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【2026年MLBポストシーズン最終結果】ブリュワーズが頂点に立つ

早瀬 結衣 早瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2026年のポストシーズンを制したのは、ナショナルリーグ中地区のミルウォーキー・ブリュワーズだ。ワイルドカードから勝ち上がったチームではないが、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズを通じて安定した戦いを披露した。

【検証資料 1】mlb ポストシーズン結果の当時の様子・関連報道写真(出典:日テレNEWS NNN / Yahoo!ニュース)

MLB公式のポストシーズン記録によると、最終的なシリーズ結果は次のとおり。

- ワールドシリーズ:ブリュワーズがレイズに4勝1敗
- アメリカンリーグ優勝決定シリーズ:レイズがガーディアンズに4勝2敗
- ナショナルリーグ優勝決定シリーズ:ブリュワーズがドジャースに4勝0敗
- アメリカンリーグ地区シリーズ:レイズ、ガーディアンズが勝ち上がり
- ナショナルリーグ地区シリーズ:ブリュワーズ、ドジャースが勝ち上がり

特に注目されたのは、前年までワールドシリーズ連覇を達成していたドジャースの敗退だ。ブリュワーズはNLCSで一度も負けることなく4連勝。前年の悔しさを晴らすような勝ち上がりで、1982年以来となるワールドシリーズ進出を決めた。

一方、アメリカンリーグではレイズがガーディアンズとの6試合に及ぶ接戦を制し、ワールドシリーズへの切符を獲得した。

【ワイルドカード&地区シリーズ】全試合スコアと勝ち上がり

mlbポストシーズン結果

2026年のワイルドカードシリーズは9月29日に開幕。アメリカンリーグ、ナショナルリーグそれぞれで3試合制の勝負が繰り広げられた。

ワイルドカードシリーズ結果

アメリカンリーグではホワイトソックスとヤンキースが、それぞれ2連勝で次のラウンドに進出。ナショナルリーグではブレーブスとパドレスが勝ち上がった。

アメリカンリーグ

対戦カード 第1戦 第2戦 シリーズ結果
ホワイトソックス対アストロズ 6-3 7-3 ホワイトソックス2勝0敗
ヤンキース対レッドソックス 9-0 9-2 ヤンキース2勝0敗

ナショナルリーグ

対戦カード 第1戦 第2戦 第3戦 シリーズ結果
ブレーブス対フィリーズ 5-3 3-4 6-2 ブレーブス2勝1敗
パドレス対カブス 8-0 4-1 ― パドレス2勝0敗

ブレーブス対フィリーズは第3戦までもつれ込んだ。フィリーズは第2戦を延長戦で制して勝負を最終戦に持ち込んだものの、ブレーブスが第3戦を6対2で制して突破した。

パドレスはカブスに2試合連続で勝利。打線と投手陣の両面で優位に立ち、地区シリーズに進んだ。

ディビジョンシリーズ結果

地区シリーズでは、レイズがヤンキースを3連勝で撃破。一方、ガーディアンズはホワイトソックスに2連敗した後、3連勝という劇的な逆転劇を演じた。

アメリカンリーグ地区シリーズ

対戦カード 試合別スコア 勝者
レイズ対ヤンキース 1-0、5-2、4-3 レイズ3勝0敗
ガーディアンズ対ホワイトソックス 0-3、3-4、9-3、9-5、2-0 ガーディアンズ3勝2敗

ガーディアンズは第1戦と第2戦を落とし、後がない状況から反撃を開始。第3戦で9対3、第4戦で9対5と連勝し、最終第5戦も2対0で完封勝利を収めた。

対照的にレイズは、ヤンキースを相手に3試合すべてを勝利。投手力を生かした安定感のあるシリーズとなった。

ナショナルリーグ地区シリーズ

対戦カード 試合別スコア 勝者
ブリュワーズ対パドレス 3-2、4-3、3-4、3-1 ブリュワーズ3勝1敗
ドジャース対ブレーブス 5-3、2-3、3-1、4-1 ドジャース3勝1敗

