ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【2025年12月14日】伊東市長選挙の結果と9人の候補者別得票数

【2025年12月14日】伊東市長選挙の結果と9人の候補者別得票数

黒瀬 亮 黒瀬 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2025年12月14日に実施された伊東市長選挙では、無所属新人の杉本憲也(すぎもと・かずや)氏が13,522票を獲得して当選しました。

2位は元市長の小野達也氏で10,962票。3位は前市長の田久保真紀氏で4,131票でした。

伊東市の選挙管理委員会が公表した投開票結果によると、当日の有権者数は56,348人、投票者数は34,111人です。投票率は60.54%で、5月の市長選挙から10.89ポイント上昇しました。

9人の候補者一覧と得票数

2025年12月14日の候補者別の開票結果は次のとおりです。

順位 候補者 党派 得票数 結果 1 杉本憲也 無所属 13,522票 当選 2 小野達也 無所属 10,962票 落選 3 田久保真紀 無所属 4,131票 落選 4 黒坪則之 無所属 2,779票 落選 5 利岡正基 無所属 997票 落選 6 石島明美 無所属 628票 落選 7 鈴木奈々子 日本大和党 399票 落選 8 岩渕完二 無所属 309票 落選 9 大野恭弘 無所属 95票 落選

出典:伊東市選挙管理委員会の2025年12月14日投開票結果、静岡放送の開票報道。杉本氏の投票用紙上の表記は「杉本かずや」。

杉本憲也氏と小野達也氏の票差は2,560票

今回の選挙で注目されるのは、杉本氏と小野氏の票差です。

- 杉本憲也氏:13,522票
- 小野達也氏:10,962票
- 得票差:2,560票

杉本氏の得票率は有効投票総数の約39.98%でした。9人が立候補したため、得票が複数候補に分かれた選挙でもあります。

なお、法定得票数は8,455.5票。杉本氏はこの基準を上回っており、12月14日の選挙は一度の投票で当選者が決まりました。

静岡放送の報道では、杉本氏は選挙戦を振り返り、再び選挙を行うことにならないよう活動したと説明しています。

【なぜ再び市長選挙が行われた?】2025年5月から12月までの経緯

伊東市市長選挙

伊東市長選挙が2025年に2度行われた理由は、5月の選挙結果が無効になったからではありません。

5月の選挙で当選した田久保真紀氏が、その後、市議会との対立を経て不信任決議を受け、最終的に失職したためです。

この違いを理解すると、12月の選挙が行われた背景が明確になります。

2025年5月25日:田久保真紀氏が初当選

5月25日の伊東市長選挙には、田久保真紀氏と小野達也氏の2人が立候補しました。

結果は次のとおりです。

- 田久保真紀氏:14,684票
- 小野達也氏:12,902票
- 投票率:49.65%

田久保氏は小野氏に1,782票差をつけて初当選しました。

2025年6月~7月:学歴をめぐる問題が表面化

市長就任後、田久保氏の最終学歴について市議会で疑問が提起されました。

問題となったのは、田久保氏が公表していた東洋大学法学部の卒業歴です。

2025年7月2日の記者会見で、田久保氏は大学に確認した結果、卒業ではなく除籍だったことが判明したと説明しました。

静岡新聞などの報道によると、田久保氏は6月28日に大学を訪問し、卒業証明書を取得しようとした際に除籍を知らされたと説明しています。

この問題を受け、伊東市議会は地方自治法第100条に基づく調査特別委員会、いわゆる百条委員会を設置しました。

8月29日に公表された調査報告書では、東洋大学から提出された資料をもとに、田久保氏が大学を卒業しておらず、正規の卒業証書が授与された事実もないとする委員会の判断が示されました。

2025年9月1日:市議会が不信任決議を可決

学歴問題をめぐる説明や百条委員会への対応などを背景に、伊東市議会は9月1日、田久保市長に対する不信任決議案を提出しました。

決議案は全会一致で可決されました。

これに対して田久保氏は9月10日に市議会を解散。市議会議員選挙が10月19日に行われ、新しい議会が構成されました。

2025年10月31日:2度目の不信任決議で失職

10月31日、新しい市議会で再び不信任決議案が提出され、賛成多数で可決されました。

2度目の不信任決議によって、田久保氏は同日付で市長を失職しました。

伊東市議会が2026年1月に発行した議会だよりにも、9月1日の最初の不信任決議、9月10日の議会解散、10月31日の2度目の不信任決議と失職という経緯が記録されています。

