梅田サイファーのメンバーは誰なのか。R-指定やKOPERU、KennyDoesら13人の名前を知りたい人にとって、まず押さえておきたいのは、梅田サイファーが一般的な固定メンバー制のグループとは異なる、ラッパー同士のつながりから生まれたコレクティブ(集合体)だという点だ。大阪・梅田駅の歩道橋で始まった即興ラップの輪は、作品制作や全国ツアーへと活動の幅を広げ、2023年にはメジャーデビューを果たした。
2026年10月現在、ソニーミュージックの公式プロフィールには13人が掲載されている。一方、2026年7月5日には、2027年夏頃のライブをもって無期限で活動を休止することも発表された。2027年2月23日にはグループ初の日本武道館ワンマンライブも予定されている。現在のメンバー構成から歴代メンバーとの違い、R-指定との関係、最新の音楽活動、休止発表の背景まで整理する。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在のメンバー:公式プロフィールに掲載されている13人は、R-指定、KOPERU、KennyDoes、テークエム、KZ、peko、KBD、teppei、ILL SWAG GAGA、YugaSoda、Cosaqu、HATCH、DJ SPI-K。
- グループの特徴:梅田の歩道橋で生まれたサイファーを起源とし、個々のアーティストの自主性を尊重するコレクティブとして活動している。
- 2027年の節目:2月23日に初の日本武道館公演を開催予定。2027年夏頃のライブをもって無期限で活動を休止する方針が発表されている。
【メンバー一覧】梅田サイファーの現在の13人とプロフィール
ソニーミュージックの公式プロフィールに掲載されているメンバーは13人。ラップを中心に活動するMCだけでなく、楽曲制作やDJ、映像、デザインなど、それぞれ異なる得意分野を持つことが特徴だ。
1. R-指定
R-指定は、ヒップホップユニットCreepy Nutsのメンバーとしても知られるラッパーだ。MCバトルで全国的な知名度を獲得し、梅田サイファーの名を広く知らしめた存在の一人でもある。
ただし、Creepy Nutsとしての活動と梅田サイファーとしての活動は別々に考える必要がある。R-指定は多忙なスケジュールなどから、梅田サイファーのライブに毎回参加できるわけではない。2026年には13人がそろうワンマンツアー「RETURN OF THE 13」が実現し、久しぶりにフルメンバーでのステージが組まれた。
2. KOPERU
KOPERUは大阪生まれのラッパー。本人の公式プロフィールによると、2009年に17歳でB-BOY PARK UNDER20 MCバトルに出場して優勝した経歴を持つ。同世代のR-指定、DJドイケンとグループ「コッペパン」を結成したことでも知られる。
2013年にはtofubeatsプロデュースの楽曲「Dream On」を発表し、2014年にはファーストアルバム『大阪キッド』をリリース。梅田サイファーの活動に加え、ユニットやバンドなど複数の形態で音楽活動を続けてきた。ソロのキャリアも長く、梅田サイファーを知るうえで見逃せないメンバーだ。
3. KennyDoes
KennyDoesは、ラップと楽曲制作の両面で梅田サイファーを支えるメンバーだ。2026年7月の活動休止発表では、17歳の頃にサイファーへ参加し、毎週土曜日に通い続けた経験を振り返っている。
プロデューサーとしての活動も重要だ。2026年9月30日配信のシングル「TOYOTOMI」では、teppei、Cosaquとともにプロデュースを担当している。MCとしてマイクを握るだけでなく、楽曲そのものを組み立てる側面にも注目したい。
4. テークエム
テークエムは、梅田サイファーのMCとして作品やライブに参加するラッパーだ。2026年7月の公式コメントでは、メンバーそれぞれが個々の持ち場でスキルを磨き、再結集する日を目指すというコレクティブの考え方を示した。
梅田サイファーの楽曲は参加メンバーの組み合わせによって表情が変わる。テークエムのソロ活動とグループでの参加作品をあわせて追うことで、その表現の幅を捉えやすくなる。
5. KZ
KZは、梅田サイファーの初期から活動を続ける中心的なメンバーだ。本人は公式発表で、2007年5月27日に歩道橋へ向かった当時の思い出を振り返っている。長年にわたってサイファーの文化を支えてきた人物の一人である。
ラップに加え、トラックメイクやイベントの企画にも関わってきた。梅田サイファーが単なる楽曲参加者の集まりにとどまらず、継続的な音楽活動を行う集団へと発展した背景を考えるうえでも重要な存在だ。
6. peko
pekoは梅田サイファーのMCとして活動し、作品制作やライブにも参加している。2026年7月の公式発表では、活動休止の決定後も制作合宿で楽曲を作り続けていることや、休止までのライブをファンと楽しみたいという思いを伝えた。
