2026年10月28日現在、読売ジャイアンツでは、9月30日の育成選手9人への通告を皮切りに、10月25日までに複数回の戦力外通告・自由契約の発表が行われています。湯浅大内野手への来季契約を結ばない旨の通知に加え、浅野翔吾外野手や松浦慶斗投手、萩尾匡也外野手らには自由契約の通知が出されました。
今回の動きで押さえたいのは、戦力外通告と自由契約が同じ意味ではないことです。自由契約となった選手には育成契約が打診される見込みと報じられているケースもあり、通知を受けた時点で現役引退や巨人との関係が完全に決まるわけではありません。発表日、対象選手、支配下・育成の区分、今後の去就を整理します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新情報:10月25日に湯浅大への来季契約を結ばない旨の通知と、浅野翔吾ら6選手への自由契約通知が発表された。
- 対象選手:9月30日から10月25日までに、戦力外通告・自由契約の通知を受けた選手は計22人。
- 育成契約:萩尾匡也、松浦慶斗、浅野翔吾らは育成契約を打診される見込みと報じられているが、再契約の成立とは区別が必要。
- 今後の注目点:第2次戦力外通告期間は2026年10月30日まで。現役続行、育成再契約、他球団への移籍などが焦点となる。
【2026年最新】巨人の戦力外通告は誰?10月28日時点の状況

2026年の巨人では、9月30日から10月25日までに、来季の契約を結ばない旨の通知と自由契約の通知が段階的に発表されました。球団発表を伝えた日刊スポーツ、スポーツ報知などの報道を整理すると、注目選手の動きは次のとおりです。
- 9月30日:板東湧梧、富田龍、松井颯、石田隼都、吉村優聖歩、森本哲星、喜多隆介、北村流音、田上優弥の育成9選手に来季契約を結ばない旨を通知。
- 10月1日:育成登録のフランシス・グズマンに来季契約を結ばない旨を通知。
- 10月5日:山田龍聖、郡拓也、岡田悠希に戦力外通告。萩尾匡也には自由契約の通知。
- 10月9日:松浦慶斗に自由契約の通知。
- 10月25日:湯浅大に来季契約を結ばない旨を通知。北浦竜次、宇都宮葵星、浅野翔吾、鈴木大和、知念大成、三塚琉生の6選手には自由契約の通知。
以上を通知の種類別に整理すると、来季契約を結ばない旨の通知を受けた選手が14人、自由契約の通知を受けた選手が8人で、合計22人です。これは通知の区分に基づく集計であり、22人全員が同じ条件で退団することを意味するものではありません。
また、2026年10月28日時点では、10月25日の発表が巨人の直近の契約関連発表です。第2次戦力外通告期間は10月30日までとされているため、今後も追加発表が行われる可能性があります。
【選手一覧】巨人の戦力外通告・自由契約の対象選手22人
以下は、2026年9月30日から10月25日までに公表された対象選手の一覧です。守備位置と通知の種類を分け、育成契約の打診や現役続行に関する報道も併記しました。育成契約については、打診の見込みと正式な契約成立を混同しないことが大切です。
| 発表日 | 選手名 | 守備位置・区分 | 通知内容・今後の状況 |
|---|---|---|---|
| 10月25日 | 湯浅大 | 内野手・支配下 | 来季契約を結ばない旨の通知。現役続行を希望。 |
| 10月25日 | 北浦竜次 | 投手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月25日 | 宇都宮葵星 | 内野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月25日 | 浅野翔吾 | 外野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。右膝の手術後、リハビリ中。 |
| 10月25日 | 鈴木大和 | 外野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月25日 | 知念大成 | 外野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月25日 | 三塚琉生 | 外野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月9日 | 松浦慶斗 | 投手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月5日 | 山田龍聖 | 投手・支配下 | 戦力外通告。現役続行を希望。 |
| 10月5日 | 郡拓也 | 捕手・支配下 | 戦力外通告。現役続行を希望し、合同トライアウトへの参加を予定。 |
| 10月5日 | 岡田悠希 | 外野手・支配下 | 戦力外通告。現役続行を希望。 |
| 10月5日 | 萩尾匡也 | 外野手・支配下 | 自由契約。育成契約を打診される見込み。 |
