「ゴイゴイスー!」と叫びながら独特のポーズを決める、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さん。テレビのバラエティー番組や企業CMでもおなじみのこのフレーズは、単なる一発ギャグにとどまらず、津田さんを象徴するキャッチフレーズとして定着しています。
2026年には、出前館のテレビCMで「ゴイゴイスー」をアレンジした「ゴイゴイヤスー」が登場。加えて、派生表現の「スーを差し上げます」や、2026年10月に報じられた新たなギャグにも注目が集まっています。そもそも誰のギャグなのか、どんな意味があるのか、誕生のきっかけは何だったのか。本人のエピソードや公式発表、報道内容をもとに整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 意味:「ゴイゴイスー」は、すごいことへの驚きや称賛を表す、ダイアン津田篤宏さんの代表的なギャグ。
- 由来:20年以上前の大喜利がきっかけ。サバンナの高橋茂雄さんの助言を受け、ギャグとして定着した。
- 2026年の展開:出前館のCMでは「ゴイゴイヤスー」に進化。広告やテレビ出演を通じ、元のフレーズから派生した表現が広がっている。
【意味を解説】ゴイゴイスーは誰のギャグ?ダイアン津田篤宏の代表的な持ちネタ

「ゴイゴイスー」は、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが披露するギャグです。「すごい」という感動や驚きを、独特の発音と勢いのある動作で表現します。
ダイアンは、津田篤宏さんとユースケさんによるお笑いコンビです。吉本興業の公式プロフィールによると、2人は1999年にNSC大阪校へ入門し、2000年4月にコンビを結成しました。滋賀県出身の中学時代の同級生という関係で、関西を中心に活動した後、2018年からは東京を拠点に活動しています。
コンビとしての漫才はもちろん、津田さんの大きなリアクションや個性的な言葉遣いも、ダイアンの魅力の一つです。そのなかでも「ゴイゴイスー」は、津田さんのキャラクターをひと目で伝えられる、代表的なフレーズになっています。
意味を簡潔に表すなら、「すごい!」「これは見事だ!」という感嘆の表現です。ただし、辞書に載るような正式な日本語表現ではありません。言葉の響き、叫ぶタイミング、全身を使った動作までを含めた芸として成立しています。
そのため、言葉だけを文字で読んだ場合と、津田さん本人が勢いよく披露する場合とでは、受ける印象が大きく異なります。フレーズと動作がセットになっていることが、長く認知されてきた理由の一つです。
【誕生秘話】ゴイゴイスーの由来は?サバンナ高橋茂雄との意外な関係
「ゴイゴイスー」の誕生については、2026年8月30日付のENCOUNTが、津田さん本人のテレビ番組での説明を報じています。それによると、きっかけは20年以上前、サバンナが出演する関西ローカルの番組で行われた大喜利でした。
当時、津田さんは大喜利のお題に対して「すごい早い」という趣旨の回答を出しました。しかし、最初は思うように笑いが取れなかったといいます。そこで、共演していたサバンナの高橋茂雄さんから、もっと面白く言うように促されました。
津田さんは「すんごいはやーい」といった言い回しを試し、徐々に反応を得るようになります。そして、最終的に「ゴイゴイスー」と発したところで笑いが起きました。
加えて、収録後の帰りのバスで、高橋さんがその言葉をギャグにしてはどうかと提案。津田さんは実際にギャグとして使うことを決め、その後は番組の冒頭などで繰り返し披露するようになったと説明しています。
このエピソードで重要なのは、津田さんが言葉を思いついた場面と、それを継続的なギャグへと育てるきっかけが分かれている点です。フレーズを生み出したのは津田さん自身であり、高橋さんの助言がギャグとして定着する後押しになりました。
つまり、サバンナの高橋茂雄さんは「ゴイゴイスー」の考案者というより、誕生の場に居合わせ、ギャグ化を勧めた人物として知られています。何気ない大喜利の回答が、長年にわたって使われる持ちネタへと発展したわけです。
【ポーズと派生ギャグ】ゴイゴゴイ・スーススー・スーを差し上げますの意味
「ゴイゴイスー」の特徴は、声だけではありません。津田さんが体を傾けるようにして腕を前へ突き出し、勢いよく叫ぶポーズも、フレーズを印象づける重要な要素です。言葉と動きを組み合わせることで、短い時間でもギャグの内容が伝わります。
また、津田さんの持ちネタには「ゴイゴイスー」以外にも、言葉を段階的に変化させる派生表現があります。2026年8月30日のENCOUNTの記事では、津田さんが「ゴイ」から始まり、「ゴイゴゴイ」「ゴイゴイスー」「スーススー」「スー」へと進み、最上級として「スーを差し上げます。受け取ってください」と説明したことが紹介されています。
