2026年のロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズは、レギュラーシーズンで全6試合が行われ、ドジャースが4勝2敗で勝ち越した。フィリーズは2勝4敗、23得点・39安打・11本塁打を記録。一方、ドジャースは34得点・55安打・12本塁打と、打撃面で上回った。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希ら日本人選手の成績にも注目が集まった対戦だ。
特に注目したいのは、5月のドジャー・スタジアムでの3連戦と、7月のフィラデルフィアでの3連戦だ。ロブレスキの好投、山本の10奪三振、佐々木の力投、大谷の打撃内容など、試合ごとに異なる見どころがあった。ここでは6試合のスコア、チーム成績、個人成績、ポストシーズンでの対戦結果をまとめる。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の対戦成績: ドジャース4勝2敗、フィリーズ2勝4敗。
- フィリーズの6試合成績: 23得点、39安打、11本塁打、63三振。
- 注目選手: 大谷翔平は6試合で打率.269、山本由伸は10奪三振、佐々木朗希は5回1/3を1失点。
- 投手の注目記録: J.ロブレスキが勝利投手、T.スコットがセーブ、Z.ウィーラーが敗戦投手となった試合がある。
- ポストシーズン: 2025年のナ・リーグ地区シリーズではドジャースが3勝1敗でフィリーズを下した。
【2026年最新】ドジャース対フィリーズの対戦成績は4勝2敗
2026年のレギュラーシーズンにおける両チームの対戦結果は、ドジャースの4勝2敗だった。
フィリーズは5月のドジャー・スタジアムで1勝2敗、7月の敵地での3連戦でも1勝2敗。両カードともドジャースが2勝1敗で制している。
なお、MLB公式の試合記録は米国現地日付で掲載される。日本のスポーツニュースや試合速報では翌日の日付になる場合があるため、以下では日本時間と米国現地日付を併記する。
2026年全6試合の結果一覧
- 5月30日(米国5月29日): ドジャース 4-2 フィリーズ
- 5月31日(米国5月30日): ドジャース 3-4 フィリーズ
- 6月1日(米国5月31日): ドジャース 9-1 フィリーズ
- 7月21日(米国7月20日): ドジャース 7-10 フィリーズ
- 7月22日(米国7月21日): ドジャース 2-1 フィリーズ
- 7月23日(米国7月22日): ドジャース 9-5 フィリーズ
6試合を通じて、ドジャースは5月のホーム3連戦で2勝、7月のアウェー3連戦でも2勝を挙げた。
特筆すべきは、7月のフィラデルフィアでの対戦だ。初戦ではフィリーズが10-7で勝利したものの、続く2試合はドジャースが2-1、9-5で連勝。敵地でも試合を立て直す力を示した。
【チーム成績を比較】フィリーズ23得点・39安打・11本塁打の実態
6試合の数字を比較すると、ドジャースとフィリーズの攻撃力の違いが見えてくる。
フィリーズは23得点、39安打、11本塁打を記録した。ホームラン数だけを見るとドジャースとの差はわずか1本だが、安打数では16本の差が生まれている。
ドジャースとフィリーズの6試合成績
| 比較項目 | ドジャース | フィリーズ |
|---|---|---|
| 試合数 | 6 | 6 |
| 勝利 | 4 | 2 |
| 敗戦 | 2 | 4 |
| 得点 | 34 | 23 |
| 失点 | 23 | 34 |
| 安打 | 55 | 39 |
| 本塁打 | 12 | 11 |
| 三振 | 49 | 63 |
| 打率 | .271 | .199 |
※2026年のレギュラーシーズン6試合の集計。試合別記録に基づくチーム成績。
23得点でも勝ち越せなかったフィリーズ
フィリーズの23得点は、6試合平均で約3.8得点に相当する。11本塁打も記録しており、長打力そのものが不足していたわけではない。
しかし、打率は.199にとどまり、三振は63個。ドジャースの49個より14個多かった。
この数字から読み取れるのは、フィリーズが本塁打で得点を生み出す場面はあっても、安打を重ねて攻撃を継続する点ではドジャースに及ばなかったということだ。
対するドジャースは55安打、12本塁打、打率.271を記録。単発の長打だけでなく、複数の打者が出塁して得点につなげる攻撃を展開した。
本塁打数だけで勝敗を判断できない
注目すべきは、ホームラン数の差が1本しかないことだ。
フィリーズ11本に対してドジャース12本。数字だけならほぼ互角である。
ところが、安打数はドジャースが16本多く、三振数はフィリーズが14個多い。打率にも.072の差がある。
つまり、今回の対戦は本塁打の数だけでは説明できない。攻撃の継続性、打席での対応力、得点機会を作る能力が、最終的な4勝2敗という結果につながった。