ブリュワーズはパドレスとの第3戦を落としたものの、第4戦を3対1で制して突破。ドジャースもブレーブスとの接戦を制し、NLCSで両チームが激突する構図が完成した。

【MLBポストシーズン組み合わせ・トーナメント表】勝ち上がりを一覧で確認

2026年のトーナメントは、アメリカンリーグとナショナルリーグからそれぞれ勝ち上がったチームが最後にワールドシリーズで対戦する形式だ。

全ラウンドの関係を整理すると、以下のようになる。

ラウンド アメリカンリーグ ナショナルリーグ ワイルドカード ホワイトソックス、ヤンキース ブレーブス、パドレス 地区シリーズ レイズ、ガーディアンズ ブリュワーズ、ドジャース リーグ優勝決定シリーズ レイズが4勝2敗で勝利 ブリュワーズが4勝0敗で勝利 ワールドシリーズ レイズ ブリュワーズ 最終結果 準優勝 優勝・4勝1敗

この表から分かるように、2026年のナショナルリーグはブリュワーズが圧倒的な勢いで勝ち上がった。対照的にアメリカンリーグでは、ガーディアンズの逆転劇やレイズの安定した戦いが目立った。

最終的に、NLCSを4連勝で突破したブリュワーズと、ALCSを4勝2敗で勝ち抜いたレイズがワールドシリーズで対戦。異なる勝ち上がり方をした両チームが、シーズン最後の舞台で激突した。

【ALCS・NLCS結果】レイズとブリュワーズがリーグ制覇

アメリカンリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)

レイズ対ガーディアンズのALCSは、2026年10月12日から19日にかけて開催された。

序盤はガーディアンズが先行したものの、レイズが持ち前の粘りを発揮。最終的に4勝2敗でシリーズを制した。

全6試合のスコア

試合 スコア 勝者
第1戦 ガーディアンズ7-3レイズ ガーディアンズ
第2戦 レイズ3-1ガーディアンズ レイズ
第3戦 ガーディアンズ3-2レイズ ガーディアンズ
第4戦 レイズ7-3ガーディアンズ レイズ
第5戦 レイズ3-1ガーディアンズ レイズ
第6戦 レイズ7-3ガーディアンズ レイズ

レイズは第2戦でシリーズを1勝1敗に戻すと、第4戦で再び勝ち越し。第5戦、第6戦も連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた。

注目選手の一人はフレディ・ペラルタだ。MLB公式のシリーズ記録では、レイズをワールドシリーズに導いたALCSのMVPとして紹介されている。かつてブリュワーズに所属した投手が、古巣と世界一を争う展開も2026年の見どころとなった。

ナショナルリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)

一方、ブリュワーズ対ドジャースのNLCSは、4試合で決着した。

ドジャースは2024年、2025年とワールドシリーズを連覇しており、2026年は3連覇を狙っていた。しかし、ブリュワーズがその挑戦を阻止した。

全4試合のスコア

試合 スコア 勝者
第1戦 ブリュワーズ2-1ドジャース ブリュワーズ
第2戦 ブリュワーズ7-4ドジャース ブリュワーズ
第3戦 ブリュワーズ6-2ドジャース ブリュワーズ
第4戦 ブリュワーズ6-4ドジャース ブリュワーズ

第1戦を2対1で制したブリュワーズは、第2戦も7対4で勝利。第3戦は6対2、第4戦は6対4と、攻守の両面でドジャースを上回った。

MLB公式の試合レポートによると、第4戦の最後のアウトをジャクソン・チョーリオが捕球した瞬間、ブリュワーズの選手たちはマウンド付近に集まり、優勝決定の喜びを爆発させた。

加えて、この勝利には歴史的な意味があった。前年のポストシーズンでドジャースにスイープ負けを喫していたブリュワーズが、翌年には同じ相手を4連勝で破ったのである。MLB公式は、前年にスイープされた相手を翌年のポストシーズンでスイープし返した初のチームとして紹介している。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も、試合後に相手があらゆる面で上回っていたことを認めた。強力な選手層を持つドジャースを圧倒したブリュワーズの完成度が際立つシリーズだった。

【2026年ワールドシリーズ全試合結果】ブリュワーズがレイズを4勝1敗で撃破

ブリュワーズ球団初優勝

2026年のワールドシリーズは、ミルウォーキー・ブリュワーズとタンパベイ・レイズの対戦となった。

10月23日に開幕し、最終第5戦は10月28日に開催。ブリュワーズが4勝1敗でレイズを下し、球団初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

