京都市右京区にある西京極総合運動公園は、陸上競技や野球、プール、アイススケートなどを楽しめる京都有数のスポーツ拠点です。2026年は、3月20日にキッズエリアとドッグランがオープンし、競技者だけでなく、子ども連れの家族や愛犬家にとっても利用目的が広がりました。
一方、京都アクアリーナでは25mサブプールの供用停止や冬季スケート営業への切り替えがあり、施設によって利用できる設備や営業時間が異なります。京都市や京都市スポーツ協会、各施設の公式案内をもとに、2026年10月28日時点の施設情報、利用料金、予約方法、駐車場、アクセスを整理しました。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 施設一覧:たけびしスタジアム京都、わかさスタジアム京都、東寺ハウジングフィールド西京極、京都アクアリーナなどが集まる総合運動公園。
- 2026年の新施設:3月20日にキッズエリアとドッグランがオープン。キッズエリアは無料、ドッグランは事前登録と利用料金が必要。
- 利用料金:陸上トラックの個人利用は大人310円、小人150円。京都アクアリーナのプールは一般830円、小中学生410円が基本料金。
- 重要な最新情報:京都アクアリーナの25mサブプールは2026年7月15日から休止中。再開は2027年1月ごろの見込み。
- アクセス:阪急京都線の西京極駅が最寄り駅。公園内の駐車場は大会開催時に混雑・貸し切りとなる場合がある。
【施設一覧】西京極総合運動公園でできることを目的別に解説
西京極総合運動公園の特徴は、大規模な競技施設と、市民が日常的に利用できる運動・レクリエーション施設が同じエリアに集まっていることです。観戦目的で訪れる人、個人で運動したい人、子どもと遊びたい人では、選ぶべき施設が変わります。
2026年時点の主な施設と用途は次のとおりです。
- たけびしスタジアム京都:陸上競技や球技の大会、トラックの個人利用などに対応する陸上競技場兼球技場。
- わかさスタジアム京都:高校野球をはじめとする野球大会や野球練習に利用される野球場。
- 東寺ハウジングフィールド西京極:陸上競技の練習に適した補助競技場。一般利用できる日には個人でトラックを走れる。
- 京都アクアリーナ:プール、冬季のアイススケートリンク、トレーニングジム、アーチェリー場、ボルダリングなどを備える複合スポーツ施設。
- にっしんでんきアリーナ京都(京都市体育館):バスケットボールなどの屋内スポーツや各種競技大会に利用される体育館。
- 市民スポーツ会館:市民向けのスポーツ活動や各種教室などに利用される施設。
- キッズエリア:木製遊具を備え、子どもが体を動かして遊べる無料エリア。
- ドッグラン:全犬種エリアと小型犬専用エリアを備えた、犬と一緒に利用できる施設。
- ジョギングコース:園内を周回する、距離の異なる2つのランニングコース。
京都市スポーツ協会の施設案内では、陸上競技場、補助競技場、野球場の利用方法や料金が個別に案内されています。名称が似ていても、対応する競技や申込方法は同じではありません。特に、陸上トラックを走りたい人は、メインのたけびしスタジアム京都と補助競技場の一般開放日を区別して確認することが大切です。
【料金比較】たけびしスタジアム京都・野球場・アクアリーナはいくら?
