「ジェイソンの命日」と検索すると、殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズの命日や誕生日、13日の金曜日との関係が気になる人も多いのと考えられます。実は、この言葉は単なる日付の呼び名ではなく、1993年に公開されたホラー映画『13日の金曜日/ジェイソンの命日』の邦題として知られています。
原題は『Jason Goes to Hell: The Final Friday』。シリーズ第9作に当たる本作では、ジェイソンの肉体が破壊された後に起こる異変や、一族にまつわる秘密が描かれます。日本での劇場公開日は1993年10月9日、米国での公開日は同年8月13日です。2026年の「13日の金曜日」の日程や、ジェイソンの誕生日とされる1946年6月13日という情報も含め、作品と日付の関係を整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 作品の正体:「ジェイソンの命日」は1993年公開の『13日の金曜日』シリーズ第9作の邦題で、実際の命日を指す言葉ではない。
- タイトルの意味:原題は『Jason Goes to Hell: The Final Friday』。ジェイソンの死と復活、シリーズの終幕を思わせる内容がタイトルに反映されている。
- 2026年の日程:13日の金曜日は2月13日、3月13日、11月13日の3回。次に訪れるのは11月13日(金)となる。
【結論】「ジェイソンの命日」は実際の命日ではなく映画の邦題
最初に押さえたいのは、「ジェイソンの命日」という言葉が、1993年製作の映画を指す作品名として使われていることです。映画情報サイトの映画.comやKINENOTEでは、『13日の金曜日 ジェイソンの命日』という邦題で作品が登録されています。
原題の『Jason Goes to Hell: The Final Friday』は、直訳すれば「ジェイソンは地獄へ行く:最後の金曜日」に近い意味です。日本語の「命日」は原題の逐語訳ではなく、ジェイソンの死や物語の決着を連想させるローカライズされたタイトルと捉えると理解しやすいでしょう。
本作では、特殊部隊の攻撃によってジェイソンの肉体が破壊されます。しかし、それで恐怖が終わるわけではありません。ジェイソンの邪悪な存在は別の人間へと移り、復活を目指して動き始めます。
つまり、タイトルが示すのは「ジェイソンの命日」という確定したカレンダー上の日付ではなく、彼の死と復活をめぐる物語です。誕生日や命日を調べる目的で検索した人は、まず映画の題名とキャラクターのプロフィール情報を区別する必要があります。
【作品情報】公開日・原題・監督・キャストを一覧で確認
『ジェイソンの命日』は、米国で1993年8月13日、日本では同年10月9日に劇場公開されました。米国公開日は金曜日で、日付も13日。作品の原題にある「The Final Friday」とも重なる、シリーズらしい公開日です。
映画.com、AFI Catalog、KINENOTEなどの作品記録を基に、基本情報をまとめました。上映時間は資料や収録版によって異なり、日本の作品情報では91分とされています。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 邦題 | 13日の金曜日/ジェイソンの命日 | 「ジェイソンの命日」とも呼ばれる |
| 原題 | Jason Goes to Hell: The Final Friday | 「最後の金曜日」を含むタイトル |
| 製作年 | 1993年 | 米国製作のホラー映画 |
| 米国公開日 | 1993年8月13日 | 金曜日 |
| 日本公開日 | 1993年10月9日 | 配給:UIP |
| シリーズ内の位置 | 第9作 | 『13日の金曜日』本編シリーズの一作 |
| 監督 | アダム・マーカス | Adam Marcus |
| 脚本 | ディーン・ロリー、ジェイ・ヒューグリー | Dean Lorey、Jay Huguely |
| 製作 | ショーン・S・カニンガム | シリーズ第1作の監督でもある |
| 音楽 | ハリー・マンフレディーニ | シリーズを支えてきた作曲家 |
