2026年10月27日現在、バスケ日本代表メンバーを確認するうえで押さえたいのは、男子・女子ともに、出場する大会によって招集選手が異なることです。2026年9月に開催された第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)では、男子・女子ともに12名の5人制代表チームが編成され、男女とも韓国との決勝を戦いました。一方、FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選では、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太らが関わる別の代表編成が行われています。
この記事では、日本バスケットボール協会(JBA)の公式発表をもとに、男子・女子のアジア競技大会メンバー一覧をポジション、身長、年齢、所属クラブとともに整理します。加えて、2026年夏に発表された男子日本代表候補選手53名の意味、候補選手と大会登録メンバーの違い、ワールドカップ予選の最新状況、歴代の選考につながる代表編成の考え方まで解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 男子:2026年9月のアジア競技大会に臨んだ12名は、アレックス・カーク、金近廉、川島悠翔、小川敦也ら。
- 女子:同大会の12名には、赤木里帆、岡本美優、樋口鈴乃、三田七南、大脇晴らが選出された。
- 候補選手53名:男子の夏季代表候補リストであり、全員が大会に出場するわけではない。
- 八村塁・河村勇輝・渡邊雄太:ワールドカップ予選の招集とアジア競技大会の登録メンバーは分けて確認する必要がある。
- アジア競技大会の結果:2026年大会は男子・女子ともに銀メダルを獲得した。
【2026年最新】バスケ日本代表メンバー一覧と現在の編成

2026年の日本代表を調べる際、最初に区別したいのは、5人制の男子・女子日本代表、3人制の3x3日本代表、そしてワールドカップ予選など大会別の招集メンバーです。それぞれ編成や選考の目的が異なり、同じ選手がすべての大会に出場するわけではありません。
2026年9月のアジア競技大会に向けた男子の大会メンバーは12名で、ヘッドコーチは吉本泰輔氏。女子も12名で、ヘッドコーチは大神雄子氏が務めました。以下では、両チームの大会登録メンバーを一覧にしています。年齢はJBA発表時点の数値を基本とし、男子は2026年9月2日、女子は同日の直前合宿メンバー表に基づいています。
なお、ここでいう「現在のメンバー」は、2026年秋に確認できる直近の主要大会の登録選手を指します。代表に選ばれた経験がある選手や、夏季の代表候補リストに掲載された選手が、そのまま次の大会にも出場するとは限りません。
【男子バスケ日本代表メンバー一覧】身長・年齢・所属クラブ
男子は、2026年9月の第20回アジア競技大会に向けて、国内リーグでプレーする選手と海外で経験を積む若手選手を組み合わせた12名を編成しました。JBAの2026年9月2日付発表に掲載されたポジション、身長、年齢、所属クラブは次のとおりです。
- アレックス・カーク:C(センター)/211cm/34歳/川崎ブレイブサンダース
- シェーファー アヴィ幸樹:PF(パワーフォワード)/206cm/28歳/仙台89ERS
- 津屋一球:SG(シューティングガード)/191cm/28歳/三遠ネオフェニックス
- 高島紳司:SG/191cm/25歳/宇都宮ブレックス
- 黒川虎徹:PG(ポイントガード)/175cm/25歳/アルティーリ千葉
- 狩野富成:C/210cm/24歳/東京サンロッカーズ
- 小川敦也:PG/190cm/24歳/宇都宮ブレックス
- 山内ジャヘル琉人:SG/190cm/23歳/川崎ブレイブサンダース
- ジャン・ローレンス・ハーパージュニア:PG/181cm/23歳/東京サンロッカーズ
- 金近廉:SF(スモールフォワード)/197cm/23歳/千葉ジェッツ
- 山﨑一渉:SF/200cm/23歳/東京サンロッカーズ
- 川島悠翔:PF/200cm/21歳/シアトル大学
チーム全体の平均身長は195.2cm、平均年齢は25.1歳です。長身のインサイド選手に加え、複数のガード、フォワードをそろえ、若手を中心に経験を積ませる構成となりました。アジア競技大会の直前合宿にはU18日本代表の強化育成選手も参加しており、トップチームの強化と次世代の育成を並行して進める姿勢もうかがえます。
この12名はアジア競技大会向けの編成です。ワールドカップ予選のメンバーとは異なり、八村塁や河村勇輝など、予選の招集メンバーに入った選手が含まれていない点にも注意してください。
【女子バスケ日本代表メンバー一覧】身長・年齢・所属クラブ
女子日本代表は、2026年9月のアジア競技大会に向けて12名を招集しました。大神雄子ヘッドコーチのもと、ガードからセンターまで各ポジションをそろえたチームです。所属クラブはWリーグのチームが中心で、国内リーグでの競争を背景に代表活動へ臨みました。
- 赤木里帆:PG/167cm/28歳/富士通レッドウェーブ
