2026年10月現在、FIFAワールドカップ2026のアジア最終予選は全日程を終了し、日本代表はグループCを勝点23の首位で突破した。2025年3月20日のバーレーン戦で2-0の勝利を収め、開催国以外では世界最速で本大会出場を決定。1998年フランス大会から続く8大会連続、通算8度目のワールドカップ出場を実現した。
最終予選10試合の成績は7勝2分1敗。得失点差はプラス27で、2位オーストラリアにも勝点4の差をつけた。一方、予選突破を決めた後にはオーストラリアに敗れるなど、全試合が順調だったわけではない。中国、バーレーン、サウジアラビア、インドネシアとの対戦結果も含め、日程・スコア・最終順位から日本代表の予選を振り返る。
【この記事の重要ポイントまとめ】 - 日本代表は勝点23でグループC首位。 10試合を7勝2分1敗、得失点差+27で終えた。 - 2025年3月20日に出場決定。 バーレーンを2-0で破り、3試合を残して8大会連続の本大会出場を確定させた。 - 最終順位は日本、オーストラリア、サウジアラビア、インドネシア、中国、バーレーンの順。 上位2チームが本大会への直接出場権を獲得した。
【2026年最新】ワールドカップ予選結果は?日本代表は勝点23でグループC首位
2026年FIFAワールドカップのアジア最終予選(3次予選)で、日本代表は圧倒的な攻撃力と安定した守備を発揮した。
日本が所属したのはグループC。対戦相手はオーストラリア、サウジアラビア、インドネシア、中国、バーレーンの5か国だった。
最終成績は次のとおり。
- 試合数:10試合
- 勝利:7試合
- 引き分け:2試合
- 敗戦:1試合
- 勝点:23
- 得点:30
- 失点:3
- 得失点差:+27
特に注目したいのは、10試合で失点がわずか3だったことだ。大量得点を記録する一方で、守備面でも高い安定性を維持していた。
日本サッカー協会(JFA)の公式最終順位表でも、日本は勝点23で1位。2位オーストラリアの勝点19を4ポイント上回っている。
日本代表はいつワールドカップ出場を決めた?
2025年3月20日
日本代表 vs バーレーン代表
日本代表が本大会出場を決めたのは、2025年3月20日に埼玉スタジアム2002で開催されたバーレーン戦だった。
この試合では、鎌田大地と久保建英がゴールを記録。日本は2-0で勝利し、勝点を19に伸ばした。
この時点でグループCの2位以内が確定。しかも、最終予選を3試合残しての突破だった。
JFAの公式試合レポートによると、日本は1998年フランス大会以降で最も早いタイミングで予選突破を決定。開催国以外では世界一番乗りだった。
この結果により、日本は2026年大会で8大会連続8度目のワールドカップ出場を果たすことになった。
【全10試合を一覧】日本代表のアジア最終予選の日程・スコア・勝敗
日本代表のグループCにおける全10試合を時系列で整理する。
以下はJFA公式試合日程を基準とした日本時間の日付で、スコアは日本代表から見た表記だ。
出典:日本サッカー協会「FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)」公式試合日程・結果。
試合結果から見える3つの転換点
1. 2024年9月〜11月:開幕から大量得点で首位を確保
中国に7-0、バーレーンに5-0、サウジアラビアに2-0と、序盤から好結果が続いた。
特に中国戦の7得点は、グループCにおける日本の攻撃力を印象づけた。インドネシア戦でも4-0で勝利し、前半戦から大きく勝点を積み上げている。
2. 2025年3月:バーレーン戦で本大会出場を決定
3月20日のバーレーン戦は、単なる勝点3以上の意味を持つ試合だった。
勝利によって2位以内が確定し、残り3試合を待たずに予選突破が決定。日本代表にとって大きな節目となった。
3. 2025年6月:オーストラリア戦の敗北と最終戦の大勝
6月5日のオーストラリア戦では0-1で敗れ、最終予選で初黒星を喫した。
しかし、6月10日のインドネシア戦では6-0と快勝。最終戦を勝利で締めくくり、勝点23でグループCの1位を確定させた。
この10試合の詳細はJFA公式記録にも掲載されている。
【対戦国別に検証】日本対オーストラリア・サウジアラビアなど5か国の結果
