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【2026年最新】第102回箱根駅伝の視聴率は往路28.5%・復路30.2%

小野田 圭 小野田 圭 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年1月2日・3日に日本テレビ系列で生中継された第102回箱根駅伝は、往路・復路ともに高い視聴率を記録しました。

【検証資料 1】箱根駅伝視聴率の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

ビデオリサーチが公表した歴代視聴率データによると、往路の番組平均世帯視聴率は28.5%、復路は30.2%。個人視聴率もそれぞれ17.0%、18.4%となっています。

特に注目したいのは、復路の30.2%が歴代4位、往復平均29.4%が歴代5位に入ったことです。単に前年を上回っただけでなく、長年続く箱根駅伝中継の中でも上位に位置する結果でした。

第102回箱根駅伝の視聴率一覧

項目 往路 復路 往復平均 放送日 1月2日 1月3日 2日間 世帯視聴率 28.5% 30.2% 29.4% 個人視聴率 17.0% 18.4% 17.7% 世帯歴代順位 7位 4位 5位 個人歴代順位 3位タイ 3位 3位

出典:ビデオリサーチ調べ・関東地区。歴代順位は報道された公表順位。個人視聴率の往復平均は17.7%。

往路と復路を比較すると、復路の世帯視聴率は往路を1.7ポイント上回っています。個人視聴率でも復路が1.4ポイント高く、2日間のうち3日のほうが多くの視聴者を集めました。

往復平均29.4%は、往路と復路の平均値を小数第1位に丸めた数字です。往路の28.5%と復路の30.2%を合わせた結果であり、どちらか一方だけが突出して高かったわけではありません。

2026年の優勝校・青山学院大学との関係

視聴率を語るうえで欠かせないのが、青山学院大学の圧倒的なレース展開です。

青学大は往路・復路の両方を制し、総合タイム10時間37分34秒の大会新記録で優勝しました。3年連続9回目の総合優勝であり、大会史上初となる2度目の総合3連覇です。

日本テレビの大会公式記録によると、往路は5時間18分08秒、復路は5時間19分26秒。両方で大会記録を更新する結果となりました。

特に往路5区では、青学大の黒田朝日選手が大きな注目を集めました。山上りで早稲田大学の工藤慎作選手を追い抜き、トップに立った展開は、その日の瞬間最高視聴率にも直結しています。

一方、復路では青学大が安定した走りを見せ、最後まで優勝争いの主導権を握りました。往路で生まれたドラマと、復路で決着する総合優勝。この2段階の展開が、2日間を通じた高い関心につながったと考えられます。

【瞬間最高視聴率】往路33.7%・復路34.7%を記録した場面は?

箱根駅伝視聴率

2026年の箱根駅伝では、番組平均だけでなく瞬間最高視聴率も話題になりました。

世帯視聴率の最高値は、往路が33.7%、復路が34.7%。復路では35%に迫る数字を記録しています。注目すべきなのは、世帯視聴率と個人視聴率で最高値を記録した場面が必ずしも同じではないことです。

往路の瞬間最高は黒田朝日選手の逆転劇


往路5区・青山学院大学の黒田朝日選手

33.7%
世帯瞬間最高
13時13分・13時14分
個人瞬間最高は20.9%。早稲田大学を抜いて先頭に立ち、後続との差を広げた場面。

1月2日の往路で世帯瞬間最高33.7%を記録したのは、5区の19キロ過ぎでした。

青学大の黒田朝日選手が早大の工藤慎作選手を追い抜き、トップに立ったのが13時13分。その翌分には後続との差を広げる走りを見せています。

この2分間は個人視聴率も20.9%に達しました。往路の勝負を大きく左右する山上りで、順位が入れ替わる瞬間に視聴者の関心が集中した形です。

復路の瞬間最高は駒澤大学・伊藤蒼唯選手


復路6区・駒澤大学の伊藤蒼唯選手

34.7%
世帯瞬間最高
9時01分
個人瞬間最高は21.3%。個人では青学大の総合優勝フィニッシュが最高値。

1月3日の復路で世帯瞬間最高34.7%を記録したのは、6区の駒澤大学・伊藤蒼唯選手が小田原中継所でたすきをつないだ場面です。

伊藤選手は56分50秒の好タイムで走り、区間2位の成績を残しました。午前9時01分に世帯34.7%という高い数字が記録されています。

ただし、個人視聴率の最高値は別の場面です。午後1時19分、10区で青山学院大学が総合優勝を決めてフィニッシュした瞬間に21.3%となりました。

つまり、世帯では朝の駒大の力走、個人では青学大の優勝決定が最高値を記録したのです。視聴率の数字を詳しく見ると、視聴者の関心がレース中の見どころと最終的な勝敗の両方に向いていたことが分かります。