- 常田亜美:PG/165cm/26歳/デンソー アイリス
- 岡本美優:PF/179cm/25歳/トヨタ自動車アンテロープス
- 樋口鈴乃:PG/164cm/25歳/日立ハイテク クーガーズ
- 三浦舞華:SG/170cm/24歳/トヨタ自動車アンテロープス
- 田中平和:PF/180cm/24歳/トヨタ自動車アンテロープス
- 佐藤多伽子:SG/176cm/24歳/プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 三田七南:SF/179cm/23歳/ENEOSサンフラワーズ
- 舘山萌菜:SF/178cm/23歳/日立ハイテク クーガーズ
- 粟谷真帆:PF/182cm/23歳/日立ハイテク クーガーズ
- 大脇晴:PF/178cm/22歳/富士通レッドウェーブ
- 白石弥桜:C/184cm/20歳/デンソー アイリス
JBA発表による平均身長は175.2cm、平均年齢は24.0歳。20代前半の選手を多く含む構成です。ポジションを見ると、PGが3名、PFが4名、SGが2名、SFが2名、Cが1名となっており、ガード陣によるゲームメークと、複数のフォワードを生かした攻守の組み立てがポイントになります。
女子はアジア競技大会の決勝で韓国と対戦し、70対75で敗れたものの、銀メダルを獲得しました。後半に追い上げ、試合終盤まで勝敗の行方が分からない展開に持ち込んだことは、このチームの競争力を示す結果の一つです。
【候補選手53名と大会登録メンバーの違い】代表ロスターを正しく読む
「日本代表候補選手53名」という数字は、2026年夏の男子日本代表候補についてJBAが発表したリストに由来します。2026年5月の発表では、ワールドカップ2027アジア予選のWindow3・Window4やアジア競技大会を見据え、幅広い選手が候補に挙げられました。ベテランから若手までを含む候補リストであり、53名全員が同じ大会に出場するという意味ではありません。
| 区分 | 人数・規模 | 意味 | 確認するときの注意点 |
|---|---|---|---|
| 男子日本代表候補 | 53名 | 夏季の代表活動を見据えた候補選手のリスト | 候補入りは大会出場の確定を意味しない |
| アジア競技大会の登録候補 | 35名の登録候補リスト | 大会選考に向けて対象となる選手を整理した段階 | 最終的な大会メンバーとは区別する |
| 直前合宿の招集メンバー | 大会・合宿によって異なる | 特定の強化活動や大会に向けて招集された選手 | 追加招集や不参加によって変更される場合がある |
| 大会登録メンバー | アジア競技大会の5人制は男女各12名 | その大会に出場する正式なチーム編成 | 大会名と発表日を必ず確認する |
JBAの夏季男子代表に関する説明では、候補選手リストに加えて、アジア競技大会に向けた35名の登録候補リストも示されました。その後、実際の大会に向けた選考を経て、9月の男子代表は12名で編成されています。選手のコンディション、対戦相手との相性、チーム内の役割などを踏まえて、候補から大会メンバーへ絞り込まれる流れです。
つまり、検索結果やSNSで「日本代表候補に選ばれた」と確認できても、それだけで次の国際試合に出場すると判断することはできません。選手一覧を確認する際は、発表の見出しにある「候補」「合宿招集」「大会メンバー」の違いを見極めることが大切です。
【八村塁・河村勇輝・渡邊雄太】ワールドカップ予選の最新情報
男子の注目選手については、2026年8月のFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window4に向けた招集リストが重要な資料になります。JBAが8月11日に発表した直前合宿メンバーは17名で、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太のほか、富樫勇樹、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、西田優大らが名を連ねました。
- 八村塁:PF/203cm/28歳/ロサンゼルス・クリッパーズ。Window4の招集メンバーに入り、8月27日のサウジアラビア戦では29得点を記録しました。
- 河村勇輝:PG/172cm/25歳/JBAの8月11日付リストでは所属先を「-」と記載。八村とともにWindow4の直前合宿メンバーに入りました。
- 渡邊雄太:SF/206cm/31歳/千葉ジェッツ。Window4の招集メンバーに選ばれ、サイズとウイングの役割を担う選手の一人として編成に加わりました。
所属や年齢は、上記のJBA発表時点の情報です。所属クラブの変更や新たな招集が発表された場合は、後続の公式発表を優先して確認してください。とくに河村は、JBAの該当リストで所属欄が「-」となっているため、当時のリストにない所属情報を補って記載するのは適切ではありません。