| 10月1日 | フランシス・グズマン | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。 |
| 9月30日 | 板東湧梧 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。現役引退を表明したと報じられている。 |
| 9月30日 | 富田龍 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
| 9月30日 | 松井颯 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
| 9月30日 | 石田隼都 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。現役引退を表明したと報じられている。 |
| 9月30日 | 吉村優聖歩 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
| 9月30日 | 森本哲星 | 投手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。現役引退を表明したと報じられている。 |
| 9月30日 | 喜多隆介 | 捕手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
| 9月30日 | 北村流音 | 内野手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
| 9月30日 | 田上優弥 | 内野手・育成 | 来季契約を結ばない旨の通知。次の所属先は未発表。 |
表にある「次の所属先は未発表」は、現役引退や他球団移籍が決まったという意味ではありません。球団との契約に関する通知と、選手本人が今後どの道を選ぶかは別の段階です。
【注目選手の現在】湯浅大・浅野翔吾・松浦慶斗らの去就
湯浅大:守備と走塁を武器に現役続行を目指す
10月25日に来季契約を結ばない旨の通知を受けた湯浅大内野手は、2017年ドラフト8位で巨人に入団しました。複数の内野ポジションを守れる守備力と走塁が持ち味で、2022年には自己最多の63試合に出場。プロ通算では1軍140試合に出場しています。
一方、2026年シーズンの1軍出場は4試合、打撃成績は2打数無安打でした。日刊スポーツの10月26日付報道によると、湯浅は現役続行を希望し、他球団からのオファーを待つ意向を示しています。巨人での契約が終了しても、守備・走塁の専門性を生かして次の所属先を探す選択肢は残されています。
浅野翔吾:右膝の手術を経て、育成契約の打診が焦点に
2022年ドラフト1位の浅野翔吾外野手は、将来の主軸候補として期待されてきた選手です。2024年には1軍40試合に出場し、打率.240、3本塁打、18打点を記録しました。しかし、2026年は1軍9試合、打率.185、1本塁打、1打点にとどまり、8月には右膝内側半月板縫合術を受けました。
マイナビニュースの10月26日付報道では、ファームで62試合に出場し、打率.322、6本塁打、33打点を記録したことも伝えられています。1軍とファームで成績に差があることに加え、故障からの回復も今後の課題です。自由契約の通知は支配下契約を継続しないという意味であり、育成契約の打診が見込まれることと合わせて、正式な再契約の発表を待つ必要があります。
松浦慶斗:現役ドラフトで加入した左腕が再出発へ
松浦慶斗投手は日本ハムから現役ドラフトを経て巨人に加入しましたが、2026年10月9日に自由契約の通知を受けました。日刊スポーツの10月10日付報道によると、今季の1軍登板はなく、ファームでは39試合に登板して防御率4.57でした。
加入から1年での自由契約は厳しい結果ですが、球団が育成契約を打診する見込みと報じられています。今後は再契約の有無に加え、他球団での現役続行を目指す可能性も含め、本人と球団の正式発表が判断材料になります。
萩尾匡也:自由契約と育成契約の打診は別の手続き
2022年ドラフト2位の萩尾匡也外野手は、10月5日に自由契約の通知を受けました。日刊スポーツの報道によると、2024年には自己最多の56試合に出場して打率.215、2本塁打を記録した一方、2026年は1軍7試合で6打数無安打でした。ファームでは69試合に出場し、打率.241、1本塁打を記録しています。
球団は育成契約を打診する見込みと報じられていますが、打診を受けるかどうか、実際に契約が成立するかどうかは別問題です。打撃の改善に取り組みながら巨人で再出発するのか、別の道を選ぶのかが注目されます。
山田龍聖・郡拓也・岡田悠希:現役続行を希望する3選手
10月5日に戦力外通告を受けた山田龍聖投手、郡拓也捕手、岡田悠希外野手は、いずれも現役続行を希望していると報じられています。