【歴代視聴率ランキング】箱根駅伝の過去最高記録は2021年

2026年の往復平均29.4%は歴代5位ですが、過去最高記録を更新したわけではありません。

箱根駅伝のテレビ中継は1987年の第63回大会から日本テレビで行われており、ビデオリサーチの歴代データも第63回から掲載されています。世帯視聴率の比較対象は40大会分です。

世帯視聴率の歴史的な高水準

特に高い数字を残した大会として知られるのが、第97回大会(2021年)です。

2021年の往路は31.0%、復路は33.7%。2026年の往路28.5%、復路30.2%と比べても、両日とも2021年のほうが高い数字を記録しています。

また、2026年の復路30.2%は歴代4位、往路28.5%は歴代7位、往復平均29.4%は歴代5位です。2026年は過去最高には届かなかったものの、歴史的な上位大会に入る結果となりました。

2021年に過去最高を記録した背景

2021年の第97回大会は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた時期に開催されました。沿道での応援を控えるよう呼びかけられ、テレビを通じて選手を応援する人が多かったことが、当時の高視聴率の背景として報じられています。

当時、日本テレビの総合プロデューサーも、沿道での応援を控え、テレビを通じて声援を送った人が多かったことに言及していました。

ただし、2021年と2026年では社会環境が異なります。2021年の記録を単純に現在の人気と比較するのではなく、それぞれの大会が開催された時代背景も考慮する必要があります。

2026年の29.4%は、コロナ禍による特殊な視聴環境に依存しない形で、箱根駅伝が高いテレビ視聴需要を維持していることを示す数字として注目できます。

【2025年と2026年を比較】箱根駅伝の視聴率は何ポイント上昇した?

2026年の視聴率を評価するうえで、前年の第101回大会との比較は欠かせません。

2025年は青山学院大学が2年連続8回目の総合優勝を達成した大会でした。2026年はその青学大がさらに3連覇を達成しています。両大会の視聴率を比較すると、世帯・個人ともに復路を中心として上昇しました。

前年比のポイント

- 往路の世帯視聴率:27.9%から28.5%へ、0.6ポイント上昇
- 復路の世帯視聴率:28.8%から30.2%へ、1.4ポイント上昇
- 往復平均の世帯視聴率:28.4%から29.4%へ、1.0ポイント上昇
- 往復平均の個人視聴率:17.2%から17.7%へ、0.5ポイント上昇

特に復路の伸びが目立ちます。2025年の28.8%から2026年には30.2%となり、30%の大台を突破しました。

一方、往路の個人視聴率は2025年も2026年も17.0%で変わっていません。世帯視聴率の上昇幅と個人視聴率の上昇幅は異なるため、単にテレビをつけている家庭が増えたといった一つの理由だけで説明することはできません。

また、2025年の世帯瞬間最高は往路32.1%、復路34.1%。2026年はそれぞれ33.7%、34.7%となり、瞬間最高も両日とも上昇しています。

この比較から見えるのは、2026年は特定の一場面だけでなく、番組全体の平均視聴率も前年を上回ったということです。特に復路の数字が大きく伸びた点は、総合優勝が決まる3日の中継に対する関心の高さを示しています。

【世帯視聴率と個人視聴率の違い】29.4%と17.7%は何を意味する?

箱根駅伝のニュースでは、世帯視聴率と個人視聴率の2種類が紹介されます。しかし、この2つは同じ基準で計算された数字ではありません。

世帯視聴率とは?