2025年12月14日:出直し選挙を実施

市長の失職によって市長職が空席となり、後任を選ぶための選挙が実施されました。

田久保氏も再び立候補しましたが、当選には至りませんでした。

このように、12月の選挙は5月の選挙をやり直したものではなく、田久保氏の失職によって生じた市長の空席を埋めるための新たな選挙です。

【学歴詐称問題のその後】田久保真紀氏をめぐる2026年の刑事手続き

田久保氏の学歴問題は、市長選挙の結果だけで終わったわけではありません。

2026年には刑事事件としての動きもあり、複数の容疑について異なる処分が出ています。

2026年3月30日:有印私文書偽造などで在宅起訴

2026年3月30日、静岡地検は田久保氏を有印私文書偽造・同行使と地方自治法違反の罪で在宅起訴しました。

起訴内容は、東洋大学の卒業証書を偽造して市議会議長らに提示したことや、百条委員会での証言に関するものです。

共同通信の報道によると、起訴状では、2025年5月29日から6月4日までの間に卒業証書を偽造し、6月4日に市役所で議長らに示したとされています。

一方、被告側は犯罪の成立を否定しています。起訴されたことと有罪が確定したことは異なります。

2026年6月10日:別の3容疑は不起訴

一方、2026年6月10日には、公職選挙法違反、虚偽公文書作成・同行使、地方自治法違反に関する別の3つの容疑について、静岡地検が不起訴処分としました。

不起訴の理由は、いずれも嫌疑不十分です。

つまり、卒業証書の偽造などをめぐる在宅起訴と、追加で捜査された3つの容疑の不起訴処分は、別々に理解する必要があります。

2026年8月:パソコンから関連データが見つかったとの報道

8月25日には、共同通信が、警察が家宅捜索で押収した田久保氏のパソコンから、卒業証書の作成に使われたとみられるデータが見つかったと報じました。

同報道によると、田久保氏側は第三者が作成した可能性を主張し、裁判では無罪を主張する方針です。

この問題は刑事裁判での争点として残っています。捜査機関側の主張と被告側の主張を区別して見る必要があります。

市役所の再発防止策にも影響

学歴問題は、市長個人の説明責任だけでなく、市役所の経歴確認手続きにも影響しました。

伊東市は2025年10月1日、新たに市長に就任する人の経歴情報などを正確に確認するための要領を制定しました。

具体的には、履歴書、公表用経歴書、最終学歴を証明する公的文書、職歴証明書などの提出を求める仕組みです。

特に学歴については、卒業証書ではなく卒業証明書や修了証明書などの公的文書を確認資料とすることが明記されています。

【伊東市長選挙の歴代結果】2005年から2025年までの当選者

伊東市長選挙の歴史を振り返ると、佃弘巳氏、小野達也氏が複数回当選し、2025年には田久保真紀氏、杉本憲也氏へと市長が交代しました。

過去の主な選挙結果は次のとおりです。

- 2005年5月29日:佃弘巳氏が19,625票で当選。投票率53.45%。
- 2009年5月24日:佃弘巳氏が20,120票で当選。投票率64.19%。
- 2013年5月19日:佃弘巳氏が17,072票で当選。投票率55.06%。
- 2017年5月21日:小野達也氏が17,128票で当選。投票率53.92%。
- 2021年5月23日:小野達也氏が16,369票で当選。投票率44.39%。
- 2025年5月25日:田久保真紀氏が14,684票で当選。投票率49.65%。
- 2025年12月14日:杉本憲也氏が13,522票で当選。投票率60.54%。

過去の投票率は伊東市の公開資料、各回の得票数は選挙結果資料や選挙情報データベースで確認できます。

歴代市長選挙から見える変化

歴代結果で注目されるのは、2021年の投票率44.39%から、2025年12月の60.54%まで上昇したことです。

2025年12月の選挙は、9人が立候補した過去最多の候補者数を記録しました。

また、2005年から2013年までは佃氏、2017年と2021年は小野氏が当選しています。2025年には市長の交代が相次ぎ、従来の市政の継続性が大きく変わりました。

ただし、得票数や投票率だけで市民の政策評価を一律に判断することはできません。候補者数、有権者数、選挙時の争点などを合わせて見る必要があります。

【2026年現在】杉本憲也市長のプロフィールと伊東市政の重点政策


(すぎもと・かずや)

第22代伊東市長
2025年12月就任・2026年現在の市長
- 生年月日:1982年4月24日
- 出身高校:静岡県立沼津東高校
- 大学:立命館大学法学部
- 大学院:愛知大学法科大学院
- 資格:特定行政書士

伊東市の公式プロフィールによると、杉本氏は大学卒業後、あいら伊豆農業協同組合に勤務。その後、2019年に行政書士事務所を開設し、同年9月に伊東市議会議員に初当選しました。

