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【紅白初出場は2021年12月31日】歌唱曲は「命に嫌われている。」

藤咲 尚 藤咲 尚 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

まふまふが紅白に出演したのは、2021年12月31日。NHK総合で放送された第72回NHK紅白歌合戦で、白組の初出場歌手として登場しました。

【検証資料 1】まふまふ紅白の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

会場は東京国際フォーラムのホールA。番組内では17番目に登場し、披露したのは「命に嫌われている。」です。

このステージが特別だったのは、単に人気歌い手がテレビの大型音楽番組に出演したからではありません。テレビでの初歌唱であり、普段はマスクで隠していた顔をテレビで初めて公開した舞台でもあったからです。

オリコンの当日レポートによると、まふまふはマスクを外して歌唱。歌い終わった後には、声を震わせながら感謝を伝えました。

「貴重な機会で大変光栄でした。ありがとうございました」

この言葉を残し、深く頭を下げた姿も印象的でした。

歌唱曲の基本情報


「命に嫌われている。」

作詞・作曲:カンザキイオリ
原曲:初音ミクを使用したボーカロイド楽曲
紅白歌唱:まふまふによるカバー
放送日:2021年12月31日

この曲は、まふまふ自身が作ったオリジナル曲ではありません。ボカロPのカンザキイオリが制作した楽曲を、まふまふが歌い手としてカバーしたものです。

2018年に投稿したまふまふのカバー動画は、YouTubeで1億回再生を突破。紅白では、その代表的なカバー作品を大舞台で披露する形になりました。

自作曲を発表するクリエーターとしての顔だけでなく、他者の作品に自分の歌声と表現を重ねる「歌い手」としての原点を示す選曲だったことも、見逃せないポイントです。

【なぜ紅白に選ばれた?】出演理由と初出場までの経緯

まふまふ紅白

まふまふの紅白出演は、インターネット発の音楽活動がテレビの主要音楽番組に認められた象徴的な出来事でした。

2010年からニコニコ動画で活動を始めたまふまふは、歌唱だけでなく作詞・作曲・編曲、エンジニアリング、楽曲提供などにも取り組む音楽クリエーターです。

紅白出場が発表された2021年11月19日時点では、公式YouTubeチャンネルの登録者数は約322万人。若い世代を中心に大きな支持を集めていました。

加えて、2021年5月には東京ドームで無観客・無料配信ライブを開催。報道によれば、同時視聴者数は40万人を超えています。

こうした実績は、テレビを主な活動の場としないアーティストが、すでに大規模な視聴者コミュニティを形成していたことを示しています。NHKが個別の選考理由を詳細に公表したわけではありませんが、当時の活動規模や音楽シーンでの存在感は、初出場の背景を理解するうえで重要です。

紅白出演までの重要な出来事

時期 出来事 意味・関係
2010年 ニコニコ動画で活動開始 歌い手としての出発点
2016年 After the Rainとして活動 そらるとのユニット活動を展開
2018年 「命に嫌われている。」をカバー 代表的な歌ってみた作品に
2021年5月 東京ドーム無観客配信ライブ 同時視聴者40万人超
2021年11月19日 紅白初出場を発表 第72回NHK紅白歌合戦への出演決定
2021年11月22日 NHK特番を発表 「夜光音楽スペシャル まふまふ」
2021年12月31日 紅白本番 マスクを外してテレビ初歌唱
2022年6月 個人活動の無期限休止 東京ドーム公演を一区切りに
2023年6月 活動再開を発表 ソロ活動を再始動
2026年 After the Rain結成10周年 新アルバムと記念ツアーを展開

特に重要なのは、紅白出場の直前にNHKがまふまふを紹介する特別番組を企画していたことです。

公式サイトでは2021年11月22日付で「夜光音楽スペシャル まふまふ」の放送決定が発表されました。単なる紅白の出演者紹介にとどまらず、10年間の活動を振り返る番組として構成されていました。

紅白出演の背景にあった3つの要素

1.ネット音楽シーンでの確かな実績

動画投稿を起点に、歌い手として大きな支持を獲得。テレビでの露出だけに依存しない人気基盤を持っていました。

2.音楽クリエーターとしての多彩な活動

自分で歌うだけでなく、楽曲制作や他アーティストへの提供も手掛けてきました。歌唱力と制作能力の両方を備えていたことが特徴です。

3.東京ドーム公演による活動規模の拡大

2021年5月の東京ドーム無観客配信ライブは、40万人以上が同時視聴する規模に達しました。インターネットを中心に活動してきたアーティストの影響力を広く示した出来事です。

まふまふ自身も出場発表会見で、動画投稿を始めた頃から紅白の舞台につながったことについて、応援してくれる人々への感謝を語っています。

【マスクを外した理由】テレビ初顔出しは本人の意思だった?