2027年2月の日本武道館公演にも意欲を示しており、活動休止までの期間をどう締めくくるかという点でも注目されるメンバーだ。
7. KBD
KBDは「KBD a.k.a 古武道」と表記されることもあるラッパーだ。梅田サイファーの初期から現在に至るまでの歩みを知るうえで欠かせないメンバーの一人である。
活動休止に関する公式コメントでは、サイファーを不特定の人間が集まる自己表現の場として説明し、13人がそれぞれの人生と向き合うために話し合いを重ねたと振り返っている。集団としての歴史と個人の自由を両立させる姿勢が、KBDの言葉にも表れている。
8. teppei
teppeiはラッパーとして活動する一方、映像制作にも取り組んできたメンバーだ。音楽制作だけでなく映像分野にも関わる活動歴があり、梅田サイファーのメンバーが持つ多面的な才能を象徴する存在の一人といえる。
2026年9月30日配信の「TOYOTOMI」では、KennyDoes、Cosaquとともにプロデュースを担当。2026年7月の活動休止発表では、今回の決断を前向きな休止として受け止め、各自がソロで力を蓄えて再び集まる考えを示した。
9. ILL SWAG GAGA
ILL SWAG GAGAは梅田サイファーのラッパーであり、写真の分野にも活動を広げている。2026年7月の公式コメントでは、グループの活動休止後もソロ名義で音楽活動を続けるとともに、写真作品も発表していく意向を明らかにした。
ラップ以外の表現にも取り組む姿勢は、メンバーそれぞれが個人のアーティストとして活動を続けるという今回の方針にもつながっている。
10. YugaSoda
YugaSodaは、現在の公式プロフィールに掲載されている13人の一人だ。2026年7月の活動休止発表では、メンバーやスタッフが何度も話し合いを重ね、梅田サイファーをよりよくすることと、それぞれがよりよい人生を歩むことを考えて決断したと説明している。
活動休止を終わりではなく次の段階へ進むための選択として捉え、今後の個々の音楽活動にも注目してほしいというメッセージを発信した。
11. Cosaqu
Cosaquはラッパーとして活動し、トラック制作やプロデュースにも携わるメンバーだ。2026年の「TOYOTOMI」では、KennyDoes、teppeiとともにプロデュースを担当している。
活動休止については、メンバー間の不仲や音楽への情熱の低下が理由ではないと説明。それぞれがソロ活動で力を蓄え、再び集まることを目指す前向きな決断だと強調した。
12. HATCH
HATCHはラッパーであると同時に、デザインやイラストにも取り組むアーティストだ。本人の公式コメントによると、もともとはデザイナーとして裏方にいたが、梅田サイファーの一員としてステージに立つようになった。
今後はラッパーとしての活動に加え、イラストやデザインも含めたソロ活動に力を入れる考えを示している。制作の裏側とステージ上の表現を横断してきた経歴が特徴だ。
13. DJ SPI-K
DJ SPI-Kは、梅田サイファーの公式プロフィールに掲載されているDJメンバーだ。MCを中心とする集団の中で、DJとしての役割を担っている。
なお、13人全員がすべての楽曲にMCとして参加するわけではない。楽曲ごとのクレジットには参加者やプロデューサーが個別に記載されるため、メンバー一覧と特定の作品の参加者一覧は分けて確認する必要がある。
【13人全員が固定で活動するわけではない】梅田サイファー独自の参加形態
梅田サイファーのメンバーを理解するうえで、最も重要なのが「コレクティブ」という考え方だ。ソニーミュージックの公式プロフィールでも、上下関係やリーダーを置かず、ラッパー同士のつながりから生まれた自由な関係性を特徴として説明している。
つまり、13人という人数は現在の公式プロフィールに基づくメンバー構成であり、過去から現在まで一度も変化しなかった固定メンバー数を意味するものではない。また、すべての楽曲やライブに必ず13人全員が参加するという意味でもない。
その実例が、2026年9月30日に配信された「TOYOTOMI」だ。公式の作品情報では、R-指定、KOPERU、HATCH、teppei、YugaSoda、KennyDoes、テークエム、KBD、KZ、ILL SWAG GAGA、Cosaqu、pekoの12人が参加メンバーとして記載されている。DJ SPI-Kを含む公式メンバー一覧とは参加者の顔ぶれが異なる。
一方、2026年の「RETURN OF THE 13」は、R-指定を含む13人全員がそろうツアーとして発表された。参加形態が作品や公演によって変わることは、メンバーが固定されていないという意味ではなく、それぞれの個人活動と集合体としての活動を両立させる仕組みと考えると理解しやすい。
【結成経緯と歴代メンバー】2007年から現在までの歩み
梅田サイファーの出発点は、2007年5月に大阪・梅田駅周辺の歩道橋で行われるようになったサイファーだ。サイファーとは、複数のラッパーが輪になり、即興でラップを交わすセッションを指す。
