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新聞紙でエチケット袋を作る方法は?折り方・漏れ対策・処分まで徹底解説【2026年版】

黒瀬 亮 黒瀬 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

車酔いや子どもの突然の嘔吐、外出先での体調不良、災害時の避難生活。エチケット袋が手元にないとき、新聞紙を使って簡易的な袋を作る方法を知っておくと、いざという場面で役立ちます。ただし、新聞紙だけでは液体が染み出すおそれがあるため、実際に嘔吐物を受け止める用途では、ビニール袋との組み合わせが欠かせません。

2026年に公開された東京都の避難所運営資料でも、嘔吐物の処理に新聞紙などを利用する方法や、使い捨て手袋・マスク・ごみ袋を用いた衛生管理が紹介されています。この記事では、新聞紙を使ったエチケット袋の折り方、漏れを防ぐ工夫、代用品の選び方、使用後の処理方法まで、家庭や車内で実践しやすい手順に沿って解説します。

【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:新聞紙は袋の形を整える外側の補助として使い、嘔吐物を受け止める内側にはビニール袋をセットする。
  • 要点2:新聞紙の折り目や重ね方だけでは防水できない。袋の破損確認、二重化、吸収材の活用で漏れのリスクを減らす。
  • 要点3:使用後は袋を密閉して適切に処分する。感染性胃腸炎が疑われる場合は、通常のごみ処理だけでなく、手袋・マスクの着用や周囲の消毒にも注意する。

【まず結論】新聞紙だけで作ったエチケット袋は漏れないのか?

エチケット袋新聞紙作り方

新聞紙で作る簡易エチケット袋は、身近な材料で準備できる点が魅力です。しかし、紙は水分を吸収すると柔らかくなり、折り目や接合部分が破れやすくなります。袋の形をきれいに整えられても、液体を安全に保持できるとは限りません。

そのため、実用性を重視するなら、新聞紙で外側の袋を作り、内側にビニール袋を入れる方法がおすすめです。新聞紙が袋の形を保ち、ビニール袋が液体の漏れを防ぐ役割を担います。新聞紙はあくまで補助材と考えましょう。

用途によって、必要な準備も変わります。

  • 車酔い対策:ビニール袋を内側にセットした袋を、すぐ手に取れる場所に置く。
  • 子どもの嘔吐対策:袋を複数枚用意し、ペーパータオルや着替えも一緒に準備する。
  • 外出先での緊急対応:レジ袋やチャック付き保存袋など、手元にある防水性のある袋を優先する。
  • 災害時の備え:袋だけでなく、使い捨て手袋、マスク、ごみ袋、拭き取り材もまとめておく。

なお、新聞紙を使うことと、新聞紙だけで嘔吐物を受け止めることは別です。液体を直接受ける用途では、紙袋だけで済ませず、防水性のある内袋を必ず用意してください。

【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:macaro-ni.jp)

【折り方を解説】新聞紙で簡易エチケット袋を手作りする手順

新聞紙の袋は、折り方を覚えておけば、はさみやのりが手元にないときにも簡易的に作れます。ここでは、新聞紙を使って小さな袋状の入れ物を作り、ビニール袋を内側に組み合わせる方法を紹介します。

用意するもの

  • 新聞紙1ページ分。大きめに作る場合は見開きの新聞紙を使う。
  • レジ袋やポリ袋などのビニール袋1枚以上。
  • 必要に応じて、予備のビニール袋、ペーパータオル、ティッシュ。
  • 保管用のチャック付き袋やごみ袋。

新聞紙の袋の折り方

手順1:新聞紙を半分に折る

新聞紙を横長に広げ、半分に折ります。折り目が袋の下側になるように置くと、袋の形を整えやすくなります。大きめの袋を作りたい場合は、最初から見開きサイズの紙を使いましょう。

手順2:下側を3分の1ほど折り上げる

新聞紙の下側を上に向かって3分の1ほど折ります。折り目をしっかり付けてから裏返してください。この部分が、袋の底や前面を形作る土台になります。

手順3:左右の端を内側に折る

右端を中央に向かって折り、続けて左端も内側に折ります。左右の端が重なるように調整し、新聞紙が筒状になる形を作ります。

手順4:折り込んで袋の形を整える

上側に残った新聞紙の端を、下側にできた折り込み部分へ差し込むように折ります。紙が戻ってしまう場合は、折り目を付け直し、端が外れないように整えてください。

手順5:口を開いて袋状にする

折り重なった部分をゆっくり開き、袋の口を作ります。底が平らになるように形を整えれば、外側の紙袋は完成です。ただし、この段階では液体を入れられる防水袋にはなっていません。

手順6:内側にビニール袋をセットする

完成した新聞紙袋の中にビニール袋を入れ、袋の縁を新聞紙の口にかぶせます。内袋が底まで届いていること、口が内側に落ち込まないことを確認しましょう。これで、新聞紙を外側の補助に使う簡易エチケット袋になります。

新聞紙の折り方に慣れていない場合は、無理に紙袋を作る必要はありません。レジ袋をそのまま使い、新聞紙を外側に添えて形を支えるだけでも、緊急時の準備として役立ちます。