| 上映時間 | 91分 | 日本の作品データ。版によって表示差がある |
主要キャストも確認しておきましょう。ジェイソン役は、シリーズでおなじみのケイン・ホッダー。物語の中心となるスティーブン・フリーマン役をジョン・D・ルメイ、ジェシカ・キンブル役をカリ・キーガンが演じています。
加えて、ジェイソンを追う賞金稼ぎクレイトン・デューク役にスティーヴン・ウィリアムズ、ロバート・キャンベル役にスティーヴン・カルプ、ダイアナ・キンブル役にエリン・グレイが出演。監督のアダム・マーカスは、本作が長編映画の監督デビュー作として紹介されています。
【あらすじ】肉体を失ったジェイソンが一族の秘密に迫る
ここからは物語の核心に触れます。結末に関するネタバレを避けたい場合は、次の見出しまで読み進めるのがおすすめです。
物語の舞台は、過去に凄惨な事件が起きたクリスタル・レイク。殺人鬼ジェイソンは、特殊部隊の罠によって爆破され、肉体を失います。ところが、遺体の検査中に異変が発生。ジェイソンの邪悪な心臓をきっかけに、別の人間がその力に支配されてしまいます。
ジェイソンは人間の肉体を次々と乗り換えながら、再びクリスタル・レイクへ向かいます。従来の作品では、ホッケーマスクを着けたジェイソン本人が追跡者として登場する場面が中心でした。本作は、その存在が他人の身体に宿るという仕掛けを採用し、シリーズの定番だった殺人鬼と逃げる人々の構図を大きく変えています。
物語の鍵を握るのは、ジェイソンの血族です。妹ダイアナ、その娘ジェシカ、ジェシカの娘ステファニーという一族のつながりが明かされ、ジェイソンを完全に倒す方法にも血筋が関わってきます。
ジェシカの元夫スティーブンは、ジェイソンの正体と弱点を知る賞金稼ぎクレイトン・デュークと協力。人間の身体を渡り歩くジェイソンを止めようとします。単に相手を倒すだけでは決着がつかないため、誰がジェイソンに乗り移られているのかという疑念も、物語の緊張感につながっています。
終盤では、ジェイソンが再び肉体を得るための条件と、一族にまつわる秘密が明らかになります。さらにラストには、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーを思わせる鉤爪が登場。シリーズの枠を超えた展開を予感させる演出も、本作を語るうえで外せません。
【タイトルの意味】「The Final Friday」は本当にシリーズ最終作だったのか
原題に含まれる「The Final Friday」は、文字どおりなら「最後の金曜日」です。「Jason Goes to Hell」も、ジェイソンが地獄へ向かうことを示唆しています。こうした表現が、日本語タイトルの「ジェイソンの命日」に込められた終幕のイメージと重なります。
ただし、タイトルに「Final」と付いているからといって、シリーズが本当に終わったわけではありません。AFI Catalogの作品記録でも、本作はシリーズ第9作として扱われ、その後も続編やクロスオーバー作品が制作されたことが確認できます。
公開順に見ると、本作の次には2001年の『ジェイソンX 13日の金曜日』、2003年の『フレディVSジェイソン』、2009年の『13日の金曜日』が続きます。したがって「最後の金曜日」は、シリーズ全体の歴史を振り返れば、実際の最終回を意味する言葉ではありません。
この点は、1984年公開の『13日の金曜日 完結編』にも通じます。こちらも完結を思わせるタイトルですが、シリーズはその後も続きました。ホラーシリーズでは、タイトルによる終幕の演出と、作品展開としての継続が必ずしも一致しないのです。
本作のラストでフレディを示唆する鉤爪が登場することも、単なるジェイソンの終焉ではなく、別のホラー作品へとつながる可能性を残す仕掛けとして読めます。後の『フレディVSジェイソン』を知っていると、この場面の意味がより明確になります。
【誕生日と由来】1946年6月13日説と「13日の金曜日」の真相
「ジェイソンの命日」と併せて検索されやすいのが、ジェイソン・ボーヒーズの誕生日と「13日の金曜日」の由来です。ここでは、キャラクターに関する情報と、現実の迷信を分けて整理します。