紅白で特に注目を集めたのが、まふまふが本番でマスクを外したことです。

普段の活動では黒いマスクを着用し、顔を隠した姿がトレードマークになっていました。紅白の出場者発表会見やリハーサルでもマスク姿だったため、本番でどうするのかが注目されていました。

マスクを外すことは出演前から決めていた

2021年11月19日の出場者発表会見で、まふまふは本番でのマスクについて質問を受けています。

日刊スポーツの報道によると、本人は次のように説明していました。

「マスクをしたままでは歌は歌えないので、個人的には潔く外したいなって思っています」

つまり、紅白の本番でマスクを外したのは、突然の演出変更でも、当日の思いつきでもありません。出演決定後の段階から、本人がその意向を示していたのです。

テレビ初歌唱とテレビ初顔出しの違い

ここで整理しておきたいのが、「テレビ初歌唱」と「テレビ初顔出し」は似ているようで意味が異なることです。

- テレビ初歌唱: テレビ番組で歌を披露すること自体が初めてだった。
- テレビ初顔出し: マスクを外した素顔をテレビで初めて公開した。
- 紅白以前: ネット動画やライブを中心に活動しており、テレビでの歌唱・素顔の公開とは活動の形が異なっていた。

オリコンも、紅白でのパフォーマンスを「テレビ初歌唱」「初顔出し」として報道しています。

この出来事は、顔を隠して活動してきた歌い手が、音楽を届けるために自分の表現方法を一段階広げた瞬間でもありました。

ただし、マスクを外したことをもって、今後も常に素顔で活動するという意味ではありません。紅白という特別な舞台での本人の選択として捉えるのが適切です。

【紅白当日の評判】歌声・演出・SNSの反応を振り返る

まふまふのステージは、歌唱力だけでなく、楽曲の世界観を生かした演出でも注目されました。

ステージにはスモークが広がり、背後の巨大スクリーンには歌詞が映し出されました。白黒を基調とした映像表現が、楽曲のメッセージと重なる構成でした。

日刊スポーツは、歌詞をバックのスクリーンに投影しながら熱唱したと報道。ENCOUNTも、ステージ演出とマスクを外したパフォーマンスへの反響を取り上げています。

視聴者から寄せられた反応

当日のネット上では、特に次のような論点が話題になりました。

- 高音を生かした迫力ある歌唱への評価
- マスクを外した姿への驚き
- 歌詞のメッセージと表現力への感動
- インターネットで親しまれてきた楽曲が紅白で披露されたことへの喜び

ENCOUNTは2022年1月1日の記事で、紅白公式SNSに寄せられた「心が震えました」「圧巻の歌声に感動」などの反応を紹介しています。

同記事によれば、まふまふの出演映像を紹介する公式投稿は4万5000件を超える「いいね!」を集めていました。これは当時の投稿に対する反応を示す数字であり、現在までの累計ではありません。

NHK公式YouTubeでも大きな反響

紅白の放送後も、まふまふのパフォーマンスは注目を集めました。

J-CASTニュースは2022年1月5日時点で、NHK公式YouTubeチャンネルに投稿された約30秒の出演映像が419万回再生に達していたと報道しています。

同記事では、当時公開されていた他の紅白出演者の動画と比較しても、まふまふの再生数が際立っていたと紹介されました。

テレビの視聴者だけでなく、動画プラットフォームを通じてパフォーマンスを見直す層にも強く届いたことが分かります。

「夜光音楽スペシャル まふまふ」とは?

紅白出演に関連して、もう一つ押さえておきたいのがNHK総合の特別番組「夜光音楽スペシャル まふまふ」です。

放送日は2021年12月2日午後11時35分。紅白初出場が決まったまふまふの活動や人物像に迫る内容でした。

番組では、2021年5月に行われた東京ドーム無観客無料配信ライブの舞台裏に密着。歌い手として活動を始めてから10年間の歩みを振り返り、母校や思い出のライブ会場など、本人にゆかりのある場所も訪れました。

また、活動をやめようと考えた時期の苦悩や、音楽に対する思いも取り上げられました。

紅白で初めてまふまふを知った視聴者にとっては、ステージだけでは分からない活動の背景を理解する機会になった番組です。

【2026年最新】まふまふは現在何をしている?After the Rainの活動状況

紅白出場から約5年が経過した2026年10月現在、まふまふはソロ活動とユニット活動の両方を続けています。

特に大きなトピックが、そらるとの音楽ユニット「After the Rain」の結成10周年です。2026年は記念ツアーに加え、約3年ぶりとなるニューアルバムもリリースされました。

2022年の活動休止から2023年の再始動へ

2022年6月5日、まふまふは公式サイトで個人活動の無期限休止を発表しました。

発表では、数年間抱えていた身体の不調について療養期間を設けることが理由として説明され、同月11日・12日の東京ドーム公演を一区切りにすると明かされました。

一方、発表文では、楽曲提供やユニット活動には引き続き取り組む意向も示していました。

その後、2023年6月16日には公式サイトで活動再開を発表。東京ドーム公演後から続いていた無期限の活動休止を終え、再び音楽活動を進めることになりました。

After the Rainは2026年に結成10周年


『春夏秋冬』

2026年9月16日発売
After the Rain
そらる×まふまふ
2023年『アイムユアヒーロー』以来、約3年ぶりの新作アルバム

After the Rainは、そらるとまふまふによる音楽ユニットです。

2026年5月22日、まふまふの公式サイトは、ニューアルバム『春夏秋冬』の発売を発表しました。発売日は2026年9月16日。2023年10月発売の『アイムユアヒーロー』以来、約3年ぶりの新作です。