世帯視聴率は、テレビを所有している調査対象世帯のうち、どれくらいの世帯で番組が視聴されていたかを示す指標です。

例えば、ある家庭で父親、母親、子どもの3人が同時に箱根駅伝を見ていたとしても、世帯視聴率では基本的に1世帯として数えます。

そのため、家族でテレビを囲む機会が多い正月のスポーツ中継では、世帯視聴率が番組の広がりを捉えるうえで参考になります。

個人視聴率とは?

個人視聴率は、調査対象世帯にいる4歳以上の個人のうち、どのくらいの人が番組を見ていたかを示します。

同じ家庭で3人が視聴していれば、3人それぞれが個人視聴の対象になります。世帯視聴率よりも、実際にどれだけの個人が番組を見ていたかを把握しやすい指標です。

ビデオリサーチの解説でも、世帯視聴率と個人視聴率は異なる母数で算出されることが説明されています。

2026年の数字から分かること

2026年の往復平均は、世帯29.4%に対して個人17.7%でした。

世帯視聴率が約3割という数字だけを見て、日本人の約3割が箱根駅伝を視聴したと解釈するのは正確ではありません。個人視聴率は17.7%であり、世帯視聴率とは意味が異なります。

加えて、今回紹介している数字はビデオリサーチ調べの関東地区データです。全国すべての地域で29.4%だったという意味ではありません。

なお、一般にニュースで紹介される番組平均視聴率はリアルタイム視聴の指標です。録画視聴を示すタイムシフト視聴率や、インターネット上の動画再生数、SNSの閲覧数とは別のデータとして扱う必要があります。

瞬間最高視聴率と番組平均視聴率も別物

もう一つ混同しやすいのが、番組平均視聴率と瞬間最高視聴率です。

番組平均視聴率は、放送中の毎分視聴率を平均した数字です。一方、瞬間最高視聴率は、番組内で最も高かった1分間の視聴率を指します。

したがって、復路の瞬間最高34.7%を、復路全体の平均視聴率と勘違いしてはいけません。平均は30.2%で、34.7%は特定の1分間に記録された最高値です。

ビデオリサーチの視聴率解説でも、毎分視聴率を基に番組平均と毎分最高を算出する仕組みが説明されています。

【なぜ箱根駅伝は高視聴率なのか】正月の国民的スポーツ中継を分析

箱根駅伝の視聴率が高い理由は、競技としての面白さだけではありません。大会の開催時期、競技の構造、大学ごとの物語、テレビ中継の長さなど、複数の要素が重なっています。

1. 正月の生活習慣に定着している

箱根駅伝は毎年1月2日と3日に開催されます。年末年始の休暇と重なるため、普段はスポーツ中継をあまり見ない人もテレビをつけやすいタイミングです。

家族や親戚が集まる時間帯に長時間の生中継が行われることも特徴です。競技の専門知識がなくても、たすきの受け渡しや順位の変動を見れば、レースの状況を理解できます。

2. たすきが生み出すチームの物語

箱根駅伝は10人の選手がたすきをつなぐ競技です。個人の走力だけでなく、各区間の順位、前の選手とのタイム差、チーム全体の総合順位が勝敗を左右します。

そのため、1区の出遅れを2区で取り戻したり、山上りの5区で大逆転が起きたりと、レースの展開に連続したドラマが生まれます。

選手個人の記録と大学全体の勝利が結びつく点も、一般的な個人競技とは違う魅力です。

3. 往路と復路で異なる見どころがある

往路は、箱根の山を上る5区が大きな見せ場です。2026年の黒田朝日選手のように、山上りで順位を大きく変える選手が現れると、レース全体の流れが変わります。

復路では、山下りの6区から始まり、最終10区まで順位争いが続きます。シード権争いや総合優勝争いなど、複数の見どころが並行して進むのも特徴です。

往路を見た視聴者が、翌日の復路も続けて視聴する理由がここにあります。

4. 青山学院大学の継続的な強さ

近年の箱根駅伝を語るうえで、青山学院大学の存在感は大きな要素です。

2024年の第100回大会、2025年の第101回大会、2026年の第102回大会と3大会連続で総合優勝を果たしました。2026年には大会新記録も更新しています。