ジェイソンの誕生日は1946年6月13日とする情報が、シリーズの年表やファン向け資料などで紹介されています。ただし、関連資料には作品内の描写から年代を組み立てたものもあり、シリーズ全体の設定がすべて厳密に整合しているわけではありません。この日付はキャラクターのプロフィール情報として知られていますが、「ジェイソンの命日」や本作の公開日と同じ意味ではありません。
また、1946年6月13日は木曜日です。日付の数字が13であることと、曜日が金曜日であることは別の条件です。ジェイソンの誕生日とされる日付そのものが「13日の金曜日」だったわけではない点にも注意しましょう。
では、現実の「13日の金曜日」はなぜ不吉とされるのでしょうか。歴史解説メディアのHISTORYやナショナルジオグラフィックの解説では、その由来を単一の出来事に特定するのは難しいとされています。
よく挙げられる背景には、キリスト教文化における最後の晩餐で13人目の客とされるユダの存在や、イエスの磔刑が金曜日だったという伝承があります。また、「12」が一年の月数などを通じて区切りのよい数字とみなされ、その次の「13」が不吉と結びついたという説明もあります。
一方、1307年10月13日(金)にテンプル騎士団が逮捕された出来事を起源とする説も広く語られますが、それだけで迷信の成立を説明できると確定しているわけではありません。複数の文化的・歴史的要素が重なって定着したと考えるのが適切です。
そして、13日の金曜日が不吉だという考えは、あくまで迷信や文化的なイメージです。この日に必ず事故や不幸が増えると証明されているわけではありません。映画『13日の金曜日』シリーズは、こうした不吉なイメージをホラー表現へと結びつけた代表的な作品群です。
【シリーズ内の位置づけ・評判】第9作はなぜ賛否が分かれるのか
『ジェイソンの命日』は、1980年に始まった『13日の金曜日』シリーズの第9作です。第8作『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』の後に公開され、従来の殺人鬼像を大胆に変えた作品として位置づけられます。
シリーズの公開順を簡単に振り返ると、次のようになります。
- 1980年:『13日の金曜日』
- 1981年:『13日の金曜日 PART2』
- 1982年:『13日の金曜日 PART3』
- 1984年:『13日の金曜日 完結編』
- 1985年:『新・13日の金曜日』
- 1986年:『13日の金曜日 PART6/ジェイソンは生きていた!』
- 1988年:『13日の金曜日 PART7/新しい恐怖』
- 1989年:『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』
- 1993年:『13日の金曜日/ジェイソンの命日』
- 2001年:『ジェイソンX 13日の金曜日』
- 2003年:『フレディVSジェイソン』
- 2009年:『13日の金曜日』
このうち2003年の『フレディVSジェイソン』は、『エルム街の悪夢』シリーズとのクロスオーバー作品です。また、2009年版は1980年の第1作を基にしたリブート作品として、1993年の本作とは区別して見ることができます。
本作の評価が分かれる理由は、シリーズの定番を崩したことにあります。ジェイソンが肉体を乗り換える設定は、単純な追跡劇とは異なる展開を生み出す一方、ホッケーマスク姿のジェイソンが暴れ回る場面を期待するファンにとっては、物足りなさにつながりやすい構成です。
また、家族の血筋や復活の条件といった超自然的な設定が増えたことで、物語の説明が複雑になっています。従来のスラッシャー映画らしい単純明快な恐怖を求めるか、新しい神話設定やシリーズの意外な方向転換を楽しめるかによって、受け止め方が変わる作品です。
評価の数字にも、その厳しい受け止め方が表れています。2026年10月28日に確認できるRotten Tomatoesの掲載情報では、批評家スコアは11%、観客スコアは23%です。Metacriticでは批評家評価が100点満点中17点となっています。一方、日本のKINENOTEでは52人の評価による平均評点が53.3点です。集計対象や評価尺度が異なるため単純比較はできませんが、批評家からは厳しい評価を受けていることが分かります。
