2026年10月現在、大相撲の森麗(もりうらら)勇樹は、大嶽部屋に所属する現役力士です。日本相撲協会が発表した2026年11月場所の番付では、東序ノ口十五枚目に名前が掲載されています。39歳を迎えた現在も土俵に立ち続けており、引退したわけではありません。
本名は森川勇樹。2003年5月場所に初土俵を踏み、最高位は序二段五十六枚目です。競走馬ハルウララにちなんだ四股名や、序ノ口デビューからの長い苦闘、そして2026年9月場所終了時点で42場所連続となった負け越し記録でも知られています。現在の番付だけでなく、改名の背景や大嶽部屋での役割をたどると、森麗という力士の違った一面が見えてきます。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年最新番付:2026年11月場所は東序ノ口十五枚目。現在も大嶽部屋所属の現役力士。
- 四股名の由来:113連敗で知られた競走馬ハルウララにちなみ、2009年11月場所から森麗に改名。
- 戦歴と記録:2026年9月場所終了時点で通算295勝660敗13休。序ノ口以上で42場所連続負け越しという記録を持つ。
【2026年最新】森麗力士の現在の番付は東序ノ口十五枚目!現役を続ける39歳
森麗勇樹の2026年現在の番付は、東序ノ口十五枚目です。日本相撲協会の公式力士プロフィールにも、令和8年(2026年)11月場所の番付として掲載されています。
直前の9月場所では東序ノ口十四枚目で1勝6敗。負け越しによって11月場所は一枚下がりました。11月場所の取組開始前である2026年10月30日時点では、公式プロフィールの星取表は0勝0敗となっています。
森麗の基本プロフィール
- 四股名:森麗 勇樹(もりうらら ゆうき)
- 本名:森川 勇樹
- 生年月日:1987年6月16日
- 年齢:39歳(2026年10月30日時点)
- 出身地:千葉県千葉市若葉区
- 所属部屋:大嶽部屋
- 身長:167.8cm
- 体重:129.0kg
- 初土俵:2003年5月場所
- 最高位:序二段五十六枚目
- 2026年11月場所の番付:東序ノ口十五枚目
これらは日本相撲協会の公式プロフィールに掲載されている情報です。現在の四股名は森麗勇樹ですが、2009年に改名した当初は森麗勇気という表記でした。その後、2017年の改名を経て現在の名前になっています。
【大嶽部屋での歩み】2003年初土俵から続く森麗の相撲人生
森麗の相撲人生は、2003年5月場所の初土俵から始まりました。出身は千葉県千葉市若葉区。小学生のころから相撲に親しみ、中学3年生だった2002年夏には、当時の大鵬部屋へ体験入門しています。
相撲専門の記録資料によると、当初は1週間の予定だった体験入門を3週間に延ばすほど、部屋での生活に愛着を持っていたとされています。その縁から部屋付きの二子山親方(元十両・大竜)の勧めを受け、翌2003年5月場所に本名の森川勇樹として初土俵を踏みました。
大鵬部屋から大嶽部屋へ受け継がれた所属の歴史
森麗が入門した当時の部屋は、大鵬親方(元横綱・大鵬)が創設した大鵬部屋でした。その後、部屋の名称や師匠が変わり、現在の大嶽部屋へとつながっています。
2025年9月には、元幕内・玉飛鳥の熊ヶ谷親方が大嶽を襲名し、18代大嶽として部屋を継承しました。日本相撲協会の現行の部屋紹介でも、師匠は大嶽大輔、所属力士には森麗勇樹が掲載されています。
森麗は、こうした部屋の変遷を経験してきた長いキャリアの持ち主です。相撲専門の記録資料では、元幕内・大砂嵐の付け人を長く務めたことや、複数の師匠のもとで部屋を支えてきた経歴も紹介されています。
勝敗や番付だけでは見えにくい部分ですが、長年同じ部屋の系譜に身を置き、力士としてだけでなく部屋の一員として活動してきたことも、森麗の特徴です。
【四股名の由来】森麗と競走馬ハルウララにはどんな関係がある?