市議会議員を2期務めた後、2025年12月の市長選挙で初当選しています。

2026年度施政方針で示された5つの注目課題

杉本市長は2026年1月6日の所信表明と、2月20日の2026年度施政方針で、市政の方向性を示しました。

特に注目されるのは、子育て支援、防災、観光振興、市民生活、行政への信頼回復です。

1.子育て・教育支援

2026年度から、市内保育所の保育料無償化の対象を拡大し、0歳以上のすべての子どもを対象とする方針が示されました。

また、育児用品購入への助成や学校給食費の負担軽減なども盛り込まれています。

2.防災・インフラ整備

2026年2月8日の寒波では、降雪による交通網の混乱や水道管の破裂が発生し、広域断水につながりました。

これを受け、施政方針では防災資機材の整備、被災者支援システムの導入、同報無線設備の更新、上下水道の災害対応力強化などが掲げられています。

3.観光・地域経済の活性化

伊東市の主要産業である観光については、第80回按針祭の海の花火大会や、リノベーションスクールを活用した地域の活性化などが盛り込まれました。

観光客の誘致と地域経済への波及をどのようにつなげるかが政策上の焦点です。

4.市民の移動手段の確保

所信表明では、交通空白地域の解消、深夜帯の公共交通の不足への対応、ドライバー確保などが示されました。

自動運転や空飛ぶクルマなど、新しい交通手段に関する実証実験の誘致も政策項目に含まれています。

5.透明性のある市政運営

杉本市長は、行政への信頼回復を掲げています。

2026年度施政方針では、市長と市民が直接対話する懇談会や「市長への手紙」の継続など、市民の声を市政に反映する取り組みが示されました。

これらは市長の施政方針に記された政策目標であり、実際の進捗や成果については予算執行や事業実績を通じて確認する必要があります。

2026年度の伊東市予算はいくら?

2026年2月20日の市長説明並びに施政方針によると、一般会計の予算規模は326億円です。

前年度と比較して7億5,000万円、率にして2.4%増加し、市制施行以来最大規模とされています。


2026年度一般会計予算
326億円

前年度からの増加額
7億5,000万円


前年度比
+2.4%

出典:伊東市・令和8年度施政方針(2026年2月20日)

市長交代後の伊東市政を追ううえでは、予算の規模だけでなく、保育料無償化、防災対策、交通政策などにどの程度予算が配分され、実際に事業が実施されるかが注目点になります。

【プロの結論】伊東市長選挙の数字から読み取るべき3つのポイント

2025年の伊東市長選挙は、単なる首長交代ではありませんでした。市長の学歴問題、議会との対立、市長の失職、出直し選挙という一連の政治的経緯が重なった選挙です。

結果を理解する際には、次の3点を区別することが大切です。

1.投票率60.54%は政治への関心を示す数字

5月の49.65%から12月の60.54%への上昇は、10.89ポイントに達しました。

ただし、この上昇を特定候補者や特定政策への賛成票と同一視することはできません。

2.杉本氏の当選と政策への評価は別々に検証する

杉本氏は13,522票を獲得しましたが、有効投票総数に占める割合は約39.98%です。

当選という選挙結果と、今後の政策に対する市民の評価は、別の指標で確認する必要があります。

3.田久保氏をめぐる問題は政治と司法を分けて見る

市長の失職は議会の不信任決議による政治上の結果です。一方、刑事事件は裁判所が判断する司法手続きです。

起訴された容疑、不起訴になった別の容疑、被告側の主張を混同しないことが、事件の経過を正確に理解するうえで欠かせません。


【伊東市長選挙】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在の伊東市長は誰ですか?

A1:2026年10月現在の伊東市長は杉本憲也氏です。2025年12月14日の市長選挙で13,522票を獲得して初当選し、第22代市長に就任しました。

Q2:伊東市長選挙が2025年に2回行われた理由は何ですか?

A2:5月の市長選挙で当選した田久保真紀氏が、学歴問題などをめぐる市議会との対立の中で、9月と10月に2度の不信任決議を受け、10月31日に失職したためです。その後任を選ぶため、12月14日に市長選挙が実施されました。5月の選挙結果が無効になったわけではありません。

Q3:2025年12月の伊東市長選挙で落選した候補者は誰ですか?

A3:小野達也氏、田久保真紀氏、黒坪則之氏、利岡正基氏、石島明美氏、鈴木奈々子氏、岩渕完二氏、大野恭弘氏の8人です。当選したのは杉本憲也氏でした。


まとめ:伊東市長選挙の結果と2026年以降の市政の焦点

2025年12月14日の伊東市長選挙では、杉本憲也氏が13,522票を獲得し、9人の候補者の中から当選しました。投票率は60.54%でした。

選挙に至るまでには、2025年5月の田久保真紀氏の当選、学歴問題の表面化、百条委員会による調査、2度の不信任決議、10月31日の失職という経緯がありました。

2026年現在、伊東市政は杉本市長のもとで新たな段階に入っています。

今後、特に確認したい要点は次のとおりです。

- 2026年度の保育料無償化や子育て支援の実施状況
- 防災・上下水道などのインフラ対策の進捗
- 観光振興と地域経済の活性化
- 市民との対話や行政の透明性向上
- 田久保前市長をめぐる刑事裁判の進展

伊東市長選挙を理解するうえで重要なのは、選挙の当落だけでなく、その後の市政運営がどのように変化しているかを継続して確認することです。 2025年の政治的混乱を経た伊東市が、2026年度の政策をどのように実行していくのかが、今後の大きな焦点となります。

同じカテゴリの記事

黒瀬 亮
SEOスペシャリスト 黒瀬 亮
プロフィールを見る →

芸能・エンタメ領域を12年担当するデスク。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として確認し、出典が確認できない内容は掲載しない方針です。

おすすめの関連記事