ワールドシリーズ全5試合のスコア

日付 試合 スコア シリーズ状況
10月23日 第1戦 ブリュワーズ3-2レイズ ブリュワーズ1勝0敗
10月24日 第2戦 ブリュワーズ5-4レイズ ブリュワーズ2勝0敗
10月26日 第3戦 ブリュワーズ10-1レイズ ブリュワーズ3勝0敗
10月27日 第4戦 レイズ4-3ブリュワーズ ブリュワーズ3勝1敗
10月28日 第5戦 ブリュワーズ4-1レイズ ブリュワーズ4勝1敗

第1戦、第2戦はいずれも1点差の接戦だった。ブリュワーズは序盤からリードを奪い、レイズの反撃をかわして連勝した。

第3戦は5回に8得点の猛攻

シリーズの流れを決定づけたのが、第3戦の10対1という大勝だった。

ブリュワーズは5回に打線が爆発。2アウトから一挙8得点を挙げ、レイズを突き放した。MLB公式の試合レポートによると、この回は先発全員が出塁し、9人中8人が打点を記録する猛攻となった。

先発ロバート・ガサーも6イニングを無失点、被安打1に抑える好投を披露。攻撃と守備がかみ合い、10対1という大差で勝利した。

第4戦はレイズが延長12回で意地を見せる

3連敗で後がなくなったレイズは、第4戦で反撃に転じた。

試合は延長12回までもつれ込み、レイズが4対3で勝利。シリーズを3勝1敗とし、優勝決定を第5戦に持ち越した。

ブリュワーズにとっては目前だった優勝を逃す悔しい展開だったが、翌日の第5戦で立て直した。

第5戦で決着!57年目の歴史的優勝

10月28日の第5戦、ブリュワーズは4対1でレイズを撃破した。

先発ジェイコブ・ミジオロウスキーは5回2/3を無失点に抑え、序盤からチームに勢いをもたらした。6回にはふくらはぎのけいれんで降板したものの、ブルペン陣が後を引き継いでリードを守った。

打線ではクーパー・プラットが活躍。5回に追加点につながる適時打を放ち、6回には犠牲フライで得点を挙げた。クリスチャン・イエリッチやウィリアム・コントレラスも得点に絡み、最終的に4対1で試合を締めくくった。

これによりブリュワーズは、1969年の球団創設から57年目で初めてワールドシリーズを制覇。ミルウォーキーにとっても、1957年のブレーブス以来となる野球の世界一となった。

【ブリュワーズ初優勝の理由と歴史的意味】MVPと投手陣が支えた快進撃

2026年のブリュワーズを単なる勢いだけの優勝チームと見るのは適切ではない。MLB公式の優勝特集では、継続的な選手補強、育成、分析と伝統的なスカウティングを組み合わせた球団運営、そしてチーム全体の結束が紹介されている。

ワールドシリーズMVPはウィリアム・コントレラス


ワールドシリーズMVP
2026年
- 打率:.381
- 安打:8本(21打数)
- 打点:4
- 捕手として盗塁阻止にも貢献

コントレラスは打撃だけでなく、捕手としての総合力でも優勝に貢献した。

MLB公式のMVP特集によると、ワールドシリーズでは8安打、4打点を記録。レイズの盗塁を9回の企図中4回阻止し、相手の機動力を抑え込んだ。

加えて、2026年からMLBで本格導入されたABSチャレンジシステムでも存在感を発揮。ポストシーズン全体で33回のチャレンジを行い、67%が判定変更となった。ワールドシリーズでは13回中10回が判定変更となり、77%という高い成功率を残した。

捕手として投手陣をリードしながら、打撃でも結果を出したことがMVP選出につながった。

NLCSのMVPはジェイク・バウアーズ


NLCS MVP
ナショナルリーグ優勝決定シリーズ
ドジャースとの4連勝を支えた選手の一人。攻撃だけでなく、一塁守備でも重要な場面で貢献した。

ブリュワーズの勝ち上がりでは、バウアーズの存在も見逃せない。MLB公式は彼をNLCSのMVPに選出。ドジャースとのシリーズで印象的なプレーを重ね、チームのリーグ制覇に貢献した。

2026年のブリュワーズを支えた3つの要素

今回の優勝を分析すると、特に次の3点が大きかった。

1.投手陣の安定感

NLDS、NLCS、ワールドシリーズを通じて、ブリュワーズの投手陣は大崩れしなかった。ワールドシリーズではチーム防御率1.91、被打率.182という数字を記録。レイズの打線を効果的に抑え込んだ。

