2026年10月28日時点のバスケ日本代表メンバーを、男子・女子の5人制と3×3に分けて整理します。2026年は、男子のFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選、女子のFIBA女子バスケットボールワールドカップ2026、愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会など、複数の国際大会で異なる顔ぶれが選出されました。
男子では八村塁、河村勇輝、渡邊雄太、富永啓生らの招集が話題となる一方、アジア競技大会には若手を中心とした別の12人が登録されました。女子もワールドカップとアジア競技大会でメンバーが異なります。日本バスケットボール協会(JBA)の公式発表をもとに、選手名、ポジション、所属クラブ、代表候補と大会登録メンバーの違いまで確認します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 男子5人制:2026年8月31日のワールドカップ予選では、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太ら12人が登録された。
- 女子・3×3:女子は大会別に登録選手が異なり、アジア競技大会の3×3は男女各4人で編成された。
- メンバー確認のコツ:代表候補、直前合宿の招集選手、大会登録選手は別の区分。大会名と発表日をセットで確認することが大切。
【2026年最新】バスケ日本代表メンバー一覧は大会ごとに確認
2026年の日本代表を確認する際に、まず押さえたいのは「日本代表」という呼び名だけでは登録選手を特定できないことです。ワールドカップ予選、アジア競技大会、女子ワールドカップでは、それぞれ大会の目的や日程、選考条件が異なります。
JBAは2026年8月9日、第20回アジア競技大会に出場する5人制男女と3×3男女の4チームについて、大会メンバーを発表しました。加えて、男子は同年8月30日にワールドカップ予選Window4のカタール戦に向けた12人のロスターを発表しています。どちらも正式な代表メンバーですが、選手の顔ぶれは同一ではありません。
第20回アジア競技大会は、2026年9月19日から10月4日まで愛知・名古屋で開催されました。大会はすでに終了しているため、以下では大会登録選手を確定した記録として紹介し、男子の直近のワールドカップ予選メンバーも別に掲載します。
【男子バスケ日本代表メンバー一覧】ワールドカップ予選とアジア競技大会
男子日本代表は、国際大会で経験豊富な主力を起用する編成と、別の大会に向けて若手を含めたチームを組む編成を使い分けています。2026年は、八村塁や河村勇輝が出場したワールドカップ予選の12人と、アジア競技大会の12人を区別して見る必要があります。
ワールドカップ2027アジア地区予選Window4の登録選手
JBAが2026年8月30日に発表した、8月31日のカタール戦に向けた男子日本代表12人は次のとおりです。所属は発表時点の情報です。
- 齋藤拓実:PG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
- 河村勇輝:PG/ロサンゼルス・クリッパーズ
- 八村塁:PF/ロサンゼルス・クリッパーズ
- 渡邊雄太:SF/千葉ジェッツ
- 馬場雄大:SF/長崎ヴェルカ
- 西田優大:SG/シーホース三河
- ジョシュ・ホーキンソン:C・PF/東京サンロッカーズ
- 富永啓生:SG/レバンガ北海道
- シェーファー・アヴィ幸樹:PF/仙台89ERS
- 佐々木隆成:PG/三遠ネオフェニックス
- 高島紳司:SG/宇都宮ブレックス
- 吉井裕鷹:SF/茨城ロボッツ
このロスターの大きな特徴は、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太が同じ代表チームに名を連ねたことです。JBAの公式発表では、八村と河村が所属するクリッパーズでの活動と並行して、ワールドカップ予選に向けた代表活動が進められました。