主なフレーズと、その意味合いを整理すると次のようになります。
| フレーズ | 意味・位置づけ | 使われ方の特徴 |
|---|---|---|
| ゴイ | 段階の出発点 | 派生表現の最初に登場する短いフレーズ。 |
| ゴイゴゴイ | ゴイから発展した表現 | 音の繰り返しでリズムをつくる。 |
| ゴイゴイスー | 代表的な基本形 | 驚きや称賛を、ポーズとともに勢いよく表す。 |
| スーススー | 基本形から続く派生形 | 独特のリズムと音の響きで笑いを生む。 |
| スー | さらに発展した表現 | 短い言葉でリアクションを強調する。 |
| スーを差し上げます。受け取ってください | 2026年8月の説明で最上級とされた表現 | 相手に「スー」を贈るという大げさな言い回しが特徴。 |
「スーを差し上げます」の面白さは、何かを称賛するだけでなく、称賛そのものを相手に贈るかのように振る舞うところにあります。「すごいですね」と普通に褒める代わりに、独自の価値を持つ「スー」を差し出す。そんな芝居がかった言い回しが、ギャグとしての個性を生み出しています。
なお、こうした段階表現は、あらゆる場面で厳密に適用されるルールというより、津田さんが番組などで披露しているギャグの体系として捉えるのが適切です。2026年10月には、津田さん自身が「スーを差し上げます」より上の表現ができたと話し、新たなフレーズを披露しています。
【使い方と英語表記】ゴイゴイスーは日常会話でも使える?
「ゴイゴイスー」は、何かに感心したときや、相手の成果を大げさに褒めたいときに使える表現です。日常会話では、津田さんの芸を知っている相手との雑談や、バラエティー番組の話題などで使うと、元ネタが伝わりやすくなります。
例えば、友人が難しい課題を解決したときや、予想以上に素晴らしい結果を出したときに、冗談めかして「それはゴイゴイスーやな!」と反応する使い方が考えられます。ギャグとしての面白さを出すには、言葉だけでなく、元ネタを意識したポーズや大げさなリアクションを添えるのも一つの方法です。
ただし、ビジネス上の正式な評価や、真剣な謝罪・相談の場面には向きません。相手がダイアンのギャグを知らない場合には、単に意味不明な言葉として受け取られる可能性もあります。相手との関係性や場の雰囲気を見ながら使うのが無難です。
英語表記については、2024年に放送開始されたアクセル社のCMで「GOIGOISU」という表記が使われた例があります。日本語のフレーズをローマ字で表したもので、英語の一般的な慣用表現ではありません。
英語で意味を説明する場合には、文脈に応じて「Amazing!」「That's incredible!」などと表現できます。ただし、これらは「すごい」という意味を伝えるための英訳であり、津田さんのギャグそのものを置き換える正式名称ではありません。日本語の独特な音とポーズまで含めて伝えたい場合は、「Goigoisu」と表記し、意味を補足する方法が適しています。
【2026年の現在】出前館CMの「ゴイゴイヤスー」は何が違う?
2026年の「ゴイゴイスー」をめぐる大きな話題の一つが、出前館のテレビCMです。出前館の2026年4月2日付公式発表によると、津田さんが出演する新CMは4月4日から放映されました。おなじみのギャグをアレンジした「ゴイゴイヤスー」で、サービスの安さを訴求する内容です。
「ゴイゴイヤスー」は、「ゴイゴイスー」と「安い」を掛け合わせた広告向けのフレーズです。出前館の発表では、対象店舗で店頭と同じ商品価格で注文できる「お店価格で出前館」の展開に合わせ、価格面の魅力を伝えるために採用されました。
CMは「価格」篇と「店舗」篇の2種類で、いずれも15秒。放送開始時の対象エリアは関東でした。また、JR山手線の車内広告も展開され、2026年4月2日から16日までの掲出が予定されていました。
広告の展開はテレビCMだけにとどまりません。出前館は4月27日から、ダイアンの津田さんとお笑いコンビ・ドンデコルテが出演する「超ゴイゴイヤスー祭」の関連CMを公開。「スーを差し上げます」をもじった「ヤスーを差し上げます」という表現も登場しました。元のギャグが、企業の伝えたいメッセージに合わせて再構成された事例です。
出前館の公式発表では、「お店価格で出前館」は2026年4月1日時点で15,000店舗以上に拡大したと説明されています。サービスの価格面の特徴を伝える際に、津田さんの既存のギャグを活用することで、商品の説明と出演者のキャラクターを結びつけています。
加えて、2026年10月8日付のテレビ朝日の報道では、津田さんが三井住友銀行の金融サービスに関する新CMで「カッカクーカッ」というフレーズを披露したことが紹介されました。本人は「スーを差し上げます」より上の表現として紹介しており、持ちネタがその場の演出や共演者に合わせて変化していることが分かります。