西京極総合運動公園の施設利用料金は、個人で利用する場合と、団体で競技場全体を借りる場合で大きく異なります。以下は、京都市スポーツ協会の料金資料と京都アクアリーナの公式案内に基づく代表的な料金です。
| 施設・利用目的 | 個人利用の料金 | 専用利用の代表例 | 2026年の注意点 |
|---|---|---|---|
| たけびしスタジアム京都 | 大人310円、小人150円 | 全面利用・アマチュアスポーツ・入場料なしの場合、平日9~12時39,590円、土日祝52,790円 | 個人利用日と全面利用では条件が異なる |
| 東寺ハウジングフィールド西京極 | 大人310円、小人150円 | 全面利用・平日9~12時13,190円、土日祝17,590円 | 一般利用ではフィールドに立ち入れない場合がある |
| わかさスタジアム京都 | 利用内容による | 全面利用・アマチュアスポーツ・入場料なしの場合、平日9~12時25,290円、土日祝32,990円 | 大会や予約状況によって利用条件が変わる |
| 京都アクアリーナのプール | 一般830円、小中学生410円 | 専用利用は施設・利用内容により異なる | 25mサブプールは休止中 |
| 京都アクアリーナのスケート | 一般1,670円、小中学生830円、貸靴450円 | 団体利用は20人以上で割引あり | 一般利用は2026年11月2日開始予定 |
| キッズエリア | 無料 | 一般利用 | 木製遊具を備えた屋外エリア |
| ドッグラン | 1頭1時間500円、1日フリー1,000円など | 登録制 | 利用登録が必要 |
※競技場の専用利用料金は、指定された時間帯・利用区分の一例です。入場料の徴収、競技内容、利用時間、付属設備などによって料金が変わります。個人利用についても、施設の一般開放日や利用条件を事前に確認してください。
料金を比較するときに注意したいのは、施設全体を借りる料金と、個人でトラックやプールを利用する料金を単純に比較できない点です。例えば、たけびしスタジアム京都の個人利用は大人310円ですが、全面利用では数万円以上になる場合があります。練習目的なら個人利用日を探し、チーム練習や大会開催なら専用利用を検討するのが合理的です。
【京都アクアリーナ】プール料金・スケート営業時間・休館日の最新情報
京都アクアリーナは、季節によってメイン設備の用途が変わる施設です。夏季には50mメインプール、冬季にはアイススケートリンクとして利用され、トレーニングジムなどは別途利用できます。年間を通じて同じ設備が使えるわけではないため、訪問日が決まったら月間予定表を確認しましょう。
プール料金と2026年の利用状況
京都アクアリーナの公式料金案内では、プールの個人利用料金は一般830円、小中学生410円です。50mメインプールは例年5月から9月末までの営業で、2026年も秋以降はスケートリンクへの転換期間に入っています。
特に注意したいのが、25mサブプールの休止です。京都市は2026年7月14日、ろ過設備操作盤の自動制御に不具合が発生したことを受け、7月15日からサブプールの供用を停止すると発表しました。対象には25mプールのほか、キッズプール、ウォータースライダー、ジャグジーも含まれます。京都市の案内では、修繕完了と供用再開は2027年1月ごろの見込みです。
そのため、2026年10月時点で「子どもとプールで遊びたい」という目的なら、通常の料金だけを見て訪問を決めるのは避けたいところです。プールを利用できるかどうかを先に確認し、再開予定は変更される可能性も考慮してください。
アイススケートの営業時間と料金
京都アクアリーナの公式案内では、スケートの個人利用料金は一般1,670円、小中学生830円で、貸靴は450円です。幼児の入場料は無料ですが、靴を借りる場合は別途料金が必要です。滑走時には手袋の着用が必要で、ヘルメットは貸靴コーナーで無料貸し出しされています。
2026年の一般利用は11月2日から開始予定です。メインリンクは平日9時~17時15分、土日祝9時~19時、サブリンクは平日9時~17時、土日祝9時~19時が基本の案内ですが、教室などで一般利用できない時間帯があります。利用日ごとの予定表を確認するのが確実です。
営業時間と休館日
施設全体の基本営業時間は9時~21時で、利用時間は20時50分までです。通常の休館日は火曜日で、火曜日が祝日の場合は翌日が休館日となります。年末年始は12月29日~1月3日が休館日の基本ですが、スケートは特別営業となる場合があります。
トレーニングジムの個人利用料金は一般520円で、16歳以上が対象です。アーチェリー場は一般520円、小中学生260円、ボルダリングは一般520円、小中学生260円で、ボルダリングの貸靴は200円です。施設利用料金の支払いは現金のみと案内されているため、キャッシュレス決済だけで訪問しないよう注意しましょう。
【2026年新設】キッズエリアとドッグランはどんな施設?