音楽メディアのインタビューや公式プロフィールによると、初期にはふぁんくらが参加する輪が生まれ、SNSなどを通じてKZ、peko、KOPERUらも加わり、参加者が増えていった。動画やMCバトルを通じてその存在が知られるようになり、やがて作品の発表やライブ活動へと発展した。
その後、歴代の参加者やメンバーには変化があった。ふぁんくは2021年12月に脱退が発表され、tellaとたうりんも2022年8月に脱退が発表されている。こうした経緯からも、現在の13人を梅田サイファーの歴史全体にわたる不変のメンバーと捉えるのは正確ではない。
主要な出来事を時系列で整理すると、次のようになる。
| 時期 | 出来事 | 意味・ポイント |
|---|---|---|
| 2007年5月 | 梅田の歩道橋でサイファーが始まる | 現在につながる活動の原点 |
| 2018年 | 「マジでハイ」がヒット | 音楽活動が本格的に加速する転機 |
| 2021年12月 | ふぁんくの脱退が発表される | 歴代メンバーの変遷の一つ |
| 2022年8月 | tella、たうりんの脱退が発表される | 参加メンバーが変化していく過程 |
| 2023年 | 『RAPNAVIO』でメジャーデビュー | メジャーシーンでの活動が本格化 |
| 2025年〜2026年 | 47都道府県ツアーを実施 | 全国規模のライブ活動を展開 |
| 2026年7月5日 | 2027年夏頃の無期限活動休止を発表 | 個々の活動に専念する方針を公表 |
| 2027年2月23日 | 日本武道館ワンマンライブを開催予定 | 結成20年目の大きな節目 |
| 2027年夏頃 | ライブをもって無期限活動休止の予定 | 具体的な最終公演日は別途発表を待つ段階 |
この歴史で注目したいのは、梅田サイファーが最初から13人のグループとして設計されたわけではないことだ。歩道橋に集まる自由なセッションが母体となり、参加者の入れ替わりや個々の活動を経ながら、音源制作やツアーを実施する規模へと発展してきた。
そのため、「歴代メンバー」と「現在のメンバー」を調べる際には、古い作品の参加者一覧と最新の公式プロフィールを混同しないことが大切だ。
【R-指定と梅田サイファー】Creepy Nutsとの関係と13人の意味
R-指定と梅田サイファーの関係が注目される理由は、Creepy Nutsのメンバーとして広く知られるR-指定が、梅田サイファーの歩みとも深く結びついているからだ。MCバトルで培った技術を背景に、梅田サイファーという集団の存在を全国に伝える役割を担ってきた。
ただし、梅田サイファーはR-指定を中心に据えた固定的なバックバンドやソロプロジェクトではない。ソニーミュージックの公式プロフィールは、リーダーを置かず、ラッパー同士のつながりから生まれた集合体であることを特徴として挙げている。
R-指定本人も2026年7月の公式コメントで、活動休止はそれぞれがパワーアップするための期間だという趣旨を説明し、13人の誰もが単なる一部分に収まる存在ではないと強調した。発表の中では、今後の個々の活動にも注目してほしいと呼びかけている。
ここから読み取れるのは、13人という人数が単なる規模の大きさを表しているのではなく、それぞれが独立したアーティストであることを前提に成り立つ集合体だということだ。R-指定の知名度は入り口として大きな意味を持つが、梅田サイファー全体の魅力を理解するには、KOPERUやKZ、KennyDoes、pekoらの個々の作品や役割にも目を向けたい。
【2026年最新情報】新曲・ツアー・日本武道館公演に注目
2026年10月現在、梅田サイファーは活動休止を発表した後も、音楽リリースやライブ関連の活動を続けている。無期限活動休止の発表は、2026年内の活動を直ちに終了するという意味ではない。
2026年9月30日「TOYOTOMI」を配信
ソニーミュージックの公式ディスコグラフィによると、2026年9月30日に新曲「TOYOTOMI」が配信リリースされた。KennyDoes、teppei、Cosaquがプロデュースを担当し、R-指定、KOPERU、HATCH、teppei、YugaSoda、KennyDoes、テークエム、KBD、KZ、ILL SWAG GAGA、Cosaqu、pekoが参加している。
活動休止の方針が公表された後にも新曲が届けられている点は重要だ。2027年の休止まで、梅田サイファーとしての作品やステージが引き続き展開されることを示している。
2026年10月は「キングオブコント」のオープニングも担当
公式発表では、梅田サイファーは2026年の「キングオブコント」でもオープニングを担当。5年連続の起用となり、アイナ・ジ・エンドとのコラボによる番組向けの書き下ろし楽曲が制作された。2026年10月17日の放送に向けて発表されたもので、音楽ライブだけではない活動の広がりを示す事例だ。