グループCの予選結果を理解するには、最終順位だけでなく、対戦相手ごとの2試合を比較することも重要だ。
日本は5か国とホーム・アンド・アウェーで対戦した。各国との結果には、それぞれ異なる特徴が表れている。
日本対オーストラリア:1勝できず、最終予選唯一の黒星
- 2024年10月15日:日本 1-1 オーストラリア
- 2025年6月5日:日本 0-1 オーストラリア
日本にとって最も苦戦した相手がオーストラリアだった。
ホームでは1-1の引き分け。アウェイでは0-1で敗れ、2試合を通じて勝利を挙げられなかった。
最終順位でもオーストラリアは勝点19で2位。日本に次ぐ成績を残しており、グループCの直接的なライバルだった。
興味深いのは、日本が3月20日に出場権を確保した後、6月のオーストラリア戦で敗れた点だ。すでに突破は決まっていたものの、予選終盤まで競争の厳しさが残っていたことを示す結果となった。
日本対サウジアラビア:アウェイ勝利とホーム引き分け
- 2024年10月11日:日本 2-0 サウジアラビア
- 2025年3月25日:日本 0-0 サウジアラビア
サウジアラビアとの対戦は1勝1分け。
アウェイで2-0の勝利を収めた一方、ホームでは得点を奪えずスコアレスドローに終わった。
サウジアラビアはアジアの強豪として知られ、過去のワールドカップでも実績を持つ国だ。その相手から勝点4を獲得できたことは、日本のグループC首位確保に大きく貢献した。
日本対インドネシア:2試合合計10得点の圧勝
- 2024年11月15日:日本 4-0 インドネシア
- 2025年6月10日:日本 6-0 インドネシア
インドネシア戦は、日本の攻撃力が際立った対戦だった。
初戦はアウェイで4-0。最終戦はホームで6-0と、2試合とも無失点で勝利している。
合計10得点、無失点という結果は、グループCでの日本の得点力と守備の安定性を象徴している。
日本対中国:初戦7-0、アウェイでも3-1
- 2024年9月5日:日本 7-0 中国
- 2024年11月19日:日本 3-1 中国
中国との初戦は7-0という大差で決着した。
アウェイで行われた2戦目も3-1で勝利。2試合合計10得点を記録している。
中国は最終順位で5位となったが、日本はホームとアウェイの両方で勝利し、確実に勝点を積み上げた。
日本対バーレーン:出場決定を飾った重要な対戦
- 2024年9月11日:日本 5-0 バーレーン
- 2025年3月20日:日本 2-0 バーレーン
バーレーンとの初戦はアウェイで5-0。2戦目はホームで2-0だった。
とりわけ2025年3月20日の試合は、日本代表のワールドカップ出場が決まった記念すべき一戦だ。
JFAの試合レポートによると、鎌田大地が先制点を決め、久保建英が終盤の87分に追加点を挙げた。試合終盤まで相手の反撃を許さず、2-0で勝利している。
【グループC最終順位表】日本代表とオーストラリアの勝点差は4
2026年ワールドカップのアジア最終予選におけるグループCの最終順位は以下のとおり。
AFCワールドカップ予選・グループC最終順位
1位:日本 — 勝点23、7勝2分1敗、得失点差+27
2位:オーストラリア — 勝点19、5勝4分1敗、得失点差+9
3位:サウジアラビア — 勝点13、3勝4分3敗、得失点差-1
4位:インドネシア — 勝点12、3勝3分4敗、得失点差-11
5位:中国 — 勝点9、3勝0分7敗、得失点差-13
6位:バーレーン — 勝点6、1勝3分6敗、得失点差-11
日本が首位になった理由は勝点と得失点差
最終順位で注目したいのは、日本とオーストラリアの差だ。
日本は勝点23、オーストラリアは19。勝点差は4ポイントだった。
さらに得失点差を見ると、日本が+27、オーストラリアが+9となっている。両チームには18ポイントもの差があった。
日本は10試合で30得点、3失点。攻撃面だけでなく、失点を抑える力でもグループ内で際立っていた。
また、3位サウジアラビアと4位インドネシアの勝点差はわずか1。5位中国との間にも勝点3の差しかなかった。
つまり、グループCは日本とオーストラリアが上位を占める一方、3位以下では最後まで順位争いが続く構図だった。
3位サウジアラビアと4位インドネシアはどうなった?