こうした事例を見ると、「ゴイゴイスー」の現在の広がりは、単に古いギャグが繰り返されているだけではありません。元のフレーズを知っている視聴者が、アレンジされた言葉の違いに気づくこと自体が、広告や番組の面白さにつながっています。
【誤解を整理】ゴイゴイスーの本当の魅力とダイアンのギャグ一覧
「ゴイゴイスー」をめぐっては、誰が考えたのか、どこまでが正式な派生表現なのか、混同しやすい点があります。津田さん本人が語った誕生エピソードでは、サバンナの高橋茂雄さんがギャグ化を勧めたことが重要な転機として紹介されています。高橋さんがフレーズそのものを考案した、と単純化するのは正確ではありません。
また、「スーを差し上げます」や「ゴイゴゴイ」「スーススー」などは、同じギャグの流れにある表現ですが、2026年のCMで使われた「ゴイゴイヤスー」は、出前館のサービス内容に合わせた広告上のアレンジです。両者を同じものとして扱うより、基本形から生まれた派生表現と、企業広告での応用を区別すると理解しやすくなります。
ダイアンのギャグを整理する際には、津田さんの代表的な持ちネタと、場面ごとに生まれた派生表現を分けて見るのがポイントです。代表的なものには「ゴイゴイスー」「スーを差し上げます」があり、段階を表すフレーズとして「ゴイ」「ゴイゴゴイ」「スーススー」「スー」などが挙げられます。加えて、2026年の広告では「ゴイゴイヤスー」「ヤスーを差し上げます」、10月のCM報道では「カッカクーカッ」が登場しました。
「ゴイゴイスー」が長く使われている理由は、意味を短く伝えられることに加え、発音とポーズに強い個性があるためです。しかも、元のフレーズが広く知られているほど、少し言葉を変えたときの違いが伝わりやすくなります。企業広告でのアレンジは、その特徴を活用したものと考えられます。
ギャグとして楽しむ読者にとっては、言葉の意味を覚えるだけでなく、津田さんがどんな状況で、どの派生形を使うのかに注目することが面白さにつながります。一方、記事やSNSなどで由来を紹介する場合は、本人が語った誕生エピソードと、広告向けに生まれた新しいフレーズを混同しないことが大切です。
【ゴイゴイスー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゴイゴイスーは誰のギャグですか?
A1:お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんの代表的な持ちネタです。「すごい」という感動や驚きを、独特の言葉とポーズで表現します。
Q2:ゴイゴイスーはどのようにして生まれたのですか?
A2:津田さん本人の説明として報じられた内容によると、20年以上前、サバンナが出演する関西ローカル番組の大喜利がきっかけです。回答を面白く言い換える過程で笑いが起き、高橋茂雄さんからギャグにすることを勧められたことで定着しました。
Q3:「スーを差し上げます」はどういう意味ですか?
A3:相手への称賛や感動を、「スー」を贈るという形で表現する派生ギャグです。2026年8月の報道では、「ゴイ」から始まる段階表現の最上級として紹介されました。
Q4:2026年の出前館CMに登場した「ゴイゴイヤスー」とは何ですか?
A4:「ゴイゴイスー」と「安い」を組み合わせた広告向けのフレーズです。出前館の公式発表によると、津田さんが出演するテレビCMは2026年4月4日から放映され、サービスの価格面の魅力を伝えるために使われました。
Q5:ゴイゴイスーを英語で表すとどうなりますか?
A5:「Goigoisu」や「GOIGOISU」のようにローマ字で表記できます。意味を英語で説明する場合は「Amazing!」などが候補になりますが、正式な英語の慣用句ではなく、津田さんのギャグを表す固有のフレーズです。
まとめ:ゴイゴイスーは津田篤宏の個性と時代に合わせたアレンジが魅力
「ゴイゴイスー」は、ダイアンの津田篤宏さんが大喜利をきっかけに生み出し、サバンナの高橋茂雄さんの助言を受けてギャグとして定着させたフレーズです。「すごい」という感嘆を、独特の言葉の響きとポーズで表現することで、津田さんを象徴する持ちネタになりました。
「ゴイゴゴイ」「スーススー」「スーを差し上げます」といった派生表現に加え、2026年には出前館の「ゴイゴイヤスー」や「ヤスーを差し上げます」、さらに「カッカクーカッ」といった新しいフレーズも登場しています。元のギャグを土台に、番組や広告の場面に合わせて表現が変化している点が特徴です。
意味を知りたい人は「すごい」という基本的なニュアンスを押さえ、由来を知りたい人は大喜利と高橋さんの助言という誕生の経緯を覚えておくと理解が深まります。そして2026年のCM展開まで追うと、長く親しまれてきたギャグが、今も新しい形で活用されていることが分かります。