2.守備と走塁への対応力

コントレラスを中心とした守備は、レイズの機動力を封じるうえで大きな役割を果たした。レイズはワールドシリーズ前のポストシーズンで盗塁企図11回すべてを成功させていたが、ブリュワーズとのシリーズでは思うように走れなかった。

3.選手層を維持する球団運営

MLB公式の優勝特集では、球団がジョシュ・ヘイダー、コービン・バーンズ、ウィリー・アダメス、フレディ・ペラルタら主力選手との別れを経験しながらも、補強と育成を継続してきた点が取り上げられている。

スター選手を集めるだけではなく、分析とスカウティングを組み合わせてチームを作り直す。その積み重ねが2026年の結果につながった。

1982年以来のワールドシリーズと57年目の初優勝

ブリュワーズの歴史を振り返るうえで、1982年は重要な年だ。

同球団は1982年にワールドシリーズへ進出したものの、セントルイス・カージナルスに敗れて優勝を逃していた。その後、2026年までワールドシリーズの舞台から遠ざかっていた。

ここで注意したいのは、57年という数字の意味だ。これは過去の優勝から57年間遠ざかっていたという意味ではない。1969年に球団の前身となるシアトル・パイロッツが創設されてから、2026年に初めてワールドシリーズを制したという歴史を示している。

つまり、2026年は球団史上初の優勝であると同時に、1982年以来44年ぶりのワールドシリーズ進出を果たした年でもある。

MLBの歴代優勝チームを振り返っても、連覇や複数回の優勝を経験した名門球団がある一方、ブリュワーズのように長い歴史を経て初めて頂点に立つチームもある。2026年の結果は、そうしたMLBの歴史に新たな名前を刻んだ。

【MLBポストシーズン結果2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のMLBワールドシリーズ優勝チームはどこ?

A1:ミルウォーキー・ブリュワーズです。タンパベイ・レイズを4勝1敗で破り、10月28日の第5戦で球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。

Q2:ブリュワーズとレイズのワールドシリーズ結果は?

A2:ブリュワーズが4勝1敗で勝利しました。第1戦から第3戦までブリュワーズが3連勝し、第4戦はレイズが延長12回の末に勝利。第5戦をブリュワーズが4対1で制しました。

Q3:ドジャースはなぜ敗退した?

A3:ナショナルリーグ優勝決定シリーズでブリュワーズに4連敗したためです。第1戦2対1、第2戦7対4、第3戦6対2、第4戦6対4と、すべての試合でブリュワーズが勝利しました。

Q4:2026年のワールドシリーズMVPは誰?

A4:ブリュワーズの捕手ウィリアム・コントレラスです。打率.381、4打点を記録し、捕手としても投手陣を支えました。

Q5:ブリュワーズの57年ぶりの優勝とはどういう意味?

A5:1969年の球団創設から57年目にして初めてワールドシリーズを制覇したという意味です。過去の優勝から57年が経過したという意味ではありません。

Q6:2026年のALCSとNLCSの優勝チームは?

A6:アメリカンリーグはレイズ、ナショナルリーグはブリュワーズです。レイズはガーディアンズを4勝2敗、ブリュワーズはドジャースを4勝0敗で下しました。

まとめ:2026年MLBポストシーズンはブリュワーズの歴史的初優勝で幕

2026年のMLBポストシーズンは、ミルウォーキー・ブリュワーズの球団史上初となるワールドシリーズ制覇という歴史的な結果で幕を閉じた。

今季の大きな要点は次のとおりだ。

- ワイルドカードではブレーブス、パドレス、ホワイトソックス、ヤンキースが勝ち上がった。
- ガーディアンズはホワイトソックスに0勝2敗から逆転した。
- レイズはALCSでガーディアンズを4勝2敗で撃破した。
- ブリュワーズはNLCSでドジャースを4連勝で破った。
- ワールドシリーズではブリュワーズがレイズを4勝1敗で下した。
- ウィリアム・コントレラスがワールドシリーズMVPを獲得した。

なかでも、前年までワールドシリーズを連覇していたドジャースをNLCSでスイープしたことは、今季の象徴的な出来事だった。

そして、57年目にして初めて世界一に到達したブリュワーズの優勝は、単なる一シーズンの結果にとどまらない。長年のチームづくりと選手たちの積み重ねが実を結んだ瞬間だった。

2026年のポストシーズンを振り返るなら、最終スコアだけでなく、ブリュワーズがドジャースを破り、レイズとの最終決戦を制するまでの過程こそ押さえておきたい。

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