【日本人選手の成績】大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希を徹底比較
日本人選手では、大谷翔平の打撃成績に加え、山本由伸と佐々木朗希の先発登板が大きな注目材料となった。
大谷翔平:6試合で7安打、打率.269
大谷翔平は2026年のフィリーズ戦6試合で、26打数7安打、打率.269を記録した。
主な打撃成績は次のとおり。
- 打数:26
- 安打:7
- 打率:.269
- 本塁打:1
- 打点:1
- 得点:1
- 四球:2
- 三振:9
5月29日(米国時間)の試合では4打数3安打、1本塁打、1打点と活躍した。Z.ウィーラーから本塁打を放ち、ドジャースの4-2の勝利に貢献している。
一方、7月20日と22日(いずれも米国時間)の試合では、それぞれ4打数0安打1四球だった。
この2試合ではいずれも申告敬遠を含む四球が記録されている。ヒットが出なかった試合でも、相手投手が大谷との勝負を避ける場面があったことは見逃せない。
山本由伸:5回1/3を無失点、10奪三振
山本由伸が特に存在感を発揮したのは、5月31日(米国時間)のフィリーズ戦だ。
この試合で山本は5回1/3を投げ、4安打、無失点、2四球、10奪三振を記録した。
ドジャースは9-1で勝利し、山本には勝利投手が記録された。
特に注目されたのは、5回のピンチを切り抜けた場面だ。走者を背負いながらも、カイル・シュワーバーとトレイ・ターナーを三振に仕留め、失点を許さなかった。
MLB公式の試合記事でも、山本が10奪三振を記録し、フィリーズ打線を無失点に抑えた投球が取り上げられている。
佐々木朗希:5回1/3を1失点、7奪三振
佐々木朗希は5月30日(米国時間)の試合に先発した。
登板成績は以下のとおり。
- 投球回:5回1/3
- 被安打:3
- 自責点:1
- 四球:1
- 奪三振:7
佐々木はフィリーズ打線を相手に安定した投球を披露。100マイルを超える球速も記録し、速球の威力を示した。
しかし、ドジャースは終盤に逆転を許し、試合は3-4で敗戦。佐々木には勝敗がつかなかった。
ここで重要なのは、先発投手の成績と試合全体の勝敗を分けて考えることだ。佐々木自身は1失点に抑えており、敗戦の直接的な責任を先発投手だけに求めることはできない。
【勝利投手・敗戦投手・セーブ記録】試合を左右した投手陣
2026年の対戦では、先発投手だけでなく、リリーフ投手の働きも勝敗を大きく左右した。
特に5月29日(米国時間)の4-2の試合は、投手記録を確認するうえで重要な一戦となった。
J.ロブレスキが勝利投手に
ジャスティン・ロブレスキは、フィリーズ戦で7回を投げ、被安打1、1失点、9奪三振、無四球という好成績を残した。
フィリーズ打線にほとんど出塁を許さず、試合の主導権を握った。
この試合では、ドジャース打線も4本のソロ本塁打を放って援護。フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、大谷翔平、ウィル・スミスがそれぞれ一発を放った。
ロブレスキの安定した投球と打線の長打がかみ合った試合だった。
T.スコットがセーブを記録
タンナー・スコットは同試合の9回に登板し、1イニングを無失点で抑えてセーブを記録した。
この試合の記録は次のとおり。
- 勝利投手:J.ロブレスキ
- 敗戦投手:Z.ウィーラー
- セーブ:T.スコット
一方、5月30日(米国時間)の3-4の試合では、スコットが8回に3失点して敗戦投手となった。
同じ投手でも、試合によって役割と結果は大きく変わる。セーブ記録と敗戦投手の記録を混同しないことが大切だ。
Z.ウィーラーの投球成績
ザック・ウィーラーは5月29日(米国時間)の試合で6回を投げ、5安打4失点、4奪三振、1四球。敗戦投手となった。
ドジャースはウィーラーから4本のソロ本塁打を放っている。
ただし、7月21日(米国時間)の再戦では、ウィーラーは7回5安打2失点、9奪三振と好投したものの、ドジャースが2-1で勝利したため、再び敗戦投手となった。
投球内容と勝敗が必ずしも一致しない点も、野球の記録を読む際のポイントだ。
【ドジャー・スタジアムと敵地の結果】3連戦ごとの勝敗を分析
2026年の6試合は、ドジャー・スタジアムとフィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークで、それぞれ3試合ずつ行われた。
ドジャー・スタジアムでは2勝1敗
5月のホーム3連戦は、ドジャースが2勝1敗で勝ち越した。
最初の試合では4-2で勝利。4本のソロ本塁打が試合を決めた。
続く試合は3-4で敗れたものの、最終戦では山本由伸の10奪三振を含む投手陣の働きと13安打の攻撃で9-1と快勝した。
3試合の合計得点はドジャース16、フィリーズ7。ホームでの攻守の安定感が際立った。
フィラデルフィアでも2勝1敗
7月の敵地3連戦も、ドジャースが2勝1敗で勝ち越した。