それでも、シリーズの中で異色作を探している人や、ジェイソンのルーツ、一族の秘密、後のクロスオーバー作品につながる演出に関心がある人には見る価値があります。逆に、ジェイソンが登場人物を追い詰める王道のスラッシャー映画を最優先する人は、初期作品から見始めるほうが満足しやすいでしょう。
【2026年の視聴方法】配信サービスと「13日の金曜日」の日程
『ジェイソンの命日』を2026年に視聴したい場合は、まず国内の配信サービスで作品名を検索するのが現実的です。U-NEXTの公式作品ページでは、2026年9月時点で本作が見放題作品として掲載されています。TSUTAYA DISCASにもレンタル案内があります。
ただし、配信サービスのラインアップは契約や配信権の変更によって変動します。検索結果に作品名が表示されても、現在の契約で見放題なのか、追加料金が必要なのか、宅配レンタルなのかは別問題です。視聴前に各サービスの作品ページで提供形態を確認してください。
なお、作品の公開日と、現実の「13日の金曜日」の日程は区別する必要があります。2026年に13日が金曜日となる日は、暦情報サイトtimeanddate.comによると次の3日です。
- 2026年2月13日(金)
- 2026年3月13日(金)
- 2026年11月13日(金)
2026年10月28日現在、2月と3月の日程はすでに過ぎており、次の13日の金曜日は11月13日です。ホラー映画を鑑賞する日として選ぶなら、シリーズの第9作である『ジェイソンの命日』は、日付のイメージと物語の内容が結びついた一本といえます。
【ジェイソンの命日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ジェイソンの命日はいつですか?
A1:「ジェイソンの命日」は、1993年公開の映画『13日の金曜日/ジェイソンの命日』の邦題です。キャラクターの実際の命日を示す確定した日付として使われているわけではありません。
Q2:ジェイソンの誕生日は1946年6月13日で間違いありませんか?
A2:1946年6月13日という日付は、シリーズの年表やファン向け資料などで紹介されています。ただし、映画本編の描写と関連資料を区別して理解することが大切です。なお、この日は木曜日で、13日の金曜日ではありません。
Q3:『ジェイソンの命日』はどこで見られますか?
A3:U-NEXTの公式作品ページでは、2026年9月時点で見放題作品として掲載されています。TSUTAYA DISCASにもレンタル案内があります。配信状況は変わるため、視聴する際は各サービスの最新情報を確認してください。
Q4:『ジェイソンの命日』は『13日の金曜日』シリーズの最終作ですか?
A4:いいえ。シリーズ第9作ですが、その後も『ジェイソンX 13日の金曜日』(2001年)、『フレディVSジェイソン』(2003年)、『13日の金曜日』(2009年)が公開されています。原題の「The Final Friday」は、シリーズ全体の最終作という意味ではありません。
まとめ:タイトルの意味と公開日を区別すれば作品の位置づけが分かる
「ジェイソンの命日」という言葉の正体は、1993年公開のホラー映画『13日の金曜日/ジェイソンの命日』です。原題は『Jason Goes to Hell: The Final Friday』で、米国公開日は1993年8月13日、日本公開日は同年10月9日。シリーズ第9作として、ジェイソンの肉体の破壊と復活、一族の秘密を描いています。
ジェイソンの誕生日とされる1946年6月13日という情報や、13日の金曜日が不吉とされる由来は、映画の公開日やタイトルとは別に整理する必要があります。誕生日の日付は木曜日であり、「ジェイソンの命日」という邦題も、現実の命日を意味するものではありません。
作品選びでは、従来のスラッシャー映画としての恐怖だけでなく、シリーズの設定を大胆に変えた異色作として見ることがポイントです。評価は批評家を中心に厳しめですが、ジェイソンのルーツやシリーズの転換点に関心がある人なら、後続作品とのつながりも含めて楽しめる一本です。
2026年の次の13日の金曜日は11月13日。日付の由来やタイトルの意味を理解したうえで鑑賞すれば、単なるホラー映画としてだけでなく、長く続くシリーズの歴史を振り返る機会にもなるでしょう。