ただし、代表に招集されたことと、今後のすべての試合で出場することは同じではありません。国際大会のロスターは試合や登録期限によって更新されるため、最新の出場選手を調べる場合は対象試合の登録発表を確認してください。
アジア競技大会2026・男子5人制の大会登録メンバー
アジア競技大会の男子チームは、吉本泰輔ヘッドコーチのもと、次の12人で編成されました。JBAの大会招集メンバー発表に基づく一覧です。
- アレックス・カーク:C/211cm/川崎ブレイブサンダース
- シェーファー・アヴィ幸樹:PF/206cm/仙台89ERS
- 津屋一球:SG/191cm/三遠ネオフェニックス
- 高島紳司:SG/191cm/宇都宮ブレックス
- 黒川虎徹:PG/175cm/アルティーリ千葉
- 狩野富成:C/210cm/東京サンロッカーズ
- 小川敦也:PG/190cm/宇都宮ブレックス
- 山内ジャヘル琉人:SG/190cm/川崎ブレイブサンダース
- ジャン・ローレンス・ハーパージュニア:PG/181cm/東京サンロッカーズ
- 金近廉:SF/197cm/千葉ジェッツ
- 山﨑一渉:SF/200cm/東京サンロッカーズ
- 川島悠翔:PF/200cm/シアトル大学
この12人には、国内プロリーグでプレーする選手に加え、米国の大学で経験を積む川島悠翔も含まれています。ワールドカップ予選の登録選手とは構成が異なり、アジア競技大会という別の大会に合わせた編成です。
なお、八村塁、河村勇輝、富樫勇樹、渡邊雄太、富永啓生といった知名度の高い選手を探している場合は、名前だけで大会登録の有無を判断しないことが重要です。たとえば、八村、河村、渡邊、富永は上記のWindow4登録メンバーに含まれますが、アジア競技大会の男子12人には含まれていません。
【女子バスケ日本代表メンバー一覧】ワールドカップとアジア競技大会
女子日本代表も、2026年は国際大会ごとにメンバーを編成しました。ドイツで開催されたFIBA女子バスケットボールワールドカップ2026の大会登録選手と、アジア競技大会に出場した選手は異なります。
アジア競技大会2026・女子5人制の大会登録メンバー
JBAが発表したアジア競技大会の女子日本代表は、大神雄子ヘッドコーチのもと、次の12人で構成されました。身長と所属は発表時点の情報です。
- 赤木里帆:PG/167cm/富士通レッドウェーブ
- 常田亜美:PG/165cm/デンソーアイリス
- 岡本美優:PF/179cm/トヨタ自動車アンテロープス
- 樋口鈴乃:PG/164cm/日立ハイテククーガーズ
- 三浦舞華:SG/170cm/トヨタ自動車アンテロープス
- 田中平和:PF/180cm/トヨタ自動車アンテロープス
- 佐藤多伽子:SG/176cm/プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 三田七南:SF/179cm/ENEOSサンフラワーズ
- 舘山萌菜:SF/178cm/日立ハイテククーガーズ
- 粟谷真帆:PF/182cm/日立ハイテククーガーズ
- 大脇晴:PF/178cm/富士通レッドウェーブ
- 白石弥桜:C/184cm/デンソーアイリス
PGを複数人そろえ、SG、SF、PF、Cまで各ポジションを組み合わせた構成です。国内のWリーグ所属選手が中心となる一方、代表活動で経験を積んだ選手や大学・若手世代から成長してきた選手も含まれています。
FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026の登録メンバー
JBAは2026年8月20日、ドイツ・ベルリンで9月4日から13日まで開催された女子ワールドカップの大会参加メンバー12人を発表しました。こちらはアジア競技大会のメンバーとは別の登録リストです。
- 髙田真希:C/185cm/デンソーアイリス
- 渡嘉敷来夢:C/193cm/トヨタ自動車アンテロープス
- 町田瑠唯:PG/162cm/富士通レッドウェーブ
- 宮澤夕貴:PF/183cm/富士通レッドウェーブ
- 林咲希:SG/173cm/富士通レッドウェーブ
- 馬瓜ステファニー:PF/182cm/Meins Avenida
- 山本麻衣:PG/163cm/Las Vegas Aces
- 今野紀花:SG/179cm/ENEOSサンフラワーズ
