「ゴイゴイスー!」と大きな声で叫び、勢いよくポーズを決めるお笑い芸人。そんな姿でおなじみなのが、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんです。テレビ番組やCMで耳にする機会の多いこのギャグですが、実際にはどんな意味があり、どのように誕生したのでしょうか。
2026年には、出前館のテレビCMで新フレーズ「ゴイゴイヤスー」が登場し、津田さんの持ちギャグが広告キャンペーンにも活用されました。加えて、サバンナの高橋茂雄さんが誕生に関わったエピソードや、「スーを差し上げます」へと続くギャグの段階も知られています。意味・由来・ポーズ・使い方から2026年の展開まで、関連する報道と公式発表をもとに整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 意味:「ゴイゴイスー」は「すごい」を独特の響きと勢いで表現する、ダイアン津田篤宏さんの代表的なギャグ。
- 誕生秘話:20年以上前の大喜利がきっかけ。サバンナの高橋茂雄さんの助言を受け、ギャグとして定着した経緯が津田さん本人から語られている。
- 2026年の最新動向:出前館が4月から「ゴイゴイヤスー」を使ったCMや交通広告を展開。おなじみのギャグが商品・サービスの特徴を伝える広告表現へと広がった。
【意味を解説】ゴイゴイスーは何を表すギャグ?

「ゴイゴイスー」は、ダイアンの津田篤宏さんが披露する決めギャグです。日常語の「すごい」を、独特の音の並びと大きなリアクションによって強調する表現で、辞書に載る一般的な言葉というより、津田さんのキャラクターと一体になった芸として定着しています。
たとえば、何かに驚いたとき、予想以上にすばらしいものを見たとき、あるいは相手の成果を大げさに称賛したいとき。「すごい!」と普通に言う代わりに、声と動きを組み合わせて「ゴイゴイスー!」と表現するのが基本的な使い方です。
ただし、この言葉の面白さは、単に「すごい」を言い換えている点だけではありません。津田さんの力強い発声、独特のポーズ、少し大げさな表情までが一体となることで、短いフレーズでも印象に残る芸になっています。
スポーツ選手が試合後に披露したり、テレビ番組の出演者が津田さんのギャグをまねたりする場面でも、言葉だけでなく動きまで含めて伝わることが、このギャグの特徴です。日刊スポーツも2023年12月の記事で「ゴイゴイスー」を津田さんの代名詞として紹介し、その意味を「すごい」と説明しています。
なお、「ゴイゴイスー」は特定の能力や商品名を指す言葉ではありません。基本的には、驚きや称賛をコミカルに伝えるためのフレーズです。文脈によっては、真剣な評価というより、場を盛り上げるリアクションとして使われます。
【元ネタと由来】サバンナ高橋茂雄が関わった誕生秘話
「ゴイゴイスー」の誕生については、津田さん本人が2026年8月にテレビ番組で振り返ったエピソードが注目されます。ENCOUNTが同月30日に報じた内容によると、きっかけは20年以上前に出演したサンテレビの番組での大喜利でした。
当時、津田さんは「すごい早い」という趣旨の回答を出したものの、最初は思うようにウケなかったといいます。そこで、共演していたサバンナの高橋茂雄さんから、もっと面白く言うよう助言を受けました。
津田さんは「すんごいはやーい」といった言い方を試し、少しずつ反応を得ていきます。そして、最終的に「ゴイゴイスー」と発したところ、笑いにつながったと振り返っています。
加えて、収録後の帰りのバスで、高橋さんからギャグとして続けてみてはどうかと勧められたことが、定着するきっかけになりました。津田さんはその後、毎週のように登場時のギャグとして披露するようになったと説明しています。
このエピソードから分かるのは、「ゴイゴイスー」が最初から完成された決めギャグとして生まれたわけではないということです。大喜利の回答を試行錯誤する過程で形が生まれ、周囲の助言を経て、繰り返し披露できる芸へと育っていきました。
高橋さんは誕生のきっかけを後押しした人物ですが、フレーズを考え、実際に演じてギャグとして定着させたのは津田さん本人です。津田さん自身も、2026年の番組内で高橋さんの貢献を認めつつ、ギャグを生み出したのは自分だという趣旨のやり取りをしています。
つまり、「ゴイゴイスーの元ネタは高橋茂雄さんのギャグ」という理解は正確ではありません。大喜利から生まれた津田さんの表現を、高橋さんの助言がギャグとして育てる後押しをした、というのが本人の説明に沿った整理です。
【ポーズと使い方】ゴイゴイスーを面白く見せるポイント
「ゴイゴイスー」は、声だけで成立するというより、身体の動きを組み合わせることで印象が強まるギャグです。日刊スポーツやENCOUNTなどの芸能報道でも、津田さんのポーズを含めて紹介されています。
代表的な形として知られるのは、左手の中指をへその位置に合わせ、右手を矢印のような形にして前へ突き出す動きです。独特の姿勢と勢いのある発声が組み合わさり、見ただけで津田さんのギャグだと分かる視覚的な特徴を生み出しています。
実際にまねをするなら、次の3点を意識すると、ギャグの特徴をつかみやすくなります。
- 声:「ゴイゴイスー」を一息で勢いよく発する。
- 動き:手の位置と腕の形を意識し、フレーズとポーズを合わせる。
- 表情:驚きや喜びを大きく表現し、言葉と動きの一体感を出す。