同時に、ライブ映像作品『After the Rain Live Best 2023-2025』の発売も発表されました。

結成10年目という節目に、新しい音源と過去のライブ映像の両方を届ける展開は、ユニットの活動を振り返ると同時に、次の段階へ進む取り組みとして注目されます。

2026年の記念ツアー日程

公式サイトに掲載された「After the Rain 10th Anniversary Tour ~春夏秋冬~」は、全国4都市を巡る記念ツアーです。

公演 日程 会場
春 5月5日・6日 ぴあアリーナMM
夏 8月29日・30日 神戸ワールド記念ホール
秋 10月17日・18日 広島サンプラザホール
冬 2027年2月6日・7日 ゼビオアリーナ仙台

秋公演は10月17日・18日に広島で予定され、冬公演は2027年2月の仙台公演として案内されています。

ソロ活動も本格化している

2026年のまふまふは、After the Rainだけでなく、ソロ名義のライブ活動も展開しています。

公式サイトが2026年6月28日に発表したのが、アコースティックツアー「ひきこもりでもLIVEがしたい!~Acoustic Live Tour 2026~『叙情』」です。

ソロとしては2017年の初ワンマンツアー以来、9年ぶりとなるツアーで、2026年10月から12月にかけて開催されます。

公演日程は次のとおりです。

- 10月30日・31日:福岡サンパレス
- 11月14日・15日:愛知県芸術劇場
- 11月27日・28日:ロームシアター京都
- 12月19日・20日:仙台サンプラザホール

加えて、2026年10月19日には、2027年1月16日・17日に国立代々木競技場第一体育館でソロワンマンライブ「堕天」を開催することも発表されました。

公式発表では、活動再開後のソロライブ「輪廻」以来となる、オリジナル楽曲を中心にしたフルバンドセットの公演と説明されています。

こうした活動状況を見ると、2026年のまふまふは、紅白出演時の話題性だけにとどまらず、ソロアーティストとしてもユニットの一員としても音楽活動を広げています。

【まふまふ紅白】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:まふまふが紅白に初出場したのは何年ですか?

A1:2021年12月31日です。第72回NHK紅白歌合戦に白組として初出場しました。

Q2:まふまふが紅白で歌った曲は何ですか?

A2:カンザキイオリが作詞・作曲したボーカロイド楽曲「命に嫌われている。」です。2018年に投稿した自身のカバー動画も代表作となっています。

Q3:紅白でマスクを外した理由は何ですか?

A3:本人は2021年11月の出場者発表会見で、マスクをしたままでは歌えないため、本番では潔く外したいと説明していました。実際に本番ではマスクを外して歌唱しました。

Q4:まふまふは2026年現在も活動していますか?

A4:活動しています。After the Rainの10周年記念ツアーやアルバム『春夏秋冬』に加え、ソロのアコースティックツアーも展開しています。

Q5:After the Rainのメンバーは誰ですか?

A5:そらるとまふまふの2人です。2026年は結成10周年を迎え、記念ツアーや約3年ぶりのニューアルバムを発表しています。

【プロの結論】まふまふ紅白出演が音楽シーンに残した意味

まふまふの紅白出演を振り返ると、最も重要なのは、インターネットから生まれた音楽文化が、従来のテレビ音楽番組と接点を持ったことです。

2010年に動画投稿から活動を始め、2018年には「命に嫌われている。」のカバーで大きな支持を獲得。2021年には東京ドームからの配信ライブを成功させ、同年末に紅白の舞台へ立ちました。

そのステージで選んだのは、自分のオリジナル曲ではなく、歌い手としての代表作ともいえるカバー曲でした。ここには、作曲者の作品を受け取り、自分の声と表現で別の聴き手へ届けるという、歌い手ならではの価値が表れています。

また、マスクを外して歌ったことも、単なるビジュアル上の話題ではありません。本人が出演前から意思を示し、歌唱という行為を優先して選択した結果でした。

2022年の活動休止、2023年の再始動を経て、2026年にはAfter the Rainの10周年とソロツアーという新たな節目を迎えています。

紅白出演は、まふまふのキャリアにおけるゴールではなく、ネット発の歌い手が大きな舞台で自分の表現を届けた一つの転換点でした。2026年現在の活動を追うと、その音楽的な挑戦は今も続いています。

紅白の一夜だけで人物像を判断するのではなく、動画投稿から東京ドーム、テレビ出演、活動再開、そして10周年のユニット活動までをつなげて見ること。それが、まふまふというアーティストを理解するうえで最も大切な視点です。

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藤咲 尚

旅行・住まい・暮らしの話題を担当。自治体の公式観光情報、施設の公開資料、不動産の公的統計を参照し、料金や所在地は発表時点の情報として明記します。

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