- 東藤なな子:SG/175cm/トヨタ紡織サンシャインラビッツ
- 朝比奈あずさ:C/185cm/トヨタ紡織サンシャインラビッツ
- 田中こころ:PG/173cm/ENEOSサンフラワーズ
- 後藤音羽:SF/178cm/東京医療保健大学
大会登録選手とは別に、薮未奈海がリザーブ選手として直前合宿とベルギー遠征に帯同しました。また、山本麻衣はワールドカップ本大会から合流する予定として発表されています。候補・帯同・本大会登録を区別すると、選手選考の経緯をより正確に理解できます。
【3×3バスケ日本代表メンバー一覧】男女各4人の登録選手
3×3は、通常の5人制とは異なる競技形式です。コート上のプレーヤーは1チーム3人で、交代要員を含む大会登録人数も5人制とは異なります。アジア競技大会2026では、男女ともに大会メンバー4人が発表されました。
3×3男子日本代表
- バラダランタホリ玲依:195cm/大東文化大学4年
- 野田悠峨:183cm/日本体育大学3年
- ロイ優太郎:192cm/白鷗大学3年
- 小野恵富:194cm/江戸川大学2年
予備登録選手は、ジュウ・イーサン龍英(アースフレンズ東京Z)、髙口陽季(日本体育大学)、大久保勇哉(SHONAN SEASIDE.EXE)の3人です。予備登録選手は大会メンバー4人と同じ扱いではありません。
3×3女子日本代表
- 西ファトゥマ七南:175cm/トヨタ紡織サンシャインラビッツ
- 山本遥香:177cm/三菱電機コアラーズ
- 八木悠香:177cm/ENEOSサンフラワーズ
- 堀内桜花:167cm/シャンソン化粧品シャンソンVマジック
予備登録選手は、平下結貴、伊波美空、門脇瑚羽、高瀬ゆのかの4人です。JBAの発表では、この大会における3×3日本代表の出場条件は23歳以下とされています。5人制の代表候補リストを、そのまま3×3の登録メンバーと考えないようにしましょう。
【代表候補と大会登録メンバーの違い】ポジション・所属クラブの見方
日本代表の情報を調べると、「代表候補」「合宿招集メンバー」「大会登録メンバー」という言葉が登場します。それぞれは選考段階や役割が異なり、候補に名前があるからといって、その大会への出場が確定しているわけではありません。
| 区分 | 意味 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 代表候補 | 強化や選考の対象となる選手 | 候補入りは本大会出場の確約ではない |
| 合宿招集メンバー | 特定の合宿や強化活動に呼ばれた選手 | その後の変更や追加招集があり得る |
| 大会登録メンバー | 特定大会に出場するため登録された選手 | 大会名、試合日、最終ロスターを確認する |
| 予備登録選手 | 大会の規定に応じて交代・変更に備える選手 | 通常の大会登録選手と区別する |
この違いが分かると、選手名が公式サイトに掲載されているのに大会のロスターにいない、という一見矛盾した状況を理解しやすくなります。JBAは2026年5月1日に男子の夏季代表候補53人を発表し、その後、各大会に向けて選考を進めました。候補者リストと最終的な大会登録選手は、もともと同じ一覧ではありません。
ポジション一覧の読み方
- PG(ポイントガード):攻撃を組み立て、パスやゲームコントロールを担う。
- SG(シューティングガード):外角シュートや得点力を生かして攻撃を支える。
- SF(スモールフォワード):得点、守備、リバウンドなどを幅広く担う。
- PF(パワーフォワード):ゴール近くの攻防やリバウンド、スクリーンなどで貢献する。
- C(センター):ゴール下の守備、リバウンド、インサイドでの得点を担う。
ポジション表記は選手の主な役割を示すもので、実際のプレーがその役割だけに限定されるわけではありません。たとえば、CとPFの両方が記載される選手は、複数の役割をこなせることを示しています。
また、所属クラブは代表招集時点の情報として読むのが基本です。移籍や契約の変更が発生すると、過去の代表発表に記載された所属と現在の所属が一致しない場合があります。現在の所属を知りたい場合は、代表発表だけでなく所属クラブの公式発表も確認すると確実です。