山田は2021年ドラフト2位で入団し、2025年に育成契約から支配下へ復帰しました。2026年は1軍2試合に登板し、いずれも無失点でしたが、継続的な登板機会を得るには至りませんでした。
郡は2024年に日本ハムからトレードで加入した捕手です。捕手に加えて内外野も守れるユーティリティー性を持つものの、2026年は1軍出場がありませんでした。日刊スポーツの10月6日付報道では、合同トライアウトへの参加を予定していると伝えられています。
岡田は2021年ドラフト5位で入団。2026年は1軍3試合の出場で打率.143でした。山田、郡、岡田はいずれも、現時点では現役続行を希望する選手として、他球団との契約やトライアウト後の動向が焦点になります。
【理由と経緯】なぜ巨人は戦力外通告・自由契約を進めるのか
戦力外通告の背景には、1軍での出場機会、選手層の厚さ、将来性、故障からの回復状況、球団が想定する来季の編成など、複数の要素があります。ただし、巨人が選手ごとの判断理由をすべて詳細に公表しているわけではありません。個別の成績や報道から読み取れる事情と、球団が公式に示した理由は分けて考える必要があります。
1軍の出場機会とポジション争い
今回の対象者には、今季の1軍出場が少なかった選手が複数含まれています。湯浅は4試合、浅野は9試合、萩尾は7試合、岡田は3試合にとどまりました。郡は1軍出場がありませんでした。
ただし、出場試合数が少ないことだけで戦力外の理由を断定することはできません。守備力や走塁、打撃の将来性、チーム内の競争、故障の影響などを含め、球団は限られた登録枠の中で来季の戦力を組み立てます。
育成選手の入れ替えと若手の成長機会
9月30日には育成選手9人、10月1日には育成登録のグズマンに来季契約を結ばない旨の通知が出されました。育成選手は、将来的な支配下登録を目指して成長する立場です。球団側は成長の度合い、故障の状況、ポジションごとの補強方針などを踏まえて契約を見直します。
育成契約は、支配下登録の枠に入らない状態で選手との契約を継続するための制度です。そのため、自由契約の通知と同時に育成契約が打診されるケースでは、選手を完全に手放すことよりも、支配下契約をいったん終了させたうえで再契約することが選択肢になっている場合があります。
故障やリハビリが判断材料になるケース
浅野は2026年8月に右膝の手術を受け、リハビリに取り組んでいます。故障がある選手の場合、球団が来季の支配下登録を継続するかどうかという問題と、選手本人が競技を続けられるかどうかという問題は同じではありません。
浅野のように自由契約の通知後に育成契約を打診される見込みと報じられているケースでは、回復状況や今後の育成計画が注目点になります。一方、故障を理由に通知が出されたと球団が明言していない場合、故障だけを公式な通告理由として扱うことはできません。
【違いを解説】巨人の戦力外・自由契約・育成契約・退団とは
巨人の契約関連ニュースを理解するうえで、混同しやすいのが「戦力外通告」「自由契約」「育成契約」「退団」の4つです。ニュース記事では近い意味で使われることもありますが、実際には異なる側面を表しています。
戦力外通告と自由契約は同じではない
戦力外通告は、一般に球団が選手へ来季以降の契約を結ばない旨を伝えることを指します。一方、自由契約は、選手が特定球団との契約に拘束されず、他球団とも契約できる状態にするための契約上の扱いです。日本野球機構(NPB)の野球協約第58条にも、自由契約選手として公示された後は、いずれの球団とも自由に選手契約を締結できる旨が定められています。
そのため、萩尾や松浦、浅野のように自由契約の通知を受けた選手と、山田や郡、岡田のように来季契約を結ばない旨の通知を受けた選手では、発表された通知の種類が異なります。ただし、どちらの場合も、その後に育成契約や他球団との契約が成立する可能性があります。
自由契約と国内FA権の行使も別の制度
「自由契約」という言葉は、国内フリーエージェント(FA)権の行使と混同されがちです。FA権は、所定の条件を満たした選手が自らの権利を行使して移籍先を選ぶ制度です。今回のような自由契約の通知は、FA権の行使とは別の手続きです。
つまり、浅野や松浦が自由契約になったからといって、国内FA権を行使したという意味にはなりません。選手が他球団と契約できるようになる点は共通して見えても、制度上の根拠が異なります。
支配下選手と育成選手の違い
支配下選手は、1軍公式戦への出場が可能な選手登録の対象です。一方、育成選手は育成契約のもとでプレーし、支配下登録への昇格を目指します。育成契約を結んだだけでは、支配下選手と同じ条件で1軍公式戦に出場できるわけではありません。
巨人が自由契約の通知を出し、育成契約を打診する見込みと報じられているケースでは、支配下契約を継続するのではなく、育成契約で再スタートする可能性があります。ただし、打診の報道と正式な契約発表は区別して確認する必要があります。