初戦はフィリーズが10-7で勝利。トレイ・ターナーが2本塁打、5打点を記録し、フィリーズ打線が爆発した。
しかし、翌日はマックス・マンシーの2ラン本塁打などでドジャースが2-1で勝利。最終戦も9-5で制した。
最終戦ではダルトン・ラッシングが本塁打を放ち、トミー・エドマンが満塁の場面で走者一掃の三塁打を記録した。
敵地での3連戦でも、ドジャースは攻撃の形を立て直して勝ち越した。
【プロの結論】ポストシーズン成績と2026年の対戦から読み解く両チームの実力
レギュラーシーズンの6試合ではドジャースが4勝2敗で上回った。ただし、フィリーズにも10得点を挙げた試合や、11本塁打を記録する長打力があった。
数字から判断するなら、今回の対戦における両チームの差は、単純な本塁打数よりも安打数、打率、三振数に表れている。
2025年のポストシーズンではドジャースが3勝1敗
両チームの直近のポストシーズン直接対決は、2025年のナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)だった。
試合結果は以下のとおり。
- 10月4日:ドジャース 5-3 フィリーズ
- 10月6日:ドジャース 4-3 フィリーズ
- 10月8日:ドジャース 2-8 フィリーズ
- 10月9日:ドジャース 2-1 フィリーズ(延長11回)
ドジャースが3勝1敗でシリーズを突破した。
特に第4戦は、延長11回までもつれた接戦。フィリーズが8-2で勝利した第3戦から立て直し、最後の試合を2-1で制した。
2026年のポストシーズンでは直接対決なし
2026年のポストシーズンでは、ドジャースとフィリーズは対戦していない。
フィリーズはワイルドカードシリーズでブレーブスに1勝2敗で敗退。一方のドジャースは地区シリーズでブレーブスを3勝1敗で下したものの、リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに0勝4敗で敗れた。
したがって、2026年のレギュラーシーズン成績4勝2敗と、2025年のポストシーズン成績3勝1敗は、別々の記録として扱う必要がある。
試合データを見る際の3つの判断基準
ドジャース対フィリーズのような強豪同士の対戦を評価する場合、次の3点を押さえておきたい。
1. チーム成績と個人成績を分ける。 先発投手が好投しても、救援投手が失点すればチームは敗れる。佐々木の登板がその例だ。
2. 本塁打だけで攻撃力を判断しない。 安打数、打率、三振、四球も合わせて確認することで、攻撃の実態が見えてくる。
3. レギュラーシーズンとポストシーズンを混同しない。 試合数や対戦条件が異なるため、勝敗記録は大会別に比較する必要がある。
この基準で見ると、2026年のドジャースは、フィリーズに対して長打力だけでなく、攻撃の継続性と試合終盤の対応力でも優位に立ったことが分かる。
【ドジャース対フィリーズ試合選手データ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のドジャース対フィリーズは何勝何敗でしたか?
A1:レギュラーシーズン全6試合でドジャースが4勝2敗でした。フィリーズは2勝4敗で、両球場の3連戦ともドジャースが2勝1敗で勝ち越しています。
Q2:大谷翔平の2026年フィリーズ戦の打撃成績は?
A2:6試合で26打数7安打、打率.269、1本塁打、1打点、2四球、9三振でした。4打数0安打1四球という成績は、7月20日と22日(米国現地日付)の試合で記録されています。
Q3:山本由伸と佐々木朗希の登板成績は?
A3:山本由伸は5月31日の試合で5回1/3を4安打無失点、10奪三振で勝利投手となりました。佐々木朗希は5月30日に5回1/3を3安打1失点、7奪三振と好投しましたが、試合は敗れ、勝敗はつきませんでした。
まとめ:2026年はドジャースが総合力でフィリーズを上回った
2026年のドジャース対フィリーズは、ドジャースが4勝2敗で勝ち越した。
フィリーズは6試合で23得点、39安打、11本塁打を記録したものの、ドジャースの34得点、55安打、12本塁打には届かなかった。三振数でもフィリーズが63個、ドジャースが49個と差が生まれている。
個人成績では、大谷翔平が打率.269、山本由伸が10奪三振、佐々木朗希が5回1/3を1失点と、それぞれ異なる形で存在感を示した。ロブレスキの好投やスコットのセーブも、勝ち越しを支えた重要な記録だ。
2025年のNLDSでもドジャースがフィリーズを3勝1敗で下しており、両チームの対戦はポストシーズンを含めて注目度が高い。
今後の対戦を追う際は、スコアだけでなく、先発投手の投球回数、救援陣の成績、打者の出塁状況まで確認したい。そうすることで、ドジャースとフィリーズの実力差や、試合ごとの勝敗を分けた要因をより正確に読み取れる。
主な照合資料: MLB公式試合記事・試合記録、Retrosheetを基にしたStatMuseの2026年対戦集計、MLB公式ポストシーズン記録。