【河村勇輝・八村塁・富樫勇樹】注目選手と歴代メンバーの見方
2026年の男子日本代表を調べる際、検索されやすい選手として河村勇輝、八村塁、富樫勇樹、渡邊雄太、富永啓生が挙げられます。ただし、知名度の高い選手が毎大会同じように登録されるわけではありません。
- 河村勇輝:2026年8月31日のワールドカップ予選Window4のカタール戦ロスターに登録されたPG。
- 八村塁:同Window4の登録メンバー。PFとして名を連ねた。
- 渡邊雄太:同Window4ではSFとして登録された。
- 富永啓生:同Window4ではSGとして登録された。
- 富樫勇樹:2026年夏の男子代表候補に含まれ、Window4に向けた直前合宿にも招集されたが、8月31日のカタール戦の最終12人には入っていない。
このように、候補入り、合宿参加、特定試合の最終ロスター入りは別々に確認する必要があります。富樫勇樹が代表候補だったという情報だけを見て、すべての試合に登録されたと判断するのは正確ではありません。
歴代のバスケ日本代表メンバーを比較する場合も、オリンピック、ワールドカップ、アジア競技大会、各予選のどの大会を対象にするかを決めることが先決です。同じ年度でも大会ごとに選手が異なるため、選手名だけを並べた一覧では、招集の背景やチーム編成の違いが分かりにくくなります。
今後の代表メンバーを確認するには
男子は2026年11月26日にレバノン、11月29日にカタールとのワールドカップ予選Window5が予定されています。JBAは9月10日のメディアブリーフィングでこの日程を案内しました。Window5の登録メンバーを確認する際は、夏のWindow4やアジア競技大会の一覧をそのまま流用せず、対象試合の新しい発表を確認してください。
【バスケ日本代表メンバー一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子バスケ日本代表メンバーは誰ですか? A1:大会によって異なります。2026年8月31日のワールドカップ予選Window4では、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太、富永啓生ら12人が登録されました。アジア競技大会の男子メンバーは別の12人です。
Q2:八村塁や河村勇輝はアジア競技大会2026にも出場しましたか? A2:JBAが発表したアジア競技大会の男子12人には、八村塁と河村勇輝は含まれていません。両選手はワールドカップ予選Window4の登録メンバーに入っています。
Q3:代表候補に選ばれれば大会に出場できますか? A3:代表候補入りだけでは出場は確定しません。合宿への招集を経て、最終的な大会登録メンバーに選ばれる必要があります。大会ごとに登録選手を確認してください。
Q4:5人制と3×3の日本代表は同じですか? A4:別のチームとして確認する必要があります。2026年のアジア競技大会では、5人制の男女が各12人、3×3の男女が各4人の大会メンバーで編成されました。
Q5:所属クラブやポジションはどこで確認できますか? A5:JBAの大会メンバー発表で招集時点の所属やポジションを確認できます。最新の所属を知りたい場合は、移籍などの変更を考慮し、クラブ側の公式発表も併せて確認するのがおすすめです。
【プロの結論】2026年の日本代表を正確に把握する判断基準
2026年のバスケ日本代表メンバーを正確に把握するには、選手名だけでなく、大会名・発表日・登録区分の3点をそろえて確認が必要です。男子のワールドカップ予選とアジア競技大会、女子のワールドカップとアジア競技大会では、同じ日本代表でも顔ぶれが異なります。
また、3×3は5人制とは登録人数や競技形式が異なり、予備登録選手も大会登録選手とは区別されます。代表候補の一覧を見ただけで出場が確定したと判断したり、過去の所属クラブを現在の所属と混同したりしないことが、情報を正しく読み解くポイントです。
今後の男子ワールドカップ予選Window5など、新しい国際大会の登録発表があれば、最新のロスターを確認する必要があります。JBAの公式発表を基準に、男子・女子・3×3を大会別に整理することが、バスケ日本代表のメンバー情報を見誤らない最も確実な方法です。