【漏れない工夫】ビニール袋との組み合わせと新聞紙の強度

新聞紙の袋を実際に使う際に気を付けたいのが、漏れと破損です。紙の厚さや折り方によって形の保ちやすさは変わりますが、新聞紙の枚数を増やすだけで防水性が確保できるわけではありません。

防水対策は内袋を中心に考える

ビニール袋を内側に入れるときは、袋の底に穴が開いていないか、口の周囲に裂け目がないかを確認します。薄い袋や傷んだ袋は破損しやすいため、心配な場合は内袋を二重にしてください。

内袋を二重にする場合は、袋同士が引っ掛かって破れないよう、無理に引っ張らずに重ねます。口の部分を折り返しておくと扱いやすくなりますが、密閉されるわけではありません。使用後は別途、口をしっかり閉じる必要があります。

吸収材を使うときの注意点

ペーパータオルやティッシュなどを少量用意しておくと、飛び散りや汚れへの対応がしやすくなります。ただし、吸収材を入れれば液体が漏れなくなるわけではありません。吸収力を過信せず、袋の容量に余裕を持たせましょう。

また、新聞紙を細かくちぎって内袋に大量に詰める方法は、袋の中身がかさばり、閉じにくくなる場合があります。エチケット袋では、吸収材を詰め込むことよりも、十分な容量のある内袋を確保することが先決です。

袋の口は閉じやすさを優先する

嘔吐物を受け止めた後、袋の口を無理に引っ張ったり、紙袋ごと強く握りつぶしたりすると、内袋が破損する可能性があります。口を閉じるときは中身を押し出さないようにし、袋の外側に汚れが付いていないかも確認してください。

車内で使用する場合は、運転中に袋を探したり、運転者自身が手に持って使ったりしないことも大切です。運転者に吐き気がある場合は、安全な場所に停車して対応してください。

【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:4yuuu.com)

【比較表】エチケット袋の代用品はどれが使いやすい?

新聞紙以外にも、家庭や外出先で使える代用品はいくつかあります。選ぶときは、入手しやすさだけでなく、防水性、口を閉じやすいかどうか、持ち運びやすさを基準にすると判断しやすくなります。

種類 強度・防水性 向いている用途 注意点
新聞紙だけで作った袋 水分に弱く、漏れや破損のおそれがある 外側の補助、簡易的な袋の形作り 嘔吐物を直接受け止める用途には不向き
新聞紙+ビニール袋 内袋の状態に左右される 家庭での準備、車内での一時的な備え 内袋の穴や口の閉じ忘れに注意
ビニール袋の二重使い 内袋が破損した際の漏れリスクを減らせる 外出先での緊急対応、予備の備え 二重にしても完全な漏れ防止を保証するものではない
チャック付き保存袋 製品の仕様や状態によって異なる 少量の携帯用品、予備袋の保管 口の大きさや容量が足りるか事前に確認する
市販の嘔吐袋 製品ごとの設計・仕様による 車酔い、旅行、災害用備蓄 吸収材の有無、容量、密閉方法を表示で確認する

使いやすさを優先するなら、あらかじめ市販の嘔吐袋を準備し、足りないときの代用品としてビニール袋と新聞紙を用意する方法が現実的です。新聞紙だけで十分だと考えるのではなく、内袋の予備を確保することが失敗を減らすポイントです。

【車酔い・子ども・災害時】場面別に備えておきたいもの

車酔い対策では手の届く場所に準備する

車酔いによる嘔吐は、袋を取り出すまでの時間が短いほど対応しやすくなります。エチケット袋は荷物の奥ではなく、同乗者がすぐに手に取れる場所に準備しましょう。予備の袋、ペーパータオル、使用後の袋を入れるごみ袋もセットにしておくと便利です。

新聞紙で作った外袋を使う場合も、ビニール袋をあらかじめセットしておくことが大切です。走行中に袋を折ったり、内袋を取り付けたりする方法は、緊急時に間に合わない可能性があります。出発前に準備しておきましょう。

子どもの嘔吐対策では着替えと衛生用品も用意する

子どもと外出するときは、エチケット袋を複数枚準備しておくと安心です。嘔吐が続いた場合に備え、着替え、タオル、ペーパータオル、予備のビニール袋も一緒に持ち運ぶと、衣類や周囲の汚れに対応しやすくなります。

ビニール袋は子どもの手の届く場所に放置せず、使用時には大人が扱ってください。袋を頭にかぶせたり、首に巻き付けたりすることは、窒息につながるため避けます。

繰り返し吐く、ぐったりしている、水分を取れないなどの症状がある場合は、袋の準備だけで対処しようとせず、医療機関への相談を検討してください。乳幼児は脱水症状が進むことがあるため、特に注意が必要です。

災害時はエチケット袋と嘔吐物処理用品を分けて考える

災害時には、新聞紙やビニール袋が生活用品として役立ちます。ただし、嘔吐物を受け止める袋と、床などに付着した嘔吐物を処理する道具は別に考えましょう。東京都の避難所運営資料では、新聞紙などを拭き取り材の代用品として挙げる一方、処理時には使い捨て手袋、マスク、ごみ袋、塩素系消毒液などを用意する手順を示しています。

家庭で備蓄する場合は、次の用品をまとめておくと、突然の体調不良にも対応しやすくなります。

  • ビニール袋または市販の嘔吐袋
  • 新聞紙、ペーパータオルなどの拭き取り材
  • 使い捨て手袋、マスク、必要に応じて使い捨てエプロン
  • 使用済みの袋を密閉するためのごみ袋
  • 製品表示に従って使用できる塩素系消毒剤

避難所では、使用済みの袋をどこに捨てるか、汚染物をどのように処理するかについて、施設の運営者や自治体の指示に従ってください。

【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:4yuuu.com)

【使用後の捨て方】嘔吐物の処理で気を付けたい衛生管理

嘔吐物の処理では、袋からの漏れを防ぐだけでなく、周囲への飛散や接触による感染拡大を防ぐことが大切です。特にノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が疑われる場合は、吐物に病原体が含まれている可能性を考えて対応します。

使用後の袋は密閉して処分する

使用済みの袋は、内容物を押しつぶしたり、勢いよく空気を抜いたりせず、周囲を汚さないよう慎重に口を閉じます。さらに外側のごみ袋に入れて密閉すれば、持ち運ぶ際の漏れのリスクを減らせます。

袋の外側に嘔吐物が付着している場合は、素手で触らないでください。処理に使った手袋やペーパータオルなども、周囲を汚さないよう袋にまとめて処分します。家庭ごみとしての扱いは自治体の分別ルールに従い、避難所では施設側の指示を確認してください。

嘔吐物が床や衣類に付着した場合

東京都の避難所運営用「おう吐物・ふん便処理マニュアル」では、周囲の人を遠ざけて換気し、処理する人が使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用することを案内しています。拭き取りにはペーパータオルや新聞紙などを使い、汚れを外側から内側に向かって静かに取り除く方法が示されています。

感染性胃腸炎が疑われる場合は、嘔吐物を拭き取るだけでは十分ではありません。汚染された床や周囲の消毒、使用した道具の処分、処理後の手洗いも必要です。東京都の同資料では、汚染箇所とその周囲の処理に塩素系消毒液を使用する手順が説明されています。

消毒液は製品ごとに濃度が異なるため、ラベルや公的機関の手順に従って適切に希釈してください。原液を嘔吐物に直接かけることは避け、換気にも注意します。塩素系製品は酸性洗剤などと混ぜないでください。素材によっては変色や腐食が起こるため、使用上の注意も確認しましょう。

また、ノロウイルス対策ではアルコール消毒だけに頼らず、石けんと流水による手洗いを徹底することが大切です。厚生労働省のノロウイルスに関するQ&Aでも、吐物などを介した二次感染を防ぐための衛生管理が解説されています。

【エチケット袋新聞紙作り方】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:新聞紙だけで嘔吐物を受け止めても大丈夫ですか?

A1:おすすめできません。新聞紙は水分を吸うと弱くなり、底や折り目から漏れるおそれがあります。嘔吐物を受け止める場合は、内側にビニール袋をセットするか、市販の嘔吐袋を使用してください。

Q2:ビニール袋がないときは何で代用できますか?

A2:チャック付き保存袋や、手元にある防水性のある袋が代用品になります。ただし、容量や口の形状、破損の有無を確認してください。適切な袋が用意できない場合は、紙だけで漏れを防ごうとせず、周囲を汚さないことを優先して安全な場所で対応しましょう。

Q3:新聞紙で作ったエチケット袋は、使用後そのまま捨てられますか?

A3:使用後は、内袋の口を閉じてから外側のごみ袋に入れ、密閉して処分します。感染性胃腸炎が疑われる場合は、処理時の手袋やマスク、拭き取り材なども適切に処分し、周囲の消毒と手洗いを行ってください。廃棄方法は自治体や避難所のルールに従います。

まとめ:【プロの結論】新聞紙は補助材として使い、防水性と衛生管理を優先する

新聞紙でエチケット袋を手作りする方法は、身近な材料を活用できる実用的な工夫です。折り方を覚えておけば、外側の袋を簡易的に作れます。ただし、紙だけでは液体を保持できず、新聞紙の枚数を増やすだけで防水性が確保できるわけではありません。

失敗を減らすための判断基準は、次の3点です。

  • 漏れを防ぎたい:新聞紙袋の内側にビニール袋をセットし、必要に応じて二重にする。
  • 車酔いや子どもの嘔吐に備えたい:袋をすぐ使える状態で複数枚準備し、ペーパータオルや予備のごみ袋も用意する。
  • 災害時や感染性胃腸炎に備えたい:袋だけでなく、使い捨て手袋、マスク、拭き取り材、適切な消毒用品もまとめておく。

新聞紙の袋は、専用の嘔吐袋がないときの補助として役立ちます。一方で、漏れにくさや処理のしやすさを優先するなら、市販の嘔吐袋や防水性のある袋を常備しておくほうが確実です。使う場面に合った袋と衛生用品を、外出前や防災備蓄の段階で準備しておきましょう。

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