強豪校が連覇を続けると、ライバル校がどのように対抗するのかという新しい関心も生まれます。青学大の優勝だけでなく、國學院大學、駒澤大学、早稲田大学などとの競争も、箱根駅伝を盛り上げる要素です。

ただし、高視聴率を青学大の活躍だけに結びつけるのは適切ではありません。歴史ある大会そのものの認知度、正月の視聴習慣、各大学の競争が組み合わさって、幅広い視聴者を集めていると考えられます。

【箱根駅伝視聴率】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の箱根駅伝の往復平均視聴率は何%ですか?
A1:世帯視聴率は29.4%です。往路28.5%、復路30.2%で、往復平均は歴代5位でした。個人視聴率の往復平均は17.7%です。

Q2:2026年の箱根駅伝で瞬間最高視聴率を記録したのは誰ですか?
A2:世帯視聴率では、復路6区の駒澤大学・伊藤蒼唯選手のたすきリレー場面が34.7%で最高でした。個人視聴率では、青山学院大学が総合優勝を決めた場面が21.3%で最高です。

Q3:箱根駅伝の過去最高視聴率は何%ですか?
A3:ビデオリサーチの関東地区データでは、第97回大会(2021年)の復路が世帯33.7%で過去最高です。往路も31.0%を記録しています。

Q4:2025年と2026年ではどちらの視聴率が高いですか?
A4:2026年のほうが高い結果でした。往復平均の世帯視聴率は2025年の28.4%から2026年の29.4%へ1.0ポイント上昇しています。

Q5:箱根駅伝の視聴率は全国平均ですか?
A5:ここで紹介している数値はビデオリサーチ調べの関東地区データです。全国平均ではありません。関西地区など、別の地域では異なる視聴率になります。

Q6:世帯視聴率と個人視聴率は何が違いますか?
A6:世帯視聴率はテレビを見ている世帯の割合、個人視聴率は調査対象となる4歳以上の個人の割合です。同じ番組でも、計算する対象が違うため数字に差が出ます。

Q7:2026年の往復平均29.4%は歴代1位ですか?
A7:歴代1位ではありません。歴代5位です。過去最高は2021年の第97回大会で、2026年はそれに次ぐ上位の記録となりました。

まとめ:箱根駅伝の視聴率29.4%が示す人気と今後の注目点

2026年の第102回箱根駅伝は、青山学院大学の史上初となる2度目の総合3連覇とともに、視聴率でも歴史に残る大会となりました。

今回の重要な数字を整理すると、次のとおりです。

  • 往路世帯視聴率:28.5%(歴代7位)
  • 復路世帯視聴率:30.2%(歴代4位)
  • 往復世帯平均:29.4%(歴代5位)
  • 往復個人平均:17.7%(歴代3位)
  • 往路世帯瞬間最高:33.7%
  • 復路世帯瞬間最高:34.7%

2025年との比較では、往路・復路ともに世帯視聴率が上昇し、特に復路の伸びが目立ちました。加えて、個人視聴率も往復平均で17.7%となり、歴代3位に入っています。

箱根駅伝の人気を正しく評価するには、世帯視聴率だけでなく、個人視聴率、瞬間最高視聴率、歴代順位、開催当時の社会背景を組み合わせて見ることが大切です。

2026年の結果は、箱根駅伝が単なる大学スポーツの大会にとどまらず、正月のテレビ文化を代表するコンテンツとして強い存在感を保っていることを示しています。次回大会では、青山学院大学の連覇記録への挑戦だけでなく、ライバル校の巻き返しや視聴率の推移にも注目が集まりそうです。

2026年の往復平均29.4%は、過去最高ではないものの、歴代5位という確かな実績です。競技のドラマと視聴者の関心が重なった、第102回箱根駅伝を象徴する数字といえるでしょう。

主な情報出典:ビデオリサーチ「東京箱根間往復大学駅伝競走 歴代視聴率」、日本テレビ「箱根駅伝 番組公式サイト」、日刊スポーツ、スポニチ、共同通信、青山学院大学公式発表。

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小野田 圭
コンテンツディレクター 小野田 圭
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スポーツとアニメの話題を担当。リーグ公式の記録、球団発表、制作委員会の公式告知を確認したうえで、数値と日程を本文に反映します。

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