2026年3月27日の阪神戦で発表された巨人の開幕オーダーは、以下の9人だった。打順だけでなく、守備位置も含めて確認しておきたい。
対 阪神タイガース/東京ドーム
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対戦相手
阪神タイガース
試合結果
1番・左翼:トレイ・キャベッジ
1番に入ったのは、来日2年目のトレイ・キャベッジ。2025年には4番も務めた長打力のある左打者だ。
2026年はリードオフマンとして起用され、従来の1番打者像にとらわれない攻撃的な打線の先頭を任された。
阿部慎之助監督は開幕前、キャベッジを1番に置く狙いについて、自由に打たせることと相手へのプレッシャーを挙げていた。
実際、開幕戦では1回裏に阪神の村上頌樹から先頭打者本塁打を放った。2026年のプロ野球開幕戦における第1号本塁打という、印象的なスタートだった。
外国人選手が巨人の開幕戦で1番を務めるのは、1994年のダン・グラッデン以来32年ぶりという記録にも注目したい。
2番・中堅:松本剛
2番・センターには、日本ハムから移籍した松本剛が入った。
松本は2022年にパ・リーグ首位打者を獲得した実績を持つ外野手。打撃技術と経験を生かし、キャベッジの後ろを打つ役割を担った。
開幕前の報道では、オープン戦でも2番で起用されており、開幕戦でもその構想が採用された。
1番のキャベッジが長打で得点を狙う一方、2番の松本には出塁や状況に応じた打撃によって攻撃をつなぐ役割が期待された。新天地で迎える開幕戦としても注目度の高い起用だった。
3番・遊撃:泉口友汰
3番・ショートには泉口友汰が入った。
内野の中心となる遊撃手を守りながら、打線では上位を任される重要なポジションだ。
阿部監督は開幕前の取材で、泉口を3番に想定していることを認めていた。実際の開幕オーダーもその構想どおりとなった。
キャベッジと松本が作った攻撃の流れを受け、4番につなぐ役割が期待された選手である。
4番・一塁:ボビー・ダルベック
2026年の巨人打線で大きな変化となったのが、4番・ファーストのボビー・ダルベックだ。
新外国人として加わった右打ちの内野手で、開幕からクリーンアップの中心を任された。
スポーツ紙の報道では、ダルベックは巨人の第97代4番として紹介されている。新戦力をいきなり4番に置く編成からも、長打力への期待がうかがえる。
開幕戦では4回裏に村上からソロ本塁打を記録。キャベッジの先頭打者弾に続き、外国人打者2人が本塁打を放つ展開となった。
5番・捕手:岸田行倫
5番には岸田行倫が入り、捕手として竹丸とバッテリーを組んだ。
開幕戦では打撃だけでなく、新人投手を支える捕手としての役割も大きかった。
開幕投手がプロ初登板となる竹丸だったことを考えると、5番捕手という配置は攻撃面とバッテリー面の両方から注目できる。
6番・右翼:中山礼都
6番・ライトは中山礼都。
内外野の起用を含めて柔軟性を持つ若手野手の一人で、開幕戦では右翼の守備を任された。
上位打線と下位打線をつなぐ6番という打順は、チャンスを広げる働きが求められる位置でもある。
7番・三塁:坂本勇人
7番・サードには坂本勇人が入った。
2026年にプロ20年目を迎えた坂本は、巨人の開幕スタメンとして18度目の出場を果たした。
この数字は球団歴代単独2位。王貞治の20度に次ぐ記録となる。
今回は遊撃ではなく三塁での出場となった。坂本が積み重ねてきた経験を生かしながら、若い選手を含む新しい内野陣を支える構成にもなっている。
8番・二塁:浦田俊輔
8番・セカンドには浦田俊輔が選ばれた。
上位打線とは異なる役割を担う下位打線で、出塁や進塁によって攻撃を上位につなぐことが期待される。
守備では二塁を担当し、坂本との内野コンビを形成した。
9番・投手:竹丸和幸
9番は開幕投手の竹丸和幸。
2025年ドラフト1位で入団した左腕で、社会人野球の鷺宮製作所を経て巨人に加入した。
開幕投手という大役に加えて、プロ初登板で阪神の強力打線と対戦することになった。
この起用は2026年の開幕戦を象徴する出来事の一つだった。
【注目選手の関係性】2026年開幕オーダーの構成と役割を比較