森麗という四股名を語るうえで欠かせない存在が、競走馬のハルウララです。
ハルウララは高知競馬で連敗を重ねながらも、懸命に走り続ける姿によって全国的な人気を集めた競走馬です。113連敗という記録でも知られ、勝てなくても走り続ける姿に多くの人が共感しました。
森麗もまた、長期間にわたって勝ち越せない状況にありました。2009年11月場所前、当時の森川勇樹から「森麗(もりうらら)」へと改名したのは、この競走馬の名前にあやかったものです。
「麗」に込められた願い
2009年11月3日付の日刊スポーツの記事では、改名の背景として、負けても多くの人に愛される力士になってほしいという師匠側の願いが紹介されています。
単に連敗する競走馬の名前を借りたわけではありません。「麗」という文字には、ファンから親しまれる存在になってほしいという意味も込められていました。
そして、改名後の2009年11月場所で森麗は4勝3敗を記録。入門以来、初めての勝ち越しを達成しました。
38場所連続負け越しという苦しい記録を抱えていた力士が、改名した場所で初めて勝ち越す。この出来事によって、森麗という四股名は相撲ファンの記憶に強く残ることになりました。
2025年、ハルウララの死去に寄せた思い
2025年9月9日、四股名の由来となったハルウララが亡くなりました。
スポニチアネックスが2025年9月15日に報じたところによると、森麗は競走馬の死を受け、秋場所の土俵に特別な気持ちで臨んでいました。勝利して供養したいという思いがあったものの、取組では敗れています。
同紙の取材では、ハルウララのおかげで多くの人に自分の名前を覚えてもらえたことへの感謝も語られました。
競走馬と力士。競技も時代も違いますが、勝敗だけでは測れない存在として人々の記憶に残ったという点で、両者には共通する部分があります。
【番付推移と通算成績】最高位は序二段56枚目、連続負け越しは42場所
森麗の戦歴を数字で見ると、厳しい結果が並びます。2026年9月場所終了時点の通算成績は295勝660敗13休。勝率は約30.9%です。
日本相撲協会の公式プロフィールでは最高位が序二段五十六枚目とされています。相撲専門の記録サイトによると、この最高位に到達したのは2013年3月場所です。
森麗の通算戦歴と序ノ口在位
2026年9月場所終了時点の段別成績は、次のようになっています。
- 序二段:36場所、74勝177敗1休
- 序ノ口:102場所、221勝483敗12休
- 通算:139場所、295勝660敗13休
- 勝ち越し:通算11場所
序ノ口での在位は102場所に達しています。2026年5月場所は序ノ口在位100場所目という節目でもありました。報道によると、この記録は前年に引退した沢勇に次ぐ史上2人目の記録です。
2026年の番付と成績の推移
2026年の森麗は、年間を通じて序ノ口で土俵に上がっています。
- 1月場所:東序ノ口十二枚目、1勝6敗
- 3月場所:西序ノ口十四枚目、2勝5敗
- 5月場所:西序ノ口八枚目、1勝6敗
- 7月場所:東序ノ口十三枚目、1勝6敗
- 9月場所:東序ノ口十四枚目、1勝6敗
- 11月場所:東序ノ口十五枚目
特に9月場所は、初日に不戦勝で白星を挙げたものの、その後は1勝6敗で場所を終えました。11月場所では一枚下がった東序ノ口十五枚目から再出発します。
42場所連続負け越しの意味とは?