退団はより広い意味で使われる
退団は、球団との関係を離れることを広く表す言葉です。戦力外通告を受けた選手だけでなく、自由契約になった選手、現役引退を決めた選手、移籍した選手などについても使われます。
ニュースで「巨人を退団」と書かれていても、それだけでは引退したのか、他球団に移籍するのか、育成契約で再契約するのかは判断できません。発表内容と、その後の契約情報を合わせて確認することが大切です。
【今後の見通し】第2次通告の期限と選手たちの進路
2026年の第1次戦力外通告期間は9月28日から10月9日までで、第2次はクライマックスシリーズ全日程終了翌日から10月30日までとされています。NPBの通告期間に関する案内や日刊スポーツの10月28日付更新でも、この日程が示されています。
2026年10月28日時点では、巨人から10月25日以降の新たな戦力外通告・自由契約の発表は確認されていません。ただし、第2次通告期間の終了までは追加の発表があり得ます。現段階で「今年の戦力外はこれで全員」と断定するのは早い状況です。
今後チェックすべき3つの発表
- 育成契約の正式発表:浅野翔吾、萩尾匡也、松浦慶斗らについて、育成契約の打診が実際の再契約に至るか。
- 現役続行・トライアウト:湯浅大、山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らがどのような形で次の所属先を探すか。
- 第2次通告の追加発表:10月30日までに巨人から新たな対象選手が発表されるか。
なお、12球団合同トライアウトは2026年11月17日にバンテリンドーム ナゴヤで開催される予定と報じられています。参加選手や参加後の契約は、発表時点での情報を確認する必要があります。トライアウトへの参加が、他球団との契約を保証するものではありません。
選手の去就を追う際は、球団公式発表、NPBの公示、日刊スポーツやスポーツ報知などの報道を照らし合わせると、契約上の通知と選手本人の進路を整理しやすくなります。
【読売ジャイアンツ戦力外】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人の戦力外通告は何人ですか?
A1:2026年10月28日時点で、来季契約を結ばない旨の通知を受けた選手が14人、自由契約の通知を受けた選手が8人で、合計22人です。通知の種類を分けた集計であり、第2次通告期間は10月30日まで続くため、今後追加される可能性があります。
Q2:湯浅大は戦力外になった後、引退するのですか?
A2:10月25日に来季契約を結ばない旨の通知を受けましたが、10月26日付の日刊スポーツ報道では現役続行を希望し、他球団からのオファーを待つ意向が伝えられています。現役引退が決まったわけではありません。
Q3:浅野翔吾は自由契約になったら巨人を退団するのですか?
A3:自由契約の通知は支配下契約を継続しないという意味ですが、巨人との関係が必ず完全に終了するとは限りません。育成契約を打診される見込みと報じられているため、正式な再契約の発表が重要です。
Q4:自由契約と戦力外通告の違いは何ですか?
A4:戦力外通告は来季以降の契約を結ばない旨を伝えること、自由契約は他球団とも自由に契約できる状態にするための契約上の扱いです。自由契約は国内FA権の行使とも異なります。
Q5:育成契約を打診された選手は必ず巨人に残れますか?
A5:いいえ。打診の見込みが報じられていても、本人が受け入れるか、球団と正式に合意するかによって結果は変わります。再契約が発表されるまでは、契約成立と判断できません。
Q6:2026年の巨人の戦力外通告はいつまで続きますか?
A6:第2次戦力外通告期間は、クライマックスシリーズ全日程終了翌日から10月30日までです。期間内に追加発表が行われる可能性があるため、最新の球団発表を確認してください。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年の読売ジャイアンツでは、9月30日から10月25日までに、来季契約を結ばない旨の通知と自由契約の通知が相次ぎました。湯浅大、山田龍聖、郡拓也、岡田悠希らは現役続行を目指す動きが報じられ、浅野翔吾、萩尾匡也、松浦慶斗らについては育成契約の打診が見込まれています。
今回の動きを理解するうえで大切なのは、戦力外通告、自由契約、育成契約、退団を同じ意味として扱わないことです。通知の種類を確認し、その後に正式な契約発表が出ているか、本人が現役続行や引退について表明しているかを分けて追うことで、選手の現在地が見えやすくなります。
第2次通告期間は10月30日までです。今後は追加の通告だけでなく、育成再契約、他球団への移籍、合同トライアウトへの参加なども注目されます。巨人での契約が終了することと、プロ野球選手としてのキャリアが終了することは同じではありません。各選手がどの道を選ぶのか、正式発表と本人の意向を基準に見守りたいところです。