。事務所の価値は知名度だけでなく、本人が必要とする支援をどれだけ受けられるかによって変わります。
企業案件の営業、契約の確認、イベント運営、グッズ制作、権利関係の相談などを自分だけで進めるのが難しいクリエイターにとって、事務所の支援は活動を継続するための大きな助けになります。一方、営業先や制作チームを自分で確保でき、独自の事業を優先したい人は、独立によって判断の自由度を高められる可能性があります。
独立を検討するクリエイターにとっては、次の三点が判断基準になります。
- 収支:事務所に支払う手数料と、案件獲得や制作支援によって得られる価値を比較する。
- 業務負担:契約、営業、請求、権利管理、トラブル対応を自分で担えるかを検討する。
- 将来の方向性:動画投稿だけでなく、商品開発、イベント、ブランド運営など、今後取り組みたい活動に合う体制かを考える。
反対に、営業や契約管理の経験が少なく、企業案件の窓口や活動上の相談先を必要としている人は、独立によって増える業務負担も考慮しなければなりません。事務所を離れることで手数料が減っても、外部サービスの利用費や自分の作業時間が増えれば、必ずしも収益性が改善するとは限らないからです。
退所者の評判についても、本人が公表した理由、退所後の活動、契約変更の事実を別々に確認することが大切です。一人のクリエイターが独立を選んだからといって、ほかの所属者にも同じ判断が適しているとは限りません。
【UUUMを辞めた人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:UUUMを辞めた有名YouTuberには誰がいますか?
A1:代表例には、エミリン、ポッキー、はなおでんがん、トミック、くまみき、はるあん、ウォーターチャレンジ、佐々木あさひなどがいます。退所時期や理由はそれぞれ異なり、全員が同じ経緯で独立したわけではありません。
Q2:UUUMを辞めた人は、退所後に何をしていますか?
A2:個人チャンネルでの動画投稿、ゲーム実況、料理・美容コンテンツの制作、独自の商品やブランドの運営など、活動はさまざまです。現在の活動は本人の公式チャンネルやSNS、最新の発表で確認するのが確実です。
Q3:UUUMの公式サイトから名前が消えたら退所確定ですか?
A3:いいえ。掲載削除だけでは退所を断定できません。専属契約からネットワーク契約への変更、業務提携の終了、掲載情報の更新など、複数の可能性があります。本人や会社の公式発表を確認してください。
Q4:UUUMを辞めた理由は、事務所とのトラブルですか?
A4:一概には言えません。独立志向、仕事の自由度、マネジメント費用とサポートのバランス、働き方の見直しなど、本人が公表した理由はさまざまです。退所したという事実だけで、対立やトラブルがあったと判断することはできません。
Q5:HIKAKINやはじめしゃちょーもUUUMを辞めたのですか?
A5:2026年10月時点で確認できるUUUMの公式クリエイター一覧には、HIKAKINさん、はじめしゃちょーさん、Fischer's-フィッシャーズ-などが掲載されています。少なくとも、公式一覧の掲載状況から退所したと判断する根拠はありません。
Q6:佐々木あさひさんはUUUMと完全に縁が切れたのですか?
A6:佐々木あさひさんは2026年5月に退所・独立を発表していますが、UUUMの公式クリエイター一覧では「業務提携」と表示されています。専属所属から独立したことと、業務上の関係がすべて終了したことは区別して考える必要があります。
まとめ:UUUM退所者の現在は公式発表と契約形態で判断する
UUUMを辞めた人には、エミリンやポッキー、はなおでんがん、くまみき、はるあん、ウォーターチャレンジ、佐々木あさひなど、多様なジャンルで活動してきたクリエイターがいます。退所理由も、活動の自由度を高めたいという希望から、サポートと費用のバランス、働き方の見直しまで幅広く、一つの理由では説明できません。
2026年の最新動向を追ううえでは、佐々木あさひさんの独立発表と、その後もUUUM公式プロフィールに業務提携の表示がある点が重要です。また、会社の上場廃止や事業再編、社員の退職と、クリエイター本人の退所は別の事柄です。
UUUM退所者一覧を調べる際は、名前だけを集めるのではなく、本人の発表日、実際の契約終了時期、退所理由、現在の活動、契約形態をセットで確認してください。公式発表と信頼できる報道を照らし合わせれば、噂と事実を区別しながら、クリエイターが独立を選んだ背景や、その後の活動をより正確に理解できます。