森麗の記録で大きく注目されているのが、連続負け越しです。
2003年の序ノ口デビュー直後には32連敗を経験し、その後、2009年11月場所に初めて勝ち越すまで38場所連続負け越しという記録を残しました。
加えて、2019年7月場所で勝ち越して以降、再び負け越しが続いています。2026年9月場所終了時点では、42場所連続負け越しとなりました。
ここで注意したいのは、42場所連続負け越しと42連敗は別の記録だということです。
負け越しとは、1場所の勝敗で負けが勝ちを上回ることを指します。序ノ口では基本的に1場所7番の取組が行われるため、1勝6敗や2勝5敗でも負け越しです。森麗は42場所連続で負け越しているものの、そのすべての取組に敗れているわけではありません。
2026年3月には39場所連続負け越し、5月には40場所連続負け越しと、報道各社が記録更新を伝えました。9月場所終了時点では42場所まで伸びています。
この記録は、序ノ口以上の番付に在位したまま続く連続負け越しという観点で見る必要があります。番付外の期間を含めた記録とは集計条件が異なるため、数字の比較では注意が必要です。
【改名の経緯と関係者一覧】森麗勇樹はなぜ名前を変えてきたのか
森麗は初土俵から現在までに、複数回の改名を経験しています。特に注目したいのは、2009年の森麗への改名と、2017年の勇竜麗への改名です。
森麗の四股名の変遷
- 2003年5月場所:森川勇樹として初土俵
- 2007年3月場所:森川勇輝に改名
- 2008年1月場所:森川勇樹に戻す
- 2009年11月場所:森麗勇気に改名
- 2017年3月場所:勇竜麗に改名
- 2017年7月場所:森麗勇樹に改名
2017年の改名には、部屋の関係者への感謝が込められていました。相撲専門の記録資料によると、「勇竜麗」の「勇」は世話人の勇鵬、「竜」は17代大嶽親方(元大竜)から一字ずつもらったものです。
その後、同年7月場所から再び森麗に戻っています。現在の正式な四股名は森麗勇樹です。
森麗を取り巻く人物・関係者・出来事の整理
| 人物・名称 | 森麗との関係 | 確認できる事実 |
|---|---|---|
| 森川勇樹 | 本人の本名 | 1987年生まれ。2003年5月場所に初土俵。 |
| 森麗 | 現在の四股名 | 読み方は「もりうらら」。2009年11月場所から使用。 |
| ハルウララ | 四股名の由来 | 連敗を重ねながら人気を集めた高知競馬の競走馬。 |
| 大鵬親方 | 入門当時の部屋の創設者 | 森麗が体験入門・初土俵を経験した大鵬部屋の創設者。 |
| 大嶽部屋 | 現在の所属部屋 | 大鵬部屋の系譜を受け継ぐ相撲部屋。森麗が所属。 |
| 勇鵬 | 2017年の改名に関係 | 「勇竜麗」の「勇」の字の由来となった部屋の世話人。 |
| 17代大嶽(元大竜) | 師匠・改名に関係 | 「勇竜麗」の「竜」の字の由来となった人物。 |
| 18代大嶽(元玉飛鳥) | 現在の師匠 | 2025年9月に大嶽部屋を継承した大嶽大輔。 |
この関係を整理すると、森麗の四股名には競走馬への敬意だけでなく、部屋の仲間や師匠とのつながりも反映されていることが分かります。
【森麗の引退説を検証】42場所連続負け越しでも現役を続ける理由
森麗について検索される疑問の一つが、引退したのではないかというものです。
序ノ口に長く在位し、39歳で42場所連続負け越しという厳しい記録を抱えていることから、引退を連想する人がいるのも不思議ではありません。
しかし、2026年10月30日時点で日本相撲協会の公式プロフィールには引退表示がなく、2026年11月場所の番付にも東序ノ口十五枚目として掲載されています。したがって、森麗は2026年現在も現役力士です。
過去には引退を勧められたこともあった
日刊スポーツの2009年の記事では、連敗が続いていた時期に、当時の師匠格から何度も引退を勧められた経緯が紹介されています。それでも本人は相撲を続けたいという意思を示し、土俵に残りました。