ワールドカップ予選の状況も、代表メンバーを読むうえで欠かせません。FIBAの公式チームプロフィールでは、日本は2026年8月のWindow4終了後、2次ラウンドのグループFで6勝2敗となっています。次のWindow5は2026年11月23日から12月1日に予定されており、次回の招集メンバーは、アジア競技大会の12名とは別に確認する必要があります。
このように、八村塁や河村勇輝が「日本代表メンバーに入っているか」という問いに答えるには、大会名と招集発表日が欠かせません。ワールドカップ予選の招集メンバーに入ったことと、アジア競技大会の大会登録メンバーに入ったことは、別々の事実です。
【アジア競技大会2026の結果】男女とも銀メダル、代表選考の意味
2026年のアジア競技大会は、男子・女子ともに日本代表が決勝へ進出し、銀メダルを獲得しました。男子は準決勝で中国を97対77で破った一方、決勝では韓国に57対67で敗戦。女子も準決勝でチャイニーズ・タイペイを80対52で下し、決勝では韓国に70対75で敗れました。JBAの大会レポートは、男女それぞれの結果と大会を通じたチームの歩みを伝えています。
男子は大会中に成長を見せた若手主体のチームとして銀メダルを獲得しました。女子も、決勝で一時大きな点差をつけられながら、終盤に追い上げて接戦に持ち込んでいます。こうした結果は、代表活動が単に知名度の高い選手を集めるだけではなく、限られた準備期間でチームとして機能する組み合わせを作る必要があることを示しています。
また、アジア競技大会とワールドカップ予選では、監督・スタッフや選考の目的が異なります。アジア競技大会の男子は吉本泰輔ヘッドコーチ、女子は大神雄子ヘッドコーチのもとで編成されました。一方、男子のWindow4向け直前合宿は桶谷大ヘッドコーチのもとで実施されています。大会ごとの体制や役割を踏まえると、メンバーの違いは単純な序列ではなく、各大会で求められるチーム編成の違いとして理解できます。
歴代の日本代表メンバーを比較する場合も、五輪、ワールドカップ、アジア競技大会、アジア予選など、出場した大会をそろえて見ることが重要です。候補リストへの掲載回数だけで選手の評価を決めるのではなく、実際の大会登録、出場機会、ポジション、チーム内の役割、そして大会結果を組み合わせて確認することで、代表選考の経緯がより明確になります。
【バスケ日本代表メンバー一覧最新】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子バスケ日本代表メンバーは誰ですか?
A1:2026年9月のアジア競技大会の男子代表は、アレックス・カーク、シェーファー アヴィ幸樹、津屋一球、高島紳司、黒川虎徹、狩野富成、小川敦也、山内ジャヘル琉人、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア、金近廉、山﨑一渉、川島悠翔の12名です。ワールドカップ予選の招集メンバーとは異なります。
Q2:2026年の女子バスケ日本代表メンバーは誰ですか?
A2:アジア競技大会の女子代表は、赤木里帆、常田亜美、岡本美優、樋口鈴乃、三浦舞華、田中平和、佐藤多伽子、三田七南、舘山萌菜、粟谷真帆、大脇晴、白石弥桜の12名です。大会では銀メダルを獲得しました。
Q3:日本代表候補53名に選ばれれば、必ず試合に出られますか?
A3:いいえ。53名は2026年夏の男子日本代表候補リストです。候補に入った後、強化合宿や大会ごとの選考を経て、最終的な大会メンバーが決まります。候補リストと12名の大会登録メンバーは区別してください。
Q4:八村塁と河村勇輝は2026年の日本代表に選ばれていますか?
A4:2人は、JBAが2026年8月11日に発表したワールドカップ2027アジア予選Window4向けの直前合宿メンバーに含まれていました。ただし、同年9月のアジア競技大会の男子代表12名には含まれていません。大会別の招集リストを確認することが必要です。
Q5:次のワールドカップ予選のメンバーはいつ確認できますか?
A5:FIBAの大会日程では、次のWindow5は2026年11月23日から12月1日に予定されています。具体的な招集選手を確認する際は、JBAの公式発表に掲載される次回の直前合宿メンバーと大会登録メンバーを確認してください。
まとめ:バスケ日本代表の最新メンバーは大会名と発表日で確認
2026年のバスケ日本代表メンバーを確認する際は、男子・女子の一覧だけでなく、どの大会に向けた編成なのかを押さえることが大切です。アジア競技大会では男子・女子ともに12名で臨み、両チームが銀メダルを獲得しました。一方、男子のワールドカップ2027アジア予選では、八村塁、河村勇輝、渡邊雄太らを含む別の招集編成が行われています。
また、男子の代表候補53名は最終的な大会登録メンバーを意味するものではありません。候補、合宿招集、大会登録という段階を区別し、ポジション、身長、所属クラブ、年齢とともに発表日を確認することで、情報を正確に読み取れます。
今後は2026年11月のワールドカップ予選Window5に向けた男子の選考が注目されます。最新の代表ロスターを調べるときは、日本バスケットボール協会(JBA)の公式発表とFIBAの大会情報を基準に、候補選手の一覧と実際に出場するメンバーを分けて確認してください。