2026年の大きな変化が、わかさスタジアム京都周辺に整備されたキッズエリアとドッグランです。京都市は2026年2月18日に両施設のオープンを発表し、3月20日から利用を開始しました。整備には、株式会社わかさ生活からのネーミングライツ料が活用されています。
キッズエリアは無料で遊べる
キッズエリアには木製遊具が設置され、子どもが体を動かしながら遊べるスペースとなっています。電車を眺められる場所もあり、スポーツ観戦やランニングを目的に訪れた家族が、子どもと一緒に過ごす選択肢が増えました。
利用料金は無料で、特別な利用登録も必要ない施設として案内されています。場所はわかさスタジアム京都の東側です。屋外施設のため、天候や現地の案内に注意し、遊具を利用する際は子どもの年齢や体格に合った遊び方を心がけましょう。
ドッグランは登録制・有料
ドッグランは、全犬種エリアと小型犬専用エリアに分かれており、木陰や自然の傾斜を楽しめる設計です。場所はわかさスタジアム京都の北側周辺。犬を自由に走らせられる場所を探している飼い主にとって、新たな選択肢となります。
利用には事前の登録が必要で、料金は1頭当たり1時間500円、1日フリー1,000円などです。利用条件や登録手続きの詳細は、施設運営者の案内で確認してください。キッズエリアとは異なり、無料で自由に利用できる施設ではありません。
この2施設の整備は、公園を競技大会やトレーニングだけの場所にとどめず、家族や愛犬家が日常的に訪れる空間へ広げる動きです。京都市も、幅広い世代が気軽に訪れられる公園づくりを整備の目的に掲げています。
【アクセス・駐車場】阪急西京極駅からの行き方と料金
西京極総合運動公園の最寄り駅は、阪急京都線の西京極駅です。駅から各施設までの所要時間は、向かう場所や入口によって異なりますが、おおむね徒歩5~10分が目安です。京都アクアリーナは駅から徒歩約5分と案内されています。
京都駅からは京都市営バス23号系統で「西京極運動公園前」下車、徒歩約5分。四条河原町方面からも市バス32号・80号系統などでアクセスできます。電車・バスの利用なら、競技大会やイベント開催時の駐車場混雑を避けやすくなります。
公園内の駐車場と料金
京都市スポーツ協会が案内する公園内の駐車場は、第1駐車場が27台、第2駐車場が42台、第3駐車場が100台、第4駐車場が43台です。第2駐車場はスポーツ会館地下にあり、高さ制限は2.1m。第4駐車場は阪急高架下に高さ制限2.3mの箇所があります。
- 第1・第3・第4駐車場:平日8~22時は30分100円、1日最大800円。土日祝は20分100円、1日最大2,000円。
- 第1・第3・第4駐車場の夜間:22~翌8時は平日・土日祝とも60分100円。
- 第2駐車場:8~22時20分の営業で、平日は30分100円・1日最大800円、土日祝は20分100円・1日最大2,000円。
京都アクアリーナにも専用駐車場があり、公式案内では約100台、平日1時間250円、土日祝1時間300円です。施設利用による駐車料金の割引はありません。公園内の駐車場と京都アクアリーナの駐車場では料金体系が異なるため、目的地に合わせて選んでください。
なお、スポーツ大会やイベントの開催時には、駐車場が貸し切りとなったり、早い時間に満車になったりする場合があります。空車待ちのための道路上の駐停車や、近隣店舗の駐車場への無断駐車は避けましょう。
【施設予約・ジョギング】一般利用できる日と申込方法
競技場の予約は窓口への確認が基本
たけびしスタジアム京都、東寺ハウジングフィールド西京極、わかさスタジアム京都は、京都市スポーツ協会の案内で施設窓口での直接受付が案内されています。代表連絡先は075-313-9131です。団体での全面利用や大会開催を検討する場合は、希望日時、競技内容、必要な設備を整理して問い合わせると手続きが進めやすくなります。
京都府・市町村共同公共施設案内予約システムもありますが、すべての施設・利用方法が同じシステムで完結するわけではありません。施設の空き状況確認と予約申込みでは必要な手続きが異なる場合があるため、対象施設の受付方法を事前に確認してください。京都アクアリーナについては、同施設の問い合わせ・予約窓口で案内されています。
また、東寺ハウジングフィールド西京極などの個人利用は、競技場の一般開放日に限られる場合があります。開放日は月ごとに公表されるため、希望日が決まったら最新の開放予定をチェックしましょう。個人利用料金は大人310円、小人150円で、11枚つづりの回数券も案内されています。
ジョギングコースは850mと1,250mの2種類
園内には、距離の異なる2つの周回コースがあります。京都市のコース案内によると、りすコースは1,250m、はりねずみコースは850mです。初めて走る人は短いコースから始め、距離を伸ばしたい人はりすコースを選ぶと、無理のないペースをつかみやすくなります。
どちらも園内の陸上競技場やアクアリーナ、わかさスタジアム京都などを見ながら走れるコースです。専用の陸上トラックを借りなくても運動を始めやすいのが魅力ですが、園内はランナーだけでなく、歩行者や家族連れも利用します。周囲の通行に配慮し、イベント開催時は現地の案内に従ってください。