ただし、ポーズだけを再現すれば、必ず同じ面白さが生まれるわけではありません。津田さんのギャグは、場面に対するリアクションや、本人のキャラクター、周囲の出演者との掛け合いによっても印象が変わります。
使い方の基本は、何かを「すごい」と感じた瞬間に、称賛や驚きを大げさに表現することです。友人の成果を褒めるときや、予想以上の出来事に反応するときなど、明るく冗談の通じる場面に向いています。
一方で、深刻な相談や相手が真剣に評価を求めている場面では、ギャグを使わないほうが自然です。また、相手がダイアンや津田さんの芸を知らない場合、言葉だけでは意図が伝わらないこともあります。相手との関係性や場の空気を考えて使うことが大切です。
【ギャグの段階を比較】「スーを差し上げます」との違い
津田さんのギャグには、「ゴイゴイスー」だけでなく、似た響きを持つフレーズがいくつもあります。2026年8月にENCOUNTが紹介した本人の説明では、「ゴイ」から始まり、「ゴイゴゴイ」「ゴイゴイスー」「スーススー」「スー」へと進み、最上級の表現として「スーを差し上げます。受け取ってください」が挙げられました。
これは、通常の言葉で「すごい」と伝えるだけでなく、音の変化と段階的な盛り上がりを楽しむ構成です。フレーズが進むにつれて、ギャグとしての勢いや大げささが増していきます。
代表的な表現を整理すると、次のようになります。
| フレーズ | 意味・位置づけ | 使われ方の特徴 |
|---|---|---|
| ゴイ | 段階の出発点 | 短い音で始まる表現 |
| ゴイゴゴイ | ゴイから発展した段階 | 音の繰り返しで勢いを加える |
| ゴイゴイスー | 代表的な決めギャグ | 「すごい」という驚きや称賛を表す |
| スーススー | さらに発展した表現 | 独特のリズムで盛り上げる |
| スー | ギャグの段階の一つ | 短いフレーズで勢いをつなぐ |
| スーを差し上げます | 称賛を贈る形のフレーズ | 相手に「スー」を渡すという大げさな演出 |
「スーを差し上げます」の意味は、文字どおり何かの品物を渡すことではありません。「すごい」という評価や称賛を、あたかも特別なものを贈るかのように表現するギャグです。「受け取ってください」と続けることで、相手を巻き込むやり取りにもなります。
なお、ギャグの段階や呼び方は、出演番組や本人の説明によって表現が異なる場合があります。2026年4月の出前館のCM関連インタビューでは、津田さんは「カッカクウカ」という別の表現にも触れ、さらに「ゴイゴイヤスー」をその上に位置づける趣旨の説明をしています。
そのため、すべてのフレーズを常に固定された順番で使うというより、状況に応じて派生形を加えながら楽しむギャグとして理解するのが自然です。
【2026年最新】出前館の「ゴイゴイヤスー」はなぜ生まれた?
2026年の「ゴイゴイスー」を語るうえで外せないのが、フードデリバリーサービス・出前館とのコラボレーションです。出前館の公式発表によると、津田さんが出演する新テレビCMは2026年4月4日に放映を開始しました。
今回の「ゴイゴイヤスー」は、「ゴイゴイスー」と「安い」を組み合わせた広告向けのフレーズです。出前館が進める「お店価格で出前館」の取り組みを、津田さんのおなじみのギャグに重ねることで、サービスの価格面の特徴を印象づけています。
CMは「価格」篇と「店舗」篇の2種類で、いずれも15秒。出前館の発表では、放送エリアは関東とされています。また、JR山手線の1編成、全11車両を使った交通広告も2026年4月2日から16日まで展開され、ポスターの二次元コードから「ゴイゴイヤスー」のポーズを繰り返す映像を楽しめる企画も実施されました。
広告展開の背景にあるのは、フードデリバリーに対して利用者が抱きやすい「店で食べるより高い」というイメージです。出前館は2025年から、対象店舗の商品を店頭と同じ価格で注文できる「お店価格で出前館」を段階的に拡大。2026年4月には、対象が全国15,000店舗以上に広がったと発表しています。
加えて、出前館は2026年4月27日から、ダイアンの津田さんとお笑いコンビ・ドンデコルテが出演する「超ゴイゴイヤスー祭」のテレビ・ウェブCMを展開しました。キャンペーンCMでは「スーを差し上げます」をもじった「ヤスーを差し上げます」というフレーズも登場し、既存のギャグを広告のメッセージへと発展させています。
2026年の主な動きを時系列で
- 4月2日:出前館が新CMと交通広告の展開を発表。
- 4月4日:「ゴイゴイヤスー」を使ったテレビCMの放映開始。
- 4月16日:発表されていた山手線ジャック広告の掲出期間が終了。
- 4月27日:「超ゴイゴイヤスー祭」のCMを公開し、「ヤスーを差し上げます」を展開。
- 8月:ENCOUNTが津田さん本人によるギャグの誕生秘話と段階についての説明を報道。
注目したいのは、2026年の広告が単に有名なギャグを借りたものではない点です。「ゴイゴイスー」の語感を残しながら「ヤスー」に変えることで、元のギャグを知っている人には親しみやすく、初めて聞く人にも「安さ」を連想させる仕掛けになっています。
津田さん自身も出前館の公式インタビューで、「ゴイゴイヤスー」をCMだけでなく、ロケなどでも使っていきたいという意向を語っています。広告で生まれた派生形が、本人のギャグのレパートリーに加わる可能性を示した発言です。
【現在の人気と英語表記】ゴイゴイスーはどこまで広がった?