2027年2月23日、日本武道館公演を開催予定
2026年7月5日の公式発表では、結成20年目の節目にあたる2027年2月23日に、グループ初の日本武道館ワンマンライブ「梅田サイファー ONE MAN LIVE “THE CYPHER in 日本武道館”」を開催することも明らかになった。
この公演は、無期限活動休止を前にした大きな節目となる。2026年に実施された「RETURN OF THE 13」に続き、13人が築いてきた歴史をどのようなステージで表現するのかが注目される。
【活動休止はいつ?】2027年夏頃の無期限休止と発表の背景
梅田サイファーは2026年7月5日、公式サイトを通じて、2027年夏頃のライブをもって無期限で活動を休止すると発表した。したがって、2026年10月時点で示されている予定は「2027年夏頃のライブが区切り」というものであり、最終公演の具体的な日付まで確定したわけではない。
発表では、メンバーそれぞれがアーティストとして成長し、いつかまた同じステージで合流できるように、個々の活動に専念する方針が説明された。KZ、R-指定、KBD、Cosaquらのコメントからも、活動休止を解散や音楽活動の終了と同一視していないことが分かる。
特にCosaquは、メンバーの不仲や音楽への情熱の低下が理由ではないと明言し、13人が個々の活動で力を蓄え、再び集まることを目指すと説明した。また、KZも休止後にメンバー同士の交流や共同制作、ライブが続く可能性に触れている。
ここで区別しておきたいのは、「無期限の活動休止」と「解散」は同じではないということだ。無期限という言葉は、再開時期をあらかじめ決めていないことを意味する。再始動の具体的な日程が発表されていない以上、いつ復活するかを断定することはできない一方、公式コメントは再集結を見据えた前向きな姿勢を示している。
また、休止までのライブや作品制作は続く予定だ。2027年2月の日本武道館公演と、夏頃に予定される最後のライブは、それぞれ別の節目として捉える必要がある。今後の公演日程や参加メンバーについては、公式発表を確認することが確実だ。
【梅田サイファー メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:梅田サイファーの現在のメンバー13人は誰ですか?
A1:R-指定、KOPERU、KennyDoes、テークエム、KZ、peko、KBD、teppei、ILL SWAG GAGA、YugaSoda、Cosaqu、HATCH、DJ SPI-Kです。ソニーミュージックの公式プロフィールに掲載されているメンバーを基準にしています。
Q2:R-指定は梅田サイファーを脱退したのですか?
A2:2026年10月時点で、公式プロフィールにはR-指定がメンバーとして掲載されています。Creepy Nutsとしての活動などで毎回のライブに参加できるわけではありませんが、2026年にはR-指定を含む13人での「RETURN OF THE 13」ツアーも実施されました。
Q3:梅田サイファーの活動休止はいつからですか?
A3:2026年7月5日に、2027年夏頃のライブをもって無期限で活動を休止すると発表されました。2027年2月23日には初の日本武道館ワンマンライブが予定されています。夏頃の最終公演については、具体的な日付の発表を待つ必要があります。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
梅田サイファーの現在のメンバーは、R-指定、KOPERU、KennyDoes、テークエム、KZ、peko、KBD、teppei、ILL SWAG GAGA、YugaSoda、Cosaqu、HATCH、DJ SPI-Kの13人だ。2007年に大阪・梅田の歩道橋で始まったサイファーを原点とし、個々のアーティストの自由を保ちながら、作品制作や全国ツアー、メジャーデビューへと活動を広げてきた。
2026年の最新動向では、9月30日の「TOYOTOMI」配信や、10月の「キングオブコント」オープニング担当が確認できる。さらに2027年2月23日には初の日本武道館公演が予定され、同年夏頃のライブをもって無期限活動休止に入る方針も発表済みだ。
メンバーを調べる際は、現在の公式プロフィール、過去の作品クレジット、歴代メンバーの脱退情報を混同しないことが大切だ。また、13人全員が毎回の楽曲やライブに参加するわけではないという点も押さえておきたい。
梅田サイファーの活動休止は、現時点では解散ではなく、それぞれがアーティストとして成長するための無期限休止と位置づけられている。日本武道館公演から2027年夏頃のライブまで、13人がどのような作品とステージを届けるのか。そして個々の活動を経て再び集まる日は来るのか。今後はグループとしての歩みと、メンバー一人ひとりの動向をあわせて追うことが、梅田サイファーをより深く理解する手がかりになる。