2026年の開幕スタメンを理解するには、選手を単独で見るだけでなく、打順と守備位置の組み合わせを確認することが大切だ。
今回のオーダーは、外国人長距離打者、新加入の外野手、若手内野手、経験豊富なベテラン、そして新人投手という異なる特徴を持つ選手で構成されていた。
以下に、打線の役割と選手同士の関係を整理した。
この表から見えてくるのは、単に有名選手を並べた打線ではないという点だ。
キャベッジとダルベックに長打を期待し、松本と泉口を上位に配置。岸田を捕手として竹丸と組ませ、坂本には三塁での経験を生かしてもらう。
打撃力だけでなく、守備位置や選手の経験を組み合わせたオーダーだった。
【開幕投手の真相】竹丸和幸が阪神戦に抜てきされた理由
2026年の巨人開幕戦で、特に大きな話題になったのが竹丸和幸の先発起用だ。
新人投手が開幕投手を務めるのは、チームにとっても異例の決断だった。
山崎伊織の離脱が起用の転機に
開幕前、先発候補の有力選手として名前が挙がっていたのは山崎伊織だった。
しかし、山崎は右肩のコンディション不良で離脱。開幕投手の選考にも影響が出た。
そこで候補として浮上したのが、ドラフト1位で加入した竹丸だった。
竹丸は春季キャンプから実戦で安定した投球を見せており、オープン戦でも結果を残していた。新人でありながら、開幕ローテーション入りを超える大役を任されることになった。
報道によると、阿部監督は3月14日に竹丸へ開幕投手を伝えた。
3月20日の楽天とのオープン戦でも竹丸は先発し、5回3安打1失点、6奪三振を記録している。
巨人では64年ぶりの新人開幕投手
新人投手が巨人の開幕マウンドを任されたのは、1962年の城之内邦雄以来64年ぶり。
2リーグ制以降では球団3人目にあたる。
この記録だけでも異例だが、竹丸は開幕戦で勝利投手となり、さらに球団新人史上初となる開幕戦勝利を記録した。
阿部監督が評価した竹丸の落ち着き
試合後、阿部監督は竹丸の投球を称賛した。
特に評価されたのは、開幕戦という大舞台でも動じない姿勢だった。
日刊スポーツの試合後の報道では、監督が竹丸に「君はすごいな」と声をかけたことが紹介されている。
新人に大きな責任を背負わせながら、指揮官自身もその責任を引き受ける姿勢を見せていた点は、今回の起用を考えるうえで重要だ。
【試合結果を検証】巨人3対1阪神、開幕戦の勝敗を分けたポイント
2026年3月27日・東京ドーム
巨人
阪神
巨人安打
阪神安打
入場者
試合時間:2時間23分/巨人の失策0、阪神の失策0
1回裏、キャベッジの先頭打者本塁打
巨人は初回から阪神の先発・村上頌樹を攻めた。
先頭打者のキャベッジが右翼へのソロ本塁打を放ち、試合開始直後に先制。続く松本が四球、泉口が安打で出塁し、攻撃の流れを作った。
この一発は、1番にキャベッジを置いた打線の狙いが早い段階で結果につながった場面だった。
4回裏、ダルベックの本塁打で追加点
阪神は4回表に犠牲フライで1点を返した。
しかし、その裏にダルベックがソロ本塁打を放ち、巨人が3対1とリードを広げる。
開幕戦で4番を任された新外国人が、期待に応える一発を記録した。
竹丸が6回1失点でプロ初勝利
先発の竹丸は6回を投げ、3安打1失点、5奪三振。79球で阪神打線を抑えた。
初回には森下翔太に安打を許したものの、佐藤輝明を左飛に打ち取るなど、強打者を相手に落ち着いた投球を披露した。
4回には犠牲フライで失点したが、大量失点にはつながらなかった。
その後は船迫、北浦、田中瑛斗が登板。田中瑛斗がセーブを記録し、巨人が3対1で勝利した。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 勝利投手 | 竹丸和幸 |
| 敗戦投手 | 村上頌樹 |
| セーブ | 田中瑛斗 |
| 巨人本塁打 | キャベッジ、ダルベック |
| 竹丸の投球 | 6回3安打1失点5奪三振 |
開幕戦の結果として大きかったのは、単なる1勝ではない。新加入選手の本塁打と新人投手の好投という、2026年の新しい戦力が同時に結果を出したことだ。
【歴代巨人開幕スタメンと比較】2025年・2024年から何が変わった?