「ゴイゴイスー」が長く使われている理由の一つは、短いフレーズと視覚的なポーズがセットになっていることです。言葉の意味を詳しく知らなくても、津田さんの大きなリアクションを見れば、驚きや称賛を表現するギャグだと理解しやすい構造になっています。
テレビ番組での披露に加え、2026年には出前館のCMや交通広告、キャンペーンへと活用の場が広がりました。出前館の公式発表や広告業界の専門媒体の報道からは、ギャグが単独の笑いだけでなく、サービスの特徴を覚えてもらうための広告表現として使われていることが分かります。
また、英語表記については、ENCOUNTが2023年11月の記事で、ダイアンの単独ライブグッズに使われた「Going Going SUU」という表記を紹介しています。英語の「going」を繰り返す形に「SUU」を組み合わせた、ギャグの音を生かした表記です。
ただし、「Going Going SUU」は、一般的な英語表現として「すごい」を意味する正式な翻訳ではありません。ギャグの独特な響きをアルファベットで再現した表記として捉えるのが適切です。英語圏の読者に意味を伝えるなら、「すごい」「非常に素晴らしい」に相当する表現だと補足する必要があります。
現在の人気を評価する際には、CMへの起用や企業キャンペーンでの活用は、知名度と広告上の使いやすさを示す材料になります。一方、検索数やSNS投稿数などの比較可能な統計がなければ、人気が何倍になった、あるいは特定の世代で圧倒的に支持されている、といった数字の評価まではできません。
それでも、誕生から20年以上が経過したギャグが、2026年に「ゴイゴイヤスー」「ヤスーを差し上げます」といった派生形を生み出し、広告キャンペーンの中心的な言葉として活用されたことは、表現としての応用力を示しています。
ギャグの意味を知りたい人は「すごいを表す津田さんの決めギャグ」と覚えるのが出発点です。誕生の背景まで知ると、単なる語呂合わせではなく、大喜利での試行錯誤と共演者の助言から育った芸であることが見えてきます。
【ゴイゴイスー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゴイゴイスーは何の略ですか? A1:「ゴイゴイスー」は、一般的な言葉の頭文字を取った略語ではありません。「すごい」を独特の音と勢いで表現する、ダイアン津田篤宏さんのギャグです。
Q2:ゴイゴイスーを考えたのはサバンナの高橋茂雄さんですか? A2:津田さん本人の説明では、大喜利で「すごい早い」という趣旨の回答を工夫する中から生まれました。高橋さんは、言い方への助言やギャグとして続ける提案をした人物です。
Q3:「スーを差し上げます」はどういう意味ですか? A3:相手への称賛を「スー」として贈るように表現したギャグです。「受け取ってください」と続け、相手を巻き込む大げさな演出を加えます。
Q4:「ゴイゴイヤスー」はゴイゴイスーと何が違いますか? A4:2026年の出前館の広告で使われた派生フレーズです。「ゴイゴイスー」の語感を残しながら「安い」の意味を加え、店頭と同じ価格で注文できるサービスの特徴を伝えています。
Q5:ゴイゴイスーの英語表記は何ですか? A5:ダイアンの単独ライブグッズで使われた表記として「Going Going SUU」が報じられています。一般的な英語の直訳ではなく、ギャグの音を生かした表記です。
まとめ:ゴイゴイスーの由来を知ると2026年の展開も面白い
「ゴイゴイスー」は、ダイアン津田篤宏さんが「すごい」という気持ちを独特の響きとポーズで表現する代表的なギャグです。その誕生には、20年以上前の大喜利と、サバンナ高橋茂雄さんの助言が関わっていました。
「スーを差し上げます」は、称賛を贈るように見せる発展形。そして2026年の「ゴイゴイヤスー」は、出前館の「安さ」を伝えるために生まれた広告向けのアレンジです。元のギャグの語感を保ちつつ、伝えたい内容に合わせて言葉を変えることで、新しい使い方が生まれています。
ゴイゴイスーを理解する要点は、言葉の意味だけでなく、津田さんのポーズ、声、表情、そして場面に応じて変化するフレーズをまとめて見ることです。誕生秘話と2026年の広告展開を知っておけば、テレビやCMでこのギャグを見かけたときも、その面白さをより深く楽しめます。