2009年11月場所で初めて勝ち越したことは、長く苦しんできた森麗にとって大きな転機でした。
2026年も部屋の一員として活動
2026年1月のデイリースポーツの報道では、大嶽親方と熊ヶ谷親方によるトークショーで森麗の話題が取り上げられました。
熊ヶ谷親方は森麗を部屋のマスコット的な存在として紹介し、大嶽親方も親しみやすい人柄や仕事ぶりを評価していました。大嶽親方の付き人を務めていることも伝えられています。
また、2026年5月には日本テレビ系「有吉ゼミ」の大嶽部屋特集にも登場しました。報道では、商店街の人々から親しまれ、「土俵の妖精」という愛称で呼ばれている様子が紹介されています。
2026年3月の春場所で39場所連続負け越しが決まった際には、デイリースポーツが師匠の考えも報道しました。大嶽親方は、もう一度勝ち越しをさせたいという思いを示し、稽古では腰の使い方を課題にしていると説明しています。
「やるべきことは変わらない。来場所に向けてやるしかない」
これは2026年春場所で敗れた後に森麗本人が語った言葉として報じられたものです。記録だけを見れば厳しい状況ですが、本人と部屋が勝ち越しを目指して取り組んでいることも分かります。
少なくとも2026年10月時点で、引退が決定したという事実はありません。引退説と現役としての公式記録は分けて考える必要があります。
森麗力士に関するよくある質問(FAQ)
Q1:森麗力士の2026年現在の番付は何枚目ですか?
A1:2026年11月場所の番付は東序ノ口十五枚目です。9月場所では東序ノ口十四枚目で1勝6敗でした。
Q2:森麗は引退したのですか?
A2:いいえ。2026年10月30日時点で現役です。日本相撲協会の公式プロフィールにも掲載され、11月場所の番付にも名前があります。
Q3:森麗という四股名はハルウララが由来ですか?
A3:はい。2009年11月場所前に、連敗を続けながらも人気を集めた競走馬ハルウララにちなんで改名しました。改名した場所では自身初の4勝3敗を記録しています。
Q4:森麗の最高位と通算成績は?
A4:最高位は序二段五十六枚目です。2026年9月場所終了時点の通算成績は295勝660敗13休です。
Q5:森麗の本名や年齢、身長・体重は?
A5:本名は森川勇樹。1987年6月16日生まれで、2026年10月現在39歳です。日本相撲協会の公式プロフィールでは身長167.8cm、体重129.0kgとされています。
まとめ:【プロの結論】森麗の相撲人生は勝敗だけでは測れない
森麗勇樹は、2003年5月場所に初土俵を踏み、2026年現在も大嶽部屋で現役を続けている力士です。2026年11月場所の番付は東序ノ口十五枚目。最高位は序二段五十六枚目で、通算成績は295勝660敗13休となっています。
2009年の森麗への改名には、競走馬ハルウララのように勝敗だけではなく、人々に愛される存在になってほしいという願いが込められていました。その場所で初勝ち越しを果たしたことは、本人の相撲人生における大きな節目です。
一方、2019年7月場所を最後に勝ち越しから遠ざかり、2026年9月場所終了時点で42場所連続負け越しという厳しい記録も抱えています。ただし、これは42連敗ではありません。場所ごとに白星を挙げながら、勝ち越しに届かない状況が続いているという記録です。
森麗を理解するうえで大切なのは、最高位や勝率だけで評価を終わらせないことです。23年以上にわたる現役生活、序ノ口在位102場所という記録、部屋の仲間からの信頼、そして四股名に込められた物語があります。
2026年11月場所で注目されるのは、久しぶりの勝ち越しを実現できるかどうかです。ハルウララにちなんだ名前を背負い、長い年月を経ても土俵に立ち続ける森麗。次の一番でどのような相撲を見せるのか、引き続き注目したい力士です。