2026年のオーダーをより深く理解するには、過去の開幕戦と比較するとわかりやすい。
特に2025年からの変更は大きい。スポーツニッポンの報道によると、前年の開幕戦と同じ選手だったのはキャベッジと坂本の2人だけだった。
2024〜2026年の開幕オーダー比較
| 年度 | 開幕戦の対戦相手 | 打線の主な特徴 |
|---|---|---|
| 2024年 | 阪神 | 岡本和真を4番に置き、坂本、丸、吉川らが並ぶ |
| 2025年 | ヤクルト | 岡本が4番、キャベッジが2番、戸郷が先発 |
| 2026年 | 阪神 | キャベッジが1番、ダルベックが4番、竹丸が先発 |
2024年は岡本和真を中心とした打線で、戸郷翔征が開幕投手を務めた。
2025年も岡本が4番を務め、戸郷と甲斐拓也のバッテリーが開幕戦に臨んだ。
それに対して2026年は、4番が新外国人のダルベックに変わり、投手も新人の竹丸に交代。打線と投手陣の両方で新しい顔ぶれが目立つ構成になった。
2026年は前年から7人が入れ替わった
2025年と2026年の開幕スタメンを比較すると、共通する選手はキャベッジと坂本だけ。
しかも、両選手とも守備位置と打順が変わっている。
- キャベッジ:2番・右翼から1番・左翼へ
- 坂本勇人:6番・三塁から7番・三塁へ
キャベッジは上位打線の中心へ移り、坂本は引き続き三塁を守りながら打順を一つ下げた。
この変化は、単純な選手の入れ替えではない。外国人打者を中心にした長打力の強化、新加入選手の積極起用、内野の再編成が重なった結果と見ることができる。
また、坂本が18度目の開幕スタメンを記録したことは、チームが新しく変わるなかでも経験豊富な選手が重要な役割を担っていることを示している。
【プロの結論】2026年巨人の開幕オーダーから読み取れる3つの戦略
2026年の巨人開幕スタメンは、選手個人の実績だけでなく、チームがどのような野球を目指すのかを示す構成だった。
特に注目したいのは、次の3点だ。
1. 1番から長打を狙う攻撃型の打線
キャベッジを1番に配置したことは、従来の小技や出塁を重視するリードオフマンのイメージとは異なる。
長打力のある打者を最初に置くことで、初回から相手投手に圧力をかける狙いがある。
実際に開幕戦では先頭打者本塁打が生まれ、起用が結果に直結した。
2. 新戦力と既存戦力を組み合わせた再編
松本剛とダルベックという新戦力に加え、泉口、中山、浦田らを起用したことは、既存の主力だけに頼らないチームづくりを感じさせる。
一方で坂本や岸田といった経験のある選手もスタメンに残している。
若手だけでもベテランだけでもない、バランスを意識した構成だった。
3. 竹丸の起用に象徴される新しい投手陣への期待
竹丸を開幕投手にした決断は、2026年の巨人にとって大きな転換点だった。
山崎伊織の離脱という事情はあったものの、最終的に新人に開幕マウンドを託したことは、実力と将来性への評価があってこそだ。
しかも竹丸は6回1失点で勝利。抜てきに応えた。
開幕投手の選定は単なる実績比較ではなく、コンディション、調整状況、相手打線との相性、そしてチームが託す役割を総合的に考える必要がある。竹丸の登板は、その判断が結果につながった例といえる。
開幕スタメンを見る際の判断基準は、選手の知名度や打順だけではない。守備位置、前後の打者との相性、先発投手とのバッテリー、そして前年からの変更点を合わせて見ることが、チーム戦略を読み解く近道だ。
【巨人の2026年開幕スタメン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年開幕スタメンは誰ですか?
A1:キャベッジ、松本剛、泉口友汰、ダルベック、岸田行倫、中山礼都、坂本勇人、浦田俊輔、竹丸和幸の9人です。
Q2:巨人の2026年開幕戦はいつ、どこと対戦しましたか?
A2:2026年3月27日、東京ドームで阪神タイガースと対戦しました。巨人が3対1で勝利しています。
Q3:巨人の2026年開幕投手は誰ですか?
A3:ドラフト1位新人の竹丸和幸です。巨人では1962年の城之内邦雄以来64年ぶりの新人開幕投手となり、開幕戦でプロ初勝利を挙げました。
Q4:巨人の4番は誰でしたか?
A4:新外国人のボビー・ダルベックです。開幕戦では4回裏にソロ本塁打を放ちました。
Q5:坂本勇人は2026年の開幕スタメンに入りましたか?
A5:入りました。7番・三塁で出場し、球団歴代単独2位となる18度目の開幕スタメンを記録しました。
Q6:2025年と2026年の巨人開幕スタメンで共通する選手は誰ですか?
A6:キャベッジと坂本勇人の2人です。ただし、キャベッジは2番右翼から1番左翼へ、坂本は6番三塁から7番三塁へ変更されています。
まとめ:巨人の2026年開幕スタメンは新戦力と若手が躍動した布陣
2026年3月27日の阪神との開幕戦で、巨人は新しいチーム構成を印象づけた。
1番・キャベッジ、2番・松本剛、3番・泉口友汰、4番・ダルベックという上位打線は、長打力と攻撃のつながりを意識した並びだった。
加えて、5番・岸田、6番・中山、7番・坂本、8番・浦田と続き、9番には新人の竹丸和幸が入った。
試合ではキャベッジとダルベックが本塁打を放ち、竹丸が6回1失点の好投。巨人は3対1で阪神を破り、開幕戦を勝利で飾った。
歴代の開幕スタメンと比べても、2026年は前年から7人が入れ替わる大きな変化があった。坂本の経験を残しながら、新加入選手や若手を積極的に組み込んだ点が特徴的だ。
2026年の巨人開幕スタメンを象徴するのは、新戦力の積極起用と竹丸和幸の新人開幕投手抜てきである。 開幕戦の3対1という結果は、その新しい布陣が初戦から機能したことを示すものだった。