3次予選で3位と4位になったチームには、まだ本大会出場の可能性が残されていた。
サウジアラビアとインドネシアは、アジア4次予選へ進出。グループCで5位と6位になった中国とバーレーンは、この段階で予選敗退となった。
この違いを理解すると、グループCの順位表が持つ意味がより明確になる。
単に1位と2位を決めるだけではなく、3位・4位にも次のステージへの道が用意されていたのである。
【2026年ワールドカップのアジア予選方式】3次予選から本大会までの仕組み
今回のアジア予選は、従来の大会とは異なる大規模な方式が採用された。
背景にあるのは、2026年大会から本大会の出場国数が従来の32か国から48か国へ拡大されたことだ。
FIFAによると、アジアサッカー連盟(AFC)には8つの直接出場枠と、最大1つの大陸間プレーオフ出場枠が割り当てられている。つまり、アジアから最大9か国が本大会へ進める仕組みとなった。
アジア予選の各ラウンド
1次予選
ランキング下位の20チームがホーム・アンド・アウェー方式で対戦。勝ち上がった10チームが2次予選へ進出した。
2次予選
合計36チームを4チームずつ9グループに分けて実施。各グループの上位2チームが3次予選へ進んだ。
3次予選(アジア最終予選)
18チームを6チームずつ3グループに分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦した。
各グループの上位2チーム、合計6チームが本大会への直接出場権を獲得。3位と4位は4次予選へ進んだ。
4次予選
3次予選の3位・4位、合計6チームが2グループに分かれて対戦。各グループの1位が本大会出場を決めた。
5次予選
4次予選で各グループ2位となったチームがホーム・アンド・アウェーで対戦。勝者がFIFA大陸間プレーオフへ進出する仕組みだった。
3次予選の順位が特に重要だった理由
日本がグループCで2位以内を確定させたことは、単に次の予選へ進むという意味ではなかった。
3次予選の上位2チームには、その時点で本大会への直接出場権が与えられる。
一方、3位・4位はさらに厳しい4次予選を戦わなければならない。
そのため、3次予選で首位を確保した日本は、4次予選や5次予選を戦う必要がなく、本大会に向けた準備期間を確保できた。
今回の方式では、グループCで勝点23を獲得した日本の成績は、単なる順位以上の価値を持っていた。
【プロの結論】日本代表の予選結果から読み解く3つの重要ポイント
今回のワールドカップ予選結果を評価する際には、勝点23という数字だけで判断するのではなく、試合内容と大会方式を合わせて考える必要がある。
1. 攻撃力と守備力を両立したことが首位の要因
10試合で30得点、3失点という数字は非常に印象的だ。
中国、バーレーン、インドネシアとの対戦では大量得点を記録。サウジアラビアとのアウェイ戦でも2-0で勝利している。
一方、オーストラリアとの対戦では1分1敗。相手の実力や試合環境によって結果が変わることも示された。
強豪国との対戦で勝点を積み上げながら、ほかの試合で取りこぼしを抑えたことが、首位獲得につながった。
2. 早期突破は本大会への準備という面でも大きい
2025年3月20日に出場権を確保したことで、日本は残り3試合を本大会出場決定後の状態で戦うことができた。
6月のオーストラリア戦で敗れたものの、最終戦ではインドネシアに6-0で勝利している。
予選突破の早さは、選手選考やチーム作り、戦術面の準備という観点でも大きな意味を持つ。
3. 予選の順位と本大会の実力は分けて考える
もう一つ重要なのが、予選での成績と本大会での成績は別の評価軸だということだ。
アジア予選で首位になったからといって、本大会でも必ず同じように勝てるわけではない。
対戦相手のレベル、試合環境、選手のコンディションなど、求められる条件が変わるためだ。
予選結果を見る際には、勝点・得失点差・対戦相手との相性を確認し、本大会の結果と混同しないことが大切になる。
【ワールドカップ予選結果に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:日本代表は2026年ワールドカップの出場をいつ決めましたか?
A1:2025年3月20日です。埼玉スタジアム2002でバーレーンに2-0で勝利し、3試合を残してグループCの2位以内を確定させました。
Q2:日本代表のアジア最終予選の最終成績は?
A2:10試合で7勝2分1敗、勝点23です。得点30、失点3、得失点差+27でグループCの1位となりました。
Q3:日本代表は何大会連続でワールドカップに出場しますか?
A3:2026年大会で8大会連続、通算8度目の出場です。1998年フランス大会から続く連続出場記録となります。
Q4:日本代表のアジア最終予選で唯一の敗戦はどの試合ですか?
A4:2025年6月5日のオーストラリア戦です。アウェイで0-1と敗れました。これが最終予選10試合で日本が喫した唯一の黒星です。
Q5:グループCで2位になった国はどこですか?
A5:オーストラリアです。5勝4分1敗、勝点19、得失点差+9で2位となり、日本とともに本大会への直接出場権を獲得しました。
Q6:アジア最終予選で3位と4位になったチームはどうなりましたか?
A6:4次予選へ進出しました。グループCではサウジアラビアが3位、インドネシアが4位でした。
まとめ:2026年ワールドカップ予選結果で押さえたい日本代表の実績
2026年FIFAワールドカップのアジア最終予選で、日本代表はグループCを勝点23で制した。
10試合の成績は7勝2分1敗。30得点、3失点、得失点差+27という数字は、攻守両面で安定した戦いを続けたことを示している。
特に大きかったのは、2025年3月20日のバーレーン戦で2-0の勝利を収め、3試合を残して本大会出場を決めたことだ。これにより、1998年から続く8大会連続出場が実現した。
今回の予選結果を振り返る際に押さえておきたい要点は次の3つ。
- 日本は勝点23でグループCの首位を獲得した。
- オーストラリアが勝点19で2位となり、両国が直接出場権を獲得した。
- 2025年3月20日に8大会連続のワールドカップ出場を決めた。
ワールドカップ予選の順位表を見るときは、勝点だけでなく、勝敗、得失点差、直接対決、そして次のラウンドへの進出条件まで確認すると、大会全体の構図が理解しやすくなる。
日本代表の今回の予選は、早期突破とグループ首位という2つの成果を残した大会だった。