京都市の2026年8月12日付コース詳細では、無料コインロッカーは設置場所の工事に伴い利用できないと案内されています。荷物を預ける予定がある場合は、駅のロッカーなど代替手段も検討しましょう。
【プロの結論】目的別の選び方と2026年秋以降の注目点
西京極総合運動公園は、同じ場所で複数の楽しみ方ができる一方、施設ごとに営業期間、料金、予約方法が違います。訪問の目的を先に決めておくと、現地で「使いたかった設備が休止中だった」という行き違いを防ぎやすくなります。
- 陸上トラックで練習したい人:たけびしスタジアム京都と東寺ハウジングフィールド西京極の一般開放日を比較する。大会利用や芝生養生などで利用範囲が制限される場合もある。
- 野球を楽しみたい人:わかさスタジアム京都の大会日程や施設利用条件を確認する。観戦と施設の貸し出しでは必要な情報が異なる。
- 泳ぎたい人:京都アクアリーナの最新の営業案内を確認する。2026年10月時点では50mメインプールは季節の切り替え期間、25mサブプールは休止中。
- 冬にスケートをしたい人:2026年11月2日の一般利用開始予定と月間予定表を確認し、貸靴代や手袋も含めて予算を考える。
- 子どもと気軽に遊びたい人:無料のキッズエリアを候補にする。プール遊びを予定している場合は、サブプールの休止状況に注意する。
- 犬を走らせたい人:ドッグランの事前登録と利用料金を確認する。キッズエリアとは利用条件が異なる。
- 費用を抑えて運動したい人:ジョギングコースや、一般開放日のトラック個人利用を検討する。
施設の運営体制にも今後の動きがあります。京都市は2026年10月16日、スポーツ施設の指定管理者候補を公表しました。西京極総合運動公園北側区域の候補は京都スポーツネットワーク、プール兼アイススケートリンク施設の候補はアクアリーナ・西院スポーツネットワークです。京都市の発表では、11月市会に議案を提出し、可決された場合に指定管理期間開始時から運営を担う予定とされています。候補選定の段階であり、今後の運営変更については正式な発表を確認する必要があります。
また、京都市は2025年9月に、西京極総合運動公園などのさらなる活用に向けた検討について公表しました。施設・設備の老朽化への対応や、スポーツ機能の維持・向上に加え、子育て世帯や若者にとっての魅力づくりが課題に挙げられています。2026年にキッズエリアとドッグランが整備されたことは、競技施設としての役割に加え、公園の日常利用を広げる取り組みの一つです。
【西京極総合運動公園施設】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:西京極総合運動公園で無料で利用できる施設はありますか?
A1:キッズエリアは無料で利用できます。また、園内のジョギングコースも、施設の一般利用料金を支払わずに走れるコースです。ただし、イベント開催時などは現地の案内に従ってください。
Q2:京都アクアリーナのプールは2026年10月も利用できますか?
A2:50mメインプールは冬季のスケートリンクへの切り替え期間に入っています。25mサブプールは設備不具合により2026年7月15日から休止中で、京都市は再開を2027年1月ごろと見込んでいます。最新の営業案内を確認してから訪問してください。
Q3:京都アクアリーナのスケートはいつから利用できますか?
A3:2026年の一般利用は11月2日開始予定です。一般1,670円、小中学生830円、貸靴450円が基本料金です。リンクの利用可能時間は教室などで変わるため、月間予定表を確認しましょう。
Q4:西京極総合運動公園の駐車場は無料ですか?
A4:公園内の駐車場は有料です。第1・第3・第4駐車場は平日30分100円、土日祝20分100円で、日中の最大料金はそれぞれ800円、2,000円です。大会やイベント時には利用できない場合もあります。
Q5:ドッグランは予約なしで利用できますか?
A5:京都市の案内では、ドッグランは利用登録が必要な有料施設です。1頭1時間500円、1日フリー1,000円などの料金が案内されています。訪問前に登録方法や利用条件を確認してください。
Q6:たけびしスタジアム京都や東寺ハウジングフィールド西京極は個人でも利用できますか?
A6:個人利用できる日があります。料金は大人310円、小人150円が基本ですが、一般開放日や利用できる範囲は日によって異なります。京都市スポーツ協会が公表する開放予定を確認し、必要に応じて施設へ問い合わせてください。
まとめ:最新の営業状況と利用条件を確認してから出かけよう
西京極総合運動公園は、たけびしスタジアム京都やわかさスタジアム京都での競技・観戦から、京都アクアリーナでの水泳やスケート、ジョギング、子どもとの外遊び、愛犬との時間まで、幅広い目的に対応する運動公園です。
2026年はキッズエリアとドッグランが新設され、日常的に訪れる場所としての魅力も広がりました。一方、京都アクアリーナの25mサブプール休止や季節による設備の切り替えなど、訪問前に押さえておきたい変更もあります。
失敗しないための判断基準は、目的に合う施設を選び、利用料金と営業状況、一般開放日、予約方法、駐車場の混雑を順番に確認することです。特に料金や休止期間、営業開始予定は変更される場合があるため、京都市、京都市スポーツ協会、各施設の最新案内を確認してから出かけましょう。