サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール」は、フルーティーな香りと軽やかな飲み口が特徴のプレミアムビールです。通常のプレミアム・モルツとは異なる上面発酵製法を採用し、独自のフルーティ酵母「BH-154」と欧州産アロマホップを組み合わせることで、みずみずしい香りと豊かな味わいを実現しています。
2026年10月現在、定番商品のアルコール度数は6%、エネルギーは100mlあたり45kcal、糖質は2.8gです。さらに2026年には、ロンハーマンとのコラボレーションによる「夏風香るエール」「色華香るエール」「夕映香るエール」が数量限定で登場。11月24日には2027年の干支をあしらった限定デザイン缶も発売予定です。この記事では、公式商品情報と実際の購入者レビューをもとに、味の特徴、通常版との違い、成分、価格、限定品の最新情報を詳しく解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 味わい:BH-154酵母と欧州産アロマホップが生み出す、フルーティーで華やかな香りが特徴。
- 通常版との違い:香るエールは上面発酵・アルコール6%、通常のプレモルは下面発酵・5.5%。
- カロリー・糖質:定番品は100mlあたり45kcal、糖質2.8g。
- 2026年限定品:夏風・色華・夕映の3種類が登場。11月24日には干支デザイン缶も発売予定。
- 購入時の注意:希望小売価格は設定されておらず、販売店や時期によって価格が異なる。
【まず知りたい】プレミアムモルツ香るエールの味は?フルーティーな香りと飲みやすさの秘密
香るエールを初めて飲んだ人が印象に残りやすいのは、一般的なビールとは少し異なる華やかな香りです。
サントリー公式の商品説明では、口をつけた瞬間に立ち上るみずみずしい果実のような香りと、口の中に広がる豊かな味わい、そして軽やかな余韻が特徴として紹介されています。
通常のプレミアム・モルツが麦芽由来の深いコクや華やかな香りを重視しているのに対し、香るエールはフルーティーな醸造香とホップの香りを調和させた設計です。
味の特徴はフルーティー・まろやか・すっきり
実際の味わいを整理すると、主な特徴は次のとおりです。
- 香り:果実を思わせる華やかさがあり、グラスに注いだときから香りを楽しめる。
- 口当たり:比較的柔らかく、まろやかな飲み始め。
- 苦味:強い苦味を前面に出さず、香りと麦芽の風味を楽しめる。
- 後味:重たさが残りにくく、軽やかな余韻が続く。
- 飲みごたえ:軽快さがありながら、アルコール度数は6%でしっかりしている。
特に注目したいのは、香りの華やかさと苦味のバランスです。苦味の強いビールが得意ではない人でも比較的試しやすく、普段の食事に合わせやすい味わいになっています。
プレミアムモルツ香るエールの評判・口コミを検証
購入者のレビューを掲載するシェアビューでは、香るエールは総合評価4.21点、279件のレビューが確認できます。
レビューで目立つ評価の傾向は、次の3点です。
- 好評な点:フルーティーな香りが心地よく、飲み口が柔らかい。
- 好評な点:苦味が強すぎず、食事と一緒に楽しみやすい。
- 気になる点:濃厚なコクや強い苦味を求める人には、やや軽く感じられる場合がある。
価格.comの購入者レビューでも、後味のすっきり感や苦味の控えめさを評価する声が見られます。一方、クラフトビールのような強い個性や重厚感を期待すると、少し物足りなく感じるという評価もあります。
つまり、香るエールは濃厚さを最優先するビールというより、香り・飲みやすさ・食事との相性を重視する人に支持されやすい商品です。
【香りの科学】BH-154フルーティ酵母と欧州産アロマホップの仕組み
香るエールの個性を理解するうえで欠かせないのが、サントリー独自のフルーティ酵母「BH-154」です。
ビールの香りというと、ホップを最初に思い浮かべる人が多い可能性があります。しかし、香るエールではホップだけでなく、発酵に使用する酵母が生み出す香りも重要な役割を担っています。
1000種類以上から選ばれたBH-154とは?
サントリー公式ブランド情報によると、香るエールの開発では1000種類を超える酵母の中から、特徴的な醸造香を生み出す酵母が選び抜かれました。その酵母がBH-154です。
酵母は麦汁に含まれる糖を発酵させ、アルコールと炭酸ガスを生み出します。その過程では、アルコール以外にもさまざまな香気成分が生成されます。
BH-154は、こうした発酵過程で爽やかな醸造香を生み出すことが特徴です。
ここで重要なのは、フルーティーな香りが果汁や香料によって作られているという意味ではないことです。酵母による発酵が、香るエール独自の香りを形づくる大きな要素になっています。
欧州産アロマホップが華やかな香りを加える
もう一つの重要な素材が欧州産アロマホップです。
ホップはビールに苦味を与えるだけでなく、品種によって異なる香りをもたらします。香るエールでは、欧州産アロマホップ由来の華やかなホップ香と、BH-154が生み出す豊かな醸造香を組み合わせています。
この2種類の香りが重なることで、単純に苦味やホップの香りを強くしたビールとは異なる、みずみずしい香りが生まれます。
エールビールの上面発酵とは?ラガーとの違い
香るエールは、上面発酵酵母を使用するエールビールです。
ビールの発酵方式には、大きく分けて上面発酵と下面発酵があります。上面発酵は比較的高めの温度で発酵を進める伝統的な製法で、酵母の働きによって果実を思わせる香気成分が生まれやすい特徴があります。
一方、通常のプレミアム・モルツは下面発酵によるラガータイプです。一般的にすっきりとした飲み口や、麦芽のコクと旨味を楽しむスタイルとして知られています。
香るエールが通常版とは違う香りや味わいを持つ理由は、単なる原材料の違いだけではなく、発酵方式そのものにもあります。
【徹底比較】香るエールと通常のプレミアム・モルツは何が違う?
同じプレミアム・モルツブランドの商品でも、香るエールと通常版では目指している味わいが異なります。
サントリーのお客様センターでも、香るエールは上面発酵によるみずみずしい香りとフルーティーな味わい、通常版は下面発酵による華やかな香りと深いコク・旨味が特徴として説明されています。
主要な違いを比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | 香るエール | 通常のプレモル |
|---|---|---|
| ビアスタイル | エールビール | ラガービール |
| 発酵方式 | 上面発酵 | 下面発酵 |
| アルコール度数 | 6% | 5.5% |
| 香りの特徴 | フルーティーでみずみずしい | 華やかで上品 |
| 味わい | 豊かな香りと軽やかな余韻 | 深いコクと麦芽の旨味 |
| エネルギー(100ml) | 45kcal | 47kcal |
| 糖質(100ml) | 2.8g | 3.6g |
| 主な原材料 | 麦芽・ホップ | 麦芽・ホップ |
| おすすめの人 | 香りや軽快さを楽しみたい人 | コクや麦芽の旨味を楽しみたい人 |
どちらがおいしい?選び方は好みで変わる
香るエールと通常版の優劣は、単純には決められません。
フルーティーな香り、柔らかい口当たり、軽やかな後味を楽しみたいなら香るエールが候補になります。一方、ビールらしい麦芽の旨味や深いコクを重視するなら通常版のほうが好みに合う可能性があります。
特に面白いのは、同じブランドでも飲んだときの印象が大きく変わることです。普段は通常版を選んでいる人でも、食事の内容や飲むシーンによって香るエールを選ぶ楽しみがあります。
【成分を検証】カロリー・糖質・アルコール度数と原材料
香るエールを選ぶ際、味と同じくらい気になるのが栄養成分です。
サントリー公式の栄養成分一覧によると、定番の香るエールはアルコール度数6%。100mlあたり45kcalで、糖質は2.8gです。
350ml・500ml缶のカロリーと糖質
100mlあたりの成分を缶の容量に換算すると、次のようになります。
- 350ml缶:約158kcal、糖質約9.8g。
- 500ml缶:225kcal、糖質14g。
100mlあたりの栄養成分は以下のとおりです。
- エネルギー:45kcal
- たんぱく質:0.4~0.7g
- 脂質:0g
- 炭水化物:2.9g
- 糖質:2.8g
- 食物繊維:0~0.2g
- 食塩相当量:0~0.02g
350ml缶と500ml缶では容量が異なるため、当然ながら摂取するエネルギーや糖質も変わります。健康管理や食事記録をしている人は、100mlあたりの数字だけでなく、実際に飲む容量で計算することが大切です。
アルコール度数6%は強い?純アルコール量も確認
香るエールのアルコール度数は6%です。通常のプレミアム・モルツの5.5%より0.5ポイント高くなっています。
サントリーが公表している純アルコール量は、350ml缶で16.8g、500ml缶で24gです。
度数が6%だからといって、フルーティーで飲みやすい印象だけで飲む量を増やすのは避けたいところです。口当たりの軽さとアルコール量は別の指標として考える必要があります。
原材料は麦芽とホップが基本
定番商品の原材料表示は、麦芽とホップです。
麦芽はビールの味わいや色、発酵に必要な糖の供給に関わる素材です。ホップは苦味や香りを生み出し、ビールの個性を形づくります。
ここで誤解しやすいのが、糖質の表示です。栄養成分に糖質2.8gと記載されていても、原材料として砂糖が配合されているという意味ではありません。麦芽由来の成分などを含む、製品100mlあたりの栄養成分値です。
また、香るエールの定番品と2026年の限定品では、使用するホップや麦芽の種類が異なる場合があります。限定品を購入するときは、個別の商品情報も確認しておきたいところです。
【2026年最新】香るエールの限定品・新商品と販売状況
2026年の香るエールで大きな話題となったのが、ファッションブランド「ロンハーマン」とのコラボレーションです。
サントリーは2026年、季節の風景や香りをテーマにした3種類の限定品を全国で数量限定発売しました。それぞれ異なるホップや麦芽を使用し、定番品とは違う香りの表現を目指しています。
2026年限定品は夏風・色華・夕映の3種類
1. 夏風香るエール(5月19日発売)
第一弾として発売された商品です。サファイアホップと上面発酵酵母を使用し、グレープフルーツのような爽やかな香り立ちと軽やかな余韻を目指しています。
初夏をイメージした青色と黄色のグラデーションを採用し、ロンハーマンの店舗をモチーフにしたパッケージも特徴です。
2. 色華香るエール(7月14日発売)
第二弾は、華やかな香りをテーマにした色華香るエールです。
ハラタウブランホップを使用し、上面発酵酵母で醸造。白ぶどうを思わせる華やかな香りと、豊かに広がる余韻を目指しています。
夏らしい鮮やかな花や光をイメージしたデザインも印象的です。
3. 夕映香るエール(9月1日発売)
第三弾は、夏の終わりの夕暮れをイメージした夕映香るエールです。
複数種類の濃色麦芽を一部使用し、甘く香ばしい風味を引き出しています。さらに欧州産アロマホップと上面発酵酵母によるフルーティーな風味を組み合わせ、ふくよかな味わいに仕上げています。
3種類の中では、麦芽由来の甘芳ばしさも楽しめる点が特徴です。
2026年11月24日には干支デザイン缶も発売予定
2026年10月現在、次の注目商品は「ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール〈干支デザイン缶(未歳)〉」です。
サントリーの2026年9月のニュースリリースによると、2027年の干支である未(ひつじ)や松竹梅、富士山などの縁起の良いモチーフをあしらった限定パッケージで、2026年11月24日に全国で数量限定発売される予定です。
この商品は、基本的に定番の香るエールを干支デザインで展開する季節商品です。夏風・色華・夕映のような独自の味わいを打ち出した限定醸造品とは、性格が異なります。
年末年始の贈答用や、普段とは違うデザインの缶を楽しみたい人に向いた商品です。
2026年限定品の比較
- 夏風:グレープフルーツを思わせる爽やかな香り。サファイアホップを使用。
- 色華:白ぶどうを思わせる華やかな香り。ハラタウブランホップを使用。
- 夕映:甘芳ばしさとフルーティーな風味。濃色麦芽と欧州産アロマホップを使用。
- 干支デザイン缶:2027年の未歳をテーマにした数量限定パッケージ。11月24日発売予定。
なお、夏風・色華・夕映はいずれも350mlと500mlの缶が展開され、アルコール度数は6%です。数量限定商品のため、発売後の在庫は店舗や地域によって異なります。
【価格・購入ガイド】350ml・500ml缶はどこで買える?
香るエールの定番品は全国で販売されており、350mlと500mlのレギュラー缶のほか、6缶パックなどが展開されています。
350ml・500mlの価格相場
サントリーは香るエールの希望小売価格を設定していません。そのため、スーパー、コンビニ、酒販店、ネット通販によって販売価格が異なります。
2026年10月に確認できる家電量販店の通販掲載例では、定番品の24缶ケースは次の価格帯です。
- 350ml×24缶:約5,080円。
- 500ml×24缶:約6,680円。
これは特定販売店の掲載価格であり、全国共通の価格ではありません。送料やキャンペーン、在庫状況によっても支払総額は変わります。
どこで購入できる?
定番の香るエールは、主に次の販売チャネルで探せます。
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- 酒類専門店
- 家電量販店のオンラインショップ
- 大手ネット通販
限定品は通常商品より販売期間や数量に制限があるため、発売直後の購入が比較的確実です。特に2026年のロンハーマンコラボ商品は、景品付き6缶パックなども展開されていました。
一方、限定品の販売終了後も、通常の香るエールが継続して販売される点は押さえておきたいポイントです。
【プロの結論】香るエールがおすすめな人・おすすめできない人
香るエールの評価を左右するのは、ビールに何を求めるかです。アルコール度数やブランド名だけで選ぶより、香り、苦味、コクの好みを基準にすると、自分に合う商品を見つけやすくなります。
香るエールがおすすめな人
- フルーティーな香りを楽しみたい人。
- 苦味が強すぎないビールを好む人。
- 食事と一緒に軽やかに飲めるビールを探している人。
- 通常のプレミアム・モルツとは異なる味わいを試したい人。
- ホップや酵母による香りの違いに興味がある人。
通常のプレモルのほうが向いている人
- 麦芽由来の深いコクを重視する人。
- ビールらしい飲みごたえを求める人。
- フルーティーな香りよりも、落ち着いた麦芽の風味を好む人。
香るエールを選ぶときに知っておきたい3つの誤解
誤解1:フルーティーだからアルコール度数が低い。
実際にはアルコール度数6%です。飲み口が柔らかくても、アルコール量が少ないわけではありません。
誤解2:香りはホップだけで作られている。
香るエールの特徴は、欧州産アロマホップ由来の香りとBH-154酵母による醸造香の調和です。酵母も重要な役割を担っています。
誤解3:通常版より必ずカロリーが高い。
定番品の香るエールは100mlあたり45kcalで、通常のプレミアム・モルツの47kcalより低い数値です。ただし、カロリーだけで飲む量を判断するのは適切ではありません。
商品の魅力を正しく評価するには、味、香り、成分、飲むシーンを合わせて考えることが大切です。
プレミアムモルツ香るエールに関するよくある質問(FAQ)
Q1:プレミアムモルツ香るエールはどんな味ですか?
A1:フルーティーで華やかな香りと、柔らかな口当たりが特徴です。苦味が強すぎず、軽やかな余韻を楽しめます。
Q2:香るエールのアルコール度数は何%ですか?
A2:定番品は6%です。通常のプレミアム・モルツの5.5%より0.5ポイント高くなっています。
Q3:350ml缶と500ml缶のカロリーは?
A3:100mlあたり45kcalなので、350ml缶は約158kcal、500ml缶は225kcalです。
Q4:香るエールの糖質はどのくらいですか?
A4:100mlあたり2.8gです。350ml缶では約9.8g、500ml缶では14gになります。
Q5:BH-154とは何ですか?
A5:サントリーが1000種類以上の酵母から選び抜いたフルーティ酵母です。発酵時に爽やかな醸造香を生み出し、香るエール独自の香りを支えています。
Q6:香るエールと通常のプレミアム・モルツの違いは?
A6:香るエールは上面発酵のエールビールで、フルーティーな香りが特徴です。通常版は下面発酵のラガービールで、深いコクと麦芽の旨味を重視しています。
Q7:2026年の限定品には何がありますか?
A7:夏風香るエール、色華香るエール、夕映香るエールの3種類が発売されました。また、2026年11月24日には2027年の干支をデザインした未歳缶が全国で数量限定発売予定です。
Q8:香るエールの価格はいくらですか?
A8:メーカー希望小売価格は設定されていません。販売店や通販サイトによって価格が異なるため、購入時に送料やケース単価も含めて比較するのがおすすめです。
まとめ:香りを楽しむなら香るエール、コクを求めるなら通常版
ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエールは、BH-154酵母と欧州産アロマホップ、上面発酵製法によって生まれるフルーティーな香りが最大の魅力です。
定番品のアルコール度数は6%、エネルギーは100mlあたり45kcal、糖質は2.8g。350mlと500mlの缶があり、全国のスーパーやコンビニ、酒販店、通販などで購入できます。
通常のプレミアム・モルツとの違いは、発酵方式と目指す味わいにあります。深いコクや麦芽の旨味を求めるなら通常版、華やかな香りと軽やかな飲み口を楽しみたいなら香るエールが選択肢になります。
2026年はロンハーマンとのコラボレーションによる夏風・色華・夕映の限定品も登場し、11月24日には干支デザイン缶の発売も控えています。
定番品の安定した味わいを楽しむか、季節限定品で新しい香りに出会うか。香るエールは、単にビールを飲むだけでなく、酵母やホップ、醸造方法による味わいの違いを楽しめる商品です。自分の好みに合わせて、通常版との飲み比べや季節ごとの限定品も楽しんでみてください。
主な参照資料
- サントリー公式商品情報・香りの仕組み・栄養成分:
- 通常版との違いに関するサントリー公式FAQ:
- 2026年限定品の公式発表:
- 購入者の評価・口コミ:
